クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

09-05 No.18

2009年05月18日 19時17分13秒 | Weblog
<Australian Eloquence>
480955(4800955) \780
1.ドヴォルザーク:チェロ協奏曲ロ短調Op.104
2.ヤナーチェク:シンフォニエッタ
3.チャイコフスキー:幻想序曲《ロメオとジュリエット》
ピエール・フルニエ(チェロ) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:ラファエル・クーベリック
録音:1954-55年
伝説のチェリスト・フルニエが壮年期に、名匠クーベリック&ウィーン・フィル
と残した、ドヴォルザークのチェロ協奏曲あまり知られていない録音を収録。
また、クーベリック&ウィーン・フィルが、協奏曲と同時期に録音したヤナー
チェクの《シンフォニエッタ》と、チャイコフスキーの幻想序曲《ロメオとジュ
リエット》もカップリングした、ファン垂涎の1枚です。

480385(4800385) 2枚組 \1350
ベートーヴェン、ハイドン、ウェーバー:民謡編曲集
※収録曲未発表  
(曲目詳細が発表され次第、追ってご案内します)
エディット・マティス(ソプラノ) ユリア・ハマリ(メゾ・ソプラノ) 
アレクサンダー・ヤング(テノール) 
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
RIAS室内管弦楽団 アンドレアス・レーン、ヘルムート・ヘラー(ヴァイオリン)
ゲオルク・ドンデラー、イルムガルト・ポッペン(チェロ) 
オーレル・ニコレ(フルート) カール・エンゲル(ピアノ)
大好きな作曲家の知られざる作品に出会う喜びや驚きは、音楽愛好家の大きな楽
しみと言えるでしょう。ベートーヴェンが、1809-20年にかけて179曲もの民謡を
編曲をしていることは、あまり知られていませんが、旋律も構成も非常によく練
られた名曲ばかりです。ほかにもハイドンやウェーバーの作品も収録。史上至高
のバリトン・フィッシャー=ディースカウが、マティス、ハマリ、ヤングらと残
した名録音でお楽しみください。

48082(4800082) \780
1.サン=サーンス:交響曲第3番ハ短調Op.78《オルガン付き》
2. 同:交響詩《オンファールの糸車》Op.31
3. 同:交響詩《死の舞踏》Op.40
4.シャブリエ:狂詩曲《スペイン》
5. 同:楽しい行進曲
ピエール・スゴン(オルガン) 
スイス・ロマンド管弦楽団 指揮エルネスト・アンセルメ
録音:1952年(2-5)、1962年(1)
「フランス音楽のスペシャリスト」アンセルメの残した録音の中でも代表的な
1枚。スイス・ロマンドの明るく原色調の音色、そしてこの交響曲の終楽章にお
ける大迫力のオルガンは、今なおこたえられない魅力を放っています。また、
オルガンの重低音をしっかりとらえた優秀な録音にも注目。それに、この録音
の10年前に、アンセルメが残したサン=サーンスとシャブリエの交響詩や狂詩
曲がカップリングされているのも嬉しいかぎりです。

48052(4800052) \780
フランク:
1.交響曲ニ短調
2.交響詩《アイオリスの人々》
3.交響詩《呪われた狩人》
スイス・ロマンド管弦楽団 
指揮エルネスト・アンセルメ
録音:1961年(1&2)、1967年(2)
サン=サーンスの《オルガン付き》と並ぶ、巨匠アンセルメ&スイス・ロマンド
管の代表盤です。色彩感に溢れた壮麗なサン=サーンスとは対照的に、フランク
では、いぶし銀のようなサウンドで重厚かつ禁欲的な印象を与えてくれることで
しょう。

480379(4800379) 2枚組 \1350
1.モーツァルト:交響曲第38番ニ長調K.444《プラハ》
2. 同:フルート協奏曲第2番ニ長調K.314
3. 同:モテット《エクスルターテ・イウビラーテ(踊れ、喜べ、幸いなる魂よ》
K.165
4. 同:セレナーデ第10番変ロ長調K.361《グラン・パルティータ》
5.L.モーツァルト:トランペット協奏曲ニ長調
アンドレ・ペパン(フルート) ジャニーヌ・ミショー(ソプラノ) 
ミシェル・クヴィット(トランペット) 
スイス・ロマンド管弦楽団 パリ音楽院管弦楽団 
指揮エルネスト・アンセルメ
巨匠アンセルメの珍しいモーツァルト・アルバム。精彩で華麗な解釈の《プラ
ハ》交響曲、スイス・ロマンド管の首席フルート奏者ペパンがソロを吹くフルー
ト協奏曲第2番、同管の精鋭13名が妙技を繰り広げる《グラン・パルティータ》
など、アンセルメとオケの魅力がたっぷり詰まっています。また、《エクスルタ
ーテ・イウビラーテ》を歌うミショーの美しいソプラノも要注目です。

4801942 2枚組 \1350
ハイドン:パリ交響曲集(第82-87番)
1.交響曲第82番Hob.I‐82《熊》
2. 同 第83番ト短調Hob.I‐83《めんどり》
3. 同 第84番変ホ長調Hob.I‐84
4. 同 第85番変ロ長調Hob.I‐85《王妃》
5. 同 第86番ニ長調Hob.I‐86
6. 同 第87番イ長調Hob.I‐87
スイス・ロマンド管弦楽団 
指揮エルネスト・アンセルメ
録音:1962年 ステレオ録音
極限まで研ぎ澄まされて、無駄な響きを一切削ぎ落としたかのようなハイドン。
ここでは典雅さや優雅さは退けられています。「パリ交響曲集」初のステレオ録
音ですが、アンセルメの解釈は古典派を新古典主義のように演奏していて実に新
鮮です。

480378(4800378) \780
1.ハイドン:交響曲第22番変ホ長調Hob.I‐22《哲学者》
2. 同: 同 第90番ハ長調Hob.I‐90
3. 同:トランペット協奏曲変ホ長調Hob.VIIe‐1
4.フンメル: 同 変ホ長調
パオロ・ロンジノッティ(トランペット:1-3) 
ミシェル・クヴィット(トランペット:4) 
スイス・ロマンド管弦楽団 指揮エルネスト・アンセルメ
録音:1957年(3)、1965年(1&2)、1968年(4)
アンセルメ&スイス・ロマンド管の「ハイドン:パリ交響曲集」と一緒にあわせ
てぜひお聴きいただきたいのが、交響曲第22&90番と、ハイドン&フンメルの2
つのトランペット協奏曲を収めた当盤です。今日より大きな演奏スケールと洗練
を併せもった名演奏をお楽しみいただけるはずです。




<DECCA>
※イタリア・ローカル
4766453 2枚組 \2550
ジョルダーノ:歌劇《アンドレア・シェニエ》(全曲)
ファビオ・アルミリアート(テノール:アンドレア・シェニエ) 
ダニエラ・デッシ(ソプラノ:マッダレーナ)他 
ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団 
指揮&ピアノ:フィエコスラフ・ステイ
録音:2005年
2006年9月のローマ歌劇場来日公演以来、日本でもファンが増え続けているダニ
エラ・デッシ(ソプラノ)とファビオ・アルミリアート(テノール)が歌うジョルダ
ーノの名作オペラ《アンドレア・シェニエ》が、待望の初CD化。公私ともにパー
トナーである二人の息のあった歌唱の数々を、たっぷりお楽しみください。

4766378 \2180
ダニエラ・デッシ・シングズ・ヴェルディ
1.歌劇《エルナーニ》-エルナーニよ、一緒に逃げて
2.歌劇《マクベス》-日の光が薄らいで
3.歌劇《海賊》-あの人はまだ帰ってこない…私の頭から暗い考えを
4.歌劇《トロヴァトーレ》-穏やかな夜
5.同-この恋を語るすべもなく
6.同-恋はばら色の翼に乗って
7.同-この世に私ほどお愛ししたものが
8.歌劇《シチリア島の夕べの祈り》-ありがとう、愛する友よ
9.歌劇《仮面舞踏会》-ここは恐ろしい場所
10.歌劇《運命の力》-神よ、平和を与えたまえ
11.歌劇《ドン・カルロ》-おお、不幸な贈物
12.歌劇《アイーダ》-ラダメス様はここへおいでに…おお、わが故郷
ダニエラ・デッシー(ソプラノ) 
パルマ・アルトゥーロ・トスカニーニ管弦楽団
指揮:スティーヴン・マーキュリオ
録音:2007年
現代イタリアを代表する名ソプラノ、ダニエラ・デッシーの待望のヴェルディ・
アリア集。《トロヴァトーレ》や《仮面舞踏会》など、彼女が日頃から得意とす
る演目を中心に、マーキュリオ指揮トスカニーニ財団管の好サポートを得て、の
びのびと歌い上げた珠玉の1枚です。

476 5874 \2180
モーツァルト:フルート四重奏曲集
フルート四重奏曲第1番 ニ長調 K.285
フルート四重奏曲第2番 ト長調 K.285a
フルート四重奏曲第3番 ハ長調 K.171(285b)
フルート四重奏曲第4番 イ長調 K.298
フルート四重奏曲第5番 ヘ長調 K.370(386b) (原曲:オーボエ四重奏曲)
アンドレア・グリミネッリ(フルート)
ケラー四重奏団
録音:2006年3月6日-8日 トブラッハ、グスタフ・マーラー・オーディトリウム
1959年にイタリアのコレッジョに生まれ、パリ音楽院でランパルに師事し、また
ゴールウェイの教えも受けたアンドレア・グリミネッリ。1984年パヴァロッティ
に見出され、以来長期にわたって世界各地の公演に同行すると共に数々のCDでも
共演してきました。このフルート四重奏曲集ではハンガリーの名カルテット、ケ
ラー四重奏団との共演で、輝かしく暖かな音色を存分に聴かせてくれます。

4763208 \2180
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調 op.27-2 《月光》
ピアノ・ソナタ第17番 ニ短調 op.31-2 《テンペスト》
エロイカの主題による15の変奏曲とフーガ op.35-1
ジャンルカ・カシオーリ(ピアノ)
1979年、イタリアのトリノ生まれ。94年、ルチアーノ・ベリオ、エリオット・
カーター、マウリッツィオ・ポリーニ、チャールズ・ローゼンといった音楽界
の重鎮が審査員を務めるウンベルト・ミケーリ国際ピアノ・コンクールで優勝
後、ヨーロッパの主要オーケストラから共演依頼を受け、ドイツ・グラモフォ
ンからウェーベルン&シェーンベルクでCDデビューしたジャンルカ・カシオー
リも今年で30歳。近年はフルートのグリミネッリとのデュオなどでデッカから
CDリリースをおこなっていますが、今回はポピュラーなベートーヴェン作品を
集めた一枚です。

4766489 \2180
J.S.バッハ:
イタリア協奏曲 BWV971
組曲 ヘ短調 BEV823
イタリア風アリアと変奏 BWV989
カプリッチョ《最愛の兄の旅立ちに寄せて》 BWV992
デュエット第1番-第4番 BWV802/805
ラミン・バーラミ(ピアノ)

4765857 \2180
J.S.バッハ:フーガの技法
ラモン・バーラミ(ピアノ)
1976年、テヘラン生まれのピアニスト、ラミン・バーラミ。ワイセンベルク、
シフ、レヴィンなどに師事したバーラミですが、忘れてはならないのはロザリン
・テュレックより受け継いだバッハ作品解釈です。イタリア・デッカからのリリ
ースはパルティータ、そしてゴルトベルク録音に続き、今回も真摯なバッハを2
作品聴かせてくれます。




<ACCORD>
4802341 2枚組 \4160
ルイーズ・ベルタン:歌劇《ラ・エスメラルダ》全4幕
マヤ・ブーグ(ソプラノ:ラ・エスメラルダ) 
マニュエル・ヌレス・カメリーノ(テノール:ホエーブス) 
フランチェスコ・エレルロ・ダルテーニャ(バス:クロード・フローロ) 
フレデリック・アントウン(テノール:カジモド)他 
ラトビア包装合唱団
モンペリエ国立管弦楽団 
指揮:ローレンス・フォスター
録音:2008年7月23日 モンペリエ 新録音 ライヴ
19世紀フランスの女流作曲家ルイーズ・ベルタンの幻の名作オペラ《エスメラル
ダ》の今世紀初演奏(演出なしのコンサート形式)をCD化。原作は文豪ヴィクトル
・ユゴーの名作《ノートルダムの背むし男》。ユゴーの作品は多数オペラ化され
ていますが、彼が直々に台本を書いてオペラ制作に参加したのは、友人だったベ
ルタンの本作のみ。それに同じく彼女の友人ベルリオーズも、アドバイスを与え
ることを惜しまなかったそうです。

4802007 8枚組 \7200
ジャン・ギュー/初期録音作品集(1966-73)
Vol.1「クラシック」
CD1
J.S.バッハ、ダンドリュー、ダカン
使用オルガン:サン・トゥスタッシュ教会、パリ
CD2
J.S.バッハ、ブラームス、メンデルスゾーン
使用オルガン:サン・トゥスタッシュ教会、パリ
CD3
J.S.バッハ、フレスコバルディ、セイシャス、ブクステフーデ
使用オルガン:聖マティアス教会&ルーテル教会、ベルリン
CD4
J.S.バッハ
使用オルガン:グロスミュンスター大聖堂、チューリヒ
CD5
J.S.バッハ:クラヴィーア練習曲集第1巻より
CD6
J.S.バッハ:クラヴィーア練習曲集第2巻より/同:音楽の捧げものBWV.1079
使用オルガン:グロスミュンスター大聖堂、チューリヒ&ルーテル教会、
ベルリン
CD7
アーン&C.P.E.バッハ:協奏曲集
使用オルガン:ルーテル教会、ベルリン
CD8
C.P.E.バッハ&ハイドン:協奏曲集
使用楽器:グロスミュンスター大聖堂、チューリヒ&ルーテル教会、
ベルリン(C.P.E.バッハ)

4802099 5枚組 \4500
ジャン・ギュー/初期録音作品集(1966-73)
Vol.2「ザ・モダン」
CD1
J.ギュー:オルガン遊戯/
メシアン:栄光に輝く体-第4曲死と生の戦い/
同:主の降誕-第6曲<天使たち>/
同:キリストの昇天-第3曲キリストの栄光を自らのものとした魂の歓喜の高まり
使用オルガン:サン・トゥスタッシュ教会、パリ&ルーテル教会、
ベルリン(メシアン)
CD2
J.ギュー:シンポジウム第2番(ピアノとオルガンのための)
同: 同 第4番(ピアノとオルガンとパーカッションのための)
※クリスマス伝承曲に基づく即興演奏
使用オルガン:サン・トゥスタッシュ教会、パリ
クリスティアン・イヴァルディ(ピアノ) 
ジャン=クロード・カサドシュ&マリー=エリザベス(パーカッション)
CD3
J.ギュー:交響曲入門(3台のオルガンのための再録音)
※パーセルの主題に基づく即興演奏/同:トッカータ
使用オルガン:サン・トゥスタッシュ教会、パリ
CD4
ティスネ、リスト、シューマン、ウィドール、バツェヴィッツ、
フィリポット、プロコフィエフ:トッカータOp.11
使用オルガン:サン・トゥスタッシュ教会、パリ&聖マティアス教会、
ベルリン&サンフランシスコ
CD5
J.ギュー:ヴィジョンズ・コズミックス/同:シンフォニエッタ/
ジョリヴェ:マンダラ
使用オルガン:サン・トゥスタッシュ教会、パリ&聖マティアス教会、ベルリン
ジャン・ギュー(オルガン)
録音:1966-73年
世界各地の名オルガンを精力的に紹介し続けている巨匠ジャン・ギューの80歳の
誕生日を記念した2集からなるアルバム。1966-73年にかけて、彼がフィリップス
に残した初期録音集で、今回が初CD化となる未発表音源が多数含まれています。
8枚組の第1集は、J.S.バッハを中心とした古典の「クラシック」、5枚組の第2集
は、即興演奏を得意とする彼の自作や同時代の名作を集めた「ザ・モダン」とな
っています。

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09-05 No.17

2009年05月18日 18時06分17秒 | Weblog
★朝日カルチャーセンター新宿・催し物のご案内★
当店のダイレクト・トランスファー復刻を行っている新 忠篤氏による音楽講
座が、昨年11月に続いて開催されますので、ご案内いたします。当日はSP
レコードの生演奏がお聴きになれます。今回は二部構成でたっぷりとお楽しみ
いただける内容です。

2009年5月30日(土) 10:30-14:45(休憩あり)
「真空管アンプでSPレコード聴く」
講師:SPレコード研究家 新 忠篤
会員 5,880円
一般 7,140円

●会場:朝日カルチャーセンター・新宿(新宿西口・住友ビル内)
インターネット、電話、窓口でお申し込みいただけます。
Tel 03-3344-5450
http://www.asahiculture-shinjuku.com/

===================================

※コメントはメーカー案内書より抜粋です。

<ZIG ZAG TERRITOIRES>
ZZT 090303 \2480
レーガー:
クラリネット・ソナタ Op.49-1 変イ長調、
クラリネット・ソナタ Op.49-2 嬰ヘ短調
フローラン・エオー(Cl) パトリック・ジグマノフスキー(P)
録音:2002年7月1-4日
マックス・レーガーのクラリネット・ソナタ作品49を収録したCD。フランスの異
才クラリネット奏者フローラン・エオーが安定したテクニックと抜群の音楽セン
スで聴かせてくれます。ブラームスのクラリネット・ソナタに触発されて作曲し
たといわれているレーガーのソナタ。非常に魅力的なクラリネット・レパートリ
ーの一つです。鍵盤の名手であったレーガー。このソナタのピアノ・パートも大
変高度な技術を必要とします。エオーとデュオを組んでいるジグマノフスキーの
切れ味の良い演奏も言うことなし。エオーの自由な発想と味わいのある音色で、
作品の良さを再発見させてくれることでしょう。

ZZT 090402 \2480
メディテラネア-トルバドゥールの歌
Aisso com es sobronrada(ギラウト・リキエル)
I' vo' bene a chi vol bene a me-バラード(ギランデッロ・ダ・フィレンツェ)
Oh bel vision(トスカーナ民謡より/カルロ・リッツォ)
Or piangiamo, che piange Maria-ラウダ(作者不詳)
Isabella(インストのみ、作者不詳)
Madonna santa Maria-ラウダ(作者不詳)
Bella figliola ca te chiamme Rsa(ナポリ民謡より)
A chantar m' er de ?o qu'eu no volria-カンソ
IPrincipio di virtu(インストのみ、作者不詳)
Oh re re lu passierelle n'dalla vena-タランテラ
Salterello(インストのみ、作者不詳)
Camini por altas torres
A la una yo naci(インストのみ)
Un pregon pregono el rey
Durme, durme, hermozo hijico(子守歌)
Nani, nani(子守歌)
アラ・フランチェスカ
ブリジット・レーヌ(Vo、Hrp、Perc) ピエール・アモン(Rec、Fl) 
カルロ・リッツォ(タンバリン、Vo)
録音:2007年6月18-20日(パリ)
南仏、地中海に面した地域で歌われていたトルバドゥールの歌を集めた1枚。ア
ラ・フランチェスカの清々しい演奏は、地中海の香り高いメロディーを存分に楽
しむことができます。収録されている歌は、聖母マリアへのラウド、イタリア・
トレチェント、エスタンピー、バルスーズ、フォルクローレなど多岐に渡り中世
の地中海沿岸を音楽で旅をするような感覚を味わうことができます。

ZZT 090103 \2480
A.ピアソラ:
アディオス・ノニーノ、オブリビオン*、カフェ・1930*、コントラステス、
ラ・ミスマ・ペナ、天使のミロンガ、インビエルノ・ポルテーニョ*、
タンガータ、サン・ルイ・アン・リル*、オブリビオン(ジャズ・ヴァージョン)
セバスチャン・イラディエル:ラ・パロマ(鳩)
カルロス・ガルデル/アルフレッド・レ・ペラ:想いの届く日
J.C.サンダース/C.ヴェダーニ:アディオス・ムチャーチョス
G.H.M.ロドリゲス:ラ・クンパルシータ
アンサンブル・コントラスト
【アルノー・ソレッテ(指、Va)ヨハン・ファルジョー(P)
ジュヌヴィエーヴ・ロランソー(Vn)ラファエル・マーリン(Vc)】
マガリ・レジェ(S)カリン・ドゥシェー(Ms)
パリ=ソルボンヌ合唱団 デニス・ロジェ(合唱指)
ラファエル・アンベール(Sax)アンドレチェッカレリ(ドラム)
(*ヨハン・ファルジョー、アルノー・ソレッテ共同編曲)
録音:2008年10月13-17日(パリ)
19世紀の終わり、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで生まれたタンゴ。今や
世界中の人々がその独特のリズムと情熱的で官能的なタンゴに魅了されています。
このアルバムにはタンゴの革命児アストル・ピアソラの数々の有名曲から、アル
ゼンチンの国民的タンゴ歌手カルロス・ガルデルの名曲「想いの届く日」などタ
ンゴの名曲がふんだんに収録されています。2000年に結成された若いグループ、
アンサンブル・コントラストのメンバーによるオリジナル・アレンジと現代的な
感覚を交えた演奏、ラファエル・アンベールやアンドレチェッカレリらジャズ・
シーンで活躍しているアーティストも参加しタンゴの名曲の数々を新しい視点で
愉しむことができます。




<ARTE VERUM>
ARV 006 \2280
ベートーヴェン:歌曲集&世界の歌
‘8つの歌’op.52より第4番「5月の歌」、第7番「モルモット」
「あこがれ」WoO.134
‘6つの歌’op.75より第1番「ミニョン」、第2番「新しき愛、新しき生命」、
第3番「メフィストの蚤の歌」
‘ゲーテの詩による3つの歌’op.83(全3曲)
連作歌曲‘遥かなる恋人に寄す’op.98(全6曲)
アリエッタ「この暗き墓場に」WoO.132
カンツォネッタ「別れ」WoO.124
私はあなたを愛す(やさしき愛)WoO.123
うずらの鳴き声WoO.129
‘20のアイルランドの歌’WoO.153より第16番「おお、せめてパトリックさえ愛
せるなら」
‘25のスコットランドの歌’WoO.108より第25番「同じ通りのサリー」
‘23の各国の歌’WoO.158より第14番「ああ、小川よ、冷たい水よ」(ロシア)、
第1ば番「私は船で行きたくない」(ポルトガル)、第23番「元気を出せ、
カティーナ」(ヴェネツィア)、第10番「おばあさんが灰になってから」(ポーラ
ンド)、第4番「朝早く起きて」(チロル)、第17番「カールちゃん、安らかにお
眠り」(スウェーデン)、第19番「一羽の白い鳥」(スペイン)
バーバラ・ヘンドリックス(ソプラノ) ルーヴェ・デルヴィンイェル(ピアノ)
クリスティアン・ベリークイスト(Vn) レオ・ヴィンラント(Vc)
録音:2005&2007年
ヘンドリックスの選曲によるベートーヴェン・アルバム。何度もコンサート・ツ
アーで取り上げて歌いこんだ曲ばかり。ヴァイオリンとチェロを伴う民謡風の歌
も、ヘンドリックスの愛らしい声とともに、作品の魅力をあますところなく楽し
むことができます。

ARV 005LP(1アナログLP[200g]+1CD) \3780
バーバラ・sings・ブルース
[Side A]
Lady Sings the Blues(Holiday / Nichols)
Tell Me More and More(And Then Some)(Holiday)
Trouble in Mind(Jones)
Don't Explain(Holiday, Herzog)
You've Been a Good Old Wagon(Henry)
[Side B]
Billie's Blues - I Love my Man(Holiday)
Mood Indigo(Ellington, Mills, Bigard)
Downhearted Blues(Austin / Hunter)
My Man(Albert Willemetz, Jacques Charles/ Maurice Yvain)
Strange Fruit(Allan)
[CD]---LPと同内容
バーバラ・ヘンドリックス(メゾ・ソプラノ)
マグヌス・リンドグレン・クヮルテット
Made in Germany by Pallas
AUDIOPHILE RECORDING- 33 1/2 RPM VINYL DISC STEREO
ヘンドリックスが幼い頃に初めて口ずさんだのは、父に連れられて通った教会で
歌った黒人霊歌だったといいます。黒人霊歌は、もともとはアメリカ南部で過酷
な労働を強いられた黒人奴隷が自分たちの苦しみや悲しみを表現するものでした。
この秘められた苦しみや悲しみの精神は、ゴスペル、ジャズ、そしてブルースへ
も受け継がれています。ヘンドリックスは、芳醇なワインを思わせる豊かで深い
大人の女性の声で、苦しみや悲しみ、様々な感情を胸に秘めつつ、抑えの効いた
ブルースを展開しています。マグヌス・リンドグレン・クヮルテットのメンバー
も、皆北欧を中心にジャズの世界で活発に活動している名人ばかり。この上なく
成熟したブルースです。



<SDG>
SDG 156 2枚組 \2980
J.S.バッハ:三位一体後第7日曜日のためのカンタータ集
[CD1]
カンタータ「われらに救いの来たれるは」BWV 9
カンタータ「満ち足れる安らい、うれしき魂の悦びよ」BWV 170
モテット「義人ほろぶれども」
[CD2]
カンタータ「魂よ、つまずくなかれ」BWV 186
カンタータ「汝なんぞ悲しみうなだるるや」BWV 107
カンタータ「彼らみな汝を待ち望む」BWV 187
モンテヴェルディ合唱団
イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
ジョン・エリオット・ガーディナー(指)
ソリスト
[CD1]ジョアンヌ・ルン(S)、マイケル・チャンス(C-T)、
ジェームス・ギルクリスト(T)、ステファン・ヴァーコー(Bs)
[CD2]キャサリン・フーグ(S)、リチャード・ウィン・ロバーツ(C-T)、
コビー・ファン・レンスブルク(T)、ステファン・ロジェ(Bs)
録音:[CD1]2000年7月、[CD2]2000年8月
長大な二重唱が魅力の186番、後にバッハ自身が自らのト短調ミサ曲にも転用し
た187番など、充実のカンタータ集。イングリッシュ・バロック・ソロイスツの
合奏の上手さ、モンテヴェルディ合唱団の合唱の見事さが際立つ曲が並びます。
また、170番はアルトのソロ・カンタータで、世界的カウンターテナー、マイケ
ル・チャンスの肩の力の抜けた歌唱が見事です。



<IPPNW>
IPPNW 59 \2250
ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 イ短調Op.102
シューマン:交響曲第4番 ニ短調Op.120(1851年改訂版)
マレク・ヤノフスキー(指)ベルリン放響
ガイ・ブラウンシュタイン(Vn) アルバン・ゲルハルト(Vc)
2006年11月19日、もうひとつのノーベル賞「ライト・ライヴリフッド(Right
Livelihood)」受賞記念のためにベルリンのフィルハーモニーでおこなわれたコ
ンサートのCD。
ブラウンシュタインはベルリン・フィルの第1コンサートマスター。

IPPNW 60 \2250
モーツァルト:
ピアノ四重奏曲 変ホ長調KV452 (PF,Ob,Cl,Hrn,Fgの為の五重奏の編曲)
シューマン:ピアノ四重奏曲 変ホ長調Op.47
ベルリンフィル・ピアノ四重奏団
(パヴェル・ギリロフ(Pf) ライナー・ゾンネ(Vn) ライナー・メーネ(Va)
 マルクス・ニコス(Vc))
録音:2006年12月6日 ベルリンフィルハーモニー室内楽ホール
モーツァルトとベートーヴェンの二人が名作を残したピアノと木管四重奏のため
の五重奏曲をピアノ四重奏に編曲した録音が貴重。編曲者ははっきりしないよう
だが、フランツ・ヤーコプ・フライシュテットラーと思われる。

IPPNW 56 \2250
シュニトケ:弦楽三重奏曲
ブラームス:ピアノ四重奏曲 ハ短調 Op.60
アンサンブル・ベルリン-シャンハイ
(イン・シャン(Vn) ウルリッヒ・クネルツァー(Va)  
ニコラス・アルツシュテット(Vc) フランチェスコ・ピエモンテージ(Pf))
録音:2005年12月9日ベルリン国立図書館Live

IPPNW 53 \2250
時には母のない子のように-ベルリン・プロコペッツ・JAZZ・オーケストラ
ハンネス・ツェルベ(指、Keyboard) キャロリン・ヴェーゲナー(Pf) 
カトリン・ヴァール(Gt)クリストフ・リッゲルト(Kb) 
アンドレ・ゾワーデ(Perc) アルミン・レトヴィック(At,Sop-sax,Fl)
ルート・シェペルス(At-sax) ライナー・メールホルン(Tn-sax,Bs-Cl,Cl)
アレクサンダー・バイアーバッハ(Tn-,Br-sax,Fl) 
イェンス・ボーデンブルク(Br-sax)
 アンドレイ・ウゴリエフ、ヨアヒム・ズッケルト、
フローリアン・ユンカー(Trb)
 ミヒャエル・コルン(Tb) フランク・ランゲ、スティヴ・フィッシュ、
クラウディア・ハルティッヒ、
トビアス・ツェルベ(Tp) ヨアヒム・グライヒマン(Tp,Fluegel-Hrn,Harmonika)
JAZZオーケストラという名前ですが聴いてみると大編成のブラスバンドによるワ
ールドミュージックという趣もあります。



<naive>
V 5179 \2280
ベートーヴェン:
(1)ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 op.19
(2)ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 op.37
フランソワ=フレデリック・ギィ(ピアノ)
フィリップ・ジョルダン(指)ラジオ・フランス管弦楽団
録音:2008年12月
ベートーヴェンのソナタ全曲を1週間で演奏するリサイタル企画で話題を呼んだ
ギィと、ベルリン国立歌劇場の首席客演指揮者もつとめ、スカラ座、チューリッ
ヒ歌劇場での客演など、活躍著しいフィリップ・ジョルダン指揮による、新時代
のベートーヴェン・ピアノ協奏曲シリーズ。ジョルダン率いるラジオ・フランス
管は、実にすっきりと見通しのよい明るい音が魅力。突如として爆発するエネル
ギーなど、ベートーヴェンの譜面を効果的に鳴らします。ギィのピアノも終始隙
のない音作りで、ロンド楽章でみせるオケとの掛け合いでは、絶妙なバランスで
聴かせます。キビキビとした厳密な音作りで、決して表現に溺れず、凄い推進力
で音楽を進めていきます。

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09-05 No.16-1

2009年05月18日 18時05分54秒 | Weblog
<BMC>
BMCCD138(ボーナスDVDオーディオ付) \1980
ペーター・エトヴェシュ:
《夢の橋を渡るように》(1999)-「更級日記」によるサウンド・シアター
(春、猫がいる夢、月、ミラー・ドリーム、闇夜、記憶、鐘)
※ボーナスDVDオーディオ:
《夢の橋を渡るように》DTSドルビー5.1チャンネル版、
《話》(1968)オリジナル3チャンネル版
ゲルゲリー・ヴァイダ指揮
UMZEアンサンブル
エリザベス・ローレンス(語り)
マイク・スヴォボダ(アルトTrb)
ジェラール・ブーケ(コントラバスTrb、スーザフォン)
録音:2001-2008年
「更級日記」は菅原孝標女が1060年に完成させた日本の日記文学の代表作だが、
これをエトヴェシュがマルチ・オペラ風のサウンド・シアターに仕上げた。更級
日記は主人公の夢と現実、挫折などの精神遍歴の末、やがて仏教への帰依に至る
自伝文学で、エトヴェシュはこれを室内アンサンブル、コンピューター・ライヴ
・エレクトロニクスを駆使した幻想的な作品に仕上げた。エコーが多用され夢と
うつつの狭間をゆらゆらとたゆたう音響はサイケデリック!(古い言葉だが)。
女性淡々とした独白(英語)は極めてエロティック。官能性と絶望感が同居した佳
品である。




<NORTHERN FLOWERS>
NF/PMA9966 \1980
「戦時の音楽1941-1945 Vol.1」
ミャスコフスキー:
交響曲第22番《交響的バラード》(1941)
交響曲第23番(1941)
アレクサンドル・ティトフ指揮
サンクト・ペテルブルク交響楽団
録音:2008年6月、DDD
文字通り、第2次大戦中に書かれたソビエトの管弦楽曲を集めたシリーズ。交響
曲第22番は40分に及ぶ単一楽章の大作でロシア国民楽派風の素朴な旋律がワーグ
ナー、後期ロマン派風にドラマティックに展開する。第23番は直接、戦時を思わ
せる音楽ではないが、親しみやすい旋律が随所に溢れており、悠々としたロシア
の大地を感じさせる大作。

NF/PMA9970 \1980
「戦時の音楽1941-1945 Vol.2」
ウラディミル・シチェルバチョフ(1889-1952):
交響曲第5番(1940-1950)
《たばこ船長》組曲(1942)
アレクサンドル・ティトフ指揮
サンクト・ペテルブルク交響楽団
録音:2008年9月、DDD
シチェルバチョフは1889年ワルシャワに生まれ、1952年レニングラードに没した
作曲家。レニングラード音楽院で指導もしており、ムラヴィンスキーの作曲の師
としても知られる。第5番は《ロシア人》という副題がつくこともあり、ショス
タコーヴィチの第5交響曲を思わせる「勧善懲悪」「必ず最後に愛は勝つ」的な
ソビエト交響楽の王道を行くケッサク。が、前半からシンバルはバシャバシャ鳴
るわ、タムタムはぐわんぐわん鳴るわ、半鐘は鳴るわ(これはウソ)、火消しは飛
んで来るわ(そんなわけがない)、やたら派手でやかましい。終楽章は戦争に勝利
し社会主義の永遠の正当性を確信したのかなんなのか、とことん能天気な楽想が
続く。《たばこ船長》はミュージカル・ショーための音楽でロシア情緒たっぷり
の旋律が朗々と歌われ、なかなか楽しい。

NF/PMA9971 \1980
「戦時の音楽1941-1945 Vol.3」
ミャスコフスキー:
交響曲第24番(1943),
交響曲第25番(1945-1946)
アレクサンドル・ティトフ指揮
サンクト・ペテルブルク交響楽団
録音:2008年6月、DDD
ミャスコフスキーの脂の乗り切った後期交響曲が2つ。いずれも3楽章からなる
が、こぶりなフォルムのなかに多くの要素が詰め込まれドラマティックな興奮に
包まれている。ティトフ指揮サンクト・ペテルブルク交響楽団が好演。

NF/PMA9968 \1980
ボリス・ティシチェンコ(1939-):
(1)無伴奏チェロ・ソナタ第2番Op.76(1979)
(2)ピアノ・ソナタ第7番(チューブラ・ベルを伴う)Op.85(1982)
(1)セルゲイ・ロルドゥギン(Vc)
(2)ボリス・ティシチェンコ(Pf)、
アレクサンドル・ミハイロフ(チューブラ・ベル)
録音:(1)1985年、(2)1983年、ADD
ティシチェンコの第2チェロ・ソナタは1979年に作曲されヴァレンティン・フェ
イゲンによって初演された。極めて劇的な緊張力に富んだ作品で、粘りのある
旋律がこれでもかというくらい引っ張りまくる。1982年に書かれたピアノと鐘
のための第7ソナタは前者とは打って変わってショスタコーヴィチ、プロコフィ
エフを思わせる新古典主義的な作品。ピアノと鐘のためと銘打たれているが基本
的にはピアノ・ソナタに補足的に鐘の音が入るといった風。クラスターに近い
ピアノの和音はプロコフィエフばりに疾走し、鐘は現代社会への警鐘のごとく炸
裂する。

NF/PMA9969 \1980
ティシチェンコ:
ダンテ交響曲第4番「煉獄」(2003)
ヴラディーミル・ヴェルビツキー指揮
サンクト・ペテルブルク・フィル、
サンクト・ペテルブルク・ユース室内合唱団
録音:2004年3月27日初演ライヴ、DDD
ダンテの神曲に関わりのある2003年に書かれたばかりの新作。今回一緒に紹介し
た第2チェロ・ソナタ、第7ソナタと比べると著しい作風の変化が見られる。調性
的な美しい作品で後期ロマン派からショスタコーヴィチの後期交響曲の雰囲気を
持つ傑作。唸り喚くブラス、波のように押し寄せる弦楽の響き、ドッカンドッカ
ンと打ち鳴らされる打楽器群。いまどき演奏時間50分からなる合唱つきの大作交
響曲を書く作曲家がいたとは!シュニトケ亡き後、もっとも重要なシンフォニス
トがティシチェンコである。




<ACANTHUS>
ACANTHUS 20006 \2180
シュランメルのヴァイオリン
フィリップ:ファールバッハ(1815-1885)/
ヨハン・シュランメル(1850-1893)編曲:流体ギャロップ
ヨハン・シュランメル:ウィーンのホイリゲ舞曲
ヨハン・シュトラウス II(1825-1899)/
ヴァルター・ヴァッサーフォーゲル編曲:愛の歌(ワルツ)
レオポルト・ケーニヒシュテッター/ヨハン・シュランメル編曲:
アルトレングバッハの思い出(ワルツ)
ヨハン・シュトラウス II/
ヴァルター・ヴァッサーフォーゲル編曲:ツェッペアル=ポルカ
ヨゼフ・ランナー(1801-1843)/
J・ランナー&G・ドラハネク編曲:新ウィーン・レントラー
アレクサンダー・カッツェンベルガー/ヴァルター・ヴァッサーフォーゲル編曲:
ハロー・ダ・サン・マ・ムンター[Halloh da san ma munter]
ヨハン・シュランメル:おしゃべり(フランス風ポルカ)
ヨハン・シュムッツァー:シュムッツァー舞曲
ヨゼフ・ランナー:ペストのワルツ Op.93
ヨハン・シュランメル:音楽による色彩の戯れ(楽曲)
カール・ミヒャエル・ツィーラー(1843-1922)/
ヨゼフ・シュランメル(1852-1895)編曲:ランデヴー(フランス風ポルカ)
フィルハルモニア=シュランメルン・ウィーン
マルティン・クービク、アンドレアス・グロスバウアー(ヴァイオリン(*))
ハインツ・フロマーダ(コントラギター(+))
ハンネス・モーダー(ハイG・クラリネット(#))
ギュンター・ハウマー(ボタン式アコーディオン(**)
録音:2008年2月28日-3月1日、古楽器博物館
使用楽器:
1883年頃、ウィーン、カール・ツァッハ製(inv.no.SAM 1087 & 1089)(*)
20世紀初頭、ウィーン、ヨゼフ・スウォジル製(+)
20世紀終盤、ドイツ、ヘルベルト・ヴュルリツァー/
フランク・ハマーシュミット製(#)
1904年、ウィーン、カール・ブドヴィツ製(**)
19世紀末、ウィーンのサロンで一世を風靡した兄弟ヴァイオリニスト、ヨハン&
ヨゼフ・シュランメル。1879年、彼らはコントラギター(通常の6弦の他に長い開
放弦を張って低音を出せるようにしたツイン・ネックのギター)のアントン・シュ
トローマイヤーを加えた三重奏団を結成、1884年にクラリネット(甘美な高音域
を奏でるハイ・クラリネット)のゲオルク・デンツァーを迎え四重奏団に改めま
した。
ウィーンのヴァイオリン製作家カール・ツァッハ(Carl Zach:1859-1918)がシュ
ランメル兄弟に楽器を贈呈したのはおそらく1883年か1884年。これらのヴァイオ
リンにはヘッド部分に兄弟各々の頭部像が彫られ、本体側面には「名手ヨハン
(ヨゼフ)・シュランメル氏に献呈、カール・ツァッハ、ウィーン」と金文字で描
かれていますが、聴衆から見えるのは「カール・ツァッハ、ウィーン」の側であ
ることから、これはツァッハが宣伝のために製作し贈呈したものと考えられてい
ます。シュランメル兄弟は演奏活動を終えるまでこれらのヴァイオリンを使い続
けました。
シュランメルの専門家フィルハルモニア=シュランメルン・ウィーンがウィーン
・オリジナルの楽器、編成、ピッチ(a1=465Hz)で演奏したこのアルバムは、資料
的意義にとどまらず、大いに楽しめるものとなっています。




<FLORA>
FLORA 1709 \2180
モンテヴェルディ:タンクレディとクロリンダの戦い
クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643):
タンクレディとクロリンダの戦い(トルクァート・タッソ作
「解放されたエルサレム」より抜粋されたテキストによる音楽劇;
マドリガーレ集第8巻(1624)から)(*)
アレクサンダー・ゲール(1932-):
モンテヴェルディのマドリガーレ「タンクレディとクロリンダの戦い」による
クラリネット独奏のためのパラフレーズ(1969)(+)
パオロ・クアリャーティ:
アモールの忠節の車(ピエトロ・デラ・ヴァッレの台本による小オペラ;1611)(#)
アドリアナ・フェルナンデス(ソプラノ;クロリンダ(*)、アモール、名声(#))
フアン・サンチョ(テノール;タクレディ(*)、アポロン、アリオン(#))
フリオ・ザナージ(バリトン;語り手(*)、オルフェウス(#))
ジャン=フランソワ・ヴェルディエ(クラリネット(+))
レ・サックブーティエ
ジャン=ピエール・カニャック、
マリー・ガルニエ・マルズッロ(コルネット[ツィンク])
ダニエル・ラサル(テナーサックバット) 
シルヴァン・デルヴォー(バスサックバット)
クリスティーヌ・パユー(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
マティアス・シュペーター(アーチリュート、キタローネ)
ヤスコ・ブヴァール(オルガン、チェンバロ)
かつてレ・サックブーティエ・ド・トゥールーズと名乗っていた、コルネット
(ツィンク)の名手ジャン=ピエール・カニャックが主宰するフランスのコルネッ
ト&サックバット・アンサンブル、レ・サックブーティエがフローラ・レーベル
に登場。「タンクレディとクロリンダの戦い」では弦楽パートがコルネットとサ
ックバットで演奏されており、これが新鮮なだけでなくたいへんリアル。歌手陣
の力演も相まって、インパクト抜群の名演となっています。
間奏曲的に置かれたドイツの現代作曲家ゲールの作品に続いて収録されているの
は、モンテヴェルディと同時代のイタリアの作曲家クアリャーティ(キオッジャ
の貴族出身でローマで活躍した作曲家・官吏)の代表作「アモールの忠節の車」。
四旬節前の祝祭にローマの市街において山車(だし)の上で上演された作品で、当
盤では小オペラと表記されていますが、実際にはマドリガーレ風音楽劇というべ
きものです。
ブックレットにはフランス語の解説およびイタリア語の原歌詞とフランス語訳の
み記載されており、英語はございません。

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09-05 No.16-2

2009年05月18日 18時05分23秒 | Weblog
<TRITO>
TD 0049 \2180
フェルナンド(フェラン)・ソル(1778-1839):序曲&交響曲集
バレエ「ヘラクレスとオンファール」序曲(1826)
交響曲第1番ハ長調(1804頃)
バレエ「アルフォンスとレオノール、またはl'amant peintre」序曲(1823)
交響曲第2番変ホ長調(1804頃)
メロドラマ「ポルトガルのエルヴィラ」序曲(1804)
交響曲第3番ヘ長調(1804頃)
バレエ「シンデレラ」序曲(1822)
カダケス管弦楽団
ネヴィル・マリナー(指揮)
録音:2007年3月、2008年3月8日、サラゴサ(スペイン)、アウディトリオ
「スペインのギターの作曲家」としてばかり注目されがちなソルですが、彼はア
ルベニスやグラナドスの登場以前、最も国際的に活躍し様々なジャンルの作品を
残した作曲家でした。当アルバムには、これまでほとんど録音されたことのない
ソルの交響曲と舞台音楽の序曲が収録されています。若いノセダにはまだまだ負
けぬとばかり、カダケス管弦楽団の首席客演指揮者である御大マリナーもがん
ばっています。

TD 0050 \2180
アルベニス(1860-1909):ギター編曲によるピアノ作品集
ハビエル・リバ編曲:
「イベリア」より エボカシオン,エル・プエルト,アルメリア
「スペイン」より カタルニャ奇想曲/スペイン組曲 より キューバ
フランシスコ・タレガ編曲:
スペイン組曲 より グラナダ/パヴァーヌ(カプリッチョ)
フランシスコ・タレガ&ミゲル・リョベト編曲:
スペイン組曲 より スペインのセレナード(カディス)
ハビエル・リバ編曲:「スペイン」より 前奏曲,タンゴ
ハビエル・リバ(ギター)
録音:2008年3月13-15日、コルドバ(スペイン)、コルプス・クリスティ旧修道院
使用楽器:2005年、ジョン・レイ製(モデル:1982年、アントニオ・デ・トレス製)
アルベニスの没後100年と生誕50年(2010年)を記念して制作されたアルバム。ハ
ビエル・リバはホセ・ロドリゲス、マヌエル・アベリャに師事、コルドバのラ
ファエル・オロスコ高等音楽院ギター科主任を務めるスペインの若手ギタリスト
・作曲家。ピリオド楽器の演奏にも積極的に取り組んでいます。

TD 0051 \2180
ヘスス・トレス(1965-):
交響曲(2005)(*)
楽章(2004)(+)
パルティータ(1998)(#)
スペイン放送交響楽団(*)
エイドリアン・リーパー(指揮(*))
カダケス管弦楽団(+)
ジャナンドレア・ノセダ(指揮(+))
スペイン国立青年管弦楽団(#)
ホセプ・カバリェ(指揮(#))
録音:2005年10月、マドリード、モヌメンタル劇場(*)
2006年1月、パンプロナ(スペイン)、バルアルテ・ホール(#)
1998年10月、マドリード、国立音楽堂(#)
トリト・レーベルが力を入れているスペイン、サラゴサ生まれの作曲家トレスの
交響的作品集。作品を委嘱したオーケストラによる演奏が収録されています。

TD 0058/58 2枚組 \2980
ジュアン・ピネダ(1931-)編曲:ピアノによる映画音楽集
ルパート・ジュリアン:「オペラ座の怪人」(1925)より 確かなロマンティシムズ
トッド・ブラウニング:「見知らぬ人」(1927)より 真実の苦悩
ヘンリク・グレーン:「まんだらげ」(1927)より メイン・テーマ
マウリツ・スティレル:
「エロティコン」(1920)より メイン・テーマ,イレーネとプレベン
「グンナル・ヘーデの伝説」(1923)より 自然、愛
「緋色の花の歌」(1919)より メイン・テーマ
「ホテル・インペリアル」(1927)より 敗北
ヴィクトル・シェーストレム:
「海の禿鷲」(1916)より 訓練兵/「預言者」(1920)より メイン・テーマ
「緋色の文字」(1927)より 詩篇、少女と鳥、教会を呼ぶ
F・W・ムルナウ:
「ノスフェラトゥ、または恐怖のシンフォニー」(1922)より
ロマンティックな覚え書き
「夜明け: 二人の人間の歌」(1922)から 家庭,町から来た女,愛と難船
ローベルト・ヴィーネ:
「カリガリ博士の研究室」(1920)より テーマ集
「ラスコーリニコフ」(1923)より セントラル・テーマ
「オルラクの手」(1924)より 自己,オルラクの恋
ジャン・エプステイン:「アッシャー家の没落」(1928)より セントラル・テーマ
G・W・パプスト:「パンドラの箱」(1929)より 事故
エーリヒ・フォン・ストローヘイム:
「強欲」(1924)より 婚礼,トリナとマクティーグの恋
G・コジンツェフ&L・トラウベルク:
「新バビロン」(1929)より 店の娘たちの別れの言葉
フルクトゥオス・ジェラベルト&マジ・ムリア:
「苛まれる魂」(1917)より 決闘と自殺
ジュゼプ・ガスパ:「カタルニャの人々と風景」(1926)より ラ・ランブラ
J・M・コディナ:「黒い仮面」(1918)より メイン・テーマ
ジガ・ヴェルトフ:「世界で六番目」(1926)より スラヴの草原
V・プドフキン:「母」(1926)より パーヴェルの死、ロシアの空
清水ひろし:「港の日本娘」(1933)より 横浜港
ヴィクトル・シェルツィンガー:「赤肌」(1929)より 父の死,インディオ族
クラレンス・ブラウン:
「肉と悪魔」(1927)より 友情の島,家族,フェリチタスとウルリヒ,大いなる愛
アルフレッド・ヒチコック:「Easy Virtue」(1928)より セントラル・テーマ
デイヴィッド・W・グリフィス:
「壊れた花」(1919)より 修道院と町の散歩,恋愛の理想化
フレッド・ニブロ:「血と砂」(1922)より 感傷,セレナード
マンフレッド・ノラ:
「ヘレナ」(1924)より 戦争への行進曲,パリスとヘレナ,アキレスとヘクトル
ジュアン・ピネダ(ピアノ)
録音:2007年5-6月、バルセロナ、センティル・スタジオ
バルセロナ生まれの映画音楽作曲家ジュアン・ピネダが古い映画の音楽を編曲し
ピアノで演奏したアルバム。題名の訳には誤りが多いと思います。すみません。

TD 0045 \1850
プロコフィエフ:「ピーターと狼」
レオノル・ワトリング(朗読)
カダケス管弦楽団アンサンブル
ワシーリー・ペトレンコ(指揮)
朗読はカスティリャ語(スペイン標準語)。カタルニャ語版は既発売(TD 0021)。

TD 0046 \1850
プーランク:「子象ババールの物語」
トリスタン・ウリョア(朗読)
カダケス管弦楽団アンサンブル
フィリップ・アントルモン(指揮)
朗読はカスティリャ語(スペイン標準語)。カタルニャ語版は既発売(TD 0016)。

TD 0052 \1850
バティブイ(子供向けアニメーションのダンス曲と歌)
トランビアブランク 他
カタルニャの子供向けアニメーション番組のサウンドトラックのようです。




<MUSICA CLASICA GALEGA>
スペイン北西部(ポルトガルの北)、ガリシア州自治政府系機関の制作によるガリ
シア・クラシック音楽史シリーズ。残念ながら Vol.1、5、10は完売し供給不能
となっております。

BOA 25102002 \2180
ガリシアのクラシック音楽 Vol.2 ルネサンス&バロック(1)
ホセ・デ・バケダノ(1642-1711):
Guerra, guerra L.C.169(聖ヤコブのビリャンシコ、器楽を伴う11声;1699)
Suene esa alma L.C.172(使徒のビリャンシコ、4声;1702)
Rompa el clarín L.C.163
(晩課のための使徒のビリャンシコ、10声;1695)
Manum suam L.C.121(聖木曜日のための第3の哀歌、3声)
Interveniat pro nobis L.C.135(悲しみの聖母のモテット、8声)
Desprendido va cruzando L.C.175
(使徒のビリャンシコ、器楽を伴う8声;1704)
Que gira, que vuela L.C.181(使徒のビリャンシコ、4声;1706)
Espanoles guerreros L.C.165(使徒のビリャンシコ、10声;1697)
サンティアゴ・デ・コンポステラ大学グルポ・デ・カマラ
カルロス・ビリャヌエバ(指揮)
録音:2002年1月2-7日、サンティアゴ・デ・コンポステラ(スペイン)、
アウディトリオ・デ・ガリシア
ホセ・デ・バケダノは現ナバラ県のプエンタ・ラ・レイナに生まれ、マドリード
のエンカルナシオン修道院とおよびサンティアゴ・デ・コンポステラ大聖堂の楽
長を務めた作曲家。カルロス・ビリャヌエバによって1977年に創設されたサン
ティアゴ・デ・コンポステラ大学グルポ・デ・カマラは主としてガリシア地方
の古楽に取り組んでいる声楽&ピリオド楽器アンサンブル。

BOA 25102003 \2180
ガリシアのクラシック音楽 Vol.3 ガリシアの大聖堂楽長たち(1)
メルチョル・ロペス(1759-1822):レクィエム
アントニオ・ベェントゥラ・ロエル・デル・リオ(1705-1767):
主が建てたまわずば
フアン・モンテス(1840-1899):マニフィカト
イサベル・アルバレス(ソプラノ)
ミロ・モレイラ(男性アルト、合唱指揮)
ヘラルド・ロペス・ガメス(テノール)
ジョルディ・リカルト(バリトン)
オルフェオン・テラ・ア・ノサ(合唱)
ガリシア交響室内管弦楽団
ジョアム・トリリョ(指揮)
録音:2003年10月、コルニャ議事堂(スペイン)
ロペスはサンティアゴ・デ・コンポステラ大聖堂、ロエル・デル・リオはモンド
ニェド大聖堂、モンテスはルゴ大聖堂の楽長を務めた作曲家。

BOA 25102004 \2180
ガリシアのクラシック音楽 Vol.4
メルチョル・ロペス(1759-1822):ミサ・ソレムニス「唯一の神」(1802)
ヌリア・リアル(ソプラノ)
ミロ・モレイラ(男性アルト、合唱指揮)
マーク・テヴィス(テノール)
ガブリエル・ペレス=ベルムデス(バリトン)
オルフェオン・テラ・ア・ノサ(合唱)
ガリシア王立フィルハーモニー管弦楽団
アントニ・ロス・マルバ(指揮)
録音:2003年?、サンティアゴ・デ・コンポステラ(スペイン)、アウディトリオ
・デ・ガリシア
メルチョル・ロペスは現グアダラハラ県のウエバに生まれ、8歳でマドリードの
王立少年合唱学校に入学しホセ・リドンに師事、1784年から1822まで38年にわた
ってサンティアゴ・デ・コンポステラ大聖堂楽長を務めた作曲家。ミサ・ソレム
ニス「唯一の神」は彼の作品のうち最大規模かつ最も重要な作品。スペインの古
楽の歌姫ヌリア・リアルが録音に参加しています。

BOA 25102006 \2180
ガリシアのクラシック音楽 Vol.6 ロマン主義と国民主義
アンドレス・ガオス(1874-1959):交響曲第2番「ガリシアの山々にて」
パスクアル・ベイガ(1842-1906)/マヌエル・バルボア管弦楽編曲:
ガリシアのアルボラダ
グレゴリオ・バウドト(1884-1938):交響的ドロラ
フアン・モンテス(1840-1899)/ピーター・ホープ管弦楽編曲:黒い影
ガリシア交響楽団
ビクトル・パブロ・ペレス(指揮)
録音:2004年?

BOA 25102007 \2180
ガリシアのクラシック音楽 Vol.7 20世紀の交響楽
フェルナンド・アロンソ:シンフォニエッタ イ長調
シャビエル・デ・パス:夢の夜明け
フアン・ドゥラン:ソロサバルの主題による変奏曲
マヌエル・バルボア:サトゥルヌスの祭/天空の道
ガリシア王立フィルハーモニー管弦楽団
アントニ・ロス・マルバ(指揮)
録音:2004年?、サンティアゴ・デ・コンポステラ(スペイン)、
アウディトリオ・デ・ガリシア

BOA 25102008 \2180
ガリシアのクラシック音楽 Vol.8 ピアノのための音楽
マルシアル・デル・アダリド(1826-1881):
ソナタ変ホ長調
4つのスケルツォ Op.24; ヘ短調,ト長調,ホ短調,ニ長調
嘆き Op.9(バラード ホ短調)/華麗なワルツ(嬰ハ短調)
悲歌 Op.10(最後の別れ 嬰ヘ長調)
ホアキン・ソリアノ(ピアノ)
録音::2003年、サンティアゴ・デ・コンポステラ(スペイン)、
アウディトリオ・デ・ガリシア
コルニャ生まれのアダリドはガリシアの民俗音楽を研究し創作に取り込んだ最初
の作曲家といわれています。ホアキン・ソリアノ(1941-)はパリ音楽院でヴラド
・ペルルミュテールに師事、1972年よりマドリード音楽院教授を務めるスペイン
・ピアノ界の重鎮。

BOA 25102009 \2180
ガリシアのクラシック音楽 Vol.9 室内楽(ヴァイオリンとピアノのための)
アンドレス・ガオス(1874-1959):ソナタ Op.37/ロマンス Op.20
マヌエル・キロガ(1892-1961):
グアヒラ第1番(キューバ舞曲集 から)/ハバネラ(スケルツォ)
ホタ(スペイン舞曲第10番)/アルボラダ(ケルト舞曲集 から)
アルゼンチン舞曲/グアヒラ第2番(キューバ舞曲集 から)
エフゲニー・モリャートフ(ヴァイオリン)
マリアンナ・プルジェヴァルスカヤ(ピアノ)
録音:サンティアゴ・デ・コンポステラ(スペイン)、
アウディトリオ・デ・ガリシア
アンドレス・ガオスはコルニャに生まれ、ヴァイオリンの神童として鳴らした
後、1895年より中南米に活躍の場を移しました。彼が残した60ほどの作品の多く
はガリシアや中南米の民俗音楽に基づいています。マヌエル・キロガはポンテベ
トラに生まれ、早熟の天才として注目されヨーロッパ、アメリカ大陸で成功を
収めました。作曲は独学ながら自演のための技巧的作品を残しています。録音
には意外にもロシアの若手演奏家(ともに1982年生まれ)が起用されています。

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