<INTEGRAL>
POL 170418 \2250
ラヴェル:ソナチネ
ドビュッシー:狂詩曲
フォーレ:夢のあとに
ジル・レナル:オーボエ・ソナタOp.21
ラフマニノフ:ヴォカリーズ
カバレフスキー:子供のための小品
シューベルト:即興曲
エマニュエル・サヴォワ:オーボエ・ソナタ
ダヴィッド・ワルター(Ob)中島由紀(Pf)
POL 150442 2枚組 \4500
ルーセル:ソナティナ
疑い、前奏曲、フーガ、時は過ぎ行く、人形のお話、ミューズの歓待、
永続する小カノン、組曲 嬰へ調
田舎風な曲、3つの小品
デジレ・エンカワ(Pf)
TRI 331130 3枚組 \7080
メンデルスゾーン:
3つの前奏曲とフーガ ハ短調、ト長調、ニ短調Op.37(1837)、
前奏曲 ハ短調(1839)、
フーガ ホ短調、ヘ短調(1839)、アンダンテ ニ長調(1823)、
幻想曲とフーガ ト短調(1823)、
コラール変奏曲「全能の神のみ業は大いなるかな(1823)、
フーガ ニ短調(1820)、フゲッタ イ長調(1828)、前奏曲 ニ短調(1820)、
オスティナート ハ短調(1823)、
オルガンソナタ第1番 ヘ短調Op.65-1(1844)、
第2番 ハ短調Op.65-2(1831/39/44)、
第3番 イ長調Op.65-3(1829/44)、第4番 変ロ長調Op.65-4(1844)、
第5番 ニ長調Op.65-5(1844)、第6番 ニ短調Op.65-6(1845)、
アンダンテ ヘ長調(1844)、コラールと変奏曲(1840)、
アンダンテ ニ長調(1844)、アレグロ 変ロ長調(1844)、
アレグロ コラールとフーガ ニ短調(1844)
ジャン=バティスト・ロバン(Org)
メンデルスゾーンは、生涯にわたって積極的にオルガン曲を作曲し自らも各地で
バッハ、ベートーヴェン、自作のオルガン曲を演奏していた。このCDではメンデ
ルスゾーンも実際に弾いた、レータ、ゲオルゲン教会、マリーエン教会、フライ
ブルク、ペトリ教会のジルバーマン・オルガンが使用されている。生誕200周年
を祝う最適なCDと申せましょう。
TRI 331118 \3380
ルイ・マルシャン(1669-1732):オルガン曲全集
ジャン=バティスト・ロバン(Org)
ルイ・マルシャンは各地の教会、ルイ14世の宮廷礼拝堂のオルガニストを務めま
した。1717年ドレスデン宮廷での大バッハとのオルガン競演を前に、バッハの名
声を恐れて逃亡したといわれていますがこのCDを聴くと、にわかには信じがたい
思いがします。かのジャン・フィリップ・ハモーも青年時代、一日にかけもちで
パリのオルガンを弾いてまわるマルシャンの追っかけをしていたといいます。
<CASCAVELLE>
VEL 3131 2枚組 \3380
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ選集
[CD 1]
第8番ハ短調Op.13「悲愴」/ 第14番嬰ハ短調Op.27-2「月光」/
第23番ヘ短調Op.57「熱情」
アルド・チッコリーニ(P)[使用楽器:スタインウェイD274]
録音:1997年(第8番&第23番)・1995年(第14番)
バガテル イ短調WoO.59「エリーゼのために」
トゥルーデリース・レオンハルト(P)
録音:2001年
[CD 2]
第29番変ロ長調Op.106「ハンマークラヴィーア」/
第17番ニ短調Op.31-2「テンペスト」
アルド・チッコリーニ(P)[使用楽器:スタインウェイD274]
録音:1999年(第29番)・1995年(第17番)
名手チッコリーニが弾いたベートーヴェンのソナタは、全集として2001年にイタ
リアのボンジョヴァンニ社からリリースされ、のちにカスカヴェル社へと発売が
移行されましたが、ほどなく廃盤となって入手難の状態がつづいていたものです。
演奏は全体として、近年の来日における伝説と化した評判を裏付ける内容といえ、
この1925年ナポリ生まれの巨匠ピアニストの音楽人生のすべてが凝縮したかのよ
うな味わいが心に残るものでした。このたびはその全集録音から、3大ソナタを
含む表題つきの有名作品5曲がカタログに復活となります。
なお、どういうわけか「エリーゼのために」1曲のみ、高名な鍵盤楽器奏者グス
タフ・レオンハルトの妹トゥルーデリースによる録音が収められています。
<BIS>
BIS SA 1532(SACD-Hybrid) \2500
(1)タファネル:木管五重奏曲ト短調
(2)プーランク:ピアノと管楽のための六重奏曲
(3)ジョリヴェ:セレナード
(4)トマジ:世俗的な舞曲と神聖な舞曲
ベルリン・フィル木管五重奏団、スティーヴン・ハフ(Pf)
超名人集団ベルリン・フィル木管五重奏団久々の新録音。全員がベルリン・フィ
ルのメンバーで、その超絶技巧とアンサンブルの精密さは類がありません。今回
も管楽アンサンブル界の定番作品が集め大歓迎ですが、プーランクの名作のピア
ノ・パートをスティーヴン・ハフが担っているのも贅沢の極み。管楽器にかかわ
る人すべて必聴の一枚と申せましょう。
BIS SA 1553(SACD-Hybrid) \2500
ショスタコーヴィチ:交響曲第4番ハ短調 Op.43
マーク・ウィグレスワース(指)オランダ放送フィル
ショスタコーヴィチの交響曲第4番は歌劇「ムツェンスクのマクベス夫人」後
の、彼の初期集大成として1935/6年に作曲されました。しかしマクベス夫人が党
から猛烈に攻撃されたことに恐れをなして初演が先延ばしにされ、何と25年間も
お蔵になっていたといういわくつきの作。前衛的かつ難解で、オーケストラもと
りわけ大編成なのが特徴。ウィグレスワースの緊張感あふれる音楽性がピッタリ
です。
BIS SA 1620(SACD-Hybrid) \2500
ウェーバー:
(1)交響曲第1番ハ長調
(2)同第2番ハ長調
(3)アンダンテとハンガリー風ロンド
(4)ファゴット協奏曲ヘ長調
ヤーッコ・ルオマ(Fg)、
ジャン=ジャック・カントロフ(指)
タピオラ・シンフォニエッタ
オペラ作曲家として名高いウェーバーには2篇の交響曲があります。いずれも初
期の作ですが、ロマン的な色彩、流麗なメロディなど「魔弾の射手」の萌芽が明
瞭に見られる魅力作です。名ヴァイオリニストのカントロフがタピオラ・シン
フォニエッタから爽やかな響きを引き出しています。
BIS 1685 \2380
21世紀のチューバ協奏曲
(1)フレドリク・ホーグベリ:ロッキー・アイランド・ボート・ベイ(2006)
(2)ヤン・サンドストレム:レモン・ハウス(2002)
(3)カレヴィ・アホ:チューバ協奏曲(2000/1)
オイスタイン・ボーズヴィーク(Tub)、
マッツ・ロンディン(指)
ノールショピング響
ノルウェーから現れたチューバの怪人ボーズヴィーク。日本でも人気急上昇中の
彼の新譜は北欧作曲家がこの楽器のために書き下ろした協奏曲集。いずれも今世
紀になってからの作品というのが仰天です。もうひとつ仰天なのが彼の演奏。
チューバという楽器のイメージが変わる凄まじい指さばきと肺活量。思わず興奮
させられるエンターテナーぶりが光ります。
BIS 1687 \2380
C.P.E.バッハ:鍵盤協奏曲全集 Vol.17
(1)チェンバロ協奏曲ヘ長調 Wq42(H471)
(2)ピアノ協奏曲変ホ長調 Wq41(H469)
(3)同ハ短調 Wq31(H441)
ミクローシュ・シュパーニ(Cem、タンジェント・ピアノ、指揮)、
ペトリ・タピオ・マッツォン(指)
アンサンブル・オーパスX
C.P.E.バッハの鍵盤協奏曲も17枚目となりました。今回は1770年代円熟期の2篇
が収められています。堂々として激しさも持つ隠れた逸品です。シュパーニ熟達
のソロが聴きもの。
BIS 1650 \2380
追憶
(1)シェーンベルク:コル・ニドレ Op.39
(2)バーンスタイン:ハリル(1980/1)-フルート、打楽器、ハープ、弦楽のための
(3)ブロッホ:バール・シェム-ヴァイオリンと管弦楽版
(4)ツァイスル:ヘブライのレクイエム
シャロン・ベザリー(Fl)、ワジム・グルズマン(Vn)、
ガブリエラ・パーチェ(Sop)、ルイザ・フランチェスコーニ(Ms)、
ロドリーゴ・エステベス(Br)、スティーヴン・ブロンク(B-Br、語り)、
ジョン・ネシリング(指)サンパウロ響
ユダヤ民族の歴史にかかわる様々な「追憶」をテーマとしています。ヴィラ=ロ
ボスやグアルニエリの録音で注目された指揮者ネシリングは何とシェーンベルク
の孫。さらにユダヤ系のベザリーとグルズマンを独奏者に招き、濃い世界を描い
ています。南米サンパウロのオーケストラが驚くほど東欧ユダヤの響きとなって
います。
<ambroisie>
AM 177 \2500
(1)ラフマニノフ:ピアノソナタ第2番 Op.36
(2)グバイドゥーリナ:シャコンヌ
(3)メトネル:ソナタ「回想」Op.38の1
(4)プロコフィエフ:ピアノソナタ第7番 Op.83
アンナ・ヴィニツカヤ(Pf)
1983年生まれ、2007年のエリーザベト王妃国際コンクール優勝の美人ピアニス
ト、ヴィニツカヤ(ヴィンニツカヤ)のデビュー盤。今年2月に来日公演を行った
ばかり。超絶のテクニックとエネルギーが売りのロシア的爆演が特徴で、筋金入
りの難曲を揃えたこのアルバムにも自信がうかがえます。可憐な容姿から想像で
きない堂々とした態度もさすが。大器の出現と申せましょう。
POL 170418 \2250
ラヴェル:ソナチネ
ドビュッシー:狂詩曲
フォーレ:夢のあとに
ジル・レナル:オーボエ・ソナタOp.21
ラフマニノフ:ヴォカリーズ
カバレフスキー:子供のための小品
シューベルト:即興曲
エマニュエル・サヴォワ:オーボエ・ソナタ
ダヴィッド・ワルター(Ob)中島由紀(Pf)
POL 150442 2枚組 \4500
ルーセル:ソナティナ
疑い、前奏曲、フーガ、時は過ぎ行く、人形のお話、ミューズの歓待、
永続する小カノン、組曲 嬰へ調
田舎風な曲、3つの小品
デジレ・エンカワ(Pf)
TRI 331130 3枚組 \7080
メンデルスゾーン:
3つの前奏曲とフーガ ハ短調、ト長調、ニ短調Op.37(1837)、
前奏曲 ハ短調(1839)、
フーガ ホ短調、ヘ短調(1839)、アンダンテ ニ長調(1823)、
幻想曲とフーガ ト短調(1823)、
コラール変奏曲「全能の神のみ業は大いなるかな(1823)、
フーガ ニ短調(1820)、フゲッタ イ長調(1828)、前奏曲 ニ短調(1820)、
オスティナート ハ短調(1823)、
オルガンソナタ第1番 ヘ短調Op.65-1(1844)、
第2番 ハ短調Op.65-2(1831/39/44)、
第3番 イ長調Op.65-3(1829/44)、第4番 変ロ長調Op.65-4(1844)、
第5番 ニ長調Op.65-5(1844)、第6番 ニ短調Op.65-6(1845)、
アンダンテ ヘ長調(1844)、コラールと変奏曲(1840)、
アンダンテ ニ長調(1844)、アレグロ 変ロ長調(1844)、
アレグロ コラールとフーガ ニ短調(1844)
ジャン=バティスト・ロバン(Org)
メンデルスゾーンは、生涯にわたって積極的にオルガン曲を作曲し自らも各地で
バッハ、ベートーヴェン、自作のオルガン曲を演奏していた。このCDではメンデ
ルスゾーンも実際に弾いた、レータ、ゲオルゲン教会、マリーエン教会、フライ
ブルク、ペトリ教会のジルバーマン・オルガンが使用されている。生誕200周年
を祝う最適なCDと申せましょう。
TRI 331118 \3380
ルイ・マルシャン(1669-1732):オルガン曲全集
ジャン=バティスト・ロバン(Org)
ルイ・マルシャンは各地の教会、ルイ14世の宮廷礼拝堂のオルガニストを務めま
した。1717年ドレスデン宮廷での大バッハとのオルガン競演を前に、バッハの名
声を恐れて逃亡したといわれていますがこのCDを聴くと、にわかには信じがたい
思いがします。かのジャン・フィリップ・ハモーも青年時代、一日にかけもちで
パリのオルガンを弾いてまわるマルシャンの追っかけをしていたといいます。
<CASCAVELLE>
VEL 3131 2枚組 \3380
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ選集
[CD 1]
第8番ハ短調Op.13「悲愴」/ 第14番嬰ハ短調Op.27-2「月光」/
第23番ヘ短調Op.57「熱情」
アルド・チッコリーニ(P)[使用楽器:スタインウェイD274]
録音:1997年(第8番&第23番)・1995年(第14番)
バガテル イ短調WoO.59「エリーゼのために」
トゥルーデリース・レオンハルト(P)
録音:2001年
[CD 2]
第29番変ロ長調Op.106「ハンマークラヴィーア」/
第17番ニ短調Op.31-2「テンペスト」
アルド・チッコリーニ(P)[使用楽器:スタインウェイD274]
録音:1999年(第29番)・1995年(第17番)
名手チッコリーニが弾いたベートーヴェンのソナタは、全集として2001年にイタ
リアのボンジョヴァンニ社からリリースされ、のちにカスカヴェル社へと発売が
移行されましたが、ほどなく廃盤となって入手難の状態がつづいていたものです。
演奏は全体として、近年の来日における伝説と化した評判を裏付ける内容といえ、
この1925年ナポリ生まれの巨匠ピアニストの音楽人生のすべてが凝縮したかのよ
うな味わいが心に残るものでした。このたびはその全集録音から、3大ソナタを
含む表題つきの有名作品5曲がカタログに復活となります。
なお、どういうわけか「エリーゼのために」1曲のみ、高名な鍵盤楽器奏者グス
タフ・レオンハルトの妹トゥルーデリースによる録音が収められています。
<BIS>
BIS SA 1532(SACD-Hybrid) \2500
(1)タファネル:木管五重奏曲ト短調
(2)プーランク:ピアノと管楽のための六重奏曲
(3)ジョリヴェ:セレナード
(4)トマジ:世俗的な舞曲と神聖な舞曲
ベルリン・フィル木管五重奏団、スティーヴン・ハフ(Pf)
超名人集団ベルリン・フィル木管五重奏団久々の新録音。全員がベルリン・フィ
ルのメンバーで、その超絶技巧とアンサンブルの精密さは類がありません。今回
も管楽アンサンブル界の定番作品が集め大歓迎ですが、プーランクの名作のピア
ノ・パートをスティーヴン・ハフが担っているのも贅沢の極み。管楽器にかかわ
る人すべて必聴の一枚と申せましょう。
BIS SA 1553(SACD-Hybrid) \2500
ショスタコーヴィチ:交響曲第4番ハ短調 Op.43
マーク・ウィグレスワース(指)オランダ放送フィル
ショスタコーヴィチの交響曲第4番は歌劇「ムツェンスクのマクベス夫人」後
の、彼の初期集大成として1935/6年に作曲されました。しかしマクベス夫人が党
から猛烈に攻撃されたことに恐れをなして初演が先延ばしにされ、何と25年間も
お蔵になっていたといういわくつきの作。前衛的かつ難解で、オーケストラもと
りわけ大編成なのが特徴。ウィグレスワースの緊張感あふれる音楽性がピッタリ
です。
BIS SA 1620(SACD-Hybrid) \2500
ウェーバー:
(1)交響曲第1番ハ長調
(2)同第2番ハ長調
(3)アンダンテとハンガリー風ロンド
(4)ファゴット協奏曲ヘ長調
ヤーッコ・ルオマ(Fg)、
ジャン=ジャック・カントロフ(指)
タピオラ・シンフォニエッタ
オペラ作曲家として名高いウェーバーには2篇の交響曲があります。いずれも初
期の作ですが、ロマン的な色彩、流麗なメロディなど「魔弾の射手」の萌芽が明
瞭に見られる魅力作です。名ヴァイオリニストのカントロフがタピオラ・シン
フォニエッタから爽やかな響きを引き出しています。
BIS 1685 \2380
21世紀のチューバ協奏曲
(1)フレドリク・ホーグベリ:ロッキー・アイランド・ボート・ベイ(2006)
(2)ヤン・サンドストレム:レモン・ハウス(2002)
(3)カレヴィ・アホ:チューバ協奏曲(2000/1)
オイスタイン・ボーズヴィーク(Tub)、
マッツ・ロンディン(指)
ノールショピング響
ノルウェーから現れたチューバの怪人ボーズヴィーク。日本でも人気急上昇中の
彼の新譜は北欧作曲家がこの楽器のために書き下ろした協奏曲集。いずれも今世
紀になってからの作品というのが仰天です。もうひとつ仰天なのが彼の演奏。
チューバという楽器のイメージが変わる凄まじい指さばきと肺活量。思わず興奮
させられるエンターテナーぶりが光ります。
BIS 1687 \2380
C.P.E.バッハ:鍵盤協奏曲全集 Vol.17
(1)チェンバロ協奏曲ヘ長調 Wq42(H471)
(2)ピアノ協奏曲変ホ長調 Wq41(H469)
(3)同ハ短調 Wq31(H441)
ミクローシュ・シュパーニ(Cem、タンジェント・ピアノ、指揮)、
ペトリ・タピオ・マッツォン(指)
アンサンブル・オーパスX
C.P.E.バッハの鍵盤協奏曲も17枚目となりました。今回は1770年代円熟期の2篇
が収められています。堂々として激しさも持つ隠れた逸品です。シュパーニ熟達
のソロが聴きもの。
BIS 1650 \2380
追憶
(1)シェーンベルク:コル・ニドレ Op.39
(2)バーンスタイン:ハリル(1980/1)-フルート、打楽器、ハープ、弦楽のための
(3)ブロッホ:バール・シェム-ヴァイオリンと管弦楽版
(4)ツァイスル:ヘブライのレクイエム
シャロン・ベザリー(Fl)、ワジム・グルズマン(Vn)、
ガブリエラ・パーチェ(Sop)、ルイザ・フランチェスコーニ(Ms)、
ロドリーゴ・エステベス(Br)、スティーヴン・ブロンク(B-Br、語り)、
ジョン・ネシリング(指)サンパウロ響
ユダヤ民族の歴史にかかわる様々な「追憶」をテーマとしています。ヴィラ=ロ
ボスやグアルニエリの録音で注目された指揮者ネシリングは何とシェーンベルク
の孫。さらにユダヤ系のベザリーとグルズマンを独奏者に招き、濃い世界を描い
ています。南米サンパウロのオーケストラが驚くほど東欧ユダヤの響きとなって
います。
<ambroisie>
AM 177 \2500
(1)ラフマニノフ:ピアノソナタ第2番 Op.36
(2)グバイドゥーリナ:シャコンヌ
(3)メトネル:ソナタ「回想」Op.38の1
(4)プロコフィエフ:ピアノソナタ第7番 Op.83
アンナ・ヴィニツカヤ(Pf)
1983年生まれ、2007年のエリーザベト王妃国際コンクール優勝の美人ピアニス
ト、ヴィニツカヤ(ヴィンニツカヤ)のデビュー盤。今年2月に来日公演を行った
ばかり。超絶のテクニックとエネルギーが売りのロシア的爆演が特徴で、筋金入
りの難曲を揃えたこのアルバムにも自信がうかがえます。可憐な容姿から想像で
きない堂々とした態度もさすが。大器の出現と申せましょう。