まず、上川少子化担当相が今回の倖田発言に言及したことで、フェミニズムが関与していることは自明だ。だからネット上でもフェミニズムが工作活動をしていることも明白と考えて良いだろう。
では、ネット上のどこにフェミニズムの要素を見出せるのか。幾つか列挙してみる。
1.執拗な非難コメントが未だに続いていること。フェミの陰湿さを表している。
2.セクハラ発言であるなど、フェミ概念に安易に結び付けている。
3.高齢出産や不妊治療の現状に関し、女性の社会進出による晩婚化の影響を指摘すると、すかさず反論コメントが投稿される。
4.産まない権利を正当化しているコメントがある。
5.同じ女性として恥ずかしいなど、女性としての品格を否定している。
6.いじめではないと強調するなど、批判勢力の衰退を懸念して更に批判勢力の増大や騒動の長期化を狙っている。
7.引退せよという声が沢山ある。これは倖田が時にパンチラをしたり「エロ格好いい」など性的魅力を強くアピールするタイプであることに、以前からフェミが好印象を持っていなかったと推測できる。
しかもこれらの傾向が2chやヤフーニュースのコメント欄などあらゆる掲示板でほぼ共通的であること。特に2chに関しては医学板にもフェミが張り付いているらしく、羊水に関する詳細な情報提供をも阻害しようとしている気配がある。
この状況から読み取れることは、倖田批判を特に強調することにより、妊娠や出産に関する話題全般を公の場から排除してしまおうというフェミ陣営の思惑があるということではないだろうか。少しでも誤解を招くような発言をすればもう最後、徹底的に叩かれてしまう、ならば初めから話題に触れない方が良い、と多くの人は思うだろう。そうなればフェミの思う壺、妊娠や出産の話題は全て自分達で支配できて、まさに名実共に「性の自己決定権」をフェミの手によって自在に情報操作出来る様になるからだ。
しかし、今回の件でフェミ陣営の冷酷さが改めて感じられたと言えるだろう。これまでなら、倖田の強気な言動などにはむしろ好感を持つフェミも多かったと思えるのに、一度風向きが変わると一斉に批判に回る。まさにいじめ集団の構造と同じだ。自分もいじめに加わらないと自分の立場が無くなるから一緒にいじめに加わる。そんな気配を感じてしまう。
従って、元々倖田に対して良い印象を持っていなかった反フェミ系の人も、今回の件をやみくもに批判してはいけないと思う。下手な批判はむしろフェミを勢いづかせてしまうからだ。そこで私なりの模範解答を示すならば以下のようになる。「『腐る』という表現は好ましくないとしても、女性が早く結婚して子供を産むのは大変素晴らしいことです。倖田さんの真意はそこにあったのではないでしょうか。本件を機に、結婚して母親になることの大切さを再認識する必要があると思います。」如何だろうか。