どこよりも高くて落し水の村 小笠原和男
「俳句」11月号 <遊神>
稲刈りが近づくと田水は不要になり畦を切って用水路に落される。
長く続いた「水」との戦いは、堰を切ると同時に終わりを告げる。
そして、その夜、村には安堵の灯が点ることだろう。
「田水引く」からはじまるたくさんの季語に触れて、稲作と自然の関わりを知った。
小笠原氏は、大正13年生まれ。「初蝶」主宰。(Midori)
「俳句」11月号 <遊神>
稲刈りが近づくと田水は不要になり畦を切って用水路に落される。
長く続いた「水」との戦いは、堰を切ると同時に終わりを告げる。
そして、その夜、村には安堵の灯が点ることだろう。
「田水引く」からはじまるたくさんの季語に触れて、稲作と自然の関わりを知った。
小笠原氏は、大正13年生まれ。「初蝶」主宰。(Midori)