A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

モーガン・フィッシャー@六本木Super Deluxe 2008.6.19(thu)

2008年06月20日 23時16分02秒 | 素晴らしき変態音楽
先日紹介したモーガン・フィッシャーのイベント「フィッシャーのオルガン」を観に行ってきた。事前に予約すればチャージ無料となる。モーガン自身このイベントを自分の音楽実験の場と捉えていて採算度外視なのかもしれない。
今回が何と51回目となる。Super Deluxeでも最長寿のイベントだ。
会場の真ん中に大小合わせて5台のヴィンテージ・キーボードが設置され、各50分に亘る即興演奏を2セット行う。壁面にはスライドや映画が映写され幻想的なイメージを盛り上げる。モーガンはそれらのキーボードやピアニカ、自らの声や玩具を駆使しディレイやサンプラーを通して音を織り上げていく。即興は即興でもアヴァンギャルドではなく(方法論は多分に前衛的だが)アンビエントでリラクシングなサウンドだ。目を閉じて聴いていると気持ちよくて思わず意識が遠のいてしまう。どちらかというとジャズやロックよりもクラシック寄りな演奏だった。

意次元に
迷い込んだか
雲の上

脳内を浄化したような清々しい体験だった。



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英国の誇り~デヴィッド・ポッツ「カミング・アップ・フォー・エア」

2008年06月20日 00時30分42秒 | ロッケンロール万歳!
ここ数日何故かUKロック付いている私である。今日は最近お気に入りの知られざる英国ロック・アーティストを紹介しよう。
デヴィッド・ポッツ(ポッツィー)とは1997年に元ジョイ・ディヴィジョン~ニュー・オーダーのベーシスト、ピーター・フック(フッキィー)と共にモナコというバンドを結成、英国で100万枚近いセールスを記録し大成功を収めたマンチェスター・ロック・シーンの顔役である。
モナコから11年たって彼がリリースしたソロ・デビュー作がこれ。盟友フッキィーもゲスト参加し、小細工なしのポップでモッズでサイケな英国ロックを聴かせる。流石ベテランらしい貫禄の中にも初心忘るるべからずの初期衝動に突き動かされた瑞々しい感性が光る、珠玉の作品に仕上がった。この王道ポップ路線は英国ロックに脈々と流れる大きな河のようなものだ。
David Potts HP

英国の
伝統誇る
燻し銀

7月にポッツィーの初来日公演が決まった。往年のブリットポップが好きな人なら必ず満足するはずだ。



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