社会の荒廃 研究室(蜻蛉の眼鏡)

国連の女子差別撤廃条約に基づく男女共同参画を強行する女性独裁権力(フェミニズム)の社会病理に言及、コメント欄も充実。

ヘキサゴンの人間模様から「連帯意識」の大切さ学べ --女性講座その2--

2008-02-21 16:11:04 | 芸能、音楽

 貴女はスザンヌ派?、それとも木下優樹奈派?、或いは里田まい派?、フジ系「クイズ、ヘキサゴンⅡ」でお馬鹿女性タレントとして人気の3人だが、性格は皆多様のようだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080221-00000006-nks-ent

 レギュラー番組では、解答者と犠牲者が組になり、解答者の間違いが一定数に達すると犠牲者が水中に転落するという設定のコーナーがある。見せ場は犠牲者の転落なので、解答者にはわざと知識の低い人が選ばれ、必然的にお馬鹿3女性は選ばれ易くなる。

 一方、犠牲者に選ばれる人は決まって男性。女性も僅かに選ばれたことはあるが大抵は転落を免れるように巧みに演出しているようだ。

 ここで注目したいのが、解答者と犠牲者との「連帯意識」である。例えばスザンヌが解答者に選ばれた場合では犠牲者が転落すると実に申し訳なさそうに「ごめんなさ~い」と自分のことのように寂しそうな表情でずぶぬれになった犠牲者を気遣う。

 これに対し、木下優樹奈が解答者に選ばれた場合などは全く反応が違う。犠牲者が転落しても指差して大笑いするなど不謹慎な態度を取る。当然犠牲者の気持ちは穏やかではいられない。しかしそれでも木下は他人事のようで気にしない様子だ。

 またこれと同じような反応で犠牲者を怒らせたのが倖田來未の妹であるmisonoだ。この時は犠牲者がアンガールズの田中卓志だったのだが、ずぶぬれになった田中の姿にあまりに笑い転げるmisonoを見て田中がキレかかっていた。

 里田まいについては、状況を見たことが無いので、わからない。

 人間社会において、連帯意識というのは非常に大切な要素である。例えばその代表的な例は「夫婦」である。男が働く、女が家を守る、こうした分業も連帯意識であるし、たとえ夫婦共働きでも分担が変わるだけで連帯意識の大切さは変らない。

 また連帯意識が必要な場面は何も家庭だけではない。職場でも同じだし、全く無関係の他人とでも連帯意識は必要だ。自分と無関係の人に何故連帯意識なのかと思うかもしれないが、例えば今自分が独身だったら、将来自分の生涯の相手となるべく人と関係を作っていかなければならない。人は最初は誰でも自分の肉親以外はアカの他人なのだ。そこから関係を作っていく努力が必要であり、それが連帯意識につながるのだ。

 フェミニズムの影響で女性の意識が変化し、結婚しない女性が増えていると言われているが、そうした考えは連帯意識というものが欠如しているからだと思う。結婚しない女性が増えれば、結婚できない男性が増える。ヘキサゴンの内容に例えれば、ずぶぬれになった男性を他人事のように知らん振りするのと同じだ。果たして貴女達は「連帯意識」を持ってその責務を果たしているだろうか。或いは果たす志があるだろうか。単なるバラエティー番組一つでも、様々な人間模様が感じ取れる。

 ちなみに、昨日の同番組は3時間スペシャルで普段とは全く別構成で放送された。番組全てを見きれなかったのだが、京都のある料理店をゴール地点として、チームに分れて目的地を目指すという設定で、道中に起きる様々な出来事を面白く放送していた。

 まず、木下優樹奈は他の出演者2人(誰かは忘れた)と組になって目的地を目指したが、道中で弓を射る競技があったらしく、そこで木下がてこずったために料理が減ってしまったことを悔やんでいた様子だった。元々この収録の日に木下は朝寝坊をしたらしく、後ろめたい気持ちがあったのかも知れない。

 次に、スザンヌは単独で、少ない所持金と地図を頼りに目的地を必死に目指すも、途中お寺の鐘を鳴らしたりのんびり観光する場面などのどかな雰囲気が漂っていた。更に上地雄輔もスザンヌと同じ条件で全く別の場所からスタートしたが、途中で地図の一部を鹿に食われて目的地がわからなくなるハプニングに見舞われる始末。やらせ臭いところはそれとして、結局2人とも時間内に目的地に着くことは出来なかった。

 しかし、そんな中にも感動的な場面もあった。スザンヌが到着した時は他の出場者はテスト中だったためタイミングが悪く、温かく出迎えてもらえず可哀想だった。しかし、びり到着の上地雄輔の時には皆が歓談中だったので好タイミングだった。上地は達成感からか涙を流して司会の島田紳助までもらい泣きしていた。料理も残り物しかなかったが、他の出場者が次々と(料理の)お皿を差し出してくれた。スザンヌも上地の涙に誘われ涙ぐみ、自分が到着した時に皆が温かく迎えてくれなかったことを嘆いていたが、上地の涙を最もよく理解していたのは彼女だったのではないだろうか。

 こうした出来の悪い人にも温かく迎えられる社会は現実にどのくらいあるのだろうか?

クイズ!ヘキサゴンII超クイズパレード冬の京都3時間スペシャル
http://209.85.173.104/search?q=cache:CbexrjzcIpQJ:www.fujitv.co.jp/b_hp/hexagon2/+%E3%83%98%E3%82%AD%E3%82%B5%E3%82%B4%E3%83%B3+%E4%BA%AC%E9%83%BD%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%81%AE%E6%97%85&hl=ja&ct=clnk&cd=1&gl=jp
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