クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

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09-05 No.6

2009年05月07日 17時48分09秒 | Weblog
<Channel Classics>
CCSSA 27909(SACD-Hybrid) \2850
プロコフィエフ:チェロと管弦楽のための《交響協奏曲》ホ短調Op.125
チェレプニン:無伴奏チェロのための組曲
クラム:無伴奏チェロのためのソナタ(全曲ライヴ録音)
ピーター・ウィスペルウェイ(チェロ/グァダニーニ1760)、
ワシーリー・シナイスキー(指揮)、
ロッテルダム・フィルハーモニック管弦楽団
ウォルトンの「チェロ協奏曲」(OMYX 4042)や、ショスタコーヴィチの「チェ
ロ協奏曲第2番」(CCSSA 25308)の録音を続々と発表するなど、"20世紀中期の
チェロ作品"の演奏に凄まじい情熱を注いでいるオランダ生まれの超人チェリ
スト、ピーター・ウィスペルウェイ。
長年パートナーシップを結んできた"チャンネル・クラシックス"での最後の
録音となるのは、ロストロポーヴィチに捧げられたプロコフィエフ最晩年の
傑作「交響協奏曲」!
1947年、ロストロポーヴィチの演奏に感銘を受けたプロコフィエフは、この
若き盟友からアドヴァイスを得て「チェロ協奏曲第1番」の改訂を決断。
新たな姿に生まれ変わったチェロ協奏曲が"第2番"としてロストロポーヴィチ
の演奏で1952年2月18日に初演されてからも、プロコフィエフの燃えたぎる創
作意欲がさらなる改訂を進め、遂に完成した最終稿こそが「交響協奏曲」な
のである。
ロストロポーヴィチによる演奏を想定して作曲されたため、チェロとオーケ
ストラの双方に高度な演奏技術と作品への理解力が要求される「交響協奏曲」。
この難曲中の難曲に挑むウィスペルウェイにとって、先人たちからの伝統を
受け継ぎロシア音楽に深く精通するシナイスキーと、ゲルギエフによって鍛
えに鍛え上げられたロッテルダム・フィルの存在は非常に大きく頼もしい。
"ロストロポーヴィチ"と"交響協奏曲"への深い想いを「(交響協奏曲の演奏
時間でもある)40分間、スラヴァになりたくない人などいるのだろうか?」
という言葉と、「奇跡の弓」と讃えられる"ボーイング"、「奇跡のチェロ」
と称される"グァダニーニ1760"を駆使した唯一無二の演奏で表現するウィス
ペルウェイ。
「交響協奏曲」の"20世紀"の代名詞がロストロポーヴィチであるならば、こ
の録音の登場によって"21世紀"の代名詞がウィスペルウェイとなる可能性は
限りなく高い!




<LA MA DE GUIDO>
LMG 2085 \2180
サンティアゴ・デ・ムルシア(1685頃-?):
サルディバル写本に収められた作品集
Fandango / Jacaras por la E / Folias gallegas / Al verde retamar
Las penas / Sarao o el bailete de "El Retiro" / Los ympossibles
El paloteado / La jotta / Marizapalos / Tarantelas / Gaitas
ダビド・ムルガダス(バロックギター)
アルシデス・ロドリゲス(打楽器)
ジュゼプ・マサナ(ヴァイオリン)
エンリク・ソラ(ハーディ=ガーディ)
アンヘル・ラグナ(シャリュモー、ドゥルサイナ、バグパイプ、リコーダー)
エステル・オリバン(カスタネット)
録音:2008年、カステイビスバル(スペイン)、スタジオ・サウンドラブズ
1940年代に高名な音楽学者ガブリエル・サルディバルがメキシコの書籍商か
ら買い取ったことから名付けられたサルディバル写本には、17世紀前半に活
躍したスペインのギタリスト・作曲家サンティアゴ・デ・ムルシアのギター
曲が収められています。当アルバムでは、ギターその他撥弦楽器の奏者で古
楽のスペシャリストであるダビド・ムルガダスが選曲を行い、作曲当時スペ
インでよく使われていた楽器を加えて演奏しています。

LMG 2086 \2180
モダニズム世代のカタルニャの女性作曲家たち
ナルシザ・フレシャス(1859-1926):
La font del romani/ L'ametller / La barca / La son soneta
Primaveral / L'ombra de Nazaret / Dolorosa / El filador d'or
Ai, l'esperansa
カルメ・カール(1865-1943):
Can de tarda / La dida de l'infant / La non non dels papallons
Les animes / Les aranyes / La mort de la verge / Non non
イザベル・グエイ(1872-1956):
Amunt / La llar / La rosa marcida / Balada / Barcarola
Can trista / Rima
リュイザ・カザジェマス(1873-1942頃):
Can de mar / La complanta de la lluna / Gentil pageseta
Enyorament / Vilancet "Nadal" / Amor de pà tria /
Rialla d'abril
Esbarjos
マリア・テレザ・ガリゴザ(ソプラノ)
ハイドルン・ベルガンダー(ピアノ)
録音:2008年9月21日、カペリャデス(スペイン)、音楽新聞ホール
19世紀に生まれ20世紀にかけて活躍したカタルニャの女性作曲家のたち歌曲
集。歌詞はもちろんカタルニャ語で、歌うガリゴザもバルセロナ生まれ。

LMG 2087 \2180
ラモテ・デ・グリグノン、トルドラ:室内管弦楽作品集
リカルド・ラモテ・デ・グリグノン(1899-1962):
4つの小パストラル/子守歌/3つの magiars 歌/3つの小品
レント・エスプレッシヴォ/古風な組曲
エドゥアルド・トルドラ(1895-1962):ビラノバ舞曲集
テラサ48室内管弦楽団
アドルフ・プラ(指揮、ピアノ)
録音:2008年11-12月、テラサ市立ホール(スペイン)
同世代で親友でもあった二人のカタルニャ人作曲家。ビラノバはトルドラの
生地。

LMG 2088 \2180
グラシア・タラゴ(1892-1973):ギター作品集
「スペインの地に」から
エストレメニャ,ムルシアナ,モンタニェラ,プライェラ,
穏やかな海(舟歌),セビリャナス
6つの小品
トナディリャ,マラゲニャ,子守歌,小ロマンス,メヌエット ト長調,童話
中難易度の12の練習曲 から 第6番(コラール),第9番
12の演奏会用練習曲 から 第2番(ガヴォット),第9番(即興曲)
2つの夜想曲 から 第2番ホ長調
6つの前奏曲 から 第1番ホ長調,第2番イ長調,第3番ホ短調,第4番ロ長調
3つのサルダナ から Cala Montjoi
カタルニャのクリスマスの5つのの歌 から 鳥の歌
2つの動物の踊り; ペンギンの踊り,クジャクの踊り
ジャウメ・トレント(ギター)
録音:バルセロナ、エスペランサ礼拝堂
ソル(1778-1839)、タレガ(1852-1909)、リョベト(1878-1938)といった「カタ
ルニャ・ギター楽派」の流れを汲むコンポーザー=ギタリストとしては20世紀
前半最大の存在であるタラゴの作品集。演奏するジャウメ・トレントはタラ
ゴ直伝のギタリスト。

LMG 2089 \2180
フェデリコ(フレデリク)・モンポウ(1893-1987):
歌と踊り(13曲)
バレエ(13曲:終曲のみ(*))
アドルフ・プラ(ピアノ)
モンセラ・トルエリャ(メゾソプラノ(*))
録音:2009年1月26、28-29日、サンタ・コロマ・デ・グラメネト(スペイン)、
カン・ロチ・イ・トレス・ホール
「バレエ」は詩人リカルド・ペルマニェル、作曲者の兄である画家ジュゼプ
・モンポウ(1888-1968)との共作による愛蔵本(1949年出版)のために書かれ
た、音楽によるイラストレーション。このたびラ・マ・デ・ギド社から出版
されるまで未出版であり(第1曲「前奏曲」は後にサラベール社から出版
(1952)された「左手のための6つの前奏曲」の初稿にあたります)、当録音が
世界初。カタルニャ高等音楽学校(ESMUC)ピアノおよび室内楽担当教授を務
めるアドルフ・プラはモンポウのスペシャリスト。



<ARS HARMONICA>
AH 199 \2180
フランシスコ(フランセスク)・タレガ(1852-1909):
35の前奏曲
練習曲集(30曲)
ジュゼプ・マンザノ(ギター)

AH 201 \2180
サクソフォン&エレクトロニクス
ギリェルモ・ラウスリカ(1968-):Solo
エドガル・バロソ(1977-):IOD(2007)
ホセ・マヌエル・ロペス・ロペス(1956-):
Con cadencia de eternidad(1989-1999)
アンドレス・レウィン=リクテル(1937-):Secuencia XVI
フランソワ・ロッセ(1945-):Ost Atem
ガブリエル・ブレンチック(1942-):Alt-Concert II
シェロ・ジネ(サクソフォン)
好評の「&エレクトロニクス」シリーズ。シェロ・ジネルはサラゴサ音楽院
現代室内楽担当教授を務める女性サクソフォン奏者。




<VENEZIA>
CDVE04355 2枚組 \1650
ハチャトゥリャン:バレエ音楽「ガヤネー」全曲
ヤンスク・カヒーゼ指揮 Jansug Kakhidze
ソビエトRTV大交響楽団
1977年モスクワ
鋭いリズム、強烈な打楽器、吼える金管、息苦しい程の美しい弦楽器、驚く
べき緊張感を持った快演として高い評価を得ている名盤の復刻です。




<TACET>
TACET 165 2枚組 \4700
シューマン:ピアノ作品集
(1)ペダル・ピアノのための練習曲(6つのカノン風小品)
ドビュッシーによる2台ピアノ編曲版
(2)パガニーニの奇想曲による6つの練習曲 op.3
(3)パガニーニの奇想曲による6つの演奏会用練習曲 op.10
(4)交響的練習曲 op.13     他
エリカ・ホーセ(ピアノ) Erika Haase
カルメン・ピアッツィーニ(ピアノ:(1)の曲の第2ピアノ)

TACET 176 \2380
アウリン弦楽四重奏団 ハイドン:弦楽四重奏曲集
ハイドン:3つの弦楽四重奏曲 op.54, Hob.III 57-59
(1)弦楽四重奏曲op.54-1 Hob.III 第57番 ト長調
(2)弦楽四重奏曲op.54-2 Hob.III 第58番 ハ長調
(3)弦楽四重奏曲op.54-3 Hob.III 第59番 ホ長調
アウリン弦楽四重奏団 Auryn Quartet
アウリン弦楽四重奏団は 1982年、ケルンで20歳代前半の現メンバーにより
結成されました。古典から現代曲まで幅広いレパートリーを持ち、明確で緊
張感ある演奏が特徴的です。
CPOレーベル 他から シューベルト、ヴォルフ、バルトークの弦楽四重奏
曲全集が発売されています。

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