社会の荒廃 研究室(蜻蛉の眼鏡)

国連の女子差別撤廃条約に基づく男女共同参画を強行する女性独裁権力(フェミニズム)の社会病理に言及、コメント欄も充実。

草剛復帰も男性には冷たく、女性には甘いフェミニズム社会

2009-05-30 21:20:07 | 家庭、教育

 SMAPの草剛さんが昨日のフジ系「笑っていいとも」で芸能活動を再開した。ネット上では冒頭の挨拶で謝罪の言葉がなかったことに対する批判の声も一部にあったそうだが、そもそも逮捕そのものが疑問視された一件で、しかも既に正式な会見の場で謝罪を行っているのに何を今更謝罪する必要があるのかという気がする。この機に及んで草を批判している者は、恐らく草ファンの中心層である女性達に対する嫉妬などが絡んだ、フェミ系の女性達ではないだろうか。フェミ連中は、男性に熱を上げる女性達が許せないという捻くれ者だからだ。

・「謝罪しろ」掲示板に書き込み殺到…草なぎ生復帰 2009/05/29 17:14
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/entertainment/celebrity/259854/

 フェミニズムの真髄は、女性だけの権利と自由を優先し、男性には只管(ひたすら)義務と制限だけを強いるというもの。男性に少しでも救いの手を差し伸べる女性は全て裏切り者と扱われる。まさに卑劣な虐め集団そのものだ。しかしフェミニズムも草騒動に関してはファンの後押しには敵わなかったようだ。

 だが、フェミバイアスによる女性優遇は依然として行われている。我が子を熱湯風呂に入れて泣き叫ぶ姿が面白かったなどとして逮捕された19歳の母親に対して、早くもDVの存在をちらつかせるなど、少しでも女性擁護をしようと女性記者は必死である。

・【衝撃事件の核心】熱々シューマイに「熱湯風呂」…19歳母は笑いながら長女を虐待した 2009/05/17 13:06
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/254708/

 確かにこの若い母親を凶行に走らせた原因を突き止めることは大事だろう。しかし原因をDVや夫の責任に転嫁するのはいかにも短絡的である。しかも、次の件(くだり)には記者の見識を疑わずにはいられない。

 その一方で、A子は夫から暴力をふるわれたと主張する。夫は「暴力をふるったことはない」と話すが、仕事のため、日中の子育てが妻任せになっていた側面はあったという。
(部分引用、記者:道丸摩耶)

「(夫の)仕事のため、日中の子育てが妻任せになっていた」そんなものは妻として当然の義務ではないだろうか。そんな言い訳が通るなら、「家計責任が夫任せになっていた」というのも理由として報道されても良さそうなものだ。しかし私の記憶ではそういう報道は聞いたことがない。

 年収一千万以上など結婚相手に高い理想ばかり女性は掲げ、しかも女性の収入は全て自分の貯金で家計には一切入れない。但し家事育児は妻が仕事をするしないにかかわらず分担が当然、更に自分は好き勝手に仕事を辞めるが夫が仕事を辞めれば離婚騒ぎ。そんな身勝手な女性を野放しにする社会で女性が言い訳を並べれば並べるほど女性は批判の対象にされるだろう。それとも、逢えてご都合主義の女性像を描くことが女性記者のフェミニズム戦略だとでも言うのだろうか。

 そして、自分の娘の点滴に異物を混入した母親に殺人罪の適用を見送り傷害致死とした事件も疑問が残る。

・点滴混入事件 傷害致死と障害罪で母親を起訴 京都地検 2009/05/29 20:43
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/trial/259951/

 地検は、供述などから殺意の認定は困難と判断したとみられる。
 京都府では初の裁判員裁判対象事件となり、地検の西浦久子次席検事は「動機面について、裁判員の方にも十分理解してもらえると思う」と話した。
(部分引用)

 更に、別れ話の縺れから男性を車で何度もはねた女に略式起訴という限りなく無罪に近い判断が下された。何度も車ではねたのに殺意はないという認定はこじつけとしか言いようがない。

・何度も交際男性はねた女を略式起訴 2009/05/08 19:49
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/trial/251397/

 傷害罪で略式起訴した理由について、仙台地検の東弘次席検事は「本人が『殺すつもりはなかった』と殺意を否認している上、犯行態様は軽くぶつけた程度だった。被害者のけがの程度も全治10日間と軽く、これらを総合判断した」としている。
(部分引用)

 一方、東京都の中学教諭の痴漢事件に関して、教育委員会で女性の服の乱れを指導する必要性に言及したところ、痴漢を擁護しているなどと難癖つけた女性がいる。

・痴漢事件聞き「女性の服の乱れ指導を」 杉並教委で発言 2009年5月28日8時26分
http://www.asahi.com/national/update/0528/TKY200905280014.html

 区教委庶務課によると、委員は、報告案件とは別の話と前置きしたうえで、「最近電車に乗っていると、女性の度を超えた服装の乱れが見受けられ、指導が必要」という趣旨の発言をした。区教委は「被害女性と直接関係があると言ったわけではなく、『児童・生徒に乱れがないようにしよう』という発言と受け止めている」との見解だ。

 しかし、やりとりを傍聴していた女性は「男性を挑発する女性の方にも原因があると言わんばかりだった。公式の場で雑談のような話をするのは不適切で、委員としての資質を欠く」と憤る。
(部分引用)

 痴漢の発生に関しては、男性を挑発する女性の方にも原因があるのは至極当然のことだと思うが、それを認めさせないフェミニズムの資質こそ問題ではないだろうか。

 このように、女性の事件に関しては、原因や背景を探し回り、男性や社会要因に責任を結び付けるのに対し、男性の事件に関しては、全て本人責任として原因や背景に言及させない。こうした社会風潮が、ますます女性に対する嫌悪感を増幅させ、女性への攻撃、とりわけ少女や女子児童といった年少の女子に対する攻撃を誘発させてしまうのではないだろうか。

 確かに、フェミニズムにとっては、自分は被害に遭わないし、結婚もしてないし子供も当然いないから、自分の身内に被害が及ぶこともないので、どんな社会になろうが痛くも痒くもないだろう。そして被害に遭った女性やその家族に近付き、被害者感情を煽り立てれば、正義者として存在感を示すことは出来るだろう。しかし根本の原因をフェミニズム自らが作っていては、単なる偽善者に過ぎない。国民はいつまで騙され続けるのだろうか。

 こうした矛盾を女性記者こそ率先して暴いていくのがあるべき姿ではないだろうか。フェミニズムに迎合するだけの記者は害毒でしかない。例えば痴漢や猥褻事件などの際に、「男性が異性と円滑に触れ合えない状況を女性が作っていることが背景にあるので、女性が積極的に男性と触れ合うように努力しなければならない」といった趣旨の解説を加えた記事でも書けるような記者が現れない限り、国民に真の幸せがもたらされることはないだろう。

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