JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

神奈川だけにして欲しい

2010年03月22日 | j-l

気温は若干低かったものの晴天に恵まれた今日、昨晩の『春愁』を吹き飛ばそうと、バブは立ち上がったぁ!
自らの手で弁当を作り、リュックに詰めたら、愛車カオウ号にまたがり、
「よ~~し!市内の浜を全て制覇するぞう!!!!!」
・・・・・とまぁ、そんな予定だったんでありますが、S君から電話がありましてね。どうしても事務所まで来て欲しいって言うもんですから、そりゃもう、友の危機をほったらかしに出掛けたとあっては男の名折れ
「いたしかたない」
てんで、弁当も作らず、急ぎ自転車を自動車に乗り換え、彼のもとへ参上つかまったのでありましたぁ。

あっ!そこのキミ、最初っから予定を実行する気なんか無かったろうって思ったでしょ。
う~~~~~~~~~ん、正解!(笑)

てなわけで、長距離サイクリングは出来なかったものの、友の危機を救った後には海を眺めながら缶コーヒー片手に30分ほど読書を楽しんでまいりました。
(もっとゆっくりしたかったんですが、浜風が冷たくて・・・笑)

でもね、この30分が我が生気を取り戻してくれるから、ほんと海って不思議ですよねぇ。
絶え間なく聞こえる波の音と、冷たいけど海でしか味わえない風と香り、目の前に拡がるのは彼方アメリカの西海岸まで続く太平洋ですよ。
そんなところで小さな文庫本の文字を一字一字楽しんだら、まるでちっぽけな自分が母なる海に溶け込んでいくような、そんな錯覚をきっと誰しもが感じるはずなんです。
「やっぱり・・・海っていいなぁぁぁぁ」
てなもんですよ。

そんでもって、閉じた文庫本を飛ばされないように又に挟んで、タバコにジッポーで火を着けるんでありますねぇ
「はぁ~~~~~~~~~」
こりゃアンタ、食後の一服より旨いんだから(笑)


女性サーファーの顔がよく見えなかったんですよねぇ
・・・・・・・残念(笑)

そういえば、神奈川じゃ5月から海岸でタバコを吸っちゃイカンようになるんですって・・・そりぁ辛いなぁ
もちろん、吸い殻のポイ捨てなんかで海岸を汚すのは良くありませんけど、この浜風にあたりながらの一服ってぇのは、しつこいようですがたまんないんですよねぇ・・・・え?今日ポイ捨てはしなかったかって?そりゃ私は携帯灰皿を持参しましたから。

この時期はともかく、海水浴シーズンに子供を親一人で連れて行ったときなんかは、喫煙所に行っている間に子供が迷子になっちゃったりしますからねぇ、まずタバコは吸えないって事になるんでしょうが・・・・やっぱ辛いよね。(笑)
世の中、喫煙者の肩身がどんどん狭くなっていく事は、いろんな意味で理解できるものの
「なんで禁煙者より税金を多く払っている喫煙者が、ここまで規制されなくちゃイカンのよ!」
とは、喫煙者誰しもが何処かで思っているんじゃないでしょうかねぇ。

ともかく、今のところこのあたりの海岸では禁煙じゃありませんので、なんとかそのままでいていただくためにも、ポイ捨て等々、喫煙マナーにはお互い気をつけるようにしましょうね。

そんなこんなで、なんとかリフレッシュした私。気分爽快で帰宅すると・・・・
「今日の夕ご飯は何?」
「な?な?なに?」
昨日はお餅で手間いらずだったはずだから、昨日の料理当番は今日に持ち越しっていう理屈らしいんですが・・・・・・
「どぼして?????」

ってことで、『料理当番、本日の一品 パートⅡ』です。
急遽だったので、とりあえずで作りました。

まずは豚肉の唐揚げ、下味は控えめにして、ゴマとポン酢であっさりといただきました。

こちらは菜の花サラダ、どちらもビールのアテには上々でしたよ。

さて、今日の一枚は、ビル・レスリーです。
あまり聞かぬ名ですよねぇ、たしか、ラリー・ヤングの初期のアルバム、プレスティッジ盤「GROOVE STREET」に参加していたくらいで、他の盤を思い出せと言われてもなかなか頭に浮かんでこないという、じつにマイナーなテナーマンです。
おそらくはこの盤も、レスリーに注目というよりは、トミフラ、ベン・タッカー、アート・テイラーというリズム・セッションに注目して聴いてみたという方がほとんどかもしれません。

実際に聴いてみると、う~~~~ん、何枚もリーダー盤を聴いてみたいという欲求は起きないかな?正直言ってかなりありふれたテナーって感じは隠せないんですよねぇ・・・なんか「マッタリしたブファブファ」みたいな。
ただ、そう言いながら、そうそう貶したもんでもなくて、このマッタリ感が悪い気もしなかったりして(笑)
それと、選曲がレスリーにはあっているようにも感じます。

でもなぁ・・・どうなんでしょ、やっぱりこれも全てトミフラの成せる技というか、リズムセッションのもっていき方の上手さからなのかもしれませんね。
「GROOVE STREET」では、少しソウルフルなテナーなのかな?なんても思ったように、かなりバックのイメージで変わるのかもしれません。

おいおい、良いのかい?悪いのかい?
と責められそうですけど、無理をして手に入れるまでの事は無いアルバムだと思いますよ。だけど、トミフラ・ファンであればいちおうチェックすべきだとも思います。

DIGGIN' THE CHICKS / BILL LESLIE
1962年10月19日録音
BILL LESLIE(ts) TOMMY FLANAGAN(p) THORNEL SCHWARTZ(g) BEN TUCKER(b) ART TAYLR(ds)

1.GOOD NIGHT IRENE
2.ANGEL EYES
3.MADGE
4.MARGIE
5.LONEY WOMAN
6.GOT A DATE WITH AN ANGEL
7.ROSETTA