クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

09-05 No.27-1

2009年05月23日 14時36分30秒 | Weblog
<BERLIN CLASSICS>
●Berlin Classics BASICS "3×3" series
ベーシック2枚組に続く新シリーズ3枚組ベスト盤が3タイトル発売となります。
アニバーサリーイヤーのヘンデル、ハイドン、メンデルスゾーンの3人の作曲家
にスポットをあてたシリーズです。

BC 14948 3枚組 \1480
ヘンデル ハイライト
水上の音楽より組曲第1番、王宮の花火の音楽、合奏協奏曲Op.6-4、
オルガン協奏曲第13番、6つのソナタよりHWV.385、トリオソナタHWV.405、
フルートソナタ第6番、組曲第5番HWV.430、エアHWV.468、ソナタHWV.577、
ファンタジアHWV.490、前奏曲とアレグロ ト短調、抜粋メサイア、
ユダス・マカベウス、エジプトのイスラエル人、ヨシュア、
ユトレヒト・テ・デウム
ヴァリアスアーティスツ

BC 14949 3枚組 \1480
ハイドン ハイライト
交響曲第94番「驚愕」、ピアノ協奏曲Hob.XVIII:11、協奏交響曲Hob.I:105、
ピアノソナタHob.XVI:37、50、ピアノ三重奏曲Hob.XV:25、
弦楽四重奏曲Op.76-3「皇帝」、オラトリオ「天地創造」(抜粋)
ヴァリアスアーティスツ

BC 14950 3枚組 \1480
メンデルスゾーン ハイライト
序曲「真夏の夜の夢」「フィンガルの洞窟」、交響曲第3番「スコットランド」、
ヴァイオリン協奏曲Op.64、イ短調、ピアノ協奏曲第1番、第2番、無言歌より
ヴァリアスアーティスツ




<WARNER Box>
WARNER 2564 691492 2枚組 \2080
ピエール=ロラン・エマール(pf) コレクション
モーツァルト:ピアノ協奏曲第15番より、第27番より
ベートーヴェン:ピアノソナタ第23番より、ピアノ協奏曲第5番より
ラヴェル:夜のガスパール
メシアン:トゥーランガリラ交響曲より
ドビュッシー:映像第1集より、練習曲第2集より
アイヴズ:ピアノソナタ第2番より
シューマン:交響的練習曲より
リスト:伝説より
ドヴォルザーク:ピアノ協奏曲より
ベルク:ピアノソナタOp.1
リゲティ:エチュードより
ライヒ:木片のための音楽
カーター:2つのダイヴァージョン 
ヨーロッパ室内管弦楽団、
ケント・ナガノ指揮、ベルリンフィルハーモニー管弦楽団、
ニコラウス・アーノンクール指揮、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団

WARNER 2564 691059 \2080
チャイコフスキー:
マンフレッド交響曲、組曲第4番「モーツァルティアーナ」
ウラジーミル・フェドセーエフ指揮、
チャイコフスキー交響楽団

WARNER 2564 691060 \2080
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲、スラヴ舞曲抜粋
アレクサンドル・クニャーゼフ(Vc)
ウラジーミル・フェドセーエフ指揮、
チャイコフスキー交響楽団

WARNER 2564 691407 4枚組 \3500
パーセル・エディション第3集
聖セシリアの祝日のためのオード、メアリー女王の誕生日のためのオード、
チャールズII世の歓迎歌、アンセム「常に主にありて喜べ」Z.49、
メアリー女王の死を悼む哀歌Z.504、メアリー女王の崩御を悼む挽歌「無駄だ、
レスビアよ」Z.383、若きサーシスの運命をZ.473、アンセム「常に主にありて
喜べ」Z.49、「シオンにてラッパを吹きならせ」Z.10、「おお神よ、汝は我が
神なり」Z.35、「わが心は美しきことにてあふる」Z.30、「主よ、われらの罪
を思い出したもうことなかれ」Z.50、「彼らの言いたる時、われ喜ぶ」Z.19、
「主よ、憤りをもて、我を責め給うなかれ」Z.40、「わが魂よ、主をほめまつ
れ」Z.48、他
ジョン・エリオット・ガーディナー指揮、
イングリッシュ・バロック・ソロイスツ、他

WARNER 2564 692699 5枚組 \4180
メンデルスゾーン・エディション第3集
オラトリオ「聖パウロ」「エリア」
ミッシェル・コルボ指揮、リスボン・グルベンキアン管弦楽団
歌曲集
ナタリー・シュトゥッツマン(Alt)
ダルトン・ボールドウィン(pf)
バーバラ・ボニー(Sop)
トーマス・ハンプソン(Br)
ジェフリー・パーソンズ(pf)

WARNER 2564 690730 2枚組 \2080
ダニエル・ホープ(Vln) コレクション
J.S.バッハ:
ァイオリン協奏曲第1番BWV.1041、2台のヴァイオリンのための協奏曲BWV.1043
モーツァルト:
ヴァイオリンとピアノのための協奏曲K.App.56/315fより、
ヴァイオリン協奏曲第27番より
メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第1番より
ジョン・フォールズ:エレジー
ベルク:ヴァイオリン協奏曲より
バルトーク:ルマーマニア民俗舞曲より
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲より、馬あぶ
ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲「ドゥムキー」より
ファリャ:7つのスペイン民謡より
ラヴェル:ツィガーヌ
ブリテン:ヴァイオリン協奏曲より
ショスタコーヴィチ:
ヴァイオリン協奏曲第2番より、ピアノ三重奏曲第2番より、他

WARNER 2564 692676 5枚組 \4180
メンデルスゾーン・エディション第4集
メンデルスゾーン:合唱曲集
真夏の夜の夢、オラトリオ「キリスト」、
モテット「主よわが祈りを聞きたまえ」、
アヴェ・マリア、われらに平安を与えたまえ、テ・デウム、
詩篇第42番「鹿が谷の水を慕いあえぐように」、
詩篇第95番「さあ、主に向かって礼拝しよう」、
詩篇第115篇「われらにではなく、主よ」、
詩篇第114「イスラエルの民エジプトを出て」、
詩篇第98番「新しき歌を主に向かって歌え」、
カンタータ「シオンよ、主をほめたたえよ」、「最初のワルプルギスの夜」、
キリエ、他
ミッシェル・コルボ指揮、
リスボン・グルベンキアン管弦楽団、他

WARNER 2564 691390 5枚組 \4180
パーセル・エディション第4集
序曲Z.771、772、パヴァンZ.749、750、752、序曲と組曲Z.770、
グラウンド上の3声のファンタジアZ.731、組曲第6番Z.667、
シフォーチの別れZ.656、4声のソナタ第3番Z.804、ファンタジア、
速やかに飛び去れ 時よ、チャコニー、トランペットと弦楽のソナタ、
12の3声のソナタ集、10の4声のソナタ集、ハープシコード組曲、他
アーノンクール、レオンハルト、ガーディナー、ホグウッド、ボーモン、他


●アーノンクール生誕80周年記念シリーズ TELDEC特別企画第1弾
WARNER 2564 691250 2枚組 \2450
J.シュトラウス:歌劇「ジプシー男爵」
ニコラウス・アーノンクール指揮、ウィーン交響楽団、他
コバーン、シャッシング、ハマリ、エルツェ、マーグヌス、他

WARNER 2564 691264 2枚組 \2450
モーツァルト:歌劇「ルーチョ・シッラ」
ニコラウス・アーノンクール指揮、
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス、他
グルべローヴァ、シュライアー、バルトリ、アップショー、他

WARNER 2564 691256 2枚組 \2450
J.シュトラウス:喜歌劇「こうもり」
ニコラウス・アーノンクール指揮、
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、他
グルベローヴァ、ボニー、リポヴシェク、他

WARNER 2564 691289 2枚組 \2450
モーツァルト:歌劇「後宮からの誘拐」
ニコラウス・アーノンクール指揮、
モーツァルト管弦楽団、他
ワトソン、シュライアー、ガームリヒ、サルミネン、他

WARNER 2564 691267 3枚組 \3500
モーツァルト:歌劇「イドメネオ」
ニコラウス・アーノンクール指揮、
モーツァルト管弦楽団、他
ホルヴェーク、シュミット、ヤカール、他

WARNER 2564 691259 3枚組 \3500
モーツァルト:歌劇「ドン・ジョバンニ」
ニコラウス・アーノンクール指揮、
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、他
ハンプソン、グルベローヴァ、ホニー、プロホヴィッツ、他

WARNER 2564 691252 2枚組 \2450
ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」
ニコラウス・アーノンクール指揮、
ベルリン交響楽団、他
オルガナソーヴァ、シェーファー、サルミネン、モル、他

WARNER 2564 691272 2枚組 \2450
モーツァルト:歌劇「魔笛」
ニコラウス・アーノンクール指揮、
チューリッヒ歌劇場管弦楽団、他
グルベローヴァ、ボニー、サルミネン、ブロホヴィッツ、他

WARNER 2564 691261 2枚組 \2450
シューマン:歌劇「ゲノヴェーヴァ」
ニコラウス・アーノンクール指揮、
ヨーロッパ室内管弦楽団、他
ツィーザク、リポヴシェク、ヴァン・デル・ワルト、他

WARNER 2564 691254 2枚組 \2450
ベートーヴェン:歌劇「フィデリオ」
ニコラウス・アーノンクール指揮、
ヨーロッパ室内管弦楽団、他
マルジョーノ、ザイフェルト、ポルガー、ヴァン・デル・ワルト、他



<Tower Records>
●Tower Records Original VINTAGE COLLECTION SPECIAL
PROA 287 2枚組 \1500
モーツァルト:交響曲第35番K.385「ハフナー」
ベートーヴェン:交響曲第1番、第2番、第6番「田園」、第7番
ポール・パレー指揮、デトロイト交響楽団

PROA 289 2枚組 \1500
ブラームス:交響曲第4番
ワーグナー:
「パルジファル」より第1幕への前奏曲、聖金曜日の音楽、
「ヴァルキューレ」よりヴァルキューレの騎行、「タンホイザー」序曲、
「ローエングリン」第1幕への前奏曲、第3幕への前奏曲、
「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲、
「さまよえるオランダ人」序曲、
「トリスタンとイゾルデ」より前奏曲と愛の死、
「ジークフリ-ト」より森のささやき
ポール・パレー指揮、デトロイト交響楽団

PROA 291 2枚組 \1500
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
シベリウス:交響曲第2番
Rコルサコフ:交響曲第2番、序曲「ロシアの復活祭」、スペイン奇想曲
リスト:メフィスト・ワルツ
ポール・パレー指揮、デトロイト交響楽団

PROA 293 2枚組 \1500
20世紀フランス作品集
パレー:ミサ曲「ジャンヌ・ダルク没後500年を記念して」
フローラン・シュミット:バレエ「サロメの悲劇」
イベール:「寄港地」
バロー:ある影への捧げ物
ルーセル:組曲 ヘ長調 作品33、バレエ「蜘蛛の饗宴」
ポール・パレー指揮、デトロイト交響楽団

PROA 295 2枚組 \1500
19世紀フランス作品集
ショーソン:交響曲変ロ長調 作品20
ラロ:バレエ「ナムーナ」第1組曲、歌劇「イスの王様」序曲
シャブリエ:
気まぐれなブーレ、楽しい行進曲、狂詩曲「スペイン」、田園組曲、
歌劇「いやいやながらの王様」よらポーランドの祭り/歌劇「グヴァンドリー
ヌ」序曲、歌劇「いやいやながらの王様」よりスラヴ舞曲
サン=サーンス:
交響詩「死の舞踏」、英雄行進曲、フランス軍隊行進曲、
歌劇「サムソンとデリラ」よりバッカナール
ポール・パレー指揮、デトロイト交響楽団

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

09-05 No.27-2

2009年05月23日 14時36分02秒 | Weblog
<YMPR>
YMPR 20091 \3000
●国内盤仕様
アヴェマリア-永遠の愛
Yoko Maria(song)/小林真人、針谷理恵、柳俊一(pf)
1.悲しみの果て-ピアノ・ソナタ「悲愴」より(ベートーベン)
2.ネッラ・ファンタジア-映画「ミッション」より(E.モリコーネ)
3.ジュピター-組曲「惑星」より(ホルスト)
4.愛のテーマ-映画「ニュー・シネマ・パラダイス」より(E.モリコーネ)
5.遥かな旅のはてに-
NHKドラマ「ハルとナツの届かなかった手紙」メイン・テーマより(渡辺俊幸)
6.愛のテーマ-映画「ニュー・シネマ・パラダイス」より(E.モリコーネ)
7.心の翼(小林真人)
8.夢の扉開いて-「愛の挨拶」より(エルガー)
9.マドンナたちのララバイ(スコット)
10.人魚姫(月に寄せる歌)歌劇「ルサルカ」より(ドヴォルザーク)
11.さくら(森山直太郎
12.夢のあとに(フォーレ)
13.天城越え(弦 哲也)
14.アヴェ・マリア(カッチーニ)
15.アヴェ・マリア(シューベルト)
16.フィンランディア(シベリウス)
17.涙の星(リューの愛)-
歌劇「トゥーランドット」“誰も寝てはならぬ”より(プッチーニ)
貴方のために優しく歌いかけます・・・・・・
異色のソプラノ歌手“Yoko-Maria”がジャンルを超えて歌う永遠の愛の歌。




<FLORESTAN>
FLCP 21004 \2000
●国内盤仕様
夢のあとに
川口 力(Sax)河野 由貴(pf)
1.美しき五月に(シューマン)
2.夢の後に (フォーレ)
3.アヴェ・マリア(カッチーニ)
4.アヴェ・マリア(シューベルト)
5.さくら横丁(中田喜直)
6.宵待草(多 忠亮)
7.アヴェ・マリア(マスカーニ)
「こんなに美しいサックスの音色があっただろうか?」
艶やかでビロードのような音色で、歌われる名曲の数々。
期待の若手サックス奏者、川口 力の天上の音世界。
待望のデビュー・アルバム!



<JAN KUBELIK SOCIETY>
SJK 006 \2450
伝説のヴァイオリニスト&作曲家 フランチシェク・オンドジーチェク
ヨアヒム・ラフ(1822-1882):カヴァティーナ(*)
J・S・バッハ(1685-1750):G線上のアリア(*)
原盤:Pathe Freres Phonograph Co. 1080 録音:おそらく第一次世界大戦以前
フランチシェク・オンドジーチェク(1857-1922):
売られた花嫁 Op.9(スメタナのオペラ「売られた花嫁」の主題による幻想曲)(+/#)
原盤:Esta K4006-7, matr. c.3530-3533 録音:1941年
スケルツォ・カプリチオーソ Op.18(+/#)
原盤:Esta M5041, matr. c.3819 録音:1941年
スコチナー Op.15(スメタナのオペラ「売られた花嫁」より)(+/#)
原盤:Esta M5041, matr. c.3820 録音:1941年
ボヘミア狂詩曲 Op.21(+/**/++)
原盤:Esta M5037-8, matr. c.3771-2, 3784-5 録音:1941年
ヨセフ・スラーヴィク(1806-1833)/
フランチシェク・オンドジーチェク編曲(ピアノ伴奏版;1906)/
パヴェル・ジェデチェク編曲(ピアノ伴奏版より管弦楽編曲;1933):
ヴァイオリン協奏曲イ短調(カデンツァ:ヨセフ・パーレニチェク)(##/**)
原盤:Supraphon G22096-7, matr. c.044361-4 録音:1941年
フランチシェク・オンドジーチェク(ヴァイオリン(*))
不詳(ピアノ(*))
ヴォイチェフ・フライト(ヴァイオリン(+))
ヴラディミール・ポリーフカ(ピアノ(#))
アレクサンデル・プロツェク(ヴァイオリン(##))
プラハ放送交響楽団(**)
オタカル・パジーク(指揮(++))
フランチシェク・ストゥプカ(指揮(##))
19世紀から20世紀への変わり目に活躍したフランチシェク・オンドジーチェク
(1857-1922)の生誕150年を記念して制作されたアルバム。全音源初CD化。
フランチシェク・オンドジーチェクはヴァイオリニスト・指揮者ヤン・オンドジ
ーチェクの息子としてプラハに生まれ、プラハ音楽院で学んだ後、ヴィエニャフ
スキに才能を見出され、援助を受けパリ音楽院でマサールに師事しました。彼は
ドヴォルジャークのヴァイオリン協奏曲を初演するなどソリストとして活躍する
のみならず、弦楽四重奏団にも積極的に取り組み、チェコの作曲家たちの作品の
編曲や民族的要素を取り込んだ小品の作曲も行いました。
ヴォイチェフ・フライト(1894-1971)はフランチシェク・オンドジーチェクに師
事し、チェコ(プラハ)放送交響楽団のコンサートマスターを務めたヴィルトゥオ
ーゾ・ヴァイオリニスト。アレクサンデル・プロツェク(1914-1982)はチェコ・
フィルハーモニー管弦楽団コンサートマスター、プラハ四重奏団(弦楽四重奏)
リーダー、チェコ三重奏団(ピアノ三重奏)メンバーを務めたヴァイオリニスト。

SJK 007 \2450
ルッジェーロ・リッチ・プレイズ・パガニーニ・ライヴ
ニコロ・パガニーニ(1782-1840):
24の奇想曲 Op.1 から Nos.16-18,20,1,3-7,9,11,13,21-24
パイジェッロの「うつろな心」による変奏曲
ナタン・ミルシテイン(1903-1992):パガニーニアーナ
伝承曲/ルッジェーロ・リッチ編曲:スペインのバラード
ルッジェーロ・リッチ(ヴァイオリン)
録音:1982年5月18日、プラハ、スメタナ・ホール、「プラハの春」音楽祭、
ライヴ
ヤン・クベリーク協会から2枚目のリリースとなる、ルッジェーロ・リッチ
(1918-)の無伴奏ヴァイオリン・リサイタル・ライヴ録音。

SJK 005 \2450
【旧譜・再案内】
ルッジェーロ・リッチ・イン・プラハ
ニコロ・パガニーニ(1782-1840):
無伴奏ヴァイオリンのための24の奇想曲 Op.1 から Nos.13-24
ユジェーヌ・イザイ(1858-1931):
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調「バラード」Op.27 No.3
J・S・バッハ(1685-1750):
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調 から フーガ
ルッジェーロ・リッチ(ヴァイオリン)
録音:1969年5月20日、プラハ、ルドルフィヌム、ドヴォルジャーク・ホール、
「プラハの春」音楽祭、ライヴ




<CZECH RADIOSERVIS>
CR 0439-2 2枚組 \2650
エルネスト・ブロッホ(1880-1959):ヴァイオリン作品集
無伴奏ヴァイオリン組曲第1番(1958)(*)
無伴奏ヴァイオリン組曲第2番(1958)(*)
ヴァイオリン・ソナタ第1番(1920)(+)
ヴァイオリン・ソナタ第2番「神秘的な詩」(1924)(+)
バール・シェム(ハシディ教徒の生活の3つの姿;1923)(+)
異国の夜(1924)(+)/アボダー(神の崇拝;1929)(+)
メロディー(1929)(+)/ヴァイオリン協奏曲(1937-1938)(#)
フランチシェク・ノヴォトニー(ヴァイオリン)
セルゲイ・ミルシテイン(ピアノ(+))
ブルノ・フィルハーモニー管弦楽団(#)
トマーシュ・ネトピル(指揮(#))
録音:2007年6月17日(*)、2007年3月17-18日、5月20日(+)、プ
ラハ放送スタジオ(*/+)
2008年11月11-12日、ブルノ放送スタジオ(チェコ)(#)

OUT 025 \2180
【移行再発売】
リムスキー=コルサコフ(1844-1908):交響組曲「シェエラザード」
チェコ・ナショナル交響楽団
レオ・ドリーハイス(指揮)
録音:2000年1月14日、プラハ市民会館スメタナ・ホール、ライヴ
ICNレーベル、ICN 030 からの移行再発売。



<Diskant>
DK 0113-2 \2180
ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ・ソナタ全集 Vol.6
第3番ハ長調 Op.2 No.3/第23番ヘ短調「熱情」Op.57
第25番ト長調 Op.79/第24番嬰ヘ長調 Op.78
ダニエラ・ヴァリーンスカ(ピアノ)
録音:ジリナ(スロヴァキア)、ファトラ芸術館
ダニエラ・ヴァリーンスカはブラチスラヴァ音楽院、サンクトペテルブク(レニ
ングラード)音楽院、ブラチスラヴァ音楽演劇アカデミーで学んだスロヴァキア
のピアニスト。バロック(彼女はチェンバロも演奏)から現代スロヴァキア作曲家
の新作に至る幅広いレパートリーを持ち、社会主義チェコスロヴァキア時代から
西欧や北米に進出、1991年からは母校ブラチスラヴァ音楽演劇アカデミー教授を
務めています。

DK 0115-2 \2180
ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ・ソナタ全集 Vol.7
第18番変ホ長調 Op.31 No.3/第21番ハ長調「ヴァルトシュタイン」Op.53
第6番ヘ長調 Op.10 No.2
ダニエラ・ヴァリーンスカ(ピアノ)
録音:ジリナ(スロヴァキア)、ファトラ芸術館

DK 0117-2 \2180
ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ・ソナタ全集 Vol.8
第7番ニ長調 Op.10 No.3/第9番ホ長調 Op.14 No.1
第10番ト長調 Op.14 No.2/第26番変ホ長調「告別」Op.81a
ダニエラ・ヴァリーンスカ(ピアノ)
録音:ジリナ(スロヴァキア)、ファトラ芸術館

DK 0119-2 \2180
ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ・ソナタ全集 Vol.9
第29番変ロ長調「ハンマークラヴィーア」Op.106
第32番ハ短調 Op.111
ダニエラ・ヴァリーンスカ(ピアノ)
録音:ジリナ(スロヴァキア)、ファトラ芸術館
全集完結篇。

DK 0112-2 \2180
ラディスラフ・クプコヴィチ(1936-):弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏のためのイニシャル(全12曲)
弦楽四重奏曲第7番ロ長調
アコーディオンと弦楽四重奏のための五重奏曲(*)
モイゼス四重奏団
スタニスラフ・ムハ(第1ヴァイオリン) 
フランチシェク・テレク(第2ヴァイオリン)
アレクサンデル・ラカトシュ(ヴィオラ) 
ヤーン・スラーヴィク(チェロ)
ボリス・レンコ(アコーディオン(*))
録音:2008年6月、シャモリーン(スロヴァキア)、コンサート・ホール
クプコヴィチはブラチスラヴァに生まれ、1969年西ドイツ(当時)に移住した作
曲家。

DK 0114-2 \2180
アコーディオン・モノローグ
スヴェトザール・ストラチナ(1940-1996):世界と子供たち(1960)
ユライ・ハトリーク(1941-):ノネット(9つの平易な練習曲;1993)
ミラン・ノヴァーク(1927-):デカメロン(ドリスの主題による10の変奏曲;2001)
イリヤ・ゼリェンカ(1932-2007):ジョコモビル[Giocomobil](1995)
ヨゼフ・ポトプロツキー(1944-):田舎風カプリッチョ Op.49(2004)
ユライ・ハトリーク:メランコリー・モノローグ(1967)
ライムント・カーコニ(アコーディオン)
録音:2008年9-10月、シャモリーン(スロヴァキア)、コンサート・ホール
スロヴァキアのアコーディオン奏者ライムント・カーコニ(1950年生まれ)が弾く
スロヴァキア作曲家のオリジナル作品。

DK 0116-2 \2180
コントラバスとピアノのためのスロヴァキア音楽
イリヤ・ゼリェンカ(1932-2007):ソナタ(2001)
ラディスラフ・クプコヴィチ(1936-):葬送ソナタ(2001)
ユライ・ハトリーク(1941-):
A・M・リルケおよびE・マイスターを記念するソナタ「愛、感覚、苦悩」(1999)
ヴラディミール・ボケス(1946-):オスティナート Op.69(1998)
デュオ・シャシナ
ラドスラフ・シャシナ(コントラバス)
ダナ・シャシノヴァー=サトゥリ(ピアノ)
録音:2008年7月、ジリナ(スロヴァキア)、ファトラ芸術館
当レーベルから両名名義(ラド・シャシナ、ダナ・シャシナ)でボッテジーニの
作品集(DK 0065-2)を出していた二人による珍しいコントラバス・レパートリー。
セリェンカとクプコヴィチの収録作品はデュオ・シャシナのために書かれたも
のです。

DK 0120-2 \2180
スロヴァキアの歴史的オルガン Vol.5
アドルフ・フリードリヒ・ハッセ(1809-1863):
序奏、主題と変奏曲イ長調 Op.47/幻想曲 Op.58 No.2/ラルゲット
フランツ・クサヴァー・シュニーツァー(1740-1875):
オルガン・ソナタ第4番ニ長調/同第5番変ロ長調
ジョヴァンニ・モランディ(1777-1856):オルガン・ソナタ 第5集 Op.22 から
第2番(エレヴァツィオ),第1番(オフェルトリウム)
ヤーン・ヴラディミール・ミハルコ(オルガン)
録音:2008年9月、ミヤヴァ(スロヴァキア)、ルター派教会
使用楽器:1870年、マルチン・シャシュコ製

DK 0121-2 \2180
クラリネットとピアノのための音楽
メンデルスゾーン(1809-1847):ソナタ変ホ長調(1823)
ドビュッシー(1862-1935):第1狂詩曲
ヴァレンティーノ・ブッキ(1916-1976):クラリネット独奏のための協奏曲
アルバン・ベルク(1885-1935):4つの小品 Op.5(1913)
イリヤ・ゼリェンカ(1932-2007):ソナタ
エフゲニー・イルシャイ(1951-):感謝のソナタ[Sonata del grato](2008)
レナード・バーンスタイン(1918-1990):前奏曲、フーガとリフ から リフ
ブラニスラフ・ドゥゴヴィチ(クラリネット)
ラディスラフ・ファンゾヴィツ(ピアノ)
録音:2008年7月、ジリナ(スロヴァキア)、ファトラ芸術館
ブラニスラフ・ドゥゴヴィチ(1978年生まれ)はブラチスラヴァ音楽院および音楽
アカデミーで学んだクラリネット奏者。ラディスラフ・ファンゾヴィツ(1980年
生まれ)は当レーベルの看板アーティストの一人となりつつあるマリアーン・ラ
プシャンスキー門下のピアニスト。

DK 0092-2 ※在庫限定特別価格 \1150(ご注文先着です)
【旧譜・再案内】
ベストセラーズ・オヴ・マスターズ Vol.4
ブラームス/ジョルジュ・シフラ編曲:ハンガリー舞曲第6番変ニ長調
シューベルト/リスト編曲:セレナード
ドヴォルジャーク:スラヴ舞曲ホ短調 Op.72 No.2
ウラディーミル・ホロヴィッツ:
メンデルスゾーンの「結婚行進曲」による変奏曲(*)
ジョルジュ・シフラ:
ヨハン・シュトラウス II の「美しく青きドナウ」による変奏曲(*)
ウラディーミル・ホロヴィッツ:ビゼーの「カルメン」の主題による変奏曲(*)
ブラームス/ジョルジュ・シフラ編曲:ハンガリー舞曲第5番嬰へ短調
ショパン:前奏曲ロ短調 Op.28 No.6
ヨハン・シュトラウス II/ジョルジュ・シフラ編曲:
トリッチ=トラッチ・ポルカ
J・S・バッハ:前奏曲ハ長調 BWV846
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第11番イ長調 K.331 から トルコ行進曲
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調「月光」Op.27 No.2 から 第1楽章
ショパン:ワルツ変ニ長調 Op.64 No.1
シューマン:トロイメライ
ジョプリン:エンターテイナー(ラグタイム)
ショパン:夜想曲変ホ長調
ヤロスラフ・イェジェク:ブガッティ・ステップ
ラディスラフ・ファンゾヴィツ(ピアノ)
録音:2006年3月、ジリナ(スロヴァキア)、ファトラ芸術館
好評を博した「大ピアニストたちのピアノ作品集」(DK 0085-2)に続く、1980年
生まれのスロヴァキアの若手ファンゾヴィツのアルバム。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

09-05 No.26-1

2009年05月23日 14時35分35秒 | Weblog
<FARAO>
B 108056(2CD+1BonusCD) \4450
ハイドン:オラトリオ「四季」
エノッホ・ツー・グッテンベルク(指)
クラング・フェアヴァルトゥング管、ノイボイエルン合唱協会、
ラインハルト・フォーゲル(Cemb) ミリアム・マイアー(Sp)
ジェームス・テイラー(Tn) ラルフ・ルーカス(Bs)
制作:2005年、バイエルン放送局
[BonusCD]ラインハルト・フォーゲル(P)
以前ご案内のDVD(D.108055)のCD盤。
BonusCDの内容は指揮者グッテンベルクによる各季節の解説(春:10分、夏:7分、
秋、冬:各8分前後)。




<STUDIO FROHLA>
B 2901 \2500
「径」Path-アントニオ・マルティ-ソロ・アルバム
(1)ジャン・フランセ:ソナチネ
(2)ラヴェル:ハバネラ形式による小品
(3)ジョルジュ・エネスコ:伝説
(4)ハビエル・ボリアート:3つのディベルティメント
(5)マックス・レーガー:ロマンツェ
(6)ウジェーヌ・ボザ:ロマンツェ
(7)武満徹:径(PATH)
(8)エリック・エヴァゼン:ソナタ
(9)ルロイ・アンダーソン:トランペット吹きの子守唄
アントニオ・マルティ(トランペット)
森川実千代(ピアノ)
録音:2008年10月
1978年スペインに生まれ、数々のコンクールでの優勝経験を持つ天才トランペッ
ター、アントニオ・マルティのソロ・アルバム。アンダーソン作品では、マル
ティが所属する東京交響楽団が特別にバックをつとめます。マルティの明るく
歌心に溢れる音色に心くすぐられる1枚です。





<WAON RECORDS>
WAONCD 140 \2080
(1)ヤコプ・ファン・エイク:期待に胸躍るフィリス
(2)-(4)〈デイヴィジョンフルート第2巻〉より
ペープシュ氏のプレリュード/モーガン氏のシャコンヌ/ヒルズ氏のディヴィ
ジョン
(5)ギヨーム・ド・マショー:私はその花を愛する
(6)アウレリオ・ヴィルジリアーノ:バッターリャによるリチェルカータ
(7)-(10)ジョゼフ・ボダン・ド・ボワモルティエ:組曲作品35の6
(11)ローラント・モーザー:曼荼羅華
(12)エルネスト・クレーメル:ディヴェルティメント作品4の3
(13)篠原眞:Fragmente〈断片〉
(14)ジョヴァンニ・バッサーノ:リチェルカータ第3番
(15)-(18)ヨハン・ゼバスティァン・バッハ:パルティータ
(19)作者不詳:トリスタンの嘆き
本村陸幸(リコーダー)
録音:2008年7月
リコーダーは長い歴史を持つ楽器で、初期の楽器は、13世紀以前にすでに存在し
ていました。このCDでは、14世紀から20世紀までの600年におよぶ、無伴奏リコ
ーダーの広大なレパートリーを巡る旅にお誘いしましょう。中世、ルネサンス、
初期バロック、後期バロック、モダンの各種タイプのリコーダー10本を駆使し
て、千変万化のリコーダーソロ世界がすべて凝縮された必聴の1枚です。




<SUPRAPHON>
SU 4005 \1780
「追憶-ハイドン:歌曲集」
創作されたカンツォネッタ集Hob.XXVIaより
人魚の歌(第25番)/ 追憶(第26番)/ 絶望(第28番)/ 牧歌(第27番)/ 心地よい苦痛
(第29番)/ 誠実(第30番)/ さすらい人(第32番)/ おお美しい声よ(第42番)/ 精霊
の歌(第41番)
クラヴィーア伴奏によるドイツ歌曲集Hob.XXVIaより
ごくありふれた話(第4番)/ 捨てられた女(第5番)/ ティルジスに(第8番)/ 田舎
の楽しみ(第10番)/ 恋の歌(第11番)/ 遅すぎた母の到着(第12番)
スコットランド&ウェールズ民謡Hob.XXXIa, bより(*)
ヒースの花(b.30)/ 岩を越えて(b.17)/ 朝は早く起きて(a.28)/ 鷲の頂(b.20)/
樫の木の下の豚(b.16)/ 羊小屋(a.13)/ 寂しい谷間(a.175)/ ひばりは揚がる
(b.1)/ 幸せなカンブリア人(b.32)
マルティナ・ヤンコヴァー(S)
ジェラール・ワイス(P)
*ゴーティエ・ビュルギュンデール(Vn)、グンタ・アベレ(Vc)
録音:2009年1月20-22日チューリヒ、放送スタジオ
ハイドン・イヤーにちなんで2009年1月に録音されたばかりの歌曲集が特急リリ
ース。ウィーンに出たばかりの少年時代には美声で知られる聖歌隊員であったハ
イドンですが、清澄かつ素朴な味わいを留めた歌曲には他に替え難い魅力があり
ます。1780年代の「ドイツ語歌曲」では、声楽パートがクラヴィーア譜の上声部
と一致するというシンプルなものでしたが、1790年代半ばの「カンツォネッタ」
になると、二段構えのクラヴィーア譜を脱して、声楽パートも独立し表現の幅も
ぐっと拡がります。
1972年チェコ生まれのヤンコヴァーは、1998年以降、チューリヒ・オペラのソリ
ストとしてガーディナー、アーノンクール、ヘレヴェッヘ、ラトル、ヴェルザー
=メストのプロダクションにも参加している期待のソプラノ。また、ガーディナ
ーによるJ.S.バッハのカンタータ録音でもその名を知られています。清楚な美声
が内容にぴったり。

=アルヒーフ=
SU 3991 \1480
(1)クロンマー=クラマーシュ:オーボエ協奏曲ヘ長調Op.52
(2)伝ハイドン:オーボエ協奏曲ハ長調
(3)モーツァルト:協奏交響曲K 297b
フランティシェク・ハンターク(Ob)
(1)アントニーン・デヴァーティー(指)ブルノ放送室内管弦楽団
(2)ハリー・ニューストーン(指)プラハ交響楽団
(3)ヴァーツラフ・スメターチェク(指)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
ミロシュ・コペツキー(Cl) ミロスラフ・シュテフェク(Hrn) 
カレル・ヴァチェク(Fg)
録音:(1)1951年1月13日プラハ、ドモヴィナ・スタジオ(セッション)
(2)1961年3月8-10日(3)1965年5月6、8-9日プラハ、ルドルフィヌム(セッション)
モーツァルト、マルチヌー&シュトラウス(SU.3955)に続いて、チェコの伝説的な
名手ハンタークを聴くアルバム第2弾。クロンマーとハイドンが初CD化。なかで
も、ハンタークといえばクロンマーといわれたほど、ハンタークはこの同郷の
作曲家の作品を得意としていたことでも知られています。パッセージのあざやか
な処理とゆたかな表情が、細心のリマスタリング処理でみごとによみがえりまし
た。



<naive>
OP 30479 \2280
モーツァルト:オペラ序曲集
『皇帝ティートの慈悲』‐序曲、行進曲
『魔笛』‐序曲、僧侶の行進
『フィガロの結婚』-序曲、行進曲(第3幕フィナーレ)
『コシ・ファン・トゥッテ』-序曲
『ドン・ジョヴァンニ』-序曲
『レ・プティ・リアン』(バレエ)-序曲
『後宮からの誘拐』-序曲
『劇場支配人』-序曲
『ポントの王ミトリダーテ』-序曲、行進曲(第1幕第10曲)
『イドメネオ』-序曲、行進曲(第3幕第7曲)、パスピエ
『バスティアンとバスティエンヌ』-導入
リナルド・アレッサンドリーニ(指)ノルウェー国立オペラ管弦楽団
録音:2008年5月
オペラの序曲は、オペラ全体への期待を高めるために様々な仕掛けがなされてい
るもの。聴きどころのメロディーがギュギュッと詰まっていて、なおかつちょう
ど良い長さのものばかり。アレッサンドリーニは、古楽演奏での経験を活かしな
がら、モダン・オケを見事に統率。色彩豊かな音色の選び方、時にドキッとする
ような和音の響かせ方、効果的な強弱のつけ方、絶妙なテンポ選び。どこをとっ
ても全く新しい序曲集となっています。

OP 30471 3枚組 \5200
ヴィヴァルディ:歌劇『ファルナーチェ』
ジョルディ・サヴァール(指)、ル・コンセール・デ・ナシォン、
エドゥアルド・エグエス(Lute)
フリオ・ザナッシ(ファルナーチェBr)、
アドリアーナ・フェルナンデス(ベレニーチェS) 
サラ・ミンガルド(タミリA) グロリア・バンディテッリ(セリンダS, A) 
ソニア・プリナ(ポンペオMs) チンツィア・フォルテ(ジラーデS) 
フルヴィオ・ベッティーニ(アクィリオMs)
サルスエラ劇場合唱団
録音:2001年10月26&28日マドリッド,サルスエラ劇場(ライヴ)
もともとALIA VOXからリリースされていたこの録音、このたびヴィヴァルディ・
エディションに仲間入りすることとなりました。1731年成立時に含まれていたア
リアや合唱曲、さらに1738年に初演された際の改変楽曲も含む、文字通りの全曲
版。2001年にマドリッドでサヴァールらによって上演された際のライヴ録音。恐
ろしいまでの臨場感をもつレチタティーヴォ、また、ダ・カーポ・アリアで歌手
たちが見せる素晴らしい装飾など、今なお鮮烈な印象を私たちに与えてくれる名
録音です。



<harmonia mundi>
HMU 907465 2枚組 \3780
ヘンデル:ソロ・ソナタ集op.1(12曲)
[CD1]
(1)フルート・ソナタ ホ短調HWV359 op.1-1 
(2)リコーダー・ソナタ ト短調 HWV360 op.1-2 
(3)ヴァイオリン・ソナタ イ長調HWV361 op.1-3 
(4)リコーダー・ソナタ イ短調HWV362 op.1-4 
(5)フルート・ソナタ ト長調HWV363b op.1-5 
(6)オーボエ・ソナタ ト短調HWV364a op.1-6 
(7)リコーダー・ソナタ ハ長調HWV365 op.1-7 
(8)オーボエ・ソナタ ハ短調HWV366 op.1-8
[CD2]
(1)フルート・ソナタ変ロ短調HWV367b op.1-9 
(2)ヴァイオリン・ソナタ ト短調HWV368 op.1-10 
(3)リコーダー・ソナタ ヘ長調HWV369 op.1-11 
(4)ヴァイオリン・ソナタ ヘ短調HWV369 op.1-12 
(5)ヴァイオリン・ソナタ イ長調HWV372 op.1-10 
(6)オーボエ・ソナタ ヘ長調(手稿譜より) 
(7)ヴァイオリン・ソナタ ホ長調HWV373 op.1-12
アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック
リチャード・エガー(チェンバロ) パヴロ・ベズノシウク(Vn)
レイチェル・ブラウン(Fl, Rec) フランク・ドゥ・ブルイン(Ob)
録音:2007年9月
エガーの奏でる通奏低音チェンバロの装飾の美しさ、ソリスト陣のうまさにほれ
ぼれしてしまう、ヘンデルの作品集の登場。これらの曲に対して、ヘンデルは明
確な楽器指定を残していません。これは、ヘンデルが、奏者たちが様々な種類の
楽器を使って、自分の作品を思いのままに料理してくれることを望んだこと、そ
して、様々な楽器で演奏できる、と謳うことによって、少しでも多く楽譜が売れ
るようにしようとしたことのあらわれである、とエガーは解説書の中で述べてい
ます。エガーはこの録音に際し、あえて当時出版された楽譜(Walsh版)に参考の
ために指定された楽器を用いて演奏しています。楽器の色彩、多彩さ、そして音
楽の豊かさが見事によみがえりました。(Disc2の(3)以降は、Roger社から出版さ
れた楽譜指定に基づく楽器編成、あるいは、手稿譜からの演奏となっています)

HMX 2907283 \1280
※カタログ付CD
J.S.バッハ:チェンバロ協奏曲集
ハープシコード協奏曲第1番ニ短調BWV1052、第2番ホ長調BWV1053
合奏協奏曲(トリプル・コンチェルト)イ短調BWV1044
リチャード・エガー(Cemb)
アンドルー・マンゼ(Vn,指) レイチェル・ブラウン(Fl) 
ポーリーン・ノーブス(Vn) エンシェント室内管(AAM)
録音:2001年2月
BWV1052の冒頭から打ちのめされてしまう、衝撃的名盤もカタログ付CDとなって
登場します(フルプライスのHMU 907283は2CDですが、これは1CD)。どれも有名な
曲ですが、時折「こんな和音があったかしら?」と思ってしまうような意外な響
きの不協和音が聴こえ、カデンツァでもアラヨッといった感のエガーの名人技が
冴え、もちろんマンゼのヴァイオリンの音色、低弦のブンブンうなる音、刈り込
まれた管弦楽パートの霊感に満ちたアンサンブル、そしてこれらすべての音を見
事にとらえた木を思わせる響き、今聴いても真見事な1枚です。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

09-05 No.26-2

2009年05月23日 14時35分09秒 | Weblog
<Profil>
PH 08078 \2180
モノラル
「フリッツ・ヴンダーリヒ / 歌曲集-最初期録音集」
エミール・カイザー:Veilchen, Liebe Fruhling und du(録音:1953年)
ギュンター・グレゴリー=エンゲルハルト:
Gondel, gleite du hinaus(録音:1956年)
マウルス・カット:Wenn mein Herz Heimweh hat(録音:1955年)
カート・ハーセンプフルグ:Von Liebe und Gluck(録音:1955年)
ハンス・ベルナー:Carissima mia(録音:1955年)
レオ・コワルスキ:Singende Gitarre(録音:1955年)
ハンス・モルトカウ:Niemals lass ich dich allein(録音:1955年)
ヴァルター・メーリング:Ich lebe fur dich(録音:1956年)
ハンス・モルトカウ:Geh’ nicht fort(録音:1956年)
ルドルフ・カットニヒ:Man sagt sich ≫Du≪(録音:1956年)
エーリヒ・ベルシェル:Lass mich niemals mehr allein(録音:1955年)
ウィリー・シュテッヒ(指)オーケストラ 
ハンス・アンデルス:Wenn der Mund schweigt(録音:1954年)
ハンス・アンデルス:Wolken gehen am Himmel(録音:1954年)
エメリッヒ・スモラ(指)オーケストラ
シューマン:踊り歌Op.78-1(録音:1956年)
フリーデリケ・ザイラー(S) ロルフ・ラインハルト(P)
ベートーヴェン:追想WoO.136(録音:1956年)
ロルフ・ラインハルト(P)
シューマン:彼と彼女Op.78-2(録音:1956年)
シューマン:君を思うOp.78-3(録音:1956年)
フリーデリケ・ザイラー(S) ロルフ・ラインハルト(P)
ブラームス:おお、愛らしい頬よOp.47-4(録音:1956年)
ロルフ・ラインハルト(P)
フリッツ・ヴンダーリヒ(T)
2008年THSスタジオ、ホルガー・ジードラーによるリマスタリング。

PH 08016 2枚組 \4250
モノラル
「フリッツ・ヴンダーリヒ / ザ・レジェンド-アリア、オペラ&オペレッタから
の場面、歌曲集」
[CD 1]
マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」より
プッチーニ:「蝶々夫人」より
プッチーニ:「ラ・ボエーム」より
モーツァルト:「ツァイーデ」より
[CD 2]
マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」より
ヨハン・シュトラウス2世:「こうもり」より
ミレッカー:「乞食学生」より
カールマン:「サーカスの女王」より
フレート・ライモント / ギュンター・シュヴェン:「青い仮面」より
ニコ・ドスタル:「号外」-カップルが踊るように
ロベルト・シュトルツ:「シニョリーナ」-美しきイタリアよ、さようなら
シュトルツ:「チチパの王子」-かつて春に幸福が私に笑いかけた
レハール:「フリーデリケ」-少女よ、わが少女よ
レハール:「ロシアの皇太子」-ヴォルガの歌
レハール:「ジュディッタ」-友よ、人生は生きるに値する
【ボーナストラック】
レハール:「美しきかなこの世界」-美しきかなこの世界
フリッツ・ヴンダーリヒ(T)
さまざまな演奏家
録音:1954-1956年シュトゥットガルト、ベルリン
すでにProfilにある同名のタイトル「ヴンダーリヒ / ザ・レジェンド」
(PH07024)を、曲数を大幅に増強して2枚組にして再構成しています。

PH 08023 \2180
モノラル
「ヘルマン・プライ / 大ベスト」
モーツァルト:「魔笛」-パパゲーノのアリア“可愛い娘か女房がいれば”
モーツァルト:「魔笛」-パパゲーノのアリア“おいらは鳥刺し”
ヘルマン・プライ(Bs-Br)
アルトゥール・グリューバー(指)大オペラ管弦楽団
モーツァルト:
「コジ・ファン・トゥッテ」-
グリエルモのアリア“女よ、君らはよく浮気をする”
モーツァルト:「フィガロの結婚」-
伯爵のアリア“もうお前の勝ちだといったな…ため息をつきながら”
ロルツィング:「密猟者」-伯爵のアリア“明るく愉快に”
ロルツィング:
「皇帝と船大工」-皇帝の歌“かつて王笏と王冠と勲章で遊んでいたころ”
マルシュナー:「ハンス・ハイリング」-ハンスのアリア“あの日に”
フンパーディンク:「王様の子供たち」-ヴァイオリン弾きの最後の歌
ロッシーニ:
「セヴィリャの理髪師」-フィガロのカヴァティーナ“わたしは町のなんでも屋”
ロッシーニ:
「セヴィリャの理髪師」-フィガロと伯爵の二重唱“金をみれば知恵がわく”
リヒャルト・ホルム(T)
ロッシーニ:
「セヴィリャの理髪師」-フィガロとロジーナの二重唱“それじゃ私ね…私をだ
ましたりしない?”
エリカ・ケート(S)
ロッシーニ:
「セヴィリャの理髪師」-フィガロと伯爵とロジーナの三重唱“ああ!何という
意外な展開でしょう!”
エリカ・ケート(S)、リヒャルト・ホルム(T)
レオンカヴァルロ:「道化師」-シルヴィオとネッダの二重唱
アンネリーゼ・ローテンベルガー(S) ヘルマン・プライ(Br)
ヴィルヘルム・シュヒター(指)
大オペラ管弦楽団[北西ドイツ・フィルハーモニー]
ヨハン・シュトラウス2世:
「ジプシー男爵」-徴兵の歌“さあ、手を差しのべて、恋人と別れよ”
ヨハン・シュトラウス2世:
「ジプシー男爵」-“ウィーンのように喜びに満ちた町は何処を探しても他にな
い”
エリカ・ケート(S)、モニカ・シンクレア(A)、
ヨゼフ・シュミーディンゲル(Vo)、エーリヒ・クンツ(Br)
ヨハン・シュトラウス2世「ジプシー男爵」-第3幕フィナーレ
エリーザベト・シュヴァルツコプフ(S)、ニコライ・ゲッダ(T)、
ゲルトルード・ブルクシュターラー=シュスター(Vo)
ヘルマン・プライ(Bs-Br)
オットー・アッカーマン(指)フィルハーモニア管弦楽団&合唱団
録音:1954-1957年[コロムビア原盤:モーツァルト、ロルツィング、マルシュナ
ー、フンパーディンク、ロッシーニ / エレクトローラ原盤:レオンカヴァルロ、
ヨハン・シュトラウス2世]
ドイツ・オペラやドイツ・リートとくにシューベルトで欠かせぬ存在として活躍
し、実演・録音でもおなじみのヘルマン・プライ(1929-1998)。20代の録音を復
刻した内容は、2009年に歿後80年を迎える彼を偲ぶにふさわしいものといえるで
しょう。




<MEDICI ARTS>~IDEALEAUDIENCE
30 77938(DVD-Video) \2900
原語:仏、ポーランド
字幕:仏、英、ポーランド、独
ドキュメンタリー/ピョートル・アンデルシェフスキ
「アンクワイエット・トラベラーUnquiet Traveller」
(1)プロローグ-ダブルステップ (2)ショパン
(3)家族、ピアノ・スタディ
(4)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番 (5)モーツァルト-魔笛
(6)ブラームス (7)ブダペスト-祖母 (8)ドロタ-シマノフスキ
(9)2つの傷-モーツァルトとワルシャワ
(10)バッハ (11)リスボン (12)エンド・クレジット
監督:ブルュノ・モンサンジョン
制作:2008年
クラシック映像界の巨匠、フランスの映像作家ブルュノ・モンサンジョン監督の
新作は、気鋭のピアニスト、ピョートル・アンデルシェフスキを追ったドキュメ
ンタリー。モンサンジョンによるアンデルシェフスキの映像は2作目。鬼才モン
サンジョンを惹きつける孤高のピアニスト、アンデルシェフスキの魅力あふれる
音楽性の秘密を垣間見れる内容です。ブダペストからポーランドへの列車での冬
の旅。モンサンジョンが描く「レイルロード・ムービー」です。シマノフスキの
ザコパネの別荘を訪れる場面、ブレーメン、ロンドンとパリでのリハーサル風景、
コンサート映像など盛りだくさん。アンデルシェフスキが幼少期を過ごした土地
を通り、彼の内面、苦悩、不安そして彼の音楽性の真相に迫ります。
このドキュメンタリーは第22回国際テレビ映像祭(FIPA)で金賞を獲得。モンサン
ジョン氏にとっては、スヴャトスラフ・リヒテルの「謎(エニグマ)」、グレン・
グールドの「ヒア・アフター」に次いで3度目の受賞。

30 78358(DVD-Video) \3700
字幕:英独仏
モーツァルト:「ツァイーデ」
エカテリーナ・レヒナ(S ツァイーデ)
ショーン・パニッカー(T ゴーマッツ)
アルフレッド・ウォーカー(Bs アラツィム)
ラッセル・トーマス(T スルタン・ソリマン)
モリス・ロビンソン(Bs オスミン)
ルイ・ラングレ(指)カメラータ・ザルツブルク,
イブン・ツァイドゥン合唱団
収録:2008年
「ツァイーデ」は、モーツァルトが1779-80年に作曲したジングシュピール。音
楽的にはたいへん優れているものの、あともう少しで完成と言うところで未完に
終わっているため、上演の機会はさほど多くはありません。今回の上演では、随
所に「エジプト王タモス」の音楽を採り入れています。
ピーター・セラーズ演出は、スルタンのソリマンを外国人労働者を不法就労させ
る工場主にすることで、現代社会に強く訴える舞台にしています。ツァイーデ役
がロシア人のレヒナ、ゴーマッツ役のパニッカーがスリランカ系米国人で、搾取
される労働者。一方工場側の人々は、アラツィム役のウォーカーがセントルイス
出身、ソリマン役トーマスがマイアミ出身、オスミン役のロビンソンがアトラン
タ出身で、いずれもアフリカ系米国人。米国人にはストレートに、それ以外の
国々の人々にも、容易に状況が理解できます。大団円のないまま五重唱で終わる
幕切れは深い余韻を残します。
今回の映像は、エクサン・プロヴァンスでの上演の際に、映像作品として収録さ
れたもの。オペラ映画とはいえども、昔のようなアフレコではなく、舞台上演中
に装置の中までカメラが追いかけてきたようなものです。セラーズの鋭い演出が、
制約のないカメラワークによって見事に捉えられています。
指揮のラングレは、近年モーツァルト指揮者として評判の高い人で、ここでも曖
昧さのない明快な音楽作りが映えています。

30 77958(DVD-Video) \2900
字幕:英独仏
ユリア・ヴァラディ マスタークラス
ユリア・ヴァラディといえば、1970、80年代にバイエルン国立歌劇場で活躍し
た、ハンガリー人のドラマティック・ソプラノ。フィッシャー=ディースカウ
夫人でもあります。1998年にオペラの舞台から退いてから後、後進の指導に情熱
を燃やす彼女を収録した映像です。レッスンに訪れる歌手たちは、いずれも才能
はあるものの、何かが足りない。そこから、個性を尊重しながら、歌の神髄を引
き出そうとしているヴァラディの姿はは、それそのものが感動的。情熱的で、
緊張感を持ったレッスンなのですが、そこには常に若い歌手への愛情が感じられ
ます。これは歌を勉強する人たちには必見の映像でしょうし、そうでない人で
も、教え学ぶことの重要さを伝えるものでしょう。




<MEDICI ARTS>~Euroarts
20 72498(DVD-Video) \3700
字幕:英独仏伊
ベートーヴェン:「フィデリオ」
ヴァルトラウト・マイヤー(S レオノーレ)
ペーター・ザイフェルト(T フローレスタン)
マッティ・サルミネン(Bs ロッコ)
ユハ・ウーシタロ(Bs ドン・ピツァロ)
イルディコ・ライモンディ(S マルツェリーネ)
ライナー・トロスト(T ヤキーノ)
ほか
ズビン・メータ(指)バレンシア自治州管弦楽団,
バレンシア自治政府合唱団
演出:ピエールルイージ・ピエラリ
収録:2006年10月12,22,24,31日,ヴァレンシア
強力な「フィデリオ」の映像が登場です。スペイン東部のバレンシア州での上演
ですが、まるで少し前のバイエルン国立歌劇場じゃないか!と言いたくなりたく
なるほど優れたドイツ勢を結集しています。レオノーレ役は円熟の極みのマイヤ
ー。フローレスタン役は、この役を当たり役としているザイフェルト。ロッコは
フィンランドの偉大なバス、サルミネン。そして悪役ピツァロには、新国立劇場
での「さまよえるオランダ人」のタイトルロールで話題をさらった“牛太郎君”
ことウーシタロ。これだけじゃない。マルツェリーネは、先日のウィーン国立歌
劇場来日公演でもこの役を歌ったウィーンの実力派ソプラノ、ライモンディ。
ヤキーノは、モーツァルト・テノールとして目下大活躍のトロスト。そして留め
に指揮がメータ!たいへんに超豪。フィレンツェ出身のイタリア人演出家ピエ
ラッリの演出は、写実的な舞台作り基本とし、重厚なベートーヴェンの世界を描
きつつ、しかしどこか南欧風の明るさがあり、そういえば「フィデリオ」の舞台
はスペインだった、と思い出させるものです。

20 72448(DVD-Video) 2枚組 \4800
字幕:英独仏伊西
モーツァルト:「イドメネオ」
ジョン・マーク・エインズリー(T イドメネオ)
パヴォル・ブレスリク(T イダマンテ)
ユリアーネ・バンゼ(S イリア)
アンネッテ・ダッシュ(S エレットラ)
ライナー・トロスト(T アルバーチェ)
ほか
ケント・ナガノ(指)バイエルン国立管弦楽団,
バイエルン国立歌劇場合唱団
演出 : ディーター・ドルン
装置,衣装:ユルゲン・ローゼ
収録:2008年6月11,14日,ミュンヘン
モーツァルトのオペラセリアの傑作「イドメネオ」に素晴らしい映像が加わりま
した。2008年6月にミュンヘンで上演されたもの。劇場は、通常のナティオナル
・テアターではなく、クヴィリエ劇場。1753年開場のこの由緒ある劇場は、1781
年に「イドメネオ」を初演した旧宮廷歌劇場でもあります。定員500人ほどとい
いますから、非常に贅沢な上演。この「イドメネオ」は、改修作業が終わって再
開場するに当たっての記念公演です。指揮はバイエルン国立歌劇場の音楽監督、
ナガノ。モダンのオーケストラでもここまで新鮮なモーツァルトが可能なんだ、
と驚かされるほど瑞々しい音楽を生み出しています。
タイトルロールは、英国が誇るモーツァルト・テノールの雄、エインズリー、存
在感のある歌と演技で圧倒的。イリアは、吉田秀和氏も絶賛している美声&知性
のソプラノ、バンゼ。またエレットラ役は、通常メッゾソプラノやベテランのソ
プラノが受け持つことが多い中で、あえて若く勢いのあるソプラノのダッシュを
起用。このツイン・ソプラノがこの上演ではたいへんに上手く行っています。イ
ダマンテは、チェコ出身のテノール、ブレスリク。今日一般的な男装メッゾにし
なかったのは演出的理由と思われます。メキメキと頭角を現しているブリスク、
素朴な容姿と優れた歌唱能力もあって、イダマンテは打ってつけです。
初演劇場での上演ですが、そこはミュンヘン、舞台は復古調ではありません。
ドルンの演出は、トロイア戦争と近代の市民革命を重ね合わせたような舞台作り
で、「イドメネオ」に生々しいドラマを与えることに成功しています。

20 72378(DVD-Video) \2900
字幕:羅英独仏西
ペルゴレージ:スターバト・マーテル
ヴィヴァルディ:
協奏曲 ト短調 RV577 「ドレスデンのオーケストラのために」
協奏曲 ハ長調 RV556 「聖ロレンツォの祝日のために」
カーティア・リッチャレッリ(S)
ルチア・ヴァレンティーニ・テラーニ(Ms)
クラウディオ・アバド(指)
ミラノ・スカラ座管弦楽団のメンバー
収録:1979年
1979年の夏に、オーストリア南部ケルンテン州のオシアッハの修道院教会で行わ
れた演奏会のライヴ映像がDVDに。出演者はリッチャレッリ、ヴァレンティーニ
・テラーニ、アバドと非常に豪華ですが、美しく清潔な教会の中での演奏とあっ
て、コンサートホールの中とは全く異なった、静かで敬虔な感動が宿っていま
す。当時アバドは46歳、リッチャレッリ33歳、ヴァレンティーニ=テラーニも間
もなく33歳。若く才能豊かな演奏家たちが時代を切り開いた演奏は、30年経った
今でもスタイルを越えて心を打つものです。

20 72478(DVD-Video) \2900
20 72474(Blu-ray) \4250
字幕:英独仏西
モレーノ:「マラヴィーリャ」
トローバ:
「ラ・チュラポーナ」,「マルチェネーラの女」,「ルイーサ・フェルナンダ」
ルーナ:「ユダヤの娘」
セラーノ:「カーネーション」,「オルヴィドの歌」
ソウトゥーリョ:「ソト・デル・パラルの女」
ペネーリャ:「アルカラのドン・ヒル」
ソロサーバル:「港の酒場女」より
チャピ:「セベデオの娘たち」
レクオーナ:私のマリア
ペネーラ:「山猫」
レハール:「メリー・ウィドウ」
からのアリア、二重唱
ほか
プラシド・ドミンゴ(T)
アナ・マリア・マルティネス(S)
ヘスス・ロペス・コボス(指)
ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団
2007年のザルツブルク音楽祭を大熱狂させたサルスエラ演奏会がDVD&Blu-rayに!
ザルツブルク音楽祭でサルスエラばかりの演奏会が催されるのは極めて稀(これ
が初めてだった?)。それもこれも、両親がサルスエラ歌手で自身サルスエラに
愛情を注ぐドミンゴを讃えてのこと。有名曲から知られざる名曲まで、様々なサ
ルスエラの名アリア、重唱を聞かせてくれます。相手役のソプラノ、マルティネ
スはプエルトリコ出身。ジュリアード音楽院を修了後、1995年、ドミンゴ主催の
コンクール、オペラリアでサルスエラ賞を受賞。2005年にメトにもデビューして
おり、勢いのある歌を聞かせてくれます。日頃は大人しい印象のザルツブルク・
モーツァルテウム管弦楽団もロペス・コボスの指揮に煽られノリノリの演奏。最
後はレハールの「メリー・ウィドウ」の二重唱で閉めて、会場中大喝采の興奮。




<Grand Slam>
GS 2036 \2250
リヒャルト・ワーグナー(1813-1883):
楽劇「神々のたそがれ」
(1)夜明けとジークフリートのラインへの旅
(2)ジークフリートの葬送行進曲
歌劇「さまよえるオランダ人」
3)期限は切れた
楽劇「ニュールンベルクのマイスタージンガー」
(4)リラの花が何とやわらかく
(5)迷いだ、迷いだ、どこも迷いだ
楽劇「ワルキューレ」
(6)ヴォータンの告別「さようなら、勇ましいわが子」
(歌詞対訳は付いていません。)
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
(3)-(6)ジョージ・ロンドン(バス・バリトン)
録音:(1)(2)1956年6月3-6日、(3)-(6)1958年6月9-11日、ウィーン、ゾフィエン
ザーエル
使用音源: Decca(U.K.)(1)(2)SXL 2074/5, (3)-(6)SXL 2068
■制作者より
圧倒的な好評を得たクナッパーツブッシュのステレオ復刻第1弾、ワーグナーの
「ワルキューレ」第1幕(GS-2033)に続く第2弾です。まず、「神々のたそがれ」
からの〈ラインへの旅〉と〈葬送行進曲〉は「ワルキューレ」第1幕のLP
(SXL2074/5)の第4面に収録されていたもので、その「ワルキューレ」と並ぶク
ナの最高傑作です。後半の4曲はジョージ・ロンドンのアリア集ですが、中でも
「ワルキューレ」の〈ヴォータンの告別〉は伝説的な名演です。以上、クナの
真骨頂が詰め込まれた演奏を第1弾と同様に初期LPに刻まれた音を忠実に再現し
ます。
■解説書の内容
このクナッパーツブッシュとジョージ・ロンドンとの録音セッションに、実は
日本人が立ち会っていたのです! 合唱指揮の大御所、田中信昭氏がその人で、
田中氏は指揮者のすぐ後ろでこのレコーディングを聴いていました。その生々
しい証言はクナ・ファン必読です。(以上、平林 直哉)

====================================

★価格改定のお知らせ★
下記の2点の価格が改定(値下げ)になりますので、ご案内いたします。

<OPUS蔵>
OPK 7021/3 3枚組 \4050 ※新価格 \3380
チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調作品74”悲愴”(1941録音)
バッハ:マタイ受難曲(1939ライブ録音)
ウィレム・メンゲルベルク(指)
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
[マタイ] カール・エルプ(福音史家) ウィレム・ラヴェリ(イエス)
 ジョー・ヴィンセント(ソプラノ) イローナ・ドゥリゴ(アルト) 
ルイス・ヴァン・トゥルダー(テノール) ヘルマン・シャイ(バス)
アムステルダム・トーンクンスト合唱団、ツァングルスト少年合唱団
録音:1941年(G-Telefunken SP)
1939年4月2日ライブ(Philips LP A00150-53)

OPK 2041 2枚組 \3300 ※新価格 \2250
日本語解説:鈴木秀美
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲
パブロ・カザルス(Vc)
録音:1936?39年HMV原盤

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

09-05 No.25

2009年05月23日 14時34分24秒 | Weblog
<ALBANY>
TROY1100 \1980
エネスコ:
(1)幼時の印象Op.28(管弦楽伴奏版、テオドル・グリゴリュー編)
(2)室内交響曲Op.33(12楽器のための)
(3)ピアノ四重奏曲第2番Op.30
シェルバン・ルプー(Vn)
イアン・ホブソン(指揮(1)(2)、Pf(3))
(1)シンフォニア・ダ・カメラ
(2)(3)チャバ・エルデーイ(Vn)
(3)ミレル・イアンコヴィッチ(Vc)、他
エネスコの比較的聴く機会の少ない管弦楽、室内楽作品を集めた。ヴァイオリン
のシェルバン・ルプーはメニューイン、ヴェーグ、シェリング、ミルシテインに
教えを受けている。ルプーはエネスコ作品を得意としており、ELECTレコードに
ピアノ伴奏版の「幼時の印象」やヴァイオリン・ソナタなどを録音している。ラ
テンの血が燃え滾る情熱的な音楽作りが魅力。

TROY1087 \1980
「ターニャ・バニスター/物語の始まり」
デヴィッド・デル・トレディチ:3つのジムノペディ
C.セオファニディス:《全ての夢は地平線とともに始まる》
スザンヌ・ファーリン:《これは彼女が始めた物語です》
シェイラ・シルバー:ボードレールの詩による6つの前奏曲
ターニャ・バニスター(Pf)
バニスターはニューオリンズ国際ピアノ・コンクールに優勝して以来、オラン
ダ、日本を始めとして世界中でリサイタルを行っている。ことに現代音楽の演
奏に力を入れており、数々の初演を行っている。デル・トレディチの3つのジム
ノペディ(!)はサティよりもドラマティックだが都会的で粋。現代音楽といっ
てもエンターテイメントの要素を多く含んだ作品がメインに選曲されている。

TROY1045 \1980
ジョエル・ホフマン(1953-)/自画像
(1)チェロ・ソナタ
(2)無伴奏の少数派(unaccompanied minor)
(3)ゲブタイグと一緒の自画像
(4)カープテット
(1)(2)(4)パリー・カープ(Vc)、
(1)(4)クリストファー・カープ(Pf(1)、Vn(4))
(3)ゲイリー・ホフマン(Vc)、ローマン・コフマン指揮キエフ室内管弦楽団
(4)カーティン・タルボット(Va)、ハワード&フランセス・カープ(Pf)
録音:2006、2007年
ホフマンは1953年カナダ・ヴァンクーヴァー出身。音楽一家に生まれ、ジュリア
ード音楽院で作曲を学んだ。作風は無調から新ロマン主義と様々。チェロ協奏曲
である《ゲブタイグと一緒の肖像画》は中東風、ユダヤ風のねばっこい楽想に溢
れ、もろブロッホという感じで楽しい。指揮はMD+Gレーベルのショスタコーヴィ
チ:交響曲全集でちょっとブレイクしたコフマン。《カープテット》は一転して
新古典主義とミニマルを折衷したような軽やかな佳曲。

TROY1058 \1980
「収穫感謝祭のための音楽」
コープランド、ロバート・ウォード、ヴァージル・トムソン、ドン・レイ、
ジョン・パウエル、G.F.ルート、モートン・グールド、ランダル・トンプソン、
ドン・ギリス、ロバート・ローリーのほかの作品
ニュー・イングランド音楽院ウィンド・アンサンブル、聖ステファン室内管弦楽
団、ダブリン・フィル、ロンドン・フィル、ウィリアム・アプリング・シンガー
ズほか
これまでALBANYでリリースされたCDのなかから収穫感謝祭に因んだ音楽を集めた
コンピレーションCD。アイルランド民謡に似た素朴で優美な旋律ばかり。コープ
ランド、ドン・ギリス、モートン・グールドらの作品は特に優れている。

TROY1064/65 2枚組 \3960
チョウ・ウェン=チュン(周 文中)生誕80年記念トリビュート
CD1)「チョー・ウェン・チュンの師匠と仲間たち」
(1)チョウ・ウェン=チュン:吹きさらしの山頂(1990)
(2)イサン・ユン:ピリ(1971)
(3)湯浅譲二:弦楽トリオのためのプロジェクション(2001)
(4)チナリー・ウン:グランド・アラップ(1996)
(5)エドガー・ヴァレーズ:アンテグラル(1926)
CD2)「チョウ・ウェン=チュンの著名な弟子たち」
(6)ヒ・キュン・キム:三重奏曲《ソリ》(2002)
(7)ブライト・シェン:ピアノ三重奏のための4つの楽章(1990)
(8)ゾウ・ロン:ディヤナ(1990)
(9)パブロ・オルティス:ハイパー・ミロンガ(1997)
(10)エドムンド・キャンピオン:汝のおいしい数字で私を溶かせ(2002)
(11)ジェームズ・テニー:ハーモニウム#5(1978)
(12)チェン・イ(陳 怡):《クィ》(1997)
(1)(3)(4)(6)アンサンブル・パレラル
(2)ジョン・サケット(Pf)
(5)サンフランシスコ音楽院ニュー・ミュージック・アンサンサンブル
(7)(8)(9)(11)(12)エンピリアン・アンサンブル
(10)エレン・ルース・ローズ(Va)
周文中は1923年中国生まれで1946年からはアメリカ在住、現在コロンビア大学
名誉教授。多くの弟子を輩出したことでも知られている。中国の伝統音楽と現
代技法を融合した独自の世界を確立した。

TROY1075 \1980
エフレイン・アマヤ:
(1)《ファンタスマゴリラですか?いいえ!ファンタスマゴリアです》-
子供のための1幕の歌劇
(2)《クレプシドラ》
-13人のパフォーマーのためのオペラ・インスタレーション
(1)アマディス・アマヤ、チャーリーン・キャンティ、
ショーン・ドナルドソン、アニー・レーゴ、キンバリー・スタインハウアー
(2)エフレイン・アマヤ指揮
ポイント室内管弦楽団、ダグラス・アールステッド、ジーン・ウェントワース
録音:(1)2007年、(2)1999年
アマヤはベネズエラ出身でインディアナ大学で作曲を学んだ。メノッティ風の
軽快、快活なメルヘン・オペラ。

TROY1089 \1980
バズ・マ・タズ-パーカッション・アンド・モア(アーウィン・バゼロン作品集)
(1)クインテッセンシャルズ
(2)ダブル・クロッシングズ
(3)パートナーシップ
(4)討論中の3人の男
(5)バズ・マ・タズ
(6)トリプル・プレイ
(1)(2)(3)(5)(6)ジョナサン・ハース(Perc、指揮(5)のみ)
(1)K.アンダーウッド(fl)、(1)(3)W.マーシュ(マリンバ)、
(4)A.エヴェーオール(Cl)、
(5)アスペン打楽器アンサンブル団員&トロンボーン・クワイア
(6)デヴィッド・テイラー(バスTrb)
(6)ジェイムズ・プー(テナーTrb)、他
アーウィン・バゼロンは1922年イリノイ州出身であだ名はバズと呼ばれた。イェ
ール大学でヒンデミットに学び、後にニューヨークでミヨーにも師事した。ヴァ
レーズ風だったりジャズの要素があったりと様々な様式が折衷されている。

TROY1090 \1980
アレン・ショーン:ピアノ作品集第2集
ピアノ・ソナタ第2番(2007)
(2)メッセージ集(2006)
(3)ピアノ・ソナタ第3番(2007)
(4)郷愁の小品(ワルツ、ブギウギ)(1983/2007)
(5)3つのエレジー(2007)
(1)(3)(4)(5)アレン・ショーン(Pf)
(2)ジョン・ヴァン・バスカーク(Pf)
アレン・ショーンは1948年ニューヨーク出身で作曲をレオン・カーシュナー、
ナーディア・ブーランジェに師事した。色彩感のあるピアニズムが魅力的。

TROY1091 \1980
「マイルド・ファンタジー」
(1)ジェイムズ・スティーヴンソン:幻想曲
(2)ジェイムズ・スティーヴンソン:トリオ・ソナタ
(3)エリック・モラレス:トランペット協奏曲ハ長調
(4)エリック・エワゼン:亡くなった者と生きる者への賛歌
(5)ロバート・ブラッドショー:アルボレトゥム
(6)ロバート・ブラッドショー:協奏曲
リチャード・ストールゼル(Trp)
クセニア・レレトキナ(Pf)
(2)エリック・タナー(Vn)
ストールゼルはパーム・ビーチ歌劇場管弦楽団の首席奏者のほか、ルイジアナ
・フィルハーモニー、マイアミ・シティ・バレエの主要なポストを勤めている。
柔らかく甘い音色が特徴。娯楽性に富んだ聴きやすい作品ばかり。

TROY1092 \1980
「チェロのための新作集」
(1)ポール・スタインバーグ:アッパー・ウエストサイド(1997)
(2)ポール・シスキンド:3つの悟り(1987)
(3)マシアス・ウェクスラー:夜のそよ風(2001)
(4)グレゴリー・ワナメーカー:メタリチェリッシモ(2001)
(5)デヴィッド・ハイニック:チェロ・ソナタ(2001)
マシアス・ウェクスラー(Vc)
デヴィッド・ハイニック(Pf)
ウェクスラーは自らも作曲を手がけるとともに現代作品の普及を積極的に行っ
ている。これまでにニコラス・モーを始めとする多くの作曲家の作品の初演を
行っている。室内楽奏者としてクーセヴィッツキー賞、またグラミー賞にもノ
ミネートされている。

TROY1093 \1980
アラン・サイドラー:
声楽・合唱作品集(1990-2006)
(1)おもちゃ(1990)
(2)2つの聖なる小品(1990)
(3)あなたの木槌の中の弧(1999)
(4)神秘的なトランペット吹き(1999-2006)
ジョエル・ソーメ指揮
オーケストラ・オヴ・アワ・タイム、コリジエート合唱団、
ローラ・ラスト(S)、
スティーヴン・ゴールドスタイン(T)、
グラハム・アシュトン(Trp)、

サイドラーはニューヨーク出身、ジュリアード音楽院でパーシケッティに師事
した。現代的な語法のなかにもみずみずしい叙情性が感じられる。

TROY1094 \1980
ブライアン・ハルス:プセウドシンセシス
(1)ピンチ
(2)シーストーン
(3)ルミのための
(4)スイート
(5)サンストーン
(1)(4)(5)ナサニエル・メイ(Pf)
(2)(5)B.I.シュナイダー=グールド(Vn)
(2)(4)(5)マット・グールド(G)
(3)リサ・セラ(Fl)、T.ローゼンクランツ(Pf)
ハルスはハーヴァード大学出身、合唱曲、室内楽、映画音楽など多くの作品を
手がけている。現代音楽の技法のなかに軽快さ、ポップな要素を巧みに融合し
ている。ヴァイオリンとギターのための《シーストーン》は繊細なアイデアあ
ふれる佳曲。

TROY1095 \1980
「スパイラル」-モスクワのアメリカ音楽
(1)チン=チュ・フー:水と赤の奔流(2008)
(2)ルーク・ダーン:ペナンブレ(2008)
(3)デヴィッド・K.ゴンパー:スパイラル(2007)
(4)ゴンパー:クロスド(2003/2007)
(5)ジョセフ・デンジャーフィールド:ピアノ五重奏曲(2007)
(6)マーク・キルストフテ:弾道練習曲3.1(2008)
スタニスラフ・マリシェフ(Vn)、
インナ・ジルバーマン(Vn)、
アンナ・バーチク(Va)、
オルガ・カリノヴァ(Vc)、
オレグ・タンツォフ(cl)、
モナ・ハーバ(Pf)、
イゴール・ドロノフ(指揮)、他
アメリカの作曲家がモスクワの演奏家たちとコラボレーションしたアルバム。
作品は2003年から2008年にかけて書かれ、録音は2008年にモスクワで行われた。
チン=チュ・フーの《水と赤の奔流》は中国民謡風の旋律が自由に展開される
楽しい曲。K.ゴンパーの作品も民族的な素材を現代風に展開した秀作。

TROY1096 \1980
「カラスの影」リサ・カーシュナー作詞の歌
リサ・カーシュナー(Vo)
自身が作詞したテキストに基づくソング集。内容はジャズ。

TROY1097 \1980
「アメリカン・ヴィスタ」-ソプラノとフルートのための作品集
コリリアーノ(1938-)、アムリン(1953-)、ガブロ(1926-93)、
ブラックストン・ブレーク(1954-)、カウエル(1897-1965)、
シェイピー(1921-2002)、ジェンデル(1977-)、ストールマン(1964-)、
モーラ・ボッシュ(1956-)、コープランド(1900-90)
ミンミ・フルマー(S)
レオーネ・バイズ(fl、アルトfl)
フルマーはバロックから現代音楽まで幅広いレパートリーを持っている。現在
はニューヨーク・シティ・オペラ、ベルリン・ドイツ・オペラなど世界中の歌
劇場で活躍している。

TROY1098/99 2枚組 \3960
ドミニク・アージェント(1927-):
歌劇「モロッコからの手紙」
ロッセン・ミラノフ指揮カーティス歌劇場、カーティス室内アンサンブル
アージェントは1927年生まれ。作曲をヘンリー・カウエル、ハワード・ハンソ
ン、アラン・ホヴァネスに師事した。現代ミュージカルといったような雰囲気
を持つオペラ。

TROY1101 \1980
「ウィズアウト・ボーダーズ」
(1)ロベルト・シエラ(1953-,プウルト・リコ):フルート・ソナタ(2003)
(2)ホアキン・グティエレス・エラス(1927-,メキシコ):素朴なソナタ(1965)
(3)C.S.グティエレス(1964-,メキシコ):さえずる機械(2003)
(4)リタ・グリアー(1937-,アメリカ):フルート・ソナタ(1956)
(5)マリオ・ラビスタ(1943-,メキシコ):エレジア(2003)
(6)アルマンド・ルナ(1964-,メキシコ):6つの幻想曲(1992)
あらい・あさこ(fl)
(1)(3)(5)クリスティナ・バルデス(Pf)
(2)(6)アナ・マリア・トラダッティ(Pf)
あらいはメキシコ・シティ木管五重奏団のメンバー。香港フィル、エマーソン
四重奏団とも共演している。メキシコの若手から中堅世代の作曲家の作品を中
心に選曲。プエルトリコのシエラの色彩的なソナタ、メキシコの中堅グティエ
レスの切れ味鋭い《さえずる機械》などが聴きもの。

TROY1103/04 2枚組 \3960
ジェローム・カーン:キャバレー・ガール
マイケル・ボロウィッツ指揮
オハイオ・ライト・オペラ
巨匠ジェローム・カーンのミュージカル。オハイオ・ライト・オペラは初期ミュ
ージカルも重要なレパートリーとして積極的に取り上げている。

TROY1106/07 2枚組 \3960
リー・ホイビー:歌劇「テンペスト」
ヒュー・マーフィ指揮パーチェイス・オペラ、パーチェイス交響楽団
シュークスピアの戯曲に基づくオペラ。ホイビーは1926年ウィスコンシン出身。
大オーケストラを使ったオラトリオ風の大作オペラ。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする