<Chandos>
CHAN 10518 \2180
スメタナ:管弦楽作品集Vol.2 ――
歌劇《売られた花嫁》より 序曲、ポルカ、フリアント、道化師の踊り
歌劇《秘密》序曲/歌劇《リブシェ》序曲/歌劇《悪魔の壁》より 序曲、
悪魔の踊り/歌劇《ボヘミアのブランデンブルク人》より 序曲、
第1幕のバレエ音楽/歌劇《口づけ》序曲/歌劇《ダリボル》より 間奏曲/
歌劇《2人のやもめ》より 序曲、第2幕への前奏曲、第2幕のポルカ
ジャナンドレア・ノセダ(指揮)、BBCフィルハーモニック
ヴォルフ=フェラーリの管弦楽作品集(CHAN 10511)、リストのダンテ交響曲
(CHAN 10524)を続々と発表するなど、快進撃を続ける"知られざる名曲秘曲の伝
道師"ジャナンドレア・ノセダ&BBCフィルハーモニック。
連作交響詩「我が祖国」"以外"の作品にスポットライトを当てて大絶賛を博し
たスメタナの管弦楽作品集に早くも第2集が登場!
3つの"交響詩"など9つの管弦楽作品を収録した第1集(CHAN 10413)に続く第2集
では、"歌劇"からの管弦楽作品がテーマ。
意外にも(!?)代表作「売られた花嫁」の序曲で幕を開けたと思いきや、「秘
密」、「リブシェ」「悪魔の壁」、そしてスメタナ最初のオペラ「ボヘミアの
ブランデンブルク人」などからの管弦楽作品が次々と取り上げられるなど、ノ
セダ&BBCフィルの凄まじい広さのレパートリーに改めて驚かされること間違
い無し!
CHAN 10529 3枚組 \4360
ヴォーン=ウィリアムズ:映画音楽集-コレクターズ・エディション ――
《南極のスコット》組曲 ―― 完全版による世界初録音(ホッジャー編)/《沿
岸警備隊》組曲/人々の土地(ホッジャー編)/《潜水艦轟沈す(49度線)》組曲
(ホッジャー編)/ディム・リトル・アイランド(ホッジャー編)/《エリザベス
のイングランド》組曲(ホッジャー編)/《あるベルギー農場の物語》組曲/
ジョアナ・ゴディンの恋(ホッジャー編)/大荒原(ホッジャー編)
ラモン・ガンバ(指揮)、
BBCフィルハーモニック、
メリン・ガンバ(ソプラノ)、シェフィールド・フィルハーモニック合唱団、
エミリー・グレイ(ソプラノ)、マーティン・ハインドマーシュ(テノール)、
チータム室内合唱団、マンチェスター女声室内合唱団
クラシックの大作曲家たちが持つ"映画音楽の作曲家"としての姿を紹介するロ
ングセラー、"シャンドス映画音楽シリーズ(Chandos Movies)"。
これまでにリリースされたヴォーン=ウィリアムズの3枚の映画音楽集を、スタ
イリッシュでハイ・クォリティのパッケージに収めたコレクターズ・エディショ
ン(ボックス・セット)が登場!
1940年代に上演された「南極のスコット」や「潜水艦轟沈す」から、日本未公
開作品の音楽、完全版による世界初録音など、ファン垂涎の音源が満載!
演奏はもちろんシリーズの看板コンビであり、安定したパフォーマンスに定評
があるラモン・ガンバ&BBCフィルハーモニック。映画&映画音楽ファン、英国
音楽愛好家など様々なリスナーにオススメです!
CHAN 10527 \2180
タンスマン:ピアノ作品集 ――
マズルカ曲集第1巻/ピアノ・ソナタ第1番《田舎風》/ソナチネ第3番/ブルー
スの形式による3つの前奏曲/4つの夜想曲/友人のアルバム
マーガレット・フィンガーハット(ピアノ)
カエターニ&メルボルン響の"交響曲集Vol.1-3"が大きな支持を得ているシャン
ドスのタンスマン・シリーズに加わるのはピアノ作品集。
ポーランドのウッチ市で生まれフランスに渡り、ナチスの迫害から逃れるため
にアメリカへ亡命するなど、時代に翻弄されたタンスマンのピアノ作品を、シャ
ンドス初期から活躍を続ける女流ピアニスト、マーガレット・フィンガーハッ
トが弾く!
約20年前にリリースされた「ルーセルへのオマージュ」(CHAN 8578/廃盤)で
弾いたタンスマンの「子守歌」に魅せられてしまったというフィンガーハット。
ラヴェル、プーランク、ミヨーとストラヴィンスキーの音楽、そして祖国ポー
ランドやユダヤの民族音楽など、様々な音楽からの影響を放つタンスマンのピ
アノ作品集のレコーディングは、フィンガーハットにとっても20年越しの悲願
だったのである!
また、自身の曽祖父母とタンスマンの出身地が偶然に同じだったという事実も、
フィンガーハットの探究心を駆り立てる大きな要素になったのだという。
タンスマンのレコーディングに力を注いできたシャンドスが贈る「ピアノ作品
集」。
CHAN 10526 \2180
ロシアのヴァイオリン作品集 ――
カバレフスキー:即興曲Op.21
ヴォルコンスキー:ヴィオラ・ソナタ(世界初録音)
ハンドシキン:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ト短調
プロコフィエフ:バレエ音楽《シンデレラ》からの5つの小品
ストラヴィンスキー:ロシアの歌、ロシアの踊り
リディア・モルドコヴィチ(ヴァイオリン&ヴィオラ)、
ニコラス・ウォーカー(ピアノ)、ジュリアン・ミルフォード(ピアノ)
父ヤルヴィとのタネーエフ&リムスキー=コルサコフ(CHAN 10491)、バツェヴィ
チ&エネスコ(CHAN 10476)での壮絶な演奏で健在振りをアピールしてくれた露
西亜の百戦錬磨リディア・モルドコヴィチ。
この「ロシアのヴァイオリン作品集」では、カバレフスキー、プロコフィエフ、
ストラヴィンスキーから、アンドレイ・ヴォルコンスキー(1933-2008)、イワン
・ハンドシキン(1747-1804)など、文字通り祖国ロシアの音楽のみを取り上げ、
しかもヴァイオリンとヴィオラを持ち替えるなど大車輪の如き活躍を展開!
英国王立音楽院から貸与されている"ストラディヴァリウ1699(Kustendyke)"の
ヴァイオリンと、"ランドルフィ1760"のヴィオラを自由自在に操る女帝モルド
コヴィチの濃厚なロシア音楽の世界。ちなみにシャンドスの録音でヴィオラを
弾くのは今回が初となる。
CHAN 10546 \2180
ロータ:交響曲第1番ト長調/同第2番ヘ長調
マウリツィオ・コンティ(指揮)、フィラルモニカ‘900
「ゴッドファーザー」の音楽の作曲者にして、イタリアが全世界に誇る20世紀
映画音楽界の巨匠ニーノ・ロータ(1911-1979)。映画音楽の作曲家としての功績
があまりにも大きすぎるため、その影に隠れがちなロータのクラシック作品。
しかしながらロータ本人が「自身の本業はクラシックの作曲家である」と公言
していただけに、祖国イタリアのオーケストラによる録音の登場が、"クラシッ
ク音楽の作曲家"としてのロータの評価とイメージを高める重要な機会となるこ
とは間違いないだろう。
1993年に創設されたトリノ・テアトロ・レッジョのオーケストラ、フィラルモ
ニカ‘900と、ロータのスペシャリスト、マウリツィオ・コンティのタッグによ
る「交響曲集」は、クラシック&映画音楽ファン共に聴き逃すべからず!
CHAN 10528 \2180
L・バークリー:歌曲集 ――
ツグミ/コクトーのトンボー/ハウ・ラヴ・カム・イン/コルドバの鐘/オー
デンの5つの詩Op.53/5つのヘリックの詩Op.89/秋の伝説Op.58/秋Op.60-3/
5月1日のオード/ソネットOp.102/5つの中国の歌Op.78
ジェイムズ・ギルクリスト(テノール)、アンア・ティルブルック(ピアノ)、
アリソン・ニコルズ(ハープ)
医療と音楽の道を両立させながらキャリアを積み重ね、1996年に音楽への専念
を決意するという異色の経歴を持つイギリスのテノール歌手ジェイムズ・ギル
クリスト。
ソリストとしての登場が多かったギルクリストのシャンドス初となるソロ・ア
ルバムは、ブーランジェへの師事、カトリック改宗など、20世紀のイギリスで
異彩を放ったレノックス・バークリー(1903-1989)の歌曲集。
ブーランジェに師事するためにパリに渡った最初の年の作品「コクトーのトン
ボー」など、イギリス的であり、時にはフランス的でもある"サー"バークリー
の歌曲を、レコーディングを切望してきたギルクリストが歌う ――。
CHAN 0760 \2180
かくも甘い苦悩 -
モンテヴェルディ:このすばらしい合奏/あなたを愛しています、私の生命よ
/ああ、美しいその顔/西風が帰り、甘美な息吹で/西風が帰り、美しい季節
を運ぶ/ああ、恋人はどこに/かくも甘い苦悩/天と地と風が沈黙し/今や天
も地も/情け知らずの女たちのバッロ
ロバート・ホリングワース(ディレクター)、
イ・ファジョリーニ、バロック・ソロイスツ
イ・ファジョリーニは、オックスフォード大学の学生たちによって1986年に結
成され、2006年5月にはロイヤル・フィルーハーモニック協会から"アンサンブ
ル・アウォード"を授与されたイギリスのバロック・アンサンブル。
曲集ごとにまとめた録音を行わず、マドリガーレ集第5巻、第6巻、第8巻などか
らチョイスされた"マドリガーレ"で構成される画期的なプログラム、シャンド
スでは珍しいジャケット・デザインはシリーズ第3弾でも健在。
16世紀-21世紀間の様々な要素を取り入れたモンテヴェルディで、イ・ファジョ
リーニがイタリアのグループ優位という世評に立ち向かう!
<Tmpani>
2C 2114 2枚組 \4600
ブッソッティ:ソリストと合唱、管弦楽のための《カタログの歌》
マルクス・ブレンニマン(フルート)、オリヴィエ・ラルエット(バリトン)、
フィリップ・カーン(バス)、フィリップ・コッホ(ヴァイオリン)、
イラン・シュナイダー(アルト)、
アルトゥーロ・タマヨ(指揮)、
ルクセンブルク・フィルハーモニック管弦楽団
作曲家であると同時に、ピアニスト、画家、イラストレーター、舞台監督、学
者など様々な顔を持つイタリアの奇才、シルヴァーノ・ブッソッティ(1931-)の
野心作がタマヨ&ルクセンブルク・フィルの演奏でティンパニからリリース。
通常の記譜法とは全く違う、絵画にも通ずる大胆な図形楽譜の考案者としても
知られるブッソッティ。
この「カタログの歌」の録音は、"音楽"という枠を超越しているブッソッティ
の発想力、難解で壮絶な作品を一糸乱れぬアンサンブルで繰り広げてゆくタマ
ヨ&ルクセンブルク・フィルの機動力が実現させた現代イタリアを代表する巨
星の記念碑である。2006年9月の録音。
1C 1164 \2300
クセナキス:管弦楽作品全集Vol.1 ――
アイス-バリトン、打楽器独奏と管弦楽のための/描かれたもの/痕跡/
ノーメナ/ロアイ
アルトゥーロ・タマヨ(指揮)、
ルクセンブルク・フィルハーモニック管弦楽団、
スピロス・サッカス(バリトン)、ベアトリス・ドーダン(打楽器)
先にリニューアルされた管弦楽作品集第2巻(1C 1158/M1C 1062)を追う形で
"第1集"が新装リリース。
10段楽譜に記された16声部の演奏を要求される超難曲「シナファイ」、第2ピア
ノ協奏曲「エリフソン」へと続くタマヨ&ルクセンブルク・フィルによるクセ
ナキス・レガシーの原点です。
(今回の移行再発売に伴い旧盤の「1C 1057」は廃盤となります)
1C 1171 \2300
マニャール:管弦楽作品集 ――
正義の賛歌Op.14/古典風の様式による管弦楽組曲Op.2/挽歌Op.9/序曲Op.10
/ヴィーナスの賛歌Op.17
マーク・ストリンガー(指揮)、ルクセンブルク・フィルハーモニック
ハイペリオンからリリースされた交響曲全集(CDD 22068)が好評を博している近
代フランスの作曲家アルベリク・マニャール(1865-1914)。
マニャールは生涯21作しか遺しておらず、クセナキスの作品集でお馴染みの超
人集団、ルクセンブルク・フィルの演奏による管弦楽集も非常に貴重な音源と
して重宝されたもの。
(今回の移行再発売に伴い旧盤の「1C 1067」は廃盤となります)
1C 1168 \2300
サクル:歌曲集 ――
ジョルジュ・シェアデの5つの詩/アポリネールの5つの詩/扇のための7つの句
/黒い心/「語彙集」の6つの詩/演奏/6つの新しい扇/ヴェルレーヌの3つの
詩/ロベール・デノの3つの詩/「生活必需品」からの4つの例/ジョルジュ・
シェアデの3つの詩
フローランス・カス(メゾ・ソプラノ)、
ジャン=フランソワ・ガルデイユ(バリトン)、ビリー・エイディ(ピアノ)
現代フランスの作曲家ギイ・サクル(1948-)の歌曲集も他のレーベルではなかな
かお目にかかれない珍しい逸品。
サクルの名を広める役割を果たしているティンパニからは、この歌曲集の他に
ビリー・エイディの弾くピアノ作品集(1C 1026)がリリースされている。
(今回の移行再発売に伴い旧盤の「1C 1051」は廃盤となります)
CHAN 10518 \2180
スメタナ:管弦楽作品集Vol.2 ――
歌劇《売られた花嫁》より 序曲、ポルカ、フリアント、道化師の踊り
歌劇《秘密》序曲/歌劇《リブシェ》序曲/歌劇《悪魔の壁》より 序曲、
悪魔の踊り/歌劇《ボヘミアのブランデンブルク人》より 序曲、
第1幕のバレエ音楽/歌劇《口づけ》序曲/歌劇《ダリボル》より 間奏曲/
歌劇《2人のやもめ》より 序曲、第2幕への前奏曲、第2幕のポルカ
ジャナンドレア・ノセダ(指揮)、BBCフィルハーモニック
ヴォルフ=フェラーリの管弦楽作品集(CHAN 10511)、リストのダンテ交響曲
(CHAN 10524)を続々と発表するなど、快進撃を続ける"知られざる名曲秘曲の伝
道師"ジャナンドレア・ノセダ&BBCフィルハーモニック。
連作交響詩「我が祖国」"以外"の作品にスポットライトを当てて大絶賛を博し
たスメタナの管弦楽作品集に早くも第2集が登場!
3つの"交響詩"など9つの管弦楽作品を収録した第1集(CHAN 10413)に続く第2集
では、"歌劇"からの管弦楽作品がテーマ。
意外にも(!?)代表作「売られた花嫁」の序曲で幕を開けたと思いきや、「秘
密」、「リブシェ」「悪魔の壁」、そしてスメタナ最初のオペラ「ボヘミアの
ブランデンブルク人」などからの管弦楽作品が次々と取り上げられるなど、ノ
セダ&BBCフィルの凄まじい広さのレパートリーに改めて驚かされること間違
い無し!
CHAN 10529 3枚組 \4360
ヴォーン=ウィリアムズ:映画音楽集-コレクターズ・エディション ――
《南極のスコット》組曲 ―― 完全版による世界初録音(ホッジャー編)/《沿
岸警備隊》組曲/人々の土地(ホッジャー編)/《潜水艦轟沈す(49度線)》組曲
(ホッジャー編)/ディム・リトル・アイランド(ホッジャー編)/《エリザベス
のイングランド》組曲(ホッジャー編)/《あるベルギー農場の物語》組曲/
ジョアナ・ゴディンの恋(ホッジャー編)/大荒原(ホッジャー編)
ラモン・ガンバ(指揮)、
BBCフィルハーモニック、
メリン・ガンバ(ソプラノ)、シェフィールド・フィルハーモニック合唱団、
エミリー・グレイ(ソプラノ)、マーティン・ハインドマーシュ(テノール)、
チータム室内合唱団、マンチェスター女声室内合唱団
クラシックの大作曲家たちが持つ"映画音楽の作曲家"としての姿を紹介するロ
ングセラー、"シャンドス映画音楽シリーズ(Chandos Movies)"。
これまでにリリースされたヴォーン=ウィリアムズの3枚の映画音楽集を、スタ
イリッシュでハイ・クォリティのパッケージに収めたコレクターズ・エディショ
ン(ボックス・セット)が登場!
1940年代に上演された「南極のスコット」や「潜水艦轟沈す」から、日本未公
開作品の音楽、完全版による世界初録音など、ファン垂涎の音源が満載!
演奏はもちろんシリーズの看板コンビであり、安定したパフォーマンスに定評
があるラモン・ガンバ&BBCフィルハーモニック。映画&映画音楽ファン、英国
音楽愛好家など様々なリスナーにオススメです!
CHAN 10527 \2180
タンスマン:ピアノ作品集 ――
マズルカ曲集第1巻/ピアノ・ソナタ第1番《田舎風》/ソナチネ第3番/ブルー
スの形式による3つの前奏曲/4つの夜想曲/友人のアルバム
マーガレット・フィンガーハット(ピアノ)
カエターニ&メルボルン響の"交響曲集Vol.1-3"が大きな支持を得ているシャン
ドスのタンスマン・シリーズに加わるのはピアノ作品集。
ポーランドのウッチ市で生まれフランスに渡り、ナチスの迫害から逃れるため
にアメリカへ亡命するなど、時代に翻弄されたタンスマンのピアノ作品を、シャ
ンドス初期から活躍を続ける女流ピアニスト、マーガレット・フィンガーハッ
トが弾く!
約20年前にリリースされた「ルーセルへのオマージュ」(CHAN 8578/廃盤)で
弾いたタンスマンの「子守歌」に魅せられてしまったというフィンガーハット。
ラヴェル、プーランク、ミヨーとストラヴィンスキーの音楽、そして祖国ポー
ランドやユダヤの民族音楽など、様々な音楽からの影響を放つタンスマンのピ
アノ作品集のレコーディングは、フィンガーハットにとっても20年越しの悲願
だったのである!
また、自身の曽祖父母とタンスマンの出身地が偶然に同じだったという事実も、
フィンガーハットの探究心を駆り立てる大きな要素になったのだという。
タンスマンのレコーディングに力を注いできたシャンドスが贈る「ピアノ作品
集」。
CHAN 10526 \2180
ロシアのヴァイオリン作品集 ――
カバレフスキー:即興曲Op.21
ヴォルコンスキー:ヴィオラ・ソナタ(世界初録音)
ハンドシキン:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ト短調
プロコフィエフ:バレエ音楽《シンデレラ》からの5つの小品
ストラヴィンスキー:ロシアの歌、ロシアの踊り
リディア・モルドコヴィチ(ヴァイオリン&ヴィオラ)、
ニコラス・ウォーカー(ピアノ)、ジュリアン・ミルフォード(ピアノ)
父ヤルヴィとのタネーエフ&リムスキー=コルサコフ(CHAN 10491)、バツェヴィ
チ&エネスコ(CHAN 10476)での壮絶な演奏で健在振りをアピールしてくれた露
西亜の百戦錬磨リディア・モルドコヴィチ。
この「ロシアのヴァイオリン作品集」では、カバレフスキー、プロコフィエフ、
ストラヴィンスキーから、アンドレイ・ヴォルコンスキー(1933-2008)、イワン
・ハンドシキン(1747-1804)など、文字通り祖国ロシアの音楽のみを取り上げ、
しかもヴァイオリンとヴィオラを持ち替えるなど大車輪の如き活躍を展開!
英国王立音楽院から貸与されている"ストラディヴァリウ1699(Kustendyke)"の
ヴァイオリンと、"ランドルフィ1760"のヴィオラを自由自在に操る女帝モルド
コヴィチの濃厚なロシア音楽の世界。ちなみにシャンドスの録音でヴィオラを
弾くのは今回が初となる。
CHAN 10546 \2180
ロータ:交響曲第1番ト長調/同第2番ヘ長調
マウリツィオ・コンティ(指揮)、フィラルモニカ‘900
「ゴッドファーザー」の音楽の作曲者にして、イタリアが全世界に誇る20世紀
映画音楽界の巨匠ニーノ・ロータ(1911-1979)。映画音楽の作曲家としての功績
があまりにも大きすぎるため、その影に隠れがちなロータのクラシック作品。
しかしながらロータ本人が「自身の本業はクラシックの作曲家である」と公言
していただけに、祖国イタリアのオーケストラによる録音の登場が、"クラシッ
ク音楽の作曲家"としてのロータの評価とイメージを高める重要な機会となるこ
とは間違いないだろう。
1993年に創設されたトリノ・テアトロ・レッジョのオーケストラ、フィラルモ
ニカ‘900と、ロータのスペシャリスト、マウリツィオ・コンティのタッグによ
る「交響曲集」は、クラシック&映画音楽ファン共に聴き逃すべからず!
CHAN 10528 \2180
L・バークリー:歌曲集 ――
ツグミ/コクトーのトンボー/ハウ・ラヴ・カム・イン/コルドバの鐘/オー
デンの5つの詩Op.53/5つのヘリックの詩Op.89/秋の伝説Op.58/秋Op.60-3/
5月1日のオード/ソネットOp.102/5つの中国の歌Op.78
ジェイムズ・ギルクリスト(テノール)、アンア・ティルブルック(ピアノ)、
アリソン・ニコルズ(ハープ)
医療と音楽の道を両立させながらキャリアを積み重ね、1996年に音楽への専念
を決意するという異色の経歴を持つイギリスのテノール歌手ジェイムズ・ギル
クリスト。
ソリストとしての登場が多かったギルクリストのシャンドス初となるソロ・ア
ルバムは、ブーランジェへの師事、カトリック改宗など、20世紀のイギリスで
異彩を放ったレノックス・バークリー(1903-1989)の歌曲集。
ブーランジェに師事するためにパリに渡った最初の年の作品「コクトーのトン
ボー」など、イギリス的であり、時にはフランス的でもある"サー"バークリー
の歌曲を、レコーディングを切望してきたギルクリストが歌う ――。
CHAN 0760 \2180
かくも甘い苦悩 -
モンテヴェルディ:このすばらしい合奏/あなたを愛しています、私の生命よ
/ああ、美しいその顔/西風が帰り、甘美な息吹で/西風が帰り、美しい季節
を運ぶ/ああ、恋人はどこに/かくも甘い苦悩/天と地と風が沈黙し/今や天
も地も/情け知らずの女たちのバッロ
ロバート・ホリングワース(ディレクター)、
イ・ファジョリーニ、バロック・ソロイスツ
イ・ファジョリーニは、オックスフォード大学の学生たちによって1986年に結
成され、2006年5月にはロイヤル・フィルーハーモニック協会から"アンサンブ
ル・アウォード"を授与されたイギリスのバロック・アンサンブル。
曲集ごとにまとめた録音を行わず、マドリガーレ集第5巻、第6巻、第8巻などか
らチョイスされた"マドリガーレ"で構成される画期的なプログラム、シャンド
スでは珍しいジャケット・デザインはシリーズ第3弾でも健在。
16世紀-21世紀間の様々な要素を取り入れたモンテヴェルディで、イ・ファジョ
リーニがイタリアのグループ優位という世評に立ち向かう!
<Tmpani>
2C 2114 2枚組 \4600
ブッソッティ:ソリストと合唱、管弦楽のための《カタログの歌》
マルクス・ブレンニマン(フルート)、オリヴィエ・ラルエット(バリトン)、
フィリップ・カーン(バス)、フィリップ・コッホ(ヴァイオリン)、
イラン・シュナイダー(アルト)、
アルトゥーロ・タマヨ(指揮)、
ルクセンブルク・フィルハーモニック管弦楽団
作曲家であると同時に、ピアニスト、画家、イラストレーター、舞台監督、学
者など様々な顔を持つイタリアの奇才、シルヴァーノ・ブッソッティ(1931-)の
野心作がタマヨ&ルクセンブルク・フィルの演奏でティンパニからリリース。
通常の記譜法とは全く違う、絵画にも通ずる大胆な図形楽譜の考案者としても
知られるブッソッティ。
この「カタログの歌」の録音は、"音楽"という枠を超越しているブッソッティ
の発想力、難解で壮絶な作品を一糸乱れぬアンサンブルで繰り広げてゆくタマ
ヨ&ルクセンブルク・フィルの機動力が実現させた現代イタリアを代表する巨
星の記念碑である。2006年9月の録音。
1C 1164 \2300
クセナキス:管弦楽作品全集Vol.1 ――
アイス-バリトン、打楽器独奏と管弦楽のための/描かれたもの/痕跡/
ノーメナ/ロアイ
アルトゥーロ・タマヨ(指揮)、
ルクセンブルク・フィルハーモニック管弦楽団、
スピロス・サッカス(バリトン)、ベアトリス・ドーダン(打楽器)
先にリニューアルされた管弦楽作品集第2巻(1C 1158/M1C 1062)を追う形で
"第1集"が新装リリース。
10段楽譜に記された16声部の演奏を要求される超難曲「シナファイ」、第2ピア
ノ協奏曲「エリフソン」へと続くタマヨ&ルクセンブルク・フィルによるクセ
ナキス・レガシーの原点です。
(今回の移行再発売に伴い旧盤の「1C 1057」は廃盤となります)
1C 1171 \2300
マニャール:管弦楽作品集 ――
正義の賛歌Op.14/古典風の様式による管弦楽組曲Op.2/挽歌Op.9/序曲Op.10
/ヴィーナスの賛歌Op.17
マーク・ストリンガー(指揮)、ルクセンブルク・フィルハーモニック
ハイペリオンからリリースされた交響曲全集(CDD 22068)が好評を博している近
代フランスの作曲家アルベリク・マニャール(1865-1914)。
マニャールは生涯21作しか遺しておらず、クセナキスの作品集でお馴染みの超
人集団、ルクセンブルク・フィルの演奏による管弦楽集も非常に貴重な音源と
して重宝されたもの。
(今回の移行再発売に伴い旧盤の「1C 1067」は廃盤となります)
1C 1168 \2300
サクル:歌曲集 ――
ジョルジュ・シェアデの5つの詩/アポリネールの5つの詩/扇のための7つの句
/黒い心/「語彙集」の6つの詩/演奏/6つの新しい扇/ヴェルレーヌの3つの
詩/ロベール・デノの3つの詩/「生活必需品」からの4つの例/ジョルジュ・
シェアデの3つの詩
フローランス・カス(メゾ・ソプラノ)、
ジャン=フランソワ・ガルデイユ(バリトン)、ビリー・エイディ(ピアノ)
現代フランスの作曲家ギイ・サクル(1948-)の歌曲集も他のレーベルではなかな
かお目にかかれない珍しい逸品。
サクルの名を広める役割を果たしているティンパニからは、この歌曲集の他に
ビリー・エイディの弾くピアノ作品集(1C 1026)がリリースされている。
(今回の移行再発売に伴い旧盤の「1C 1051」は廃盤となります)