JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

楽しみな夜桜

2006年04月04日 | m-o

今日は本当に暖かい(暑い?)一日でした。やっと開花した我が地区の桜も、今日一日でずいぶんひらいたのではないでしょうか。
桜といえば、やっぱり夜桜を愛でながらの一杯、これですよね。今から花見酒が楽しみです。

夜桜見物は灯りがあってこそのもの
現代は、どこの桜の名所でもライトアップをしていますので、夜に花見はあたりまえですけど、行灯やら提灯しかなかった江戸時代は、昼の花見が普通だったそうです。ところが、お江戸で一箇所だけ夜桜を楽しめる場所がありました。

植木屋さんが丹精込めて育てた桜の木、数千本を、もうじき咲くぞという時にとある場所に運び込むのです。
下草に黄金色の山吹、まわりに青竹の垣根をめぐらせ、その中に立てた雪洞に灯りがともります。
今より数段暗かった江戸時代、雪洞の明かりに浮かび上がる桜の花は幻想的であったことでしょう。
そして、美しい桜の中を華やかに着飾った花魁道中が、行ったのであります。
そう、そこは吉原の仲の町でありました。
あまりの美しさに、男性ばかりでなく、多くの女性も見物におとづれたそうです。

私の願望としては、夜桜の下でドンチャン騒ぎをするのではなく、美しいお方が酌してくれた盃に、桜を散らせて、しっとりと夜桜を楽しんでみたいものです。
そんな静かに桜を楽しめる場所をご存じの方、教えていただけませんか?
できれば、美しいお方もいっしょに紹介していただけると、嬉しいのですが(笑)

さて、昨晩は(も)飲み過ぎましたので、今日は休肝日。ジャズを聴きながら本でも読むことにしましょう。
今日の1枚は、ブルー・ミッチェルです。ホレス・シルバーのクインテットに加わった年の暮れに録音されたアルバムです。
5曲目の「MISSING YOU」なんか聴いちゃうと、お酒が欲しくなってしまうかもしれません。私が大好きな1曲です。

OUT OF THE BLUE / BLUE MITCHELL
1958年12月録音
BLUE MITCHELL(tp) BENNY GOLSON(ts) WYNTON KELLY(p) SAM JONES, PAUL CHAMBERS(b) ART BLAKEY(ds)
1.BLUES ON MY MIND
2.IT COULD HAPPEN TO YOU
3.BOOMERANG
4.SWEET-CAKES
5.MISSING YOU
6.WHEN THE SAINTS GO MARCHING IN


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