クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

08-06 No.32

2008年06月28日 17時36分36秒 | Weblog
★ダイレクト・トランスファー CD-R 2008年7月新譜 5点発売★
発売予定:2008年7月下旬 価格:各1枚 1500(税込)
※セット販売ではありません。1枚づつお申し込みいただけます。
一般店の店頭では入手出来ないのかというお問い合わせを頂いておりましたが、
本年より一部のご協力をいただけるお店での店頭販売を開始いたしましたので、
こちらもご利用下さい

サンプラー(送料込300)も出来上がりましたので、ぜひご利用下さい。

●6月現在での店頭取り扱い店
富士レコード社 古書センター店
〒101-0051
東京都千代田区神田神保町2-3 古書センター9階
TEL.03-3264-8546 FAX.03-3264-8256

イディア・クラシック
〒101-0051
東京都千代田区神田神保町3-11 よりたてビル 1F
TEL.03-5275-7806 FAX.03-5275-7807

プレミアムジーク
〒231-0023
神奈川県横浜市中区山下町90-1 ラコスタ横浜山下公園1F
TEL 045-633-6305 FAX 045-633-6306

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78CDR-1137
エルガー:チェロ協奏曲ホ短調作品85
パブロ・カザルス (チェロ)
サー・エイドリアン・ボールト指揮BBC交響楽団
英 HIS MASTER'S VOICE DB6338/DBS6341
(1945年10月14日ロンドン、アビー・ロード第1スタジオ録音)
サー・エドワード・エルガー (1857-1934)はイギリスの作曲家・指揮者。
チェロ協奏曲ホ短調は1919年の作品。パブロ・カザルス(1876-1973)は20世紀
最大チェリスト。1939年母国スペイン内戦でフランスに亡命、スペインのフラ
ンコ政権を認める国では演奏しない宣言を行いスペインとの国境に近いプラド
で隠棲していた。1945年6月から演奏活動を再開、同年10月にアビー・ロード
で6年ぶりの録音をしたのが、このエルガー。だが各国政府がフランコ政権を
容認したことで、11月より演奏活動を再び停止。それは5年後の1950年にプラ
ド音楽祭が開かれるまで続いた。指揮者のボールト(1889-1983)はニキシュの
影響を受けたイギリスの指揮者。1930年BBC交響楽団設立時の初代首席指揮者
だった。

78CDR-1138
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品61
(カデンツァ:ヨアヒム)
ヨーゼフ・シゲティ (ヴァイオリン)
ブルーノ・ワルター指揮ブリティッュ交響楽団
英 COLUMBIA LX174/8
(1932年4月18日ロンドン、アビー・ロード第1スタジオ録音)
ヨーゼフ・シゲティ(1892-1973)はハンガリーのブダペスト生まれ。ブダペス
ト音楽院でイェノ・フバイ(1858-1937)に師事した。1905年ベルリンでデビュ
ー、大ヴァイオリニスト、ヨアヒム(1831-1907)に認められた。1917年から24
年スイスのジュネーヴ音楽院で教え、1940年にアメリカに移住。シゲティは
1931年の初来日以後何度も日本を訪れ、SP時代の日本録音も数多い。これ
はシゲティ40歳の初めてのベートーヴェンの協奏曲録音。英 COLUMBIA のア
ラン・ブラムラインが開発したMC型録音機による最初の録音。シゲティは後年
ニューヨークでもブルーノ・ワルター(1876-1962)と再録音した。

78CDR-1139
ラロ:スペイン交響曲作品21
ローラ・ボベスコ (ヴァイオリン)
ウジェーヌ・ビゴー指揮コンセール・ラムルー管弦楽団
仏 COLUMBIA LFX610/13
(1942年7月23日パリ、アルベール・スタジオ録音)
ローラ・ボベスコ (1921-2003)はルーマニアのブカレスト生まれ。パリ音楽院
でジュール・ブーシュリ(1878-1962)に師事し1934年13歳で一等賞を得た。同
年ポール・パレー指揮コロンヌ管弦楽団でデビューした。1937年ブリュッセル
のイザイ国際コンクールで入賞。以後ソリストとして活躍、ブリュッセル音楽
院の教授もつとめた。1970年-80年代には日本を数回訪問し録音も多い。これ
はボベスコ21歳の時の初録音。第2次世界大戦下のパリで録音された。ここで
は通常カットされる第3楽章インテルメッツォが演奏されている。指揮者のウ
ジェーヌ・ビゴー(1888-1965)はフランスの名指揮者。SP時代に多くの録音
を残していた。

78CDR-1140
ヴィヴァルディ=ダンドゥロー編:
ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品3-9 「調和の幻想」より
フォーレ: 子守歌作品16
ドゥニーズ・ソリアーノ (ヴァイオリン)
シャルル・ミュンシュ指揮管弦楽団
仏 PATHE PAT154/5
(1939年9月5日パリ録音)
ヴァイオリンのドゥニーズ・ソリアーノ(1916-2006)はカイロ生まれのフラン
スの女流ヴァイオリニスト。パリ音楽院でジュール・ブーシュリ(1878-1962)
に師事し、1932年16歳で一等賞を得た。ソリアーノはソロ演奏活動の傍らブー
シュリ教授の片腕として後進の指導にあたり、後に結婚してブーシュリ夫人
となった。指揮のシャルル・ミュンシュ(1891-1968)はストラスブール生まれ
のフランスの名指揮者、録音当時パリ音楽院の指揮科の教授だった。ミュン
シュは1949年から1962年までボストン交響楽団の首席指揮者をつとめた。

78CDR-1141
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品77
(カデンツァ:ヨアヒム)
オシー・ルナルディ (ヴァイオリン)
シャルル・ミュンシュ指揮
アムステルダム・コセルトヘボウ管弦楽団
英 DECCA AK2055/59
(1948年9月13-14日アムステルダム、コンセルトヘボウ大ホール録音)
オシー・レナルディ(1920-1953)はウィーン生まれのヴァイオリニスト。11歳
で演奏旅行をするほどの技量を持っていた。13歳でウィーンに戻り正式にデ
ビュー。1937年にアメリカに渡り、大戦前夜を過ごした。1941年米国陸軍に
入隊、2年後に除隊しステージに現れた。レナルディが最も評判をとったのは
カーネギーホールの演奏会でプログラム後半に弾いたパガニーニの12の奇想
曲だった。このデッカ録音は1948年9月にアムステルダムで行われたレナル
ディ28歳の時のもの。LP初期にも発売されたがトランスファーが悪くこの
演奏を十全に伝えていなかった。指揮はシャルル・ミュンシュ(1891-1968)で
あることもこの演奏に大きな意味を持つ。レナルディは1953年自動車事故で
33歳で世を去った。デッカ社のヴィクター・オロフ(プロデユーサー)、ケネ
ス・ウィルキンソン(レコーディィング・エンジニア)によるFFRR録音。

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