クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

08-06 No.8-1

2008年06月07日 14時06分32秒 | Weblog
★BMG 限定BOX 入荷のご案内★
下記の限定BOXが新価格で入荷しました。
在庫を確保しましたが、数に限りがございますので、お早めにご注文下さい。

88697217422 10枚組 \4980
ハイフェッツ オリジナル・ジャケットBOX

88697295742 20枚組 \5200
プッチーニ:オペラ全集

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※コメントはメーカー案内書より抜粋です。

<Cala>
CACD 0548 \2180
ビゼー:
交響曲ハ長調、
《アルルの女》第1組曲(編曲:ビゼー)、
《アルルの女》第2組曲(編曲:ギロー)
ドビュッシー:組曲《子供の領分》(オーケストラ編曲:カプレ)
レオポルド・ストコフスキ(指揮)、ヒズ・シンフォニー・オーケストラ
ストコフスキ協会の協力を得てカーラ(Cala)がリリースを進めるストコフスキ
音源の復刻シリーズから1949年&1952年録音のビゼー&ドビュッシーが登場!
分厚いサウンドが迫りくる「ファランドール」や、オーケストラが抜群の巧さ
で聴かせてくれる「子供の領分」など、今回も聴きどころには尽きない。
このビゼーとドビュッシーのフレンチ・プログラムは、「RCA Victor」からLP
でリリースされていた音源の復刻であり、リマスターによる音質の改善は嬉し
い。またブックレットにはLP時代のジャケット、1949年10月9日にニューヨー
ク・タイムズ紙に掲載されたストコフスキとニューヨーク・フィル主要メンバ
ーの紹介記事(コリリアーノやヴァッキアーノの名前も!)などが掲載されてお
り、こちらも見逃せないポイント!
録音データ:
交響曲ハ長調-1952年5月6日&21日
「アルルの女」第1組曲-1952年2月29日
「アルルの女」第2組曲-1952年3月5日
「子供の領分」-1949年3月2日&30日




<Linn>
CKD 291(SACD-Hybrid) \2580
快楽の園 ――
ディエゴ・オルティス(c.1510-1570):低音旋律によるレセルカーダ第2番
ヤコブ・ファン・エイク(1589/90-1657):
人は夜何をする、最も美しい娘ダフネが、道化師
ダリオ・カステッロ(fl.c.1620-1630):ソナタ第2番
ジョン・ダウランド(1563-1626):悲しみよ、とどまれ
ヨハン・ショップ(1590-1664):涙のパヴァーヌ
ダウランド:もう泣くな、悲しみの泉よ
ジョヴァンニ・バッサーノ(c.1558-1617):ある日スザンナは
オルティス:定旋律によるレセルカーダ第2番
ジョヴァンニ・バティスタ・フォンターナ(-c.1630):ソナタ第6番
ビアージョ・マリーニ(1594-1663):パッサカリア
フォンターナ:ソナタ第2番
ファン・エイク:アマリリ麗し
オルティス:「甘き想い出」によるレセルカーダ第1番
バッサーノ:フレ&ガイヤール
パメラ・トービー(リコーダー)、
アンドルー・ローレンス=キング(ハープ&プサルテリー)
パラディアン・アンサンブルの中核であり、ソリストとしても世に名高いスコ
ットランドが生んだ世界的リコーダー奏者パメラ・トービーのバロック協奏曲
集(CKD 217)、ヘンデルのソナタ集(CKD 223)に続くソロ・アルバム第3弾が登
場!ルネサンス時代から初期バロック時代にかけての作品を集めた今回の「快
楽の園」では、超絶技巧を要する凄まじい速さのパッセージを持った作品と、
陰影を感じさせるメロディアスな作品の対比が印象的。
中でもファン・エイクの作品でトービーが魅せる圧巻のテクニック、ダウラン
ドの作品でローレンス=キングが奏でる哀しみと美しさを持った音色はこの作
品集のハイライトと言えるだろう。
自らが主宰するアンサンブルやサヴァールのエスペリオンXXで培ったローレン
ス=キングのハープの音色が絶妙の存在感を放っており、トービーのリコーダ
ーを際立たせているところも見事と言う他ない。
トービーとローレンス=キングによるこのアルバムは、様々な特色を持ったル
ネサンスと初期バロックの逸品が1つにまとまった音楽の花束である。




<Hyperion>
CDA 67651/2 2枚組 \4360
ヨーク・ボーウェン(1884-1961):ヴィオラとピアノのための作品全集 ――
ヴィオラ・ソナタ第1番ハ短調Op.18/ロマンス 変ニ長調/4つのヴィオラのた
めの幻想曲
ベートーヴェン(ボーウェン&パワー編):
アダージョ・ソステヌート/幻想曲へ長調Op.54/ヴィオラ・ソナタ第2番
ヘ長調Op.22/ロマンス イ長調/演奏会用アレグロ/G線上のメロディOp.47
/C線上のメロディOp.51-2/狂詩曲ト短調
ローレンス・パワー(ヴィオラ)、
サイモン・クロフォード=フィリップス(ピアノ)
ハイペリオンからのレコーディング、ソリストやナッシュ・アンサンブル、レ
オポルド弦楽三重奏団のメンバーとしての活動が実を結び、新時代のヴィオラ
奏者として急速に注目を集めているローレンス・パワーの最新盤はボーウェン
のヴィオラ作品全集!
「イギリスのラフマニノフ」と呼ばれ再評価が進む作曲家ヨーク・ボーウェン
が書いたヴィオラ作品のほとんどは、ロンドンの王立音楽院で出会った名匠ラ
イオネル・ターティスのために作曲されたもの。
ヴィオラを独奏楽器として確立させたターティスの才能に出会わなければ、ボ
ーウェンのヴィオラ作品は存在しなかったかもしれないというほどボーウェン
はターティスから大きな影響を受けたという。
既にボーウェンのヴィオラ協奏曲(CDA 67546)を録音しているローレンス・パ
ワーが、一時代を築いたヴィオラの名匠のために書かれた作品に挑むというめ
ぐり合わせもどこか運命的な部分があるのかもしれない。
新時代の旗手ローレンス・パワーが受け継ぐボーウェンのヴィオラ作品集に期
待したい。

CDA 67670 \2180
グリーグ:歌曲集 ――
5つの歌曲Op.25/6つの歌曲Op.48/連作《山の乙女》Op.67/心のメロディOp.5
/王女EG.133
カタリナ・カルネウス(メゾ・ソプラノ)、
ジュリアス・ドレイク(ピアノ)
その素晴らしいクォリティが世界的評価を得ているハイペリオンの歌曲シリー
ズ。今回ここに新たに加わるのはシベリウス以来となる北欧の作曲家“グリー
グ”!特に歌曲やピアノ小品に際立った才能を示したグリーグの才能は周知の
通り。“詩”と“旋律”の融合という奇跡を幾度となく実現させたグリーグの
歌曲作家としての1面に改めて接することのできる意義深い歌曲集である。
またグリーグの最高傑作との呼び声も高く、数ある女声のための歌曲集の中で
も屈指の作品と言われる「連作《山の乙女》」ももちろん収録。シベリウスの
歌曲集(CDA 67318)から続いての登場となるスウェーデンのメゾ・ソプラノ、カ
タリナ・カルネウスがハイペリオンのグリーグ歌曲集を歌う。

CDA 67713 \2180
サン=サーンス:オルガン作品集 ――
前奏曲とフーガ第3番変ホ長調Op.99-3/幻想曲第2番変ニ長調Op.101/前奏曲と
フーガ第1番ロ長調Op.99-1/糸杉と月桂樹Op.156/幻想曲第3番ハ長調Op.157/
宗教的行進曲ヘ長調Op.107/前奏曲とフーガ第2番ホ長調Op.99-2/祝婚曲ヘ長
調Op.9/幻想曲変ホ長調
アンドルー=ジョン・スミス(オルガン)
交響曲第3番「オルガン付き」の絶大な知名度に比べて、純粋な「オルガン作
品」についてはあまり知られていないサン=サーンス。
そこで、選ばれし者しかその地位に就けなかったマドレーヌ寺院のオルガニス
トを務めるほどの実力を持っていたサン=サーンスのオルガン作品をハイペリ
オンがレコーディング!
ハイペリオン・デビューとなるアンドルー=ジョン・スミスは、シャルトル・
グランプリやセントオールバンズ国際オルガン・フェスティヴァルでの入賞実
績を持つ王立音楽院のオルガニスト。パリのマドレーヌ寺院のオルガンを舞台
としたサン=サーンスの世界が広がる。



<Helios>
CDH 55258 \1280
トランペットのサウンド ――
ウィリアム・コルベット(d.1748):組曲ニ長調
パーセル:
歌劇《インドの女王》より シンフォニー ハ長調、《ヨークシャーの祝祭の歌》
より シンフォニー ニ長調、歌劇《アーサー王》より シンフォニー ハ長調
ゴットフリート・フィンガー(d.1730):ソナタ ハ長調
ウィリアム・クロフト(1678-1727):序曲ニ長調
フィンガー:ソナタ ハ長調
ジョン・エクルズ(1668-1733):組曲
ジョン・バレット(d.1719):ソナタ ニ長調
フィンガー:ソナタ ハ長調
ジャック・ペジブル(d.1721):ソナタ ニ長調
マーク・ベネット(トランペット)、マイケル・レアード(トランペット)、
ピーター・ホルマン(指揮)、パーリー・オブ・インストゥルメンツ
主にファンファーレなどに用いられていた“トランペット”が楽器の構造の進
化とともに音楽の歴史においても進化を遂げた17世紀中期。そのサウンドを巧
みに取り入れたパーセルやクラフトなど、トランペットのための、もしくは主
役としての役割を持った17世紀-18世紀の作品を収録。
バロック・トランペットの達人マーク・ベネットと、PJBEのメンバーとして活
躍したマイケル・レアードのコンビネーションが聴きどころ。
CDA 66817からの移行再発売。

CDH 55294 \1280
ランカスター王家とヴァロワ王家 ――
マショー:Donnez, signeurs
作曲者不詳:
Puis qu'autrement ne puis avoir、Soit tart, tempre, main ou soir
ソラージェ:Tres gentil cuer
ピカード:Credo
マショー:Quand je ne voy
作曲者不詳:Le ior
作曲者不詳:Avrai je ja de ma dame confort?
マショー:Riches d'amour、Pas de tor en thies pais
スタージョン:Salve mater Domini/Salve templum gracie
作曲者不詳:Sanctus
フォンテイン:Regali ex progenie
セサリ:Mon seul voloir / Certes m'amour
コルディエ:Ce jour de l'an
セサリ:Se vous scaviez, ma tres douce maistresse
作曲者不詳:Je vueil vivre au plaisir d'amours
クリストファー・ペイジ(指揮)、ゴシック・ヴォイセズ
イングランド王国のランカスター王家とフランス王国のヴァロワ王家が、王位
継承権や領土問題を巡り会戦となった百年戦争。
百年戦争と同時期にあたる1350年頃から1420年にかけての期間に英仏の両国で
生まれた音楽に着目したゴシック・ヴォイセズの演奏による中世の作品集。
CDA 66588からの移行再発売。




<MSM>
MSM 0007 \1980
コリアン・ソングス ――
シン・グイボク:ヴィサージュ
キム・ヒョグン:純白の白い雪
キム・ヨンジュン:桔梗、詩人の死
キム・ドンジン:私は家に帰りたい、新しいアリラン
チョ・ドナム:舟歌
伝承曲:パクヨンの滝
リ・スイン:我が故郷への頌歌、我が心の川
ハ・デウン:忘れられない
ナ・ウンユン:詩篇23番
キム・ヨンジュン:青い山脈より
ウーキュン・キム(テノール)、ヒジン・リー(ピアノ)
ウーキュン・キムは、漢陽大学で声楽を学び、留学先のミュンヘン音楽大学で
はヘルムート・ドイチュ教授のマスタークラスに参加して研鑽を積んだ韓国の
若き逸材。ウィーンのベルヴェデーレ・コンクール、バルセロナのフランシス
コ・ヴィニャス・コンクール、ロサンゼルスのプラシド・ドミンゴ・オペラリ
ア国際コンクールを制覇するなど、既にその実績は十分。
今回MSMからリリースされるウーキュン・キムにとって初のソロ・アルバムと
なるこの「コリアン・ソング」は、文字通りウーキュン・キムの祖国である韓
国の歌曲集。どこか親しみを覚えるシンプルな韓国歌曲でのウーキュン・キム
の凛々しく優しい歌声は、次代のスターとしての可能性を十二分に感じさせて
くれる。

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08-06 No.8-2

2008年06月07日 14時06分02秒 | Weblog
<Tactus>
TC 672247 \2180
ヴィヴァルディ-鍵盤楽器のための稀少作品集 ――
ヴィヴァルディ:
協奏曲ヘ長調RV.584、協奏曲ニ短調RV.541より 第2楽章、
協奏曲ヘ長調RV.775(アンメット補完)、協奏曲ハ長調RV.774(アンメット補完)
J・S・バッハ:協奏曲第8番ロ短調BWV.979
ヴィヴァルディ:シンフォニア イ長調RV.Anh.85
J・G・ヴァルター:協奏曲ロ短調
ヴィヴァルディ:
協奏曲ハ短調RV.766、協奏曲ト長調Op.3-3,RV.310、
協奏曲ハ長調RV.Anh.76より 第2楽章(タルボット補完)、
ラルゴとアンダンテRV.746、協奏曲ヘ長調RV.767
ファブリツィオ・アンメット(ヴァイオリン&ディレクター)、
スポレート・オルフェオ・アンサンブル
未完に終わった楽曲を含むヴィヴァルディ“自身”による作品と、ヴィヴァル
ディの作品を題材として“後に”生まれた作品の2つをテーマとした世界初録音
を含む稀少作品集。
未完成の作品である「RV.775」、「RV.774」、「RV.Anh.76」の補筆完成版や、
トレッリのヴァイオリン協奏曲が原曲という説が有力なバッハの「協奏曲第8
番ロ短調BWV.979」では、敢えてヴィヴァルディの「RV.Anh.10」が原曲という
説を取り入れるなどプログラム構成も非常に興味深い。
この力作を演奏するスポレート・オルフェオ・アンサンブルは、ペルージャ出
身のバロック・ヴァイオリン奏者ファブリツィオ・アンメットがディレクター
として率いるピリオド・アンサンブル。1988年の結成以来、歴史に埋もれた作
品や曰く付きの作品などを積極的に取り上げてるなど、その取り組みへの注目
度はかなり高い。

TC 552201 \2180
オラツィオ・ヴェッキ(1550-1605):
モテット集/カンツィオーネ・サクレ集/御復活のミサ
ダニエレ・ボノンチーニ(ディレクター)、モデナ大聖堂カペラ・ムジカーレ
モデナに生まれモデナに没したイタリアの後期ルネサンス時代を代表する作曲
家オラツィオ・ヴェッキの声楽のための宗教作品集。ヴェッキの宗教作品には
卓越した和声、対位法の手法が見られ、ヴェッキの代名詞でもある劇音楽にも
通ずる表現力も備えている。
このヴェッキの宗教作品集のレコーディングの舞台となったのは、初期ロマネ
スク様式の傑作でユネスコの世界遺産にも登録されている「モデナ大聖堂」。
2001年からディレクターの任にあるダニエレ・ボノンチーニの指揮によってモ
デナ大聖堂付きのヴォーカル・アンサンブル「カペラ・ムジカーレ」がモデナ
に縁の深いヴェッキの宗教作品を崇高に歌い上げている。

TC 700702 \2180
バルダッサーレ・ガルッピ(1706-1785):チェンバロの慰め ――
ソナタ第1番ヘ長調/同第2番イ長調/同第3番ハ短調/同第4番ニ長調/
同第5番変ロ長調/同第6番ホ長調
アンナリサ・マルテッラ(チェンバロ)
ヴェネツィアが生んだイタリア・バロックにおけるオペラ・ブッファの重要作
曲家、バルダッサーレ・ガルッピの珍しいチェンバロ・ソナタ集。6つのソナ
タが収められた1782年に出版された曲集「チェンバロの慰め」は、1782年に
ヴェネツィアを訪れたロシア大公夫妻に捧げられている。
オペラ・ブッファの大家として有名なガルッピだがロシア時代に得た名鍵盤奏
者としての評価が物語る通り、その優れた作曲技法は鍵盤作品にも確実に発揮
されている。ちなみに「チェンバロの慰め」の全曲収録盤は珍しいだけに貴重
な録音となるだろう。

TC 670001 \2180
アダージョとカンタービレ-イタリアのアダージョ ――
アルビノーニ:アダージョ
マルチェロ:アダージョ
ヴィヴァルディ:ラルゴとカンタービレ
セバスティアーニ:輝ける君が窓は早や暗し
ドニゼッティ:ラルゲット、ソロ
レスピーギ:アリア
ラヴァネッロ:前奏曲-子守歌
ランザート:夕方の祈り
ミュール・ラルゴ
スカットリン:ピッコラ組曲
ロータ:哀歌
ジャルダ:哀歌
モリコーネ:ガブリエルのオーボエ
サルヴァドーリ:キルケの踊り
ジュリアーノ・ジュリアーニ(オーボエ)、
コンスタンス・フレイ(ヴァイオリン)、
エマヌエラ・デグリ・エスポスティ(ハープ)、
アンドレア・マンシナンティ(オルガン)、
アンジェラ・トロイロ(ヴォーカル)
アルビノーニ、マルチェロからロータ、モリコーネまで、古今のイタリア人作
曲家たちによる珠玉の“アダージョ”集。作品ごとにオーボエとヴァイオリン
が交代で主役を務めたり、オルガン伴奏によるデュオを組んだりと編成を変え
ながら優美で物悲しい名旋律を届けてくれるイタリアのアダージョ集である。
オーボエ、オーボエ・ダモーレ、イングリッシュ・ホルンを持ち替えて瑞々し
い音色を奏でているジュリアーノ・ジュリアーニは、ボローニャ歌劇場室内管
弦楽団の奏者やボローニャ音楽院のオーボエ科教授を務めるイタリアのオーボ
エ界の重鎮。バックミュージックやヒーリング・ミュージックとしても効果的!

TC 652801 \2180
ジョヴァンニ・マリア・カジーニ(1652-1719):
オルガンのための《12の思い》
フランチェスコ・タシーニ(オルガン)
ジョヴァンニ・マリア・カジーニは17世紀後半から18世紀初期にかけてのイタ
リアで随一のオルガニストと称され、ヴェラチーニなどを育てたイタリア・バ
ロックの音楽家である。フィレンツェ大聖堂のオルガニスト、礼拝堂付き司祭
などの要職を担ったカジーニの作品は、アレッサンドロ・スカルラッティから
も絶賛されたほど。
この「12の思い」の録音で使用されたオルガンは、1719年にアントニオ・フェ
リーチェ・パルリシーニによって製作され、2004年にリッカルド・ロレンツィ
ーニの手で修復された歴史的価値も高い貴重な楽器。奇しくもこのオルガンが
製作された年にカジーニはこの世を去っている。

TC 650702 \2180
ドメニコ・ガブリエリ(1659-1690):
オラトリオ《ボルゴーニャの聖シジスモンド》
エレーナ・ビスクオラ(アルト)、ラウラ・アントナス(ソプラノ)、
パトリツィア・ヴァッカーリ(ソプラノ)、ファビオ・フルナーリ(テノール)、
アンドレア・ファヴァリ(バス)、アンサンブル・レ・ナシオン
ドメニコ・ガブリエリは、1680年に他界した師フランチェスキーニの後任とし
て聖ペトロニオ大聖堂のチェロ奏者に就任するなど当時を代表するチェロの名
手、または声楽作品の作曲家として名声を得た17世紀イタリアの音楽家。
ガブリエリの宗教作品の代表作ながらも、なかなかお目にかかれない「ボルゴ
ーニャの聖シジスモンド」では、劇的な場面を強調する際にガブリエリが重用
した「伴奏付きアリア」が作品を形成する重要な要素として効果を発揮してい
る。

TC 970201 \2180
ティツィアーノ・ベデッティ(1976-):ピアノ作品集 ――
練習曲(2004)/変奏曲(2002)
ティツィアーノ・ベデッティ(ピアノ)
イタリアのロヴィーゴ出身の若手アーティスト、ティツィアーノ・ベデッティ
の自作自演集。マリピエロの弟子ブルーノ・コルトラに作曲を師事したベデッ
ティは、90年代からイタリアの作曲コンクールを次々と制覇するなど特に国内
で高い評価を得ている。
イタリアの「RAI Trade」から出版されている「練習曲」と「変奏曲」は、ク
ラシック、ジャズ、ポップスのスタイルを融合させたスタイルのピアノ作品。




<Ponto>
PO-1057 4枚組 \4750
プッチーニ:歌劇《トスカ》(録音:1965年7月11日/ブエノス・アイレス)
プッチーニ:歌劇《トスカ》(ロシア語歌唱/録音:1971年3月31日、モスクワ)
レジーヌ・クレスパン(ソプラノ)、
ジュゼッペ・ディ・ステファノ(テノール)、
ブルーノ・バルトレッティ(指揮)、
ブエノス・アイレス・コロン劇場管弦楽団&合唱団、
ガリーナ・ヴィシネフスカヤ(ソプラノ)、
ヴィルギリウス・ノレイカ(テノール)、
マルク・エルムレル(指揮)、(ボリショイ歌劇場)管弦楽団&合唱団、他
ブエノス・アイレスとモスクワでの2種類の「トスカ」を収録。またレジーヌ・
クレスパンらが出演している「トスカ」の1962年ブエノス・アイレス公演の抜
粋、ガリーナ・ヴィシネフスカヤ出演のチャイコフスキー「スペードの女王」
(1967年)の抜粋がボーナス・トラックとして収められている。





<Gala>
GL 100.628 3枚組 \3840
メノッティ:
歌劇《領事》(録音:1950年4月11日、ニューヨーク)
歌劇《霊媒》(録音:1948年)
歌劇《霊媒》(イタリア語歌唱/録音:1957年4月14日、ミラノ)
歌劇《電話》(録音:1947年、ニューヨーク)
パトリシア・ニューウェイ(ソプラノ)、
レーマン・エンゲル(指揮)、
ジャンナ・ペデルツィーニ(メゾ・ソプラノ)、
ニコラ・レッシーニョ(指揮)、ミラノ・イタリア放送交響楽団&合唱団、
マリリン・コトロー(ソプラノ)、
エマヌエル・バラバン(指揮)、他
イタリアで生まれたアメリカのオペラ作曲家、ジャン・カルロ・メノッティの
3つのオペラ、計4種類の演奏を収録したメノッティづくしのセット。

GL 100.635 3枚組 \3840
ヤナーチェク:
歌劇《死者の家から》(録音:1954年7月14日、アムステルダム)
歌劇《消えた男の日記》(録音:1954年7月14日、アムステルダム)
歌劇《死者の家から》(録音:1953年5月14日、パリ)
シエマン・ヨングスマ(バリトン)、
アレクサンダー・クランハルス(指揮)、
ネザーランド・オペラ管弦楽団&合唱団、
フェリックス・デ・ノーベル(ピアノ)、
コーラ・ カンネ=メイエル(メゾ・ソプラノ)、
オランダ室内合唱団、
ベルナール・ドゥミニー(バリトン)、
ヤッシャ・ホーレンシュタイン(指揮)、
フランス国立放送管弦楽団&合唱団、他
「死者の家から」は、1954年「オランダ音楽祭」での公演と、1853年のホーレ
ンシュタイン&フランス国立放送管による2種類の演奏が収録されている。

GL 100.640 3枚組 \3840
ワーグナー:歌劇《ローエングリン》(録音:1953年4月11日、ニューヨーク)
ブライアン・サリヴァン(テノール)、
エレアノール・スティーバー(ソプラノ)、
フリッツ・シュティードリー(指揮)、
メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団、他
フリッツ・ブッシュ&METのコンビによる1947年1月25日(ニューヨーク)の演奏
(抜粋)をボーナストラックに収録。

GL 100.661 4枚組 \5120
J・S・バッハ:
マタイ受難曲BWV.244(録音:1951年2月23日、ミュンヘン)
ミサ曲ロ短調BWV.232(録音:1955年6月9日、ミュンヘン)*
ハンス・ブラウン(バス・バリトン)、ピーター・ピアーズ(テノール)、
エリーザベト・グリュンマー(ソプラノ)*
ゲルトルーデ・ピッチンガー(アルト)*、
オイゲン・ヨッフム(指揮)、バイエルン放送交響楽団&合唱団、他
巨匠ヨッフムとバイエルン放送響によるボリューム満点のバッハ。「マタイ」、
「ロ短調」の両演奏とも貴重な録音。

GL 100.801 2枚組 \2560
プッチーニ:歌劇《ラ・ボエーム》(録音:1952年、ローマ)
ジャコモ・ラウリ=ヴォルピ(テノール)、
フランセス・シメンティ(ソプラノ)、マファルダ・ミケルッツィ(ソプラノ)、
アルベルト・パオレッティ(指揮)、
ローマ歌劇場管弦楽団&合唱団、他
ボーナス・トラックとして1957年(ローマ)と1973年(マドリード)で演奏された
ジャコモ・ラウリ=ヴォルピの歌うアリア&歌曲が収録されている。

GL 100.809 2枚組 \2560
モーツァルト:
歌劇《後宮からの逃走》(録音:1954年7月1日、レヴァークーゼン)
ヨーン・ファン=ケステレン(テノール)、マリリン・タイラー(ソプラノ)、
カール・シーベナー(テノール)、
オットー・アッカーマン(指揮)、
ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団&合唱団、他
1956年10月3日に上演されたヴィットリオ・グイの指揮によるNHK交響楽団の
《モーツァルト「フィガロの結婚」》(抜粋)がボーナス・トラックとして加わ
っているところがポイント。

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