A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

サンヘドリン、インキャパシタンツ@東高円寺UFO CLUB (2008.6.1)

2008年06月02日 23時54分28秒 | 灰野敬二さんのこと
UFO CLUBのコンピレーションCDシリーズ「U.F.O.CLUB TOKYO JAPAN vol.4&vol.5」のレコ発ライブ。個性的な4組が出演。
一番手はsax,kbd(女性),g,b,dsの5人組インストバンドOWKMJ(俺はこんなもんじゃない)。変拍子多様のプログレッシヴ・ジャズ・ロックを聴かせる。最近何故かこの手のバンドが増えている。このバンドは女性がひとり参加しているため華やかさもありいい感じ。
次は茨城出身の女性版"突然ダンボール"トリオ、おにんこ!(茨城弁で"おにぎり"の意味。鬼ん子ではない)。観るのは2回目だが前よりノイジーなギターを前面に出し、ビート感も強くなった気がする。それでも飄々とした歌詞や佇まいは変わらない。
次に今回のお楽しみの凸凹ノイズ・ユニット、インキャパシタンツ。美川氏はライヴ前に焼酎を煽って景気づけをしていたようだ。毎度のことだが。左に巨漢の小堺氏、右に小柄な美川氏。それぞれテーブルの上にセットされた機材をいじり耳を圧するノイズを放出する。PAの横だったので右耳がやられる。次第に二人の痙攣のような動きが激しくなり、小堺氏はギター・アンプを抱えて会場へ乱入。騒然となった。ステージがもっと高ければステージ・ダイヴしているところだ。うるさいことこの上ないけど、後味爽やかなライヴだった。
トリはサンヘドリン。あれだけうるさかったインキャパシタンツのあとでも輪郭のはっきりとした轟音の演奏。ナスノミツル氏と吉田達也氏のリズムセクションは次々と曲の表情を変えていく。灰野さんもそれに合わせてフルート、轟音ギター(今回もSG)、ヴォイス・パフォーマンスと形態を変え飽きさせない。今一番強力で柔軟性のあるロック・バンドではなかろうか。1時間たっぷり聴かせてくれた。吉田氏のAcid Mother GongのTシャツが蝸牛みたいで可愛かった。灰野さんは珍しくエフェクターを6個しか繋いでいなかった。
東京アンダーグラウンド・シーンの縮図を見るようなイベントだった。
Incapacitants HP

アングラの
総本山だ
UFO CLUB

このレコ発シリーズは6日(金)にもあり、そこでは灰野さんはラップ/ヒップホップのECD&ILLICIT TSUBOIと共演する。



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お詫び:石原志保氏映像について

2008年06月02日 00時54分39秒 | Weblog
昨年11月7日に中野Plan Bにて開催された石原志保氏(音楽:灰野敬二氏)の舞踏公演の映像をご本人および関係者の方々に無断でYouTubeにアップロードし公開したことにより、ご本人および関係者に方々に多大なご迷惑をおかけしました。ここに慎んでお詫び申し上げます。YouTubeの映像は既に削除済みです。
誠に申し訳ありませんでした。
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