どんよりとした曇り空、今日も太陽は顔を見せてくれそうもありません。
なでしこジャパンはじつに残念ではありましたが、堂々の準優勝。拍手拍手ではないでしょうか。
さても、奈良県で起きた女児行方不明事件、公開捜査から日をまたがず無事発見とのニュースに安堵しております。
犯人には「テメェなぁに考えとんじゃ!」と活を入れ、女児には「これが何らかのトラウマにならぬ事を祈る」そんな心境ですねぇ。
先日Mさんのお店に近くの小学校の二年生が見学学習に来たそうで、その「お礼文」が届きました。
しっかりした文字に
「オイオイ、小学二年生にしちゃ字が上手すぎねぇか?」
「今時、今時、誰かさんのその頃とは環境が違うって」
それぞれの内容を読むと、
「ジュースの後ろが、あんなになっていると思いませんでした。」
「冷蔵庫が大きかったです。」
と、いわゆるウォークインの冷蔵庫にビックリしたとの感想が大半を占めておりました。
「いやはや、いくら今時でも、やっぱ小2はめんこいわ」
不思議なもんですねぇ、内容云々ではなく、「お礼文」そのものが可愛くて、愛おしくて・・・・・
それだけにそんな児童を巻き込む事件には特に腹が立つのでありまして・・・
「26歳????何なの?何なの?」
『馬鹿』『アホ』『こん畜生』『変態野郎』・・・・
文字力が小学二年生以下の私には、彼へ投げつける言葉すら浮かびません。
最近、我が近所でも子供達の挨拶運動が進んでいるのか
「おはようございます」
「こんにちわ」
と、挨拶をしてくる小学生、中学生が増えつつあります。
オヤジとしては、じつに嬉しいことなんでありますが、こちらから挨拶を交わすのには抵抗があります。
いつ頃からでしょうか?
オヤジは『強い存在』から『怖い存在』へと変化し、『優しさ』も『下心』と疑われてしかりの世の中になってしまいましたからね。
それはまさしく、そんな世の中にしてきた我々大人に責任があるわけで・・・・
そして、その世の中が、彼らのような畜生にも劣る行為をしでかす者を生んできたわけですから、みんなが責任を感じる必要があるのでしょうね。
とにもかくにも、こんな事件が少しでも減って、「オヤジ自ら挨拶が出来る」そんな世の中に、またなってくれればと祈るばかりです。
「う~~~ん、いたって真面目そうなことを言ってるけど・・・・アンタも変態だからねっ、アンタが自覚を持って慎むこと」
「いやぁ、いくら私でもそこまでのことはせんよ。」
「違うの、アンタの場合は存在そのものが『恐怖』の対象だから」
「えっ?オレって犯罪者?ホラー?・・・何者? でも人のふり見て我が身・・・・だから違うって!」
てなことで、『料理当番、本日の一品』です。
今週は、純家庭料理、肉じゃがと烏賊のバター醤油焼きです。
私?私は、お手製烏賊明太と、烏賊焼きに強めに焼いた烏賊ゴロをほぐしかけた代物で、常温の日本酒を一杯(いっぱい)いただきました。
どちらかというと、今週はお弁当の方が豪華ですかねぇ。
贅沢にあの『つきじ宮川本廛 うなぎ蒲焼き』をまぶしたご飯の鰻弁当です。
さて、今日の一枚は、クラーク・テリーです。
彼の名を聞いてどうしても浮かんでくるのはエリントン楽団とこうなるわけですし、振り返ってみても、ここで紹介した彼のリーダーアルバムは、2枚ぐらい?
あまり私には縁が無いお人ともとれるわけですが
さりとて、「彼の演奏はどうにも古めかしくて」という印象からでは無いし、モンクの「BRILLIANT CORNERS」はじめ、そこそこ紹介アルバムに顔は出すのであります。
それではこのアルバムはいかがか?
いかにもエリントン楽団の・・・・てなところが出ているかなぁ?
なんて感じもします。
しかしそれも曲名を見れば「さもあろう」と納得のいく範囲なのです。
THE HAPPY HORNS OF CLARK TERRY
1964年3月13日録音
CLARK TERRY(tp,flh) PHIL WOODS(as,cl) BEN WEBSTER(ts) ROGER KELLAWAY(p) MILT HINTON(b) WALTER PERKINS(ds)
1.ROCKIN' IN RHYTHM
2.IN A MIST
3.RETURN TO SWAHILI
4.ELLINGTON RIDES AGAIN (MEDLEY)
5.IMPULSIVE
6.DO NOTHIN' TILL YOU HEAR FROM ME
7.JAZZ CONVERSATIONS
8.HIGH TOWERS