ガリバー通信

「自然・いのち・元気」をモットーに「ガリバー」が綴る、出逢い・自然・子ども・音楽・旅・料理・野球・政治・京田辺など。

「ガス欠」

2009年06月08日 | 感じたこと
今日、昼前に仕事の現場から昼食をとるために某所へと向かっていたのだが、突然手前の交差点で運転していた軽自動車が止まってしまった。

 「最悪!!!、ガス欠だぁー!!!」とんでもないことである。

 先週末の金曜日に「ガソリン不足」には気づいていたので、来週初め、すなわち今朝、事務所でガソリンカードを受け取って、仕事の現場に向かう途中に必ず「ガソリンを入れよう」と思っていたのに、月曜日の朝礼を終え、新人さんのサポートのために、いろいろと伝達しながら事務所を出発し、ガソリンカードやガス欠の危険性を忘れていた。

 しかし、すぐに気づいき昼食後に「ガソリン補給」をすればいいやと思っていたのだが、突然の「ガス欠」というみっともない状態になってしまった。

 天候は晴れていたので、何とか昼食をとるためのお店の駐車場まで、ほんの数分だったが、後ろの自動車のクラクションにもめげず、ちょっとした合図をおくって運転席から下車し、歩きながら窓からハンドルを握ってニュートラルに入れた軽自動車を押して走行させ、交差点から脱出した。

 交差点での突然のガス欠ということで、二人の女性の同僚は自動車に乗ったままの状態で、私は外を歩きながらハンドルを握って車を、約200メートルほど動かして、広い駐車場の一角に停車させた。

 近くにいるであろう別の同僚に電話を入れて事情を話し、昼食後にガソリン補給のための助けに来てもらうことにして、一旦三人で昼食となった。

 しばらくして昼休みタイムが終わろうとしている時間になっても、電話で依頼した同僚の女性が来ないので、再び携帯電話してみると、彼女は道に迷って私たちの居場所になかなか到着できないでいた。

 我々も彼女も昼からの仕事があるので、少し急いで「ガソリン補給」をする必要を感じたので、近くにお住まいの別の友人女性にお願いして急遽来ていただき、近くのガソリンスタンドで、補給用のガソリンを買ってきてもらい事なきを得たのだが、初夏を思わせる炎天下で待つ女性たちと救援に出向いてくれた女性たちにも申し訳なく思い、お詫びと感謝の一語だった。

 そういえば、昔の仕事場で新人の若い女性の同僚が、新車のバイクで通勤し出して一週間ほど経ったある朝に、到着時間を大幅に遅れて職場にやって来たので、問うて見れば、新車なのにバイクが動かなかったという。

 そこで、「ひょっとしたらガソリン入れた?」と聞いてみると、「あ!、ガソリン入れないと動かないんだ」と改めて彼女は気づいたらしく、その日の夕刻の仕事帰りに初めて、ガソリンスタンドに手動で押して行って「ガス補給」をしたらしい。

 何事も「ガソリン補給」なしには動かないのだ。

 私たちの仕事や日常も「ガス欠」状態では、思い切った仕事も人間関係も、うまく行かないのである。

 久しぶりの「ガス欠」経験から、再び仕事への多様な準備の必要性と共に、「ガス補給」の大切さを教えられた感じであった。
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