社会の荒廃 研究室(蜻蛉の眼鏡)

国連の女子差別撤廃条約に基づく男女共同参画を強行する女性独裁権力(フェミニズム)の社会病理に言及、コメント欄も充実。

北海道の家族殺害事件に見る、報道の仕方次第で印象は幾らでも変ると心得よ

2014-10-15 23:02:29 | 家庭、教育

 北海道の家族殺害事件。高校2年生の三女が母親と祖母を殺害したこの事件は全国に衝撃を与えた。だがこの家族の内情が明らかになるに従って、容疑者である三女に対する同情的な声が増え始めた。何故なら、殺害された祖母の三女に対する態度が常軌を逸しているものだったからだ。 

 祖母は三女を4畳ほどの離れというか物置小屋同然の建物に住まわせていた。夕方5時までに必ず帰宅させ、庭の草むしりや植木の手入れを毎日やらせ、洗濯や犬の散歩も彼女に強制した。友達と遊ぶことも許さなかった。ちょっとでも遅れると、祖母は怒鳴って杖で叩いていたという。一度、遅刻の罰で叩かれて三女が骨折し、入院したこともあるという。

 ここまで醜い状況は明らかなDVである。にも関わらず公的機関は何も手を打たなかったのか。三女は一度骨折して入院経験もあるというのだから、その時に病院が虐待の疑いがあるとして警察や役所などに連絡して適切な対応を取っていればこのような結果にはならなかったはずだ。

 もしこれが、夫が妻や子供に暴力を振るっていたケースなら、すぐさまフェミがかぎつけて夫に罪を着せ、妻子を保護したことだろう。だが今回はDV加害者が女ということで、フェミも自分達の利益にはならないからと見過ごしてきたのか。これではDVの相談機関も全く存在価値が無くなる。

 しかも、家族が住む家は祖母の夫の遺産や生命保険、そして株投資の儲けなど祖母の財産で建てたものだったため、祖母がより権力的に振舞っていたと思われる。また農家の土地柄には似合わないハイカラな格好で闊歩する姿は周囲からも浮いた存在で、自分がいかに金持ちかを吹聴するような態度や、誰に対しても高飛車な態度は近所からも煙たがられる存在だったという。

 こうした祖母の家庭内での権力的な態度は、フェミニズムの定義するDV分類によれば精神的または経済的DVにあたるはずだ。つまり杖で叩いたりなどの行動がなくても立派なDVに該当するのだ。にも関わらずフェミが一切動こうとしなかったのは何故か。知らなかったの一言で通そうというのだろうか。

 権力のない者がその過酷な環境に耐え切れず権力者に反撃するというケースは、フェミニズムの権力下で不遇にされた男性が女性に対し反撃するというケースに通ずるところがあると思う。今回の事件について皆さんはどう感じただろうか。少なくとも加害者の三女が凶悪で同情の余地もないなどと考える人は恐らくいないだろう。それどころか、この三女を無罪にするべきだといった支援団体が出てくるかも知れない。

 これに対し、男性が起こした恋愛縺れの殺人事件などでは一方的に加害者を断罪する論調が支配的になってしまう。様々な事件の背景を探れば寧ろ男性の方が気の毒なケースは沢山あるはずなのだが、もしそうした事由があったとしても、それらが報道されることはほとんどない。それどころか、被害女性の学生時代の同級生や近所の住人などから聞いた「明るい子だった」、「正義感が強い」、「礼儀正しい」など良い印象の報道ばかりする一方、逆に加害男性に関しては「暗かった」、「友達が少ない」、など悪い印象の報道ばかりして加害者断罪の世論を引き出そうとする。

 報道の仕方一つで、事件の印象も大きく変ってくるということを踏まえ、報道されないどんな事情があるのか推理しながら読み取る力を身に付けることが必要だと思う。


・北海道母・祖母殺害 祖母は大の子供嫌いで「犬以下」発言 2014.10.14 07:00
http://www.news-postseven.com/archives/20141014_281286.html

  気温は8℃、静まりかえった広大な田園からは虫の音だけが聞こえ、すみ渡る空気が満点の星々を一層きらめかせる、北国らしい秋の夜だった。

 人口わずか8000人、キャベツ畑と白樺林に囲まれた北海道南幌(なんぽろ)町。10

 気温は8℃、静まりかえった広大な田園からは虫の音だけが聞こえ、すみ渡る空気が満点の星々を一層きらめかせる、北国らしい秋の夜だった。

 人口わずか8000人、キャベツ畑と白樺林に囲まれた北海道南幌(なんぽろ)町。10月1日の深夜1時、この小さな町の薬局に勤める女性(23才)が残業を終えて帰宅すると、のどかで美しい町の空気を一変させる、おぞましい光景が待っていた。

 1階の寝室に母親(享年47)が、2階の寝室に母方の祖母(享年71)が、寝間着姿のまま絶命していた。母親は喉仏から頸動脈まで切り裂かれ、祖母は頭と胸を中心に7か所刺されており、部屋中が血の海と化していた。

 そして、返り血を浴びた妹のA子(17才)が、自室で1人たたずんでいた…。A子はこの家の三女で、当初、警察の事情聴取に対し、「寝ていたのでわからない」と話していたが、その後、自身の犯行であることを認めた。

 被害者2人の死因は失血性ショック死。強盗目的の犯行に見せかけるため、部屋中のたんすの引き出しを開けており、隠蔽工作も見て取れた。凶器となったのは台所の包丁で、血まみれの軍手や衣類と共に、自宅から5km離れた公園内の小川で、ポリ袋に入った状態で見つかった。

「凶器について、A子は事情聴取で“姉の運転する車で捨てに行った”と証言しています。第一発見者となった姉はこの家の長女で、通報前に妹と共に証拠隠滅行為に加わり、通報後も、妹が犯人であることを警察に告げていなかったのです」(捜査関係者)

 それは、この家で地獄の苦しみを味わい続けた妹を守ろうとする、姉としての覚悟だったのかもしれない。一家がこの家で暮らすようになったのは、20年前のこと。当時、札幌市に住んでいた両親が、長女と次女を連れて引っ越してきたのだった。

「その3年後にA子ちゃんが生まれたんですが、当時はとにかく仲良し家族でね。父親は水道工事関係の仕事をする真面目なかたで、よく家族5人で、庭でバーベキューをしていました」(近隣住人)

 しかし、A子が生まれた2年後、夫を亡くした祖母がこの家で同居を始めると、そんな生活は一変した。

「おばあさんは、大の子供嫌いだったんです。幼いA子ちゃんが泣いたりすると、“どういうしつけをしてるんだ!”って娘夫婦を怒鳴り散らしていました。一方で自分が連れてきた柴犬だけはかわいがって、“この家の子供は犬以下だよ”なんて嫌みを言うこともあったそうです」(前出・近隣住人)

 祖母は、夫の遺産や生命保険に加え、株投資で大儲けした成金で、この一戸建ても彼女のお金で建てたものだった。

「だからなのか、“あたしの家に住むのなら、あたしのいうこと聞くのが当たり前だろ!”って、いつしか一家の主として振る舞い始めたんです」(前出・近隣住人)

 また、ほとんどが農家という土地柄で、ブランド物のブラウスにロングスカート、ストールを巻いて闊歩する祖母は周囲からも浮いていた。

「常に化粧ばっちりで、髪の毛一本乱れていない人でした。それに、自分がいかに金持ちかを吹聴するような女性で、誰に対しても上から目線で接するので、避ける人も多かったんです」(別の近隣住人)

 父親は、そんな横柄な物言いをする義母に意見することもあったが、「文句があるなら出ていけ!」と、怒鳴られるだけだったという。結局、父と祖母の折り合いは悪いままで、祖母が同居を始めた2年後、父は母と離婚。札幌の実家に帰ってしまった。

「この時、次女は“こんな家じゃ暮らせない”と、父親についていったんですが、長女と三女は母の元に残ることになりました」(前出・別の近隣住人)

※女性セブン2014年10月23・30日号


・北海道祖母・母惨殺 娘は祖母に『おしん』的仕打ち受けた 2014.10.14 16:00
http://www.news-postseven.com/archives/20141014_281301.html

 自然が豊富で、のどかな雰囲気が漂う北海道南幌(なんぽろ)町で10月1日に起こった事件は衝撃的なものだった。

 1階の寝室に母親(享年47)が、2階の寝室に母方の祖母(享年71)が、寝間着姿のまま絶命していたのだ。母親は喉仏から頸動脈まで切り裂かれ、祖母は頭と胸を中心に7か所刺されており、部屋中が血の海と化していた。

 警察に事情聴取を受けているA子(17才)はその家の三女。そのA子を取り巻く環境は地獄そのものだったという。祖母からの仕打ちは相当厳しかったようだ。

「“誰のおかげで飯が食えてるんだ!”って、家のことを全てA子ちゃんに押しつけ始めたんです。小学校の時から家中の掃除やゴミ出しだけでなく、冬になると、彼女は早朝5時から極寒の中、1人で雪かきさせられていました。

 このあたりは積雪は1mを超えるんですが、それでも、家の前の雪を全てきれいにしないと、おばあさんは杖でガンガンA子ちゃんを叩き、怒鳴りちらすんです。ある時、私が心配して声をかけたら“ありがとうございます。大丈夫です”って…。

 けなげに家の仕事をするA子ちゃんの姿は、かつて大ヒットしたNHK朝ドラ『おしん』そのものでした」(A子の知人)

 祖母は、家の仕事を優先させるためA子に友人と遊ぶことさえ許さなかったのだ。

 夕方5時までに必ず帰宅させ、庭の草むしりや植木の手入れを毎日やらせ、洗濯や犬の散歩も彼女に強制した。

「ちょっとでも遅れると、おばあさんは怒鳴って叩きますからね。一度、遅刻した罰で叩かれて骨折して、入院したこともありますよ。こういう暴力は、A子ちゃんが高校に入った後もずっと続いていて、最近も、5時直前に慌てて帰宅するのを何度も見ています」(近隣住人)

 また、報道では、A子が暮らしていたのは、自宅の“離れ”とされているが、その表現は現実と乖離している。

「A子ちゃんが暮らしていたのは、物置小屋です。4畳ほどの所に、家の荷物が置かれて、わずかなスペースに机だけが置いてあるんですから。彼女は出入りも玄関からではなくて、車庫の裏にある潜り戸を通って裏庭に出て、そこから物置部屋に入っていました」(前出・近隣住人)

“しつけ”と呼ぶにはあまりに過酷なA子の生活の中で、救いとなるべき存在は、母だったはずだ。しかし、母もまた祖母の支配下にあった。

「おばあさんは、母親にもきつく当たっていたんです。“お前の教育が悪いから、この娘はこんなにグズなんだよ!”って。実の娘でさえも、容赦なく杖で叩いていたそうです。子供の学費や生活費など、ほとんどあの人のお金でやりくりしていたので、母親も何も言えなかったそうです。

 そのうち母親もノイローゼになって、精神的に不安定になっていきました。いつしか彼女も“あんたのせいでアタシが怒られるんだよ!”って、ことあるごとにA子ちゃんをなじるようになったんです」(前出・近隣住人)

 張りつめた心を癒す時間も場所もないまま過ごす毎日は、彼女の心に、負の感情を澱のように蓄積させ、いつしかその感情は心の容量を超えてしまった。

 一線を踏み越えたA子に対し、同居していた姉の悲しみは深い。

「姉はこの数年、ずっと仕事で忙しくて、妹の悩みを聞いてあげる時間がなかったそうで、“あの娘が苦しんでいるのを知っていながら、なぜ私が支えになってあげられなかったのか”って、泣き続けているそうです…。彼女は犯人隠避の疑いで警察の事情聴取を受けていますが、“事件を防げなかったのは私の責任です”とまで話しているそうです」(捜査関係者)

※女性セブン2014年10月23・30日号


・同僚男性の自宅に刃物を持って押しかけた女教師を逮捕
http://www.nhk.or.jp/kansai-news/20141013/5356551.html
<教諭 銃刀法違反容疑で逮捕 10月13日 17時39分>

大阪・寝屋川市の小学校に勤務する女性教諭が、同僚の男性の自宅に刃物を持って押しかけたとして、銃刀法違反の疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは、寝屋川市の市立点野小学校に勤務する、寝屋川市堀溝北町の木本恵容疑者(33)です。
警察によりますと、木本教諭は12日午前10時すぎ、大阪・交野市妙見坂の路上で、長さ約14センチの包丁を持っていたとして、銃刀法違反の疑いが持たれています。
警察の調べによりますと、木本教諭は同僚の男性教諭の自宅に包丁を持って押しかけて口論になり、男性に包丁を取り上げられたということです。
男性の妻から通報を受け駆けつけた警察官にその場で逮捕されました。
警察の調べに対し、「別れ話でトラブルになった。自分の手首を切って死のうと思った」と容疑を認めているということで、警察は詳しいいきさつを調べることにしています。



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2 コメント

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以前に力士が… (チク・パソン)
2014-10-17 20:25:47
暴行死した事件ぉ彷彿させますね(祖母=主犯の親方、母親=共犯の兄弟子達)

父親&次女も或る意味共犯かも知れませんが(怒)
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またボッシー絡み (チク・パソン)
2014-10-22 08:33:27
八王子市のマンションで35歳シンママ坪川昌子さんが殺害され40代交際♂性も飛び降り自殺(DK息子が発見)

③日前に♂性が荷物ぉ坪川宅前に運んだ直後と言ぅ事ゎ…

坪川さんが息子持ちで㌃事ぉ♂性に隠していた→♂性が『一緒に住もう』と猛アピール→息子持ちが発覚し逆㊤し殺害→自らも身ぉ投げる負の連鎖?
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