JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

30年ぶりの珍事?

2009年05月08日 | a-c

昨日から降っていた雨も午後には上がり、夕方には青空も見えてきました。明日は太陽の姿を拝めそうです。

 

我が家の小さな庭には今が盛りと花々が咲き競っていますが、雨上がりにそんな姿を眺めるのも良いものです。
えっ?今日は仕事じゃなかったのかって?
あはは、連休分の一日を今日に回したのですよ。ところがこれが30年ぶりの失態につながるとは・・・・・・・

いえね、昨晩「明日は休みダァ」てんで、お決まりのバーへ行ったのであります。まずはビールを一杯飲んで、その後はバーボンをガバガバと、まっいつものことですが。
いや、いつもと違う事が一つありました。
「あっそうだバブちゃん、お客さんが買って来てくれた日本酒があるんだけど飲んでみる?」
「へいへい、いただけるものなら何でもござれでやんす」
ところがこのお酒、良く言えば「サラッとした飲み口」ざっくばらんに言うと「じつに水っぽい」お酒なんでありまして
「うん、買って来てくれたお客さんも、ちょっと失敗だったって言ってたから、まっチェイサーがわりに飲めば」
「そうだね」
って、日本酒をチェイサーにバーボンロックをあおるという、掟破りな飲み方をしたのでした。

これがいけなかったのかなぁ・・・・・

その後、ママが「もんじゃ食べ行こう」って言うんで、近くのもんじゃ屋さんへ
美味しいもんじゃだったんですよ、美味しいもんじゃだったんですが・・・・急に酔いが回って・・・・・・・・・・!?
お食事中の方がいらっしゃいましたらごめんなさい。もんじゃを食べてそのままトイレにもんじゃみたいな(笑)
飲み過ぎて逆噴射という話は、世間一般によくある事なんですが、こと私に関してはとんでもなく珍しいというか、何と30年ぶりの珍事なのであります。

「原因は体調だったのか、日本酒のチェイサーだったのか、もんじゃだったのか・・・」
「なんちゃない、そんなのはただの飲み過ぎ」

はぁ、そうなんですよねぇ、最近一気に弱くなってきたようにも思うし、年齢も考えたら、今のような飲み方はそろそろ卒業しないとね。反省します。
ちょっと汚い話だったので、庭の花の写真でごまかします。(笑)

 

さて、今日の一枚は、またしても70年代なんですが、ドン・チェリーです。
昨晩の反省も込めて「ガツンと行ってみようか」なんて、このアルバムをターンテーブルに乗せたんですが、二日酔いにはこういった逆療法が効くんですよ。(笑)

オーネット・コールマンのもとしのぎを削り合ったメンバーが再集結した「OLD AND NEW DREAMS」の第一弾アルバムです。
ともかく、コールマンをリスペクトしながらも、それぞれがこの時点での自分を表現しようというエネルギーがヒシヒシと伝わってくる一枚だと思います。もちろん、この手が好きな人にはですけどね。(私もその一人です。笑)
「CHAIRMAN MAO」なんて、ほのかに漂うエスニックな香りが、いかにもチェリーっぽいのでありますよ。

話はコロッと変わりますが、ポケット・トランペットっていう楽器を実際にご覧になったことはありますか?
私は以前一度だけ手にとって見る機会があって、とても扱いやすそうな楽器とは思えなかったのですが、実際はどうなんでしょ?チェリー以外に使っているジャズメンがあまりいないところを見てもそうなんじゃないかなぁと思っています。
それが、チェリーがこの楽器を手にすると、まさにこの人のために作られた楽器なんじゃないかと感じてしまう、そんなのは私だけでしょうかねぇ

最初から毛嫌いせずに素直な気持ちで聴いてみて下さい。何かを感じると思いますよ。

OLD AND NEW DREAMS / DON CHERRY
1976年10月録音
DON CHERRY(pocket-tp) DEWEY REDMAN(ts,musette) CHARLIE HADEN(b) EDDIE BLACKWELL(ds,gong)

1.HANDWOVEN
2.DEWEY'S TUNE
3.CHAIRMAN MAO
4.NEXT TO THE QUIET STREAM
5.AUGMENTED
6.OLD AND NEW DREAMS