JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

見なかったあんたが悪い!

2009年07月05日 | d-f

しばらく更新をサボってしまいました。今回はPCの故障でもなく、とんでもなく忙しかったわけでもなく、水曜日と金曜日には飲みにまで行っちゃって・・・・あはは、たまにはたんなるサボリも良いじゃありませんか。

え~~話は、金曜日に飲みに行ったときのことなんでありますが、
「最近はずいぶんと浮気をしてくれてるようね」
と文句を言われつつ、この日は最初からいつものバーへ
「いやいや、水曜日もここに来ようって言ってたんだよ、言ってたんだけど・・・・」
「またS君?」
「そう、あいつがね、ここに来る前に一軒だけっちゅうもんだから・・・けっきょくそこで出来上がっちゃったりして・・・・ははははは」
「今度S君が来たら文句言ってやんなくちゃ」
S君、ごめん。『O』では、あなた、悪者扱いになっています。(笑)

そんなこんなで飲んでいると、いつもの顔なじみの常連さんが次々とおこしになりまして、映画話に音楽話、体調話に・・・・と話は盛り上がり、最後はギターを持ち出して・・・
「えっ?もう1時半過ぎてんじゃん!?!?」
まっ時間もいつも通りと言ってしまえばそれまでなんですが、それぞれが、タクシーだ代行だとやっと帰りだし、最後に来たのが私の代行タクシー。
「え~~とね、車は△駐車場ね。」
「えっ?△ですか?」
「うん。」
「手前の方ですか?奥の方ですか?」
「??????なんで?」

じつは、私がいつも駐車をしているところは、あるショッピングセンターの駐車場で、19時以降は駐め放題・・・・だったはずなのです。

「あれ?知りませんでした?あの駐車場、毎日じゃないんですけど施錠しちゃうようになったんですよ。たしか今晩は施錠してあったような・・・・」
「ええ~~~~!?」

親切な代行タクシーは、無料でかまわないから駐車場の施錠を確かめて、タクシーの所まで送ってくれると言います。
「ほら、やっぱり鍵がかかってる。」
「・・・・・・」

けっきょくタクシーに乗り換えで帰ってきたのですが
「いつから施錠するようになったの?告知もしてないし、そもそも、時々施錠って・・・聞いてないよぉ!!!!」
タクシーの運転手に愚痴をタラタラ。
「明日、車取りに行ったら、文句言ってやる!!!!」

自宅に帰るとすぐにママから電話がかかってきました。
「バブちゃん、ちゃんと家に着いた?けっきょく車はどうしたの?」
施錠するようになったことは、ママも知らなかったんだそうで、
「明日どうするの?適当なバスもないでしょ、教えてあげられなかった私にも責任あるし、迎えに行ってやろうか?それとも自転車で来る(笑)」
「・・・・・いいのぉ?」
恥ずかしながら、翌日ママに迎えに来てもらっちゃいました。(笑)

車を取りに行く道すがら、
「ママ、俺ぜったい抗議してくんからね!NTTを泣かせた実績は伊達じゃないんだから・・・」
と、わけの分からない事を言いながら、穴息荒立て駐車場へと向かったのですが・・・
着いてみると、ママが
「バブちゃん、これ」
と、駐車場の片隅を指さしました。
「ん??????」
そこには
『この駐車場は、22時に施錠、閉鎖いたします。』
との立て看板。
「え?ええええ?なに?????俺が見落としたってはなし??????」

みなさん、過去がどうあれ、施設を利用する際は、「だったはず」「いつもそうだもん」と、決めつけてはいけません。
その都度、利用方法の看板には必ず目を通し、最新の決まりに従うよう心がけてくださいよ。
って、それがあたりまえですかね。それに、タダで駐車しようっていう根性もねぇ、アハ、反省反省。
「見なかったあんたが悪い!」
でありますね。

さて、今日の一枚は、ビル・エバンスです。
ウディ・ゴメス、マーティー・モレロとのトリオも、この時すでに6年近く活動を共にし、同じヴィレッジ・ヴンガードに、13年前に出演した彼の絶対的トリオ、スコット・ラファロ、ポール・モチアンに勝るとも劣らぬ充実期を迎えていた時期でありますし、同録の「RE: PERSON I KNEW」よりかなり控えめな曲調選曲とはいえ、逆にエバンスらしさが出ているアルバムであるとも思います。

それにしても「エバンス・トリオのライブといえば、ヴィレッジ・ヴンガード」みたいになったのは、何故なんでありましょうかねぇ?
思えば、MJQのライブの間を埋めるピアニストが、いずれそこでの主役を堂々と勝ち取る、そんな、エバンス物語をもっとも知り尽くした場所とも言えるわけで、「設置してあったスタインウェイのピアノがお気に入りだった」とか、「その後継ピアノも、エバンスが口を出して、お気に入りのヤマハにした」とか、そんなことを抜きにしても、「自分の喜びも悲しみも苦しみも、ヴィレッジ・ヴンガードでぶつけたい」みたいな想いがあったんじゃないでしょうか。
これを最後にトリオを離れるモレロとのレコーディングは「ヴィレッジ・ヴンガード」で、との想いもあったのかな?

ともかく、このトリオのらしさを聴くなら「RE: PERSON I KNEW」、エバンスらしさを聴くなら今日の一枚、両方を楽しめた録音当日のお客さんは羨ましい、とそんなことですな。(笑)

SINCE WE MET / BILL EVANS
1974年1月11,12日録音
BILL EVANS(p) EDDIE GOMEZ(b) MARTY MORELL(ds)

1.SINCE WE MET
2.MIDNIGHT MOOD
3.SEE-SAW
4.SAREENJURER
5.TIME REMEMBERED
6.TURN OUT THE STARS
7.BUT BEAUTIFUL

おまけ、

今日は暑いさなか、いつもの自転車運動を決行。たっぷりと汗をかいてきました。
帰ってきてのビールの旨さったらア~タ。
つまみはもちろん『料理当番、本日の一品』です。

まずはイカ刺し、黄身醤油仕立てにしてみました。(黄身醤油は卵の黄身に醤油を混ぜた簡単なもの)

もちろん、生がダメな母には煮物を

飯組には、茄子と長いも、ホタテのソテーに麻婆ソースをかけたものを作りました。