JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

白髪三千丈

2015年07月27日 | g-i

やっと?このあたりも昨日「梅雨明けしたとみられる」との発表がありましたが、もう少し発表が早くても良かったかなという気もします。
それにしてもまぁ暑い日が続きますねぇ、先日(超)短く散髪をしてきて正解でした。

「バブ、アンタ白髪増えたんじねぇ?」
まっ短くすると目立つものですけど、そればかりじゃござんせん。
「それだけ歳を取ったんだけど、なにか?」
と開き直りつつ、まさに『白髪三千丈』人生の憂いを嘆く日々でありますねぇ(笑)

昨日、その暑さのせいでしょうかアンプの調子がすこぶる悪い、私にとってそれは、我が身の不調より重大問題です。

「おいおい部屋で音楽聴けなくなったら、白髪がまた増えんじゃん。勘弁してよ。」(笑)

部屋の真ん中にドンと座り込んで、アンプを解体、流れる汗をもろともせずにホコリを取りつつ原因究明であります。

・・・・が、結論を言いますと、原因はアンプにあらず、ブレイカー付きコンセントの不具合でした。
「エガッタエガッタ」
安心したらさらに汗がド~~っと、そしてきっと白髪もド~~っと

「聴けなくなっても、聴けても、白髪は増える一方、ってどういうこと?」

ふと気が付けば早夕刻です。

 ♪カナカナカナカナ カナカナカナカナ・・・♪

蜩の声が聞こえてきました。
「おっ初物!夏だねぇ・・・」

あらら、こうしてせっかくの休日、またしても有意義な事は何も出来ず、ただ不必要に白髪を増やしただけであったと・・・

「まさに『白髪三千丈』だなぁ」

なんのこっちゃ。

てな事で、『料理当番、本日の一品』です。

じつは昨晩私は、独り身でござんして、少なめのバブ家特性エビチリ(いつもより豆板醤をきかせ)を作り、
「あとは、ぜってぇ火を使わねぇ」

と、レンジ調理の茄子。
「これでたっぷり飲めば、白髪も黒髪に戻ろう、てなもんだい」
(ナイナイ)

さて、今日の一枚ですが、レッド・ガーランドです。

はてさて、私はこのアルバムを過去何回聴いたでしょうか?
おそらく憂い多き人生において女性を口説いた数よりさらに多く・・・
って、それは当たり前ですが(笑)
「回数を聴いたアルバム・ベスト20」に、『GROOVY』とともに入っているような気がします。
事実昨日も、アンプ復旧後三枚目にこれを聴きましたしね。(むろん、過去紹介済みアルバムです。)

それはもちろん「コルトレーンがメンバーにいるから」という理由も無くは無いのですけど、なにしろ出だし「SOUL JUNCTION」が、初めて聴いたとき(高校生のときね)
「メロディがイイし、いかにもジャズっぽい」
と、私の心をつかんだからだと思います。

「何をもってジャズっぽいか?」はいまだ不明ですし、好きなラーメンのごとく、人それぞれ、千差万別でありましょう。
だけど、若かった私は、これにジャズを感じたのだと思います。

SOUL JUNCTION / RED GARLAND
1957年11月15日録音
RED GARLAND(p) DONALD BYRD(tp) JOHN COLTRANE(ts) GEORGE JOYNER(b) ART TAYLOR(ds)

1.SOLL JUNCTION
2.WOODY'N YOU
3.BIRK'S WORKS
4.I'VE GOT IT BAD
5.HALLELUJAH