社会の荒廃 研究室(蜻蛉の眼鏡)

国連の女子差別撤廃条約に基づく男女共同参画を強行する女性独裁権力(フェミニズム)の社会病理に言及、コメント欄も充実。

女性の性交体験率上昇が意味するもの

2006-11-13 12:08:40 | 結婚、恋愛
 女子大生の性交体験率が62%に昇ることが「日本性教育協会」の調査で明らかになったという(*1)。携帯電話の普及など、情報化に適応して異性との交際機会が増え、女性の性行動も活発化した結果ではないかとのことだ。

(*1)
http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20061111-115551.html

 そもそも性交体験の調査というのは本人の申告だけが頼りなので、どこまで数字に信頼性があるかはわからない。しかし大切なのは、この結果をどう捉え、今後どのような啓発活動なり対策が必要なのかということだ。

 結婚まで童貞、処女を守り抜く貞操観念は過去の遺物などという話をよく耳にするが、果たしてそれは良い傾向なのか或いは悪い傾向なのか。その考え方一つで今回の結果の捉え方は大きく変わる。

 それに、貞操観念の意識変化は自由恋愛市場によるもので、必ず「格差」が発生する。自由に性交が出来る者が増える一方で、性交の機会に全く巡り逢えない性的弱者も増える。特に男性においてはこの傾向が顕著になる。こうした性的格差こそ最も改善しなければいけないのではないか。

 更に、貞操観念の意識変化は性犯罪の発生にも大きく影響する。そもそも性犯罪の概念は制定された大日本帝国憲法下の当時では処女を想定したものであったはず。時代と共に制度も変えていくべきというのなら、性犯罪の概念も見直していくべきではないのか。

 安易な性行為が蔓延する一方で、性犯罪が横行するのは一見矛盾しているように見えるが、性的格差を生み出している状況では実は当然の傾向と言えるのではないだろうか。フェミニズムは男性への憎悪心から性犯罪の厳罰化を主張して譲らないが、男性の性的安定を蔑ろにして、女性の性解放だけを一方的に進めるだけでは単に女性の権力誇示をしているだけと言われても仕方がない。

 一昔前は、近所の世話焼きおばさんなどが、適齢期の男女を見合いさせ、結婚させていた。彼らの多くは貞操意識を遵守していたはずだ。当時は今のように犯罪も多くなかった。こうした昔式の伝統文化こそが、最も進歩的で健全な社会と言えるのではないだろうか。

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