クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

08-06 No.12

2008年06月10日 18時37分26秒 | Weblog
<TELARC>
CD 80701 \2080
ブラームス:ドイツ・レクイェム 作品45
アトランタ交響楽団&合唱団
指揮:ロバート・スパノ
2008年、ミュージカル・アメリカのコンダクター・オブ・ジ・イヤーを受賞したロ
バート・スパノの最新録音。24年前、テラークは同じくアトランタ交響楽団で同曲
を録音していますが(指揮はロバート・ショウ)、今回、録音技術の驚くべき向上を
みせつけるかのように、同オケ、同レパートリーのレコーディングを敢行しました。
そしてもちろん、この録音の意義には台頭目覚しいスパノのブラームス解釈を記録
することにもあります。最も旬なアーティストを最高技術で収録した注目盤。
SACDのリリースも(2ヶ月遅れくらいで)予定されています。

●NEW MID LINE
※カタログNO.の変更はありません。

CD 80264 \1350
ブルックナー:交響曲 第9番 イ長調
シンシナティ交響楽団
指揮:ヘスス・ロペス=コボス

CD 80319 \1350
ハリウッド・グレイテスト・ヒッツ II
ノース:ファンファーレ 「2001年宇宙の旅」
ローザ:プレリュード 「ベン・ハー」
バーンスタイン:プレリュード  「十戒」
ティオムキン:ジー・アイ・ラブ  「友情ある説得」
ハドソン:ムーングロウとテーマ 「ピクニック」
ヤング:「80日間世界一周」のテーマ
ケイパー:「戦艦バウンティ」のテーマ
ノース:「スパルタカス」のテーマ
テオドラキス:「その男ゾルバ」のテーマ
レグラン:アイ・ウィル・ウェイト・フォー・ユー 「シェルブールの雨傘」
レヴィン:「哀愁の花びら」のテーマ
バリー:「真夜中のカウボーイ」のテーマ
ロータ:「ゴッドファーザー」のテーマ
チャップリン:スマイル  「モダン・タイムズ」
バリー:「ダンス・ウィズ・ウルブス」のテーマ
エンヤ:ブック・オブ・デイズ  「遥かなる大地へ」
ハワード:「わが街」のテーマ
シンシナティ・ポップス・オーケストラ
指揮:エリック・カンゼル

CD 80350 \1350
ピーター・シックリー編
プロコフィエフ:ピーターと狼
サン=サーンス:動物の謝肉祭
アトランタ交響楽団
指揮:ヨエル・レヴィ
ご存知、ピーター・シックリー(PDQバッハをでっちあげた人!)編曲・監修による
「ピーターと狼」と「動物の謝肉祭」。どんなドタバタ劇が繰り広げられるのか、
タイトルを見ただけでわくわくしてしまう珍名盤です。

CD 80452 \1350
クリストファー・ラウズ:
交響曲第2番
フルート協奏曲
パエトン
キャロル・ヴィンセンス(Fl)
ヒューストン交響楽団
指揮:クリストフ・エッシェンバッハ


●Beautiful Wedding
ジューン・ブライドにはちょっと間に合わない感じですが、テラークから素敵なウェ
ディング用コンピ4種が登場です。それぞれの場面に併せて選曲されており、ピアノ
・ソロ作品なども管弦楽アレンジ版が採用されていたりして、音量の突然の変化など
をさけつつ、華やかな雰囲気を作りだしてくれそう。一枚だけ、JAZZヴァージョンが
含まれております。

CD 80716 \1350
Beautiful Wedding - Prelude
サティ:ジムノペディ第1番
ドビュッシー:月の光
ヴォーン・ウィリアムズ:グリーンスリーヴスのファンタジア
レスピーギ:古風なるアリアと舞曲
モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番-第2楽章
パッヘルベル:カノン、他
カンゼル/シンシナティ・ポップス・オーケストラ、スラットキン/セント・ルイス
交響楽団、ロペス=コボス/ローザンヌ室内管弦楽団、マッケラス/プラハ室内管弦
楽団、他

CD 80717 \1350
Beautiful Wedding - Ceremony
ヘンデル:サバの女王の入場
シャルパンティエ:テ・デウム
J.S.バッハ:羊は安らかに草を食み、主よ、人の望みの喜びよ
シューベルト:アヴェ・マリア
ヴィヴァルディ:四季-秋(第3楽章)
メンデルスゾーン:結婚行進曲
ヘンデル:王宮の花火より、他
エンパイア・ブラス、ロルフ・スメドヴィグ&マイケル・マレイ、パールマン/ボ
ストン・バロック、フェネル/クリーヴランド交響楽団、他

CD 80718 \1350
Beautiful Wedding - Classical Music for the Wedding Dinner
J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第4番-第1楽章
ヘンデル:シシリアーナ
モーツァルト:交響曲第12番-第1楽章
ドビュッシー:月の光
クライスラー:愛の喜び
レスピーギ:シシリアーナ
ヴィヴァルディ:四季-春(第1楽章)、他
パールマン/ボストン・バロック、デイヴィッド・ラッセル、アンサンブル・ガブリ
エリ、小澤/ボストン交響楽団、他

CD 83687 \1350
Beautiful Wedding - Jazz for the Wedding Dinner




<SERENADE(CD-R)>
SEDR-5019-20 2枚組 \2700
*フルトヴェングラー演奏会再現シリーズ
※2008年8月末までの限定生産
1954年8月30日、ザルツブルク音楽祭での全プログラム。
当日のプログラム付き。
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン:
[Disc 1]
(1)-(4)交響曲 第8番 ヘ長調、作品93
(5)大フーガ 変ロ長調、作品133
[Disc 2]
交響曲 第7番 イ長調、作品92
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮、
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
Recorded: 30 August 1954, Festspielhaus, Salzburg
Source:
[Disc 1](1)-(4) Cetra LO 530,
(5) Educational Media Associates RR 520
[Disc 2] Movimento Musica 01.029
制作:平林 直哉
このディスクはフルトヴェングラー指揮、ウィーン・フィル、1954年8月30日(午後
8時開演)、ザルツブルク音楽祭における全プログラムを収録したものである。音源
に使用したLPはそれぞれの曲の初出で、発売年度は順にLO-530が1979年、RR-520が
1976年、01.029が1982年である。交響曲第8番ではやや大きなドロップ・アウト
(Disc1のトラック1の1分27秒)や他の音楽の混入、大フーガでは冒頭部分が弱く始ま
ったり、交響曲第7番では楽章ごとに出力に差があったりなどの瑕疵はあるが、それ
でもなお全体の雰囲気感は主要なCDよりもまさっていると判断し、ディスク化に踏
み切った。やはり、一晩の録音が全部揃っている場合、このようにひとつにまとめ
た方がドキュメントとしての価値はいっそう高まるのではないだろうか。また、大
フーガ終了後の拍手も短く唐突ではあるが、元のLPに入っているので、あえてカッ
トせずにそのままにしておいた。
指揮者の大町陽一郎はこの日の公演とそのリハーサルに立ち会った数少ない日本人
である。大町の回想によると、リハーサルではフルトヴェングラーが細部にこだわ
りすぎ、楽団員が時々ざわついたりして、第三者的に見れば決してうまくいってい
るように思えなかった。そのため彼は本番の出来を心配したらしいが、それは全く
の杞憂に終わったとのことだった。なお、言うまでもないが、この時の公演がフル
トヴェングラーとウィーン・フィルの公の場での最後の演奏である。
(平林 直哉)

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