JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

うふっ、いつもいっしょだね

2005年10月03日 | d-f

暑くなったり、涼しくなったり、こう極端だと体調を崩す方が多く、私の廻りでも風邪が流行りつつあります。皆様もおきおつけ下さい。

今日、私としては珍しく、大枚1200円も昼食にかけてしまいました。
この店は、以前よく利用していたお寿司屋さんで働いていた板さんが、2年ほど前に独立され、和食のお店として出されたのですが、私には昼食をいただくのには若干高め、お酒をいただくには住宅地すぎるということで、たまに顔を出す程度のお店です。(BGMは、静かにジャズが流れています。)
大将の腕はたしかで、今日は「昼のお勧め弁当」をいただいたのですが、とても満足いくお味と内容でした。

食べ終わって、サービスで出していただいたコーヒーを飲んでいると大将が
「バブさん、あいかわらず飲みに行ってんの?」
「ボチボチね」
「うらやましいなぁ、わたしなんか一人で飲みに行くなんて、ずいぶんありませんよ」

話を聞くと、今のお店が住宅兼店舗(新築で住宅地に立てられました)のため、お客さんとあらためて飲みに出ることも無く、ましてや一人で営業終了後にわざわざタクシーを頼んでまで飲みに行くのも考えてしまう、勉強のため休みに他店に行くにしても、いっしょにお店をやっていらっしゃる奥様が同伴になってしまうとのこと、
(「うーーん、奥さんと飲むのもいいけど、たまにだからいいだけでねぇ」)
「バブさん、24時間、四六時中いっしょなんですよ」
すると奥から奥様がいらして
「えっ?何?」
「んっんんんん、バブさんに、たまにはうちにも飲みに来るように誘ってたの!」

そうか、素敵な奥様と素敵なお店があっても、それなりの悩みはあるものなのですね。

ところで「四六時中」の四六時って、何時間だと思います?
栗(九里)より(四里)旨い、「十三里半」は焼き芋屋の看板、シワが出るのは32才(シハ32)、だから「四六時中」はシロク24、24時間ということ、

大将!「24時間、四六時中いっしょなんですよ」という使い方は、厳密に言うとおかしい使い方ということになってしまいます。(意味が通じるからいいんですけどね。)

ともあれ、好き勝手にちょろちょろ飲みに出かけられる私は、幸せ者かも知れません。

さて、今日のアルバムは、エリック・ドルフィーの初リーダー・アルバムであります。チコ・ハミルトンのグループを抜け、活動の場を西海岸からニューヨークへと移したドルフィー、4年後の死までただただ前へ前へ突き進んで行きました。
今日は、あえてボーナスCD盤をご紹介します。「ダッシュ・ワン」と「ヒア&ゼア」に分散収録された3曲(うち2曲は本編別テイク)がボーナスでプラスされています。

OUTWARD BOUND +3 / ERIC DOLPHY
1960年4月1日録音
ERIC DOLPHY(as,bc,fl) FREDDIE HUBBARD(tp) JACKIE BYARD(p) GEORGE TUCKER(b) ROY HAYNES(ds)
1.G.W.
2.GREEN DOLPHIN STREET]
3.LES
4.245
5.GLAD TO BE UNHAPPY
6.MISS TONI
7.G.W. (alternate take 1)
8.245 (alternate take 1)
9.APRIL FOOL

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2 コメント

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お宝じゃないけど (けい)
2005-10-04 09:34:46
昨日 偶然 独身の頃の「JAZZ TIME」というノートを見つけて読んでいたら・・・

中のページに。

「 6月29日

  Today・・・エリック・ドルフィーの命日。」

とだけ記した場所がありました。

たったそれだけ。

でもなんだかその日のわたしが見える気がしました。たぶんミントンでドルフィーをしばらく聴いて帰ったんでしょう。そして何も書けなかったわたし。

その前のページには仕事の不安定さを嘆いていたので、書けなかったのがますますわかるような気がしました。

とても懐かしいノート、何冊かありました。



夫婦が一緒に仕事をするというのも考えものですね。バブさんはいい環境にあるってことで よかったですねー。ちょくちょく羽を伸ばせるってことはリフレッシュできるってこと。だからこんな惚れ惚れする記事を書けるんだなぁ、きっと。
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けいさん (バブ)
2005-10-05 22:54:03
そのノート、けいさんにとってはかけがえのないお宝でしょう?

お宝って本来そういうものが一番価値があるのかもしれません。



夕べは、またしても飲み屋さんで今日を迎えました。まったく行けないのもかわいそうですけど、私みたいなのもやっぱり考えものでしょうね。

私が捨てられるのも間近かも知れません(笑)
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