JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

酒飲みの鉄則

2006年09月05日 | y-その他

このブログを読んでいただければ、私が筋金入りの酒飲みであることは、皆さんもおわかりかとは思いますが、昨晩も例のごとく、ビール、日本酒、スコッチにバーボンとオールスターズをこなし、いい気分で帰宅してまいりました。

思えば、ウン十年もの間、私の主食は酒だったような気がしてきます。
酒飲みというのは不思議なもので、どんなに旨そうな料理が目の前にあっても、はじめの一口の酒が届かないうちは、箸をつけようともしません。そのくせものが無くとも飲めてしまう。
それどころか、飲むことに忙しくなって食べるのがめんどうになってしまったりして・・・

そろそろ、私の内臓も悲鳴をあげるころかもしれません。気をつけなくちゃいけませんね、なんて言いながら、今晩も主食の酒は外せませんでした。(笑)

最近、酒酔い運転の事故がまたも目立ってきました。
酒飲みの鉄則は、「極力他人に迷惑をかけない」であります。何故極力か?酒に酔っての少々の醜態は、しかたのないことでしょう。私も友人始め、多くの方に多少なり迷惑をかけたこともあります。

だけど、酒酔い運転はいけません。
正直に言えば、若い頃、酒を飲んでの運転を私もしたことがあります。幸いにも事故を起こすことはありませんでしたが、酒飲みを自負する者として、恥ずべきことと反省しております。

落語の『一人酒盛』じゃありませんけど、目の前に酒をちらつかされて、我慢するのは、酒好きには酷なものです。我慢できないのが酒飲みでしょ、運転をせずに済む手段をとってから、酒は飲み始めないと・・・・・方法はいくつもあるんですから。
酒で口を湿らさないとものが食えないなんてヤツほど、後を考えた飲み方をしましょうよ。

体のことを考え、酒を断とうと、神様に願をかけると、飲み友達が訪ねてきます。
「えっ?何を断ったって?酒をか? バカだなぁおめいは。好きなものを急に断ったら、なお体に良くねえよ。断ったって、どう断ったんだい?」
「一年断つと」
「向こう一年? バカなまねをしたねぇ、ほんとに。よし、断っちまったんだからしようがねぇ、じゃあこうしなよ、あと一年延ばして二年にしてなぁ、晩酌だけやらしてもらったらどうだ?」
「なるほど、そういう手もあるなぁ。いっそのこと、三年にして朝晩飲もうか」

しょせん酒飲みなんてのは、こんなもの。だから、「今日は飲まないから大丈夫」なんて、運転をして食事に出かけるなんて、最初から止めなさい!
車で出かけたら、代行。代行がいやなら、タクシーで出かけなさい。もちろん酒飲みの私もそうします。

さて、今日の一枚は、昨夜の酒のラインナップのような、プレスティッジお得意のオールスターズの演奏です。
オールスターズのジャムですから、はっきりしたリーダーはもちろんいません。
でも、聴いてみると、ケニー・バレルが中心的存在感を醸し出していますね。リズムセッションは、マル、ダグ、テイラーという、いわばプレスティッジ専属リズムセッション、安定感は抜群です。
まぁ、たまにはこんなオールスターズもよろしいんじゃないでしょうか。

ALL NIGHT LONG
1956年12月28日録音
DONALD BYRD(tp) HANK MOBLEY(ts) JEROME RICHARDSON(ts,fl) KENNY BURRELL(g) MAL WALDRON(p) DOUG WATKINS(b) ARTHUR TAYLOR(ds)
1.ALL NIGHT LONG
2.BOO-LU
3.FLICKERS
4.LIL' HANKIE