
以前にもちょっとお話ししましたが、酒の肴というのは、人それぞれのようで
新鮮な魚がよい方もいれば、だんぜん肉っけという方、乾きものでじゅうぶんとか、なかには甘いもので飲むなんて方までいます。
同じように、酒を飲む時の好きな雰囲気もまた人それぞれ、
若い女性(男性)をはべらせないと飲んだ気がしないやつ、
カラオケ抜きには、酒なんてというやつ、
ともかく大人数でのバカ騒ぎが好きなやつ、
1人で静かに飲むのが好きなやつ、・・・・・・・・
酔いグセだっていろいろ
怒る、笑う、泣く、暴れる、くどく、理屈をこねる、何処でも寝る・・・・
本当にきりがない。
さて、皆さんはどんな雰囲気で、どんな肴をあてにどんな酔い方をされるのでしょうか?
私の場合、静かに、肴は1品あればOK、一人っきりも寂しいのでお店のマスターやママとお話ししながら、じっくり飲むっていうのが基本的に好きですね。
私が酔っぱらうとどうなるか?
それは自分では判断しにくいのですが、友人や行きつけのマスター、ママいわく
「何処までがシラフで、どこから酔っているのか、あんまりわかんないよね」
とても、優等生ではありませんか。
しかし、本当のところは、
「普段からバカやってるから、酔っても変わんないんだよ」だそうです。
そうそう、飲んでいるときに聴きたくなるアルバムってありますよね、以前紹介したジェリー・マリガンの「NIGHT LIGHTS」なんかも、私にとってはその一枚なんですが、他にもプレステッジ時代のコルトレーンでもいいし、アート・ファーマーの「ART」なんかも良いですね。
もちろんボーカルもいい、エラとジョー・パスの共演盤「TAKE LOVE EASY」なんてどうでしょう?
「IN BERLIN」や「AT THE OPERA HOUSE」みたいな、元気なエラもいいけど、この「TAKE LOVE EASY」のようなエラを聴いていると、ついついグラスを傾けたくなってしまいます。
ギター1本でのボーカル、実際はとっても難しいんでしょうけど、さりげなくしっとりと歌いあげるエラ、なんと素敵な一枚でしょう。
TAKE LOVE EASY / ELLA FITZGERALD
1973年録音
ELLA FITZGERALD(vo) JOE PASS(g)
1.TAKE LOVE EASY
2.ONCE I LOVED
3.DON'T BE THAT WAY
4.YOU'RE BLASE
5.LUSH LIFE
6.A FOGGY DAY
7.GEE BABY, AIN'T GOOD TO YOU
8.YOU GO TO MY HEAD
9.I WANT TO TALK ABOUT YOU
追伸、
ボーカル所有の少ない私が、2日連続でボーカルの紹介、
明日は、雪が降るかもしれません。
でもね、一つだけ確かなことは、「酒は楽しむもので面白くもない酒を飲むものじゃない」だから好きな飲み方でそれぞれが楽しむものだって、私は思っています。
お互い、自分の好きな飲み方で多いに酒を楽しみましょう。
シラフじゃ10分ともたない相手と、お酒が入ると何時間でも話が出来てしまったりして、それがお酒の魅力だったりしますよね。
一人でふらりとお店に入れる方は、基本的にに自分と対峙しているのだろうなと思います。我が家の近所に素敵なバーがあるのですが、きっと一生そんな飲み方は出来なさそうで、憧れますね。
ところで、このアルバム大好きです!エラにこんな面もあるんだなぁ・・とジョー・パスのギターと共に聞き惚れたものでした。久しぶりにジャケット見て鳥肌が立ちました。
そのうちまた聴こう、なんて毎度思ってましたが、来週は絶対にこれ借りて来よう。
素敵なバーなら、勇気を出して入ってみるっていう手も、ありますよ。またちがった自分が見えたりして
ところで、このアルバム、なかなかですよね。
ぜひ、来週聴いて下さい。陽気になりすぎない程度に、お酒でも飲みながら。
後で その方たちに あなたって飲むとすごく違うと言われ・・・ちょっとへこんでいます。
というのも 普段は奥さんという感じなのだそうで、それが飲むと 楽しい!(踊る・歌う)という感じなのだそうです。
自分ではちっとも変わらないと思っていたのですが、普段は自分を抑えているのかなー。でも普段のわたしもわたしなんだけど(笑)
飲むときは 特別バージョンのわたしで、滅多に見せないいい女だということにしておこうと決めましたー(笑)
いいじゃないですか
ぜひ、飲ませてみたい
(けいさん酔わせてどうするの?ハハハハ...)
冗談はさておき、楽しいお酒が一番です、これからもお互い楽しくお酒を飲みましょう。
たった一本のギターから、他の音が聴こえてくるようです。そんな歌を歌ってみたいものです(笑)
酒を飲みながら聴けたら最高だろうなぁ・・