クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

08-06 No.7

2008年06月06日 19時46分02秒 | Weblog
★お知らせ★
当店HPに ロイヤル・フィル(RPO)レーベルのSACDリストを掲載しました。
1枚950のバジェット・プライスです。

http://hwm3.gyao.ne.jp/goodies/rpo_sacd.html

=====================================

※コメントはメーカー案内書より抜粋です。

<naive>
OP 30436 \2280
フランチシェク・イグナーツ・アントニン・トゥーマ(1704-1774):
(1)4声のソナタ イ短調 (2)パルティータ(4声)イ短調 
(3)シンフォニア(4声)変ロ長調
(4)シンフォニア(3声)変ロ長調 (5)パルティータ(3声)ハ短調 
(6)ソナタ(4声)ホ短調 (7)ソナタ(3声)イ短調
リナルド・アレッサンドリーニ(チェンバロ&指)、
コンチェルト・イタリアーノ
「刺激的な古楽演奏」を語る上ではずせないのがアレッサンドリーニ、待望の新譜で
す。トゥーマは、チェコに生まれ、その後ウィーンに移り、キンスキー伯の庇護を受
け、フックスの下で学ぶ傍ら教会音楽家として活動、そして宮廷や貴族に仕える副楽
長を務めた人物です。シンコペーション、ため息のような旋律、長・短調の突然の交
替といった、ギャラント様式を思わせる作風で、さらに二重フーガがあちこちで用い
られるなど、卓越した作曲技法の持ち主でした。といえば、アレッサンドリーニほど
彼の作品を演奏するのに適した人物はいないでしょう。アレッサンドリーニの心地よ
く刻むチェンバロの和音は、うつろう気分を濃厚に反映させたもの。さらに、声部の
絡み合い、コントラストのつけ方など、決していやらしくはありませんが、実に見事。
嬉しい驚きに満ちた1枚となっております。




<Soli Deo Gloria>
SDG 144 2枚組 \3950
J.S.バッハ:カンタータ集vol.25
[CD1]復活節後第5日曜日のためのカンタータ
カンタータ第86番「まことに、まことに汝らに告ぐ」BWV 86
カンタータ第87番「今までは汝らなにをもわが名によりて求めしことなし」BWV 87
カンタータ第97番「わがなす すべての業に」BWV 97
[CD2]昇天節後(復活節後)第6日曜日のためのカンタータ
カンタータ第44番「人々汝らを除名すべし」BWV 44
カンタータ第150番「主よ、われ汝をあおぎ望む」BWV 150
カンタータ第183番「彼らみな汝を待ち望む」BWV 183
ジョン・エリオット・ガーディナー、
モンテヴェルディ合唱団、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
[CD1]キャサリン・フーグ(S)、ロビン・タイソン(A)、
スティーヴ・ダヴィスリム(T)、ステファン・ローゲス(B)
[CD2]ジョアンヌ・ルン(S)、ダニエル・テイラー(A)、
ポール・アグニュー(T)、パナヨティス・イコノムー(B)
録音:[CD1]2000年5月[CD2]2000年6月
ガーディナーのバッハ、最新盤は復活節後のカンタータ集。小編成ながらも慰めの気
分に満ちた美しい第87番、初期に書かれた150番など、興味深い作品が並びます。




<クリエイティヴ・コア>=DENONレーベル=
CCSA 004 \2450
ヴィンチェンツォ・ラ・スコーラ -プッチーニに捧ぐ-
「妖精ヴィッリ」より 1.ここがあの家 2.夜の宴
「エドガール」より 3.享楽の宴、ガラスのような目をしたキメラ
「マノン・レスコー」より 4.栗毛、金髪の美人の中で 5.見たこともない美人 
6.ああ!彼女に触れるな! 7.第3幕への間奏曲
「ラ・ボエーム」より 8.冷たい手
「トスカ」より 9.妙なる調和 10.星は光りぬ
「蝶々夫人」より 11.愛か気まぐれか 12.愛の家よ さようなら
「西部の娘」より 13.やがて来る自由の日
「外套」より 14.お前の言うとおりだ
「ジャンニ・スキッキ」より 15.あなた方は間違っている!― 
フィレンツェは花咲く樹のように
「トゥーランドット」より 16.泣くな、リュー! 17. 誰も寝てはならぬ
ヴィンチェンツォ・ラ・スコーラ(T)マルコ・ボエーミ(指)東京都交響楽団
録音:2007年4月 森のホール21(松戸市)
解説:和文、英文解説&イタリア語リブレット、英語・日本語対訳付き
太陽の声を持つテノール、ヴィンチェンツォ・ラ・スコーラが贈る珠玉のプッチーニ・
テノール・アリア集。世界中のオペラファンを捉えて離さないラ・スコーラの耀く歌声
が、熟練の指揮者ボエーミ&東京都交響楽団の呼応と相俟って、プッチーニの滋味溢れ
る名旋律を豊かに歌い上げます。シチリア島パレルモ出身のラ・スコーラ。「太陽のよ
うな声」とも称される輝かしい声が人気の秘密で、パヴァロッティの後継者として熱狂
的な支持を獲得しています。今年はプッチーニ生誕150年でもあり、その明るい歌声で
私たちは魅了してくれることでしょう。
ヴィンチェンツォ・ラ・スコーラ Vincenzo La Scola
1958年イタリアのパレルモ生まれ。79年にプッチーニゆかりの地トッレ・デル・ラーゴ
で大テノールのパヴァロッティに出会い、彼の紹介で名教師アッリーゴ・ポーラに師事
する。82年パルマで《十字軍のロンバルディア人》(ヴェルディ)に出演、オペラ・デ
ビューを飾る。85年ブリュッセルのモネ劇場で《愛の妙薬》に主演してから急速に活
躍の場を広げ、ミラノ・スカラ座にも《愛の妙薬》で初登場(88)、ローマやボローニャ、
ラヴェンナ、ナポリなどイタリア国内のみならず、ウィーン国立歌劇場やロンドン・
コヴェントガーデン、ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場など国外の大劇場から頻
繁に招かれる存在となる。録音では最初期の《ベアトリーチェ・ディ・テンダ》(ゼッ
ダ指揮)からムーティ指揮の《リゴレット》《ノルマ》《メフィストーフェレ》、映像
ではアッバード指揮の《シモン・ボッカネグラ》やサンティ指揮の《二人のフォスカ
リ》などそれぞれ高く評価され、来日回数も多い。近年は《トスカ》や《ラ・ボエー
ム》などプッチーニのオペラへの出演が多く、06年には、日本のサントリーホールで
念願のカラフ(《トゥーランドット》)に初挑戦、好評を博している。
(ライナーノーツより)




<Cascavelle>
VEL 3117 \1700
R.シュトラウス:歌曲集
夜 Op.10-3
わが子に Op.37-3
ひそやかな誘いOp.27-3
春のひしめき Op.26-1
君を愛す Op.37-2
憩え、わが魂よ Op.27-1
とき放たれた心 Op.39-4
ああ、あなたが私のものなら Op.26-2
なにも Op.10-2
ひどい天気 Op.69-5
万霊節Op.10-8
明日 Op.27-4
献身 Op.10-1
ツェツィーリエ Op.27-2
ソフィー・コッシュ(Ms)
フィリップ・アントルモン(P)
録音:2006年10月,パリ
フランスのメッゾソプラノ、ソフィー・コッシュの歌うR.シュトラウスの歌曲集です。
コッシュはパリで学び、フランス国内で活動した後、1998年にロンドンでの「セビリ
アの理髪師」のロジーナを歌って大成功、ザルツブルク音楽祭など国際的に活躍する
ようになりました。またドイツ・リートでも高い評価を得ており、ことにR.シュトラ
ウスには定評があります。このCDでは、伴奏を大ピアニスト、フィリップ・アントル
モンが担当、若手とベテランの見事な融合を楽しむことが出来ます。





<Coviello Classics>
COV 50802 \2350
ヤナーチェク:弦楽四重奏曲第1番「クロイツェル・ソナタ」
バルトーク:弦楽四重奏曲第4番
ヤナーチェク:弦楽四重奏曲第2番「内緒の手紙」
ベネヴィッツ・カルテット
【イジー・メネチェック(Vn) シュチェパン・イェジェック(Vn) 
イジー・ピカンス(Va)シュチェパン・ドレジャール(Vc)】
録音:2007年7月23-26日(バーデン=バーデン、ハンス・ロスバウト・スタジオ)
ベネヴィッツ・カルテットはチェコの実力派若手弦楽四重奏団。1998年にプラハ音楽院
にて結成。2004年チェコ・フィルハーモニーのチェコ室内楽協会賞受賞団体でもあり、
2004年ARDミュンヘン国際コンクールでは本選に進出、セオドア・ログラー財団奨学金
とベーレンライター原典版賞を獲得。また、日本では2005年に開催された第5回大阪国
際室内楽コンクールでグランプリ受賞しています。団体名にもなっているベネヴィッツ
はドヴォルザークと同時代の、重要なヴァイオリニスト。プラハ音楽院の初代校長で、
多くの優秀な弟子を輩出したチェコの室内楽伝統を築いた人物。

COV 50803 \2350
ドイツ・ロマンティック民謡集-ノットゥルノ(全25曲)
ベルリン・フィルのホルン奏者たち(シュテファン・ドゥ・ルヴァル・イェジエルスキ、
ファーガス・マックウィリアム、クラウス・ヴァレンドルフ、サラ・ウィリス)
ヴォカールツァイト
世界最高峰オーケストラのホルン・セクションから集められたベルリン・フィルの一
流のホルン奏者たちによるアンサンブルとルベルト・ロルツィングの生誕200年の年
2001年に結成された男性ヴォーカルグループ、ヴォカールツァイトによるドイツ・ロ
マンティック民謡集。完璧なテクニック、豊かな音色を駆使した表現力には脱帽です。

COV 60716 \2350
クリスチャン・ヨースト(1963-):管弦楽作品集
コクーン交響曲-内なる旅の5つの駅
【地位(Zustand)、逃亡(Flucht)、自由の国(FreiRaume)、R.E.M(急速眼球運動)、
衝撃(Erschutterung)】/アストラーリス/ワン・スモール・ステップ…/ジ・エンド・
オブ・ザ・ゲーム
ガブリエル・フェルツ(指)
シュトゥットガルト・フィル
録音:2007年5月21-25日(シュトゥットガルト)
ドイツ人作曲家クリスチャン・ヨーストによる管弦楽作品集。クリスチャン・ヨースト
はラトルなどの大物指揮者からの委嘱作品なども多く、現在注目の作曲家の一人です。
ワイマール・シュターツカペレからの委嘱作品「コクーン交響曲」は、5つの楽章から
なり第3楽章[自由の国(FreiRaume)]を軸に左右対称に配置されています。このコクー
ン交響曲の副題「内なる旅の5つの駅」は室内管弦楽と合唱による作品「ANGST」
(COV 60609)のテーマとしても使用し、この想像上の探検は、ある種自身の内面に関す
る旅であると語っています。

COV 60717 \2350
コルネリウス・シュヴェア:作品集
ヴァイオリン、ピアノと管弦楽のための作品(a nous deux)
ソロ・パーカッションのための作品(innen et au_en)
ソロ・アコーディオンのための作品(aus den kamalattanischen liedern)
木管三重奏曲(Wie bei Bogen und Leier)
テオドロ・アンゼロッティ(アコーディオン) アンサンブル・ルシェルシュ
ローター・ツァグロゼク(指)ベルリン放送交響楽団
録音:1995-1997年
1953年生まれのドイツ人作曲家コルネリウス・シュヴェア。フライブルク音楽大学で
作曲、音楽学、ギターを学ぶ。演奏は超絶技巧アコーディオン奏者テオドロ・アンゼ
ロッティと1985年に設立された現代音楽演奏のパイオニア的存在の団体アンサンブル
・ルシェルシュ。



<HUNGAROTON>
HCD 32567 \2080
ミヒャエル・ハイドン:
(1)四旬節用ミサMH 553, KI/19,(1794)
(2)四旬節のためのミサMH 551, KI/20,(1794)
(3)四旬節ミサMH 552, KI/3,(1794)
(4)枝の主日のためのグラドゥアーレMH 695, KIIa/27,(1798)
(5)聖十字架ミサMH 56, KI/16,(1762)
パーセル合唱団
ジェルジ・ヴァシェギ(指)オルフェオ・オーケストラのメンバー(ピリオド楽器使用)
レヴェンテ・ジェンジェッシ(Org) チッラ・ヴァーリ(Vc) 
ジェルジ・ヤンジョー(Cb)
録音:2007年11月2-6日フンガロトン・スタジオ
その生涯にラテン語とドイツ語で35のミサと3つのレクイエムを遺したミヒャエル・ハ
イドン。ほかならぬ彼の最期の仕事となったのも未完のレクイエムでした。E.T.A.ホフ
マンは未完のレクイエムに宛てて「かれは宗教音楽の作曲家として時代と国を越えて
最高の芸術家に位置づけられることは、現在では音楽を解するものであれば誰しも疑い
ようがない。」と述べています。
ミヒャエル・ハイドンが当時のナジヴァーラド(現ルーマニアのオラデア)の司教座で
キャリアをスタートさせた経緯から、ハンガリーゆかりの作曲家と位置づけフンガロ
トンが録音に力を入れるこのシリーズ。最新作では宗教音楽、なかでも四旬節(受難節)
にまつわる作品を収めています。ここで注目される特徴がパレストリーナ様式として
知られる対位法書法。そして聞こえてくる音楽の約やかな美しさ。教会での典礼に相
応しいようにという配慮から、グレゴリオ聖歌の旋律を定旋律に用いたり、またトラ
ンペットやホルン、打楽器などの鳴り物はあえて避けています。なお合唱の編成はソ
プラノ6、アルト(カウンターテナー)4、テノール4、バス4。ラテン語歌唱。

HCD 32562 \2080
ウジェーヌ・ワルキエ(1793-1866):
(1)協奏的大四重奏曲嬰ヘ短調Op.46
(2)三重奏曲ニ長調Op.35
(3)大四重奏曲ヘ長調Op.70
テトラヴェルシ・フルート・カルテット
[エヴェリン・バログ、カタリン・ナジ、ユディト・パチョライ、
ゲルゲイ・イッゼーシュ]
(2)ジョルト・カッロー(Vn)
ディッタ・ローマン(Vc)
録音:2007年10月1-3 & 7日フンガロトン・スタジオ
ワルキエはベルギーに生まれ、19世紀前半に活躍したフランスのフルート奏者。時代が
求めたフルート教師であり、ベーム式以前の古いフレンチ・システム(指で穴を押さえ
る)のフルートの擁護者でもあり、そしてまた作曲家としても成功を収めていますが、
必然的にフルートつきの作品、なかでも室内楽曲にその本領が発揮されています。
R.S.ロックストロは『フルート論』のなかで「その音楽は比類なく孤高なる様式に拠
り、想像力に富み新鮮。衝動変化の多様な感情表現に充ち…さらに、デュオ、トリオ、
カルテットはフランス芸術の最高のものである」 と絶賛していることからも、そのす
ばらしさがいくぶん想像できるでしょう。アルバム一曲目、さっそうとした軍隊行進
曲調で第1楽章が開始される作品70は、つづくスケルツォに、悲痛かつ美しいアダージョ
を経て、フィナーレはロンドで閉じられます。なかでも演奏時間が30分を越える協奏
的大四重奏はじつに個性的で、熱いパッションがほとばしり、聴きごたえ満点。これ
らは長らく楽譜も未出版であったため、わずかにフルート関係者のあいだで知られる
のみのまぼろしの作品でしたが、楽譜の再出版を契機に世界初録音となりました。ま
さにフルート・ファン大注目のアルバム。

HCD 32492 \2080
(1)モシェレス:大ソナタ変ホ長調Op.47
(2)ウェーバー:8つの小品Op.60
アドリエンネ・スース&イヴォ・ハーグ(ピアノ・デュオ)
録音:2007年9月21-23日フンガロトン・スタジオ
ドゥシークのアルバム(HCD.32276)でみごとなテクニックを披露したピアノ・デュオに
よる新作はこのたびもヴィルトゥオーゾとして活躍したふたり、モシェレスとウェー
バー。ともに世界初録音です。モシェレスの作は、ほかのいくつかの作品と同じく、
ベートーヴェンのパトロンかつ弟子として有名なルドルフ大公に献呈されたもの。大
規模な4楽章形式による内容は、技巧的なピアノの扱いに加え、はなやかで魅惑的な調
べで惹きつけます。
1818-19年にかけてウェーバーが円熟期に達してからの8つの小品。家庭で楽しむため
に書かれたものながら、名曲「舞踏への勧誘」ばりに華麗な音色のセンスが冴え渡り、
3つ残した連弾曲のうち技術的にも表現の幅がいっそうの拡がりをみせています。第4
曲でのハンガリー風のリズムと味わいもスパイスが効いています。




<MEMORIES>
MR2063/64 2枚組 3380
モノラル
ベートーヴェン:
交響曲第8番(56年5月ライヴ)、交響曲第7番(51年4月ライヴ)
交響曲第9番「合唱」(56年5月ライヴ)
オットー・クレンペラー指揮
アムステルダム・コンセルトヘボウ管、
グレ・ブロウエンシュティン(S)、アニー・ヘルメス(A)、
エルンスト・ヘフリガー(T)、ハンス・ウィルブリンク(Br)
クレンペラーはコンセルトヘボウ管と非常に密接であり、複数に渡るベートーヴェ
ン・ツィクルスを開催するなど活動も意欲的でした。その割りにこのコンビのディ
スクは少なく、当盤は貴重です。特に第7番は、51年の珍しい演奏が採用されており
ます。「第9」もこの巨匠のベストとも呼ばれる決定的名演。フィルハーモニア管の
音色に個性の弱さを感じるファンは必携のアイテムです。音質も年代を考えれば非
常に良好です。

MR2065/66 2枚組 3380
モノラル
チャイコフスキー:
交響曲第4番(29年6月スタジオ)、
交響曲第5番(39年11月ライヴ)、
大序曲一八一二年(40年4月スタジオ)
弦楽セレナード(38年11月スタジオ)
メンゲルベルク指揮
コンセルトヘボウ管
メンゲルベルクの極めつけチャイコフスキー!しかもいずれも希少な演奏が集まり
ました。第4番は意外や唯一の録音で、この頃から既に濃厚な味わいです。第5番は、
珍しいライヴ録音で、雰囲気満点で、ベルリンフィルとのテレフンケン録音と一味
違った名演。そしてロマンティックの極みとも言えるのが、弦楽セレナードでまさ
に涙なしには聴けない、心の嘆きが聴きものです。大袈裟な大序曲一八一二年も副
題通りの凄まじさです。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

08-06 No.6-1

2008年06月06日 19時45分16秒 | Weblog
<ARSIS CLASSICS>
AS 64004-C \2300
J・S・バッハ(1685-1750)/
レオポルド・ストコフスキー(1882-1977):管弦楽編曲作品集
トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
コラール「目覚めよ、と呼ぶ声あり」(カンタータ BWV140 より)
コラール「来たれ、甘き死よ」BWV478
パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582
アリア(管弦楽組曲第3番 BWV1068 より)
シャコンヌ(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 BWV1004 より)
前奏曲(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 BWV1006 より)
アリオーソ「片足は墓穴にありてわれは立つ」(カンタータ BWV156 より)
コラール「われらの神は堅き砦」(カンタータ BWV80 より)
ジャック・グランベール(指揮)
パリ=ソルボンヌ管弦楽団
録音:2000年3月6-7日、パリ、ソルボンヌ大講堂、ライヴ
パリ=ソルボンヌ管弦楽団は1975年、指揮者ジャック・グランベールによりパリ第四
大学(パリ=ソルボンヌ)の音楽科・音楽学科の卒業生を中心に創設されたオーケスト
ラ。本体の規格番号表記は「AS-00-A-64004-C」となっております。

AS 64005-C \2300
地獄と天国にまつわる詩と音楽
[第1部:地獄]
ヨハン・ヤコプ・フローベルガー(1616-1667):
ブランシュロシュ氏の死に寄せるトンボー
L・ヴーテル:L'entrerrement du Bon Dieu
ヘンデル(1685-1759):ソナタ ロ短調 から フリオーソ
ボードレール:Les litanies de Satan
(ヘンリー・パーセル(1659頃-1695):
「ディドとエネアス」から ディドの嘆き「私が土の下に横たわるとき」)
ジョゼフ=ニコラ=パンクラス・ロワイエ(1705頃-1755):めまい
P・ヴェルレーヌ:Quinze longs jours encore...
J・S・バッハ(1685-1750):
フルート・ソナタ BWV1034 から アダージョ・マ・ノン・タント
ダンテ:L'Enfer(extraits)trad. Lognon
(ミシェル・クーステルマンス:希望なき秘密の世界)
アントワーヌ・フォルクレ(1671-1745):ジュピター
レオン=ポール・ファルグ:Erytheme du Diable
アルカンジェロ・コレッリ(1653-1713):ラ・フォリーア(第1部)
J・ブレル:La Diable
ルイ・ド・ケ・デルヴロワ(1670/80?-1760頃):
組曲ト長調 Op.3 No.6 から ラ・クリスティーヌ
[第2部:天国]
アルカンジェロ・コレッリ:ラ・フォリーア(第2部)
M・ジェヴェール:La Marelle
アルカンジェロ・コレッリ:ラ・フォリーア(第3部)
ノルジュ:La chanson des rues
フランソワ・クープラン(1668-1733):恋するナイチンゲール
マリー・ノエル:L'oeuvre du sixiéme jour
ルイ・ド・ケ・デルヴロワ:組曲ト長調 Op.3 No.6 から ラ・テュブフ
J・S・バッハ:フルート・ソナタ BWV1033 から アンダンテ-アレグロ
Ch・ヴァン・レルベルジュ:La chanson d'Eve(extraits)
(J・S・バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番 から 前奏曲,メヌエット II)
ジョゼフ・ボダン・ド・ボワモルティエ(1689-1755):
トリオ・ソナタ Op.37 No.2 から アダージョ
P・クローデル:La Vierge à midi
J・S・バッハ:管弦楽組曲第3番 BWV1068 から アリア
ラ・チェトラ・ドルフェオ
ミュゲット・コッジ(朗読、コメディエンヌ)
ミシェル・クーステルマンス(リコーダー、ヴォイスフルート)
エルヴェ・ドゥシー(チェロ)
ジャック・ヴィレミンス(チェンバロ)
録音:2001年3月、ジョシュレット教会
欧文表記は詩や台本の朗読、括弧内はそのBGMです。
本体の規格番号表記は「AS-00-A-64005-C」となっております。

AS 64008-C \2300
管楽器とピアノのための室内楽
ベートーヴェン(1770-1827):
ピアノ、オーボエ、クラリネット、ファゴットとホルンのための五重奏曲 Op.16
アラン・クランス(1957-):
Oase(フルート、ファゴットとピアノのための;1998)
Le Muy(ファゴットのための;2001)
海への間奏曲(オーボエ、ファゴットとピアノための;1994)
ベートーヴェン:管楽八重奏曲変ホ長調 Op.103
イ・ソリスティ・デル・ヴェント
ヨリス・ヴァン・デン・ハーウェ、コルネール・アルステーンス(オーボエ)
ルラント・ヘンドリクス、フラート・ウェーヘルベルグ(クラリネット)
フランシス・ポレ(ファゴット、ディレクター) 
ヘールト・フィリップス(ファゴット)
リク・フェルクライセ、ヤン・ファン・ドゥッフェル(ホルン)
トビアス・クノーブロッホ(コントラファゴット)
ジャン=クロード・ヴァンデン・エインデン(ピアノ)
録音:ベルギー、アントワープ、デ・シンゲル、ブラウエ・ザール (P)2002
本体の規格番号表記は「AS-00-A-64008-C」となっております。

AS 64013-C \2300
言葉を模して
マルコ・アントニオ・カヴァッツォーニ(1490頃-1559以後):
婦人よ、私の心はあたなのもの(*)
ピーター・フィリップス(1560/1561?-1628):アマリッリ(*)
ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643):
トッカータ集第1巻 から バレット III,クラントとパッサカリア(*)
トッカータ集第2巻 から トッカータ第7番(+)
ジャン=フランソワ・ダンドリュー(1682-1738):クラヴサン曲集第2巻 から(+)
前奏曲,アルマンド,クラント,サラバンド,ロンド形式のジグ,
ロンド形式のシャコンヌ
ヨハン・カスパール・フェルディナント・フィッシャー(1670頃?-1746):
「音楽のパルナス山」から(#)前奏曲,アルマンド,シャコンヌ,ガヴォット,ジグ
ミシェル・コレット(1709-1795):クラヴサン曲集第1巻 第2組曲 から(**)
小言好き,おどけた女,幸福な思い
フランソワ・クープラン(1668-1733):クラヴサン曲集第1巻 第2組曲 から(**)
幸福な思い
ハイドン(1732-1809):
鍵盤楽器のためのソナタ第14番(旧第16番)ニ長調 Hob.XVI:14(++)
マリー=アンヌ・ダシー(チェンバロ(+/#/**/++)、ヴァージナル(*))
録音:2003年1月、ベルギー、ルー=ミロワール
使用楽器:ジャン=リュク・ヴォルフ=ダシー製(ベルギー、Happeau-Lathuy)
イタリアン・ヴァージナル(モデル:Bertolotti, 1585)(*)
17世紀フレンチ(モデル:P.Denis, 1674、Vaudry, 1681)(+)
17世紀フレミッシュ(モデル:Ruckers)(#)
18世紀フレンチ(モデル:F.Blanchet, 1736)(**)
18世紀フレンチ(モデル:P.Taskin, 1769)(++)
マリー=アンヌ・ダシーはブリュッセルとモンスの王立音楽院で学んだベルギーの
チェンバロ奏者。楽器・楽曲ごとに調律を変えて演奏しています。
本体の規格番号表記は「AS-00-A-64013-C」となっております。

AS 64007-N \2300
セシル・ブロシェ:
ヴァイオリン@ニューヨーク
(エレクトリックヴァイオリンとニューヨークの音のための)
YOUR OWN LIFE, First picture
MAIN LIBRARY 1, NY public library on 5th Ave.& 42d St.
FREE ALTERNANCE, Here and there
CRYING VIOLINAND DRUMS-ON-THE-STREET, Broadway
I LISTEN 1, Edith on Bleeker St.
THE SILENCE OF SOUND, White painting
OBSESSION
INTERLUDE 1: Advertising
BLACK TALK ON BROADWAY, Broadway's preachers
TRIBUTE TO JONATHAN, New Yorks's subway
YES/NO, a Sunday morning in Harlem
TUNE OFF THE CITY
INTERLUDE 2, Weather Report
MAIN LIBRARY 2, NY public library
I LISTEN 2, Edith and Lindsay: Miles apart
AFTERNOON IN TIMES SQUARE
BACK TO THE END, The corner and the half
セシル・ブロシェ(エレクイトリックヴァイオリン)
録音:2002年、ブリュッセル
「ARSIS Nowadays」シリ-ズ。ニューヨークの街中で収録したテープとエレクトリッ
クヴァイオリンのコラボレーション。
本体の規格番号表記は「AS-00-A-64007-N」となっております。




<Northwest Classics>
NWC 501217(SACD-Hybrid) 2枚組 \3050
ウィレム・イェッツ(1950-):イエロー・ダークネス
クラリネット協奏曲「イエロー・ダークネス」(2005)(*)
Seanchai - an afterimage(管弦楽のための;2004)(+)
Meme(2つのヴィオラとアンサンブルのための;2004)(#)
Ombre Cinesi(管弦楽のための;2005)(**)
バンドネオンと弦楽合奏のための協奏曲(2001)(++)
Throb(管弦楽のための;1995/2003改訂)(##)
Falsa/Ficta(チェロと管弦楽のための;1999)(***)
ラルス・ワウタース・ファン・デン・アウデンワイヤー(クラリネット(*))
ヤン・ハーヘ(オルガン(##))
フランセス=マリー・ウイッティ(チェロ(***))
マルク・スーストロ(指揮(*/**/##))
ロイ・グッドマン(指揮(***))
ブラバンド・フィルハーモニー管弦楽団(*/**/##/***)
ペール・アルネ・グルールヴィーゲン(バンドネオン(++))
ベルンハルト・クレー(指揮(+))
ユリエン・ヘンペル(指揮(++))
アルンヘム・フィルハーモニー管弦楽団(+/++)
スサンネ・ファン・エルス、今井信子(ヴィオラ(#))
ラインベルト・デ・レーウ(指揮(#))
シェーンベルク・アンサンブル(#)
録音:2005年4月9日(*)、2006年9月8日(**)、2005年2月26日(##)、
オランダ、アイントホーフェン、フリッツ・フィリップス音楽センター(*/**/##)
2004年6月11日(+)、2003年11月9日(++)、
オランダ、アルンヘム、ムジス・サクルム(+/++)
2006年4月30日、アムステルダム、ムジークヘボウ aan't IJ(#)
2005年1月21日、
オランダ、ネイメーヘン、コンセルトヘボウ・デ・フェレーニヒング(***)
オランダの作曲家イェッツの、当レーベルからは2枚目となる作品集
(前作:NWC 202090)。

NWC 109206(SACD-Hybrid) \2300
新世紀のための3つの協奏曲
ヘールト・ヴァン・クーレン(1943-):ホルン協奏曲(2001)(*)
テオ・ルヴェンディー(1930-):クラリネット協奏曲(2002)(+)
ウィレム・イェッツ(1950-):フリューゲルホルン協奏曲「闇の底へ」(2002)(#)
ヤコブ・スラフター(ホルン(*))
デイヴィッド・ロバートソン(指揮(*))
ジョージ・ピーターソン(クラリネット(+))
インゴ・メッツマッハー(指揮(+))
ペーター・マセウス(フリューゲルホルン(#))
マルクス・シュテンツ(指揮(#))
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
録音:アムステルダム、コウセルトヘボウ
オランダの作曲家たちによる、管楽器のための21世紀の新作協奏曲集。ソリストや教
師としても高名なコンセルトヘボウ管弦楽団の首席奏者たちによる独奏の妙技と、精
緻なアンサンブル、多彩な音響を楽しむことができます。どの作品も聴きずらさはあ
りません。

NWC 128390(SACD-Hybrid) \2300
ハンス・リュッケルス 音楽の遺産
【アンドレアス・リュッケルス I、1644年製チェンバロ/
1974年、ユベール・ベダール復元】
ピーター・フィリップス(1660/61-1628):パヴァーヌとガリアルダ(1580)
不詳(16世紀起源の伝承曲):ラ・ガンバ
不詳(カンプハイセンの手写本から):ダフネ(1650頃))
オルランドゥス・ラッスス(1532-1594)/
アンドレア・ガブリエーリ(1510頃-1586)鍵盤編曲:
シュザンヌによるカンツォン
パブロ・ブルーナ(1611-1679):聖母のリタニアによるティエント
【ヨアネス・ダニエル・ドゥルケン、1747年製チェンバロ】
ジャック・デュフリ(1715-1789):
ラ・フェリクス(1747年出版)/ラ・ド・ヴァトル(1747年出版)
アントワーヌ・フォルクレ(1671/72-1745)/
ジャン=バティスト・フォルクレ(1699-1782):ラ・シルヴァ/ラ・マレッラ
アルマン=ルイ・クープラン(1727-1789):悲しむ人(1751出版)
バッハ:幻想曲とフーガ BWV.904
【ヨアネス・クシェ、1650年製ヴァージナル】
アントニオ・ヴァレンテ(1565-1580頃活動):ナポリのガリアルダ(1576年出版)
不詳(アレンドンクの鍵盤楽曲集(1650頃)から):ベルガマスコ
ジョン・ブル(1562/63-1628):一人の御子が生まれたもう
不詳(ディンプナ・イサベッラ・レインデルスの鍵盤楽曲集(1689頃) から):
スペインのフォリアと7つの変奏
マーティン・ピアソン(1571/72-1651):落葉
ジョス・ファン・インマゼール(チェンバロ、ヴァージナル)
録音:2001年?、アントウェルペン、フレースハイス博物館
ベルギー、アントウェルペン(アントワープ)のフレースハイス(肉屋のギルドハウス)
博物館に所蔵されているオリジナルの銘器を、巨匠インマゼールが演奏した興味深い
録音。このアルバムは、フランドルのチェンバロ、ヴァージナル製作者リュッケルス
一族において最初にアントウェルペンの正式な市民および芸術家ギルドのメンバーと
なった、ハンス・リュッケルス(1540/50頃-1598頃)に捧げられています。アンドレア
ス・リュッケルス1世(1579-1651/53)はハンスの次男、ヨアネス・クシェ(1612頃-1655)
はハンスの娘の息子。ヨアネス・ダニエル・ドゥルケン(?-1769以降)はフランドルの
チェンバロ製作者ドゥルケンの一族に生まれ、ブリュッセルで活躍、フランドル最後
の優れたチェンバロ製作者と見なされています。インマゼールの繊細な演奏がすばら
しい録音でとらえられており、そのすばらしさはCDでもじゅうぶん楽しむことができ
ます。

NWC 202090(SACD-Hybrid) \2300
ウィレム・イェッツ(1959-):ベラ・フィグーラ
Onde(木管五重奏のための;1998)(*)
Bella Figura(無伴奏チェロのための;2000)(+)
TIM/BA(ピアノと打楽器のための;1999/2000)(#)
Chiasmos(ピアノ、ヴァイリンとチェロのための;2000)(**)
エウテルペ木管五重奏団(*)
ジョン・アディソン(チェロ(+))
エディ・ヤニング(ピアノ(#))
アルノルト・マリニッセン、ペーター・プロンメル、リヒャルト・ヤンセン(打楽器(#))
オシリス・トリオ(**)
録音:2002年?、レンスワウデ、改革教会(*/+)/スタジオ5 MCO(#)
デフェンター、Baptist Remonstrant教会(**)
オランダの現代作曲家イェッツの室内楽作品集。むだなく引き締まり研ぎ澄まされた
作風が特徴ですが、ここではなによりその録音のリアルさを体験するべきかもしれま
せん。

NWC 204089(SACD-Hybrid) \1150
【在庫限定特価】
※代理店の在庫限りの特価です。先着で入手できない場合もございます。
オルガヌム・ドミニクム オランダ-ドイツの遺産
ヤン・ウィレム・ブランズ=ブイス(1868-1933):祖国 Op.36(1912)
マックス・レーガー(1873-1916):ソナタ第2番ニ短調 Op.60(1901)
ヘラルト・ブンク(1888-1958):伝説 Op.29(1908)
ヨハネス・ブラームス(1833-1897):フーガ変イ短調(第2版)WoO 8(1864)
サムエル・デ・ランヘ・Jr(1840-1911):ソナタ第5番ハ短調 Op.50(1887)
レオ・ファン・ドゥセラール(オルガン)
録音:2002年4月、ベルリン大聖堂
使用楽器:1905年、ヴィルヘルム・ザウアー製
オランダに生まれ主にドイツで活躍した3人のコンポーザー=オルガニストと、彼らと
関係が深くオランダでもたびたびオルガンを演奏したといういブラームス、レーガー
の作品で構成された、オルガン音楽におけるオランダとドイツの関係をテーマとした
アルバムです。ベルリン芸術大学で教えているオランダ人オルガニスト、ドゥセラー
ルらしい企画といえます。

NWC 205275(SACD-Hybrid) \2300
ブエノスアイレス マリンバ・クァルテットによるピアソラ
アストル・ピアソラ(1921-1992):
エル・デスバンデ(*)/ブエノスアイレス午前零時
タンゴ第2番(タンゴ組曲 から)(*)/フーガと神秘(*)
レイヒアのゲーム/ヴィブラフォニッシモ(G・バートン編曲)
孤独(*)/不安(5つのタンゴ・センセーション から)(*)
天使のミロンガ/天使の死/天使の復活
カレフォア(マリンバ・クァルテット)
ヤン・ルル・ハメルスマ、バウェ・デ・ヨング、アリアン・ロース、
ロヒャー・ファン・デル・トウェール(マリンバ)
ペール・アルネ・グルールヴィーゲン(バンドネオン(*))
録音:2002年5-8月、レンスワウデ、改革教会
オランダのマリンバ・クァルテットによるピアソラ作品集。4台揃えれば迫力もじゅう
ぶんですが、どこかハイソで大人びた雰囲気のピアソラになるのが不思議。ゲストの
グルールヴィーゲンはノルウェー出身のアコーディオン奏者。BGMやヒーリングにも
ぴったりな、カクテルの似合う夜向きのアルバムです。

NWC 206241(SACD-Hybrid) \2300
ハイドン(1732-1809):ハープ協奏曲集
ハープ協奏曲ヘ長調(原曲;チェンバロ協奏曲 Hob.XVIII:3、1771)
ハープ協奏曲ト長調(原曲;チェンバロ協奏曲 Hob.XVIII:4、1781)
ハープとヴァイオリンのための協奏曲ヘ長調
(原曲;チェンバロとヴァイオリンのための二重協奏曲
Hob.XVIII:6、1766)(*)
ゴドリーヴ・シュラマ(ハープ)
エリザベス・ペリー(ヴァイオリン(*))
アントニー・ホルステッド(指揮)
オランダ放送室内管弦楽団
録音:2002年6月、ヒルフェルスム、オランダ放送スタジオ3
トン・コープマンのアイデアによりハイドンのチェンバロ協奏曲の独奏パートをハー
プ用に編曲した新ヴァージョンによる演奏で、もちろん初録音。古典派的味わいの深
いエレガントな音楽に仕上がっています。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

08-06 No.6-2

2008年06月06日 19時44分44秒 | Weblog
NWC 211193(SACD-Hybrid) \2300
オーステンレイク&オーステンレイク
ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767):オーボエのための作品集
様々な楽器のための練習曲集(1739)から ソナタ ホ短調
6つのカノン風ソナタ Op.5(1738)から 第3番ニ長調 TWV40:119
無伴奏フルートのための12の幻想曲 から 第3番ロ短調
「忠実な音楽の師」(1728)から ソナタ イ短調
ソナタ第1番ト長調 TWV40:118(6つのカノン風ソナタ Op.5 から;1738)
無伴奏フルートのための12の幻想曲 から 第2番イ短調
様々な楽器のための練習曲集(1740)から ソナタ変ホ長調
パウリーネ・オーステンレイク(オーボエ)
リヒテ・ファン・デル・メール(チェロ)
マイク・フェントロス(テオルボ)
シーベ・ヘンストラ(チェンバロ)
録音:2002年11月、2005年4月、オランダ、レンスワウデ、改革教会
パウリーネ・オーステンレイク(1967-)はズウォレ国立音楽院とアムステルダム・ス
ウェーリンク音楽院で学んだオランダのオーボエ、オーボエ・ダモーレ、イングリッ
シュホルン奏者で、現在ハーグ・レジデンティー管弦楽団の首席オーボエ奏者を務め
ています。古楽にも造詣が深く、当盤でもモダーン楽器を使用しながら、ピリオド楽
器の名手たちとともに、まったく違和感無く自由闊達なテレマンを聴かせてくれます。
一部の曲では2つのオーボエ・パートが多重録音されており、アルバム・タイトルはそ
のことを反映しているようです。

NWC 303136(SACD-Hybrid) \2300
モーツァルト(1756-1791):ヴァイオリン・ソナタ集 Vol.1
ソナタ変ホ長調 K.302(293b)(第26番)(*/+)
フランスの歌「ああ、私は恋人をなくした」の主題による
6つの変奏曲ト短調 K.374b(360)(*/+)
ソナタ ハ長調 K.296(第24番)(*/#)
ソナタ ホ短調 K.304(300c)(第28番)(*/#)
フランスの歌「羊飼いセリメーヌ」の主題による
12の変奏曲ト長調 K.374a(359)(*/#)
ファブリツィオ・チプリアーニ(ヴァイオリン(*))
セルジョ・チョメーイ(フォルテピアノ(+/#))
録音:オランダ、デフェンター、Baptist Remonstrant教会
使用楽器:
1997年、ジェノヴァにてアルベルト・ジョルダーノ複製
(モデル:パガニーニが所有したグァルネリ・デル・イェズ)(*)
1785年頃、製作者不詳、ウィーン・ドイツ・タイプ(+)
1815年、サルヴァトーレ・ラグラッサ製(#)
ファビオ・ビオンディ率いるエウローパ・ガランテの初期の第2ソロ・ヴァイオリニス
トを務め、独立後はDYNAMICレーベル等で活躍しているチプリアーニと、エウローパ・
ガランテの現鍵盤楽器奏者であるチョメーイによる全集第1作。かつてCANTUSレーベル
によって企画されVol.1のみ発売されましたが、レーベルを移り仕切り直しての再出発
ということになります。K.302とK.304はCANTUS盤にも収録されていましたが、もちろ
ん録音は今回新たに行われたものです。

NWC 306168(SACD-Hybrid) \2300
サラバンド
バッハ、ヴィヴァルディ、メールラとピアソラにインスパイアされて
プレルディオ
[J・S・バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 BWV1007-前奏曲]
チャコーナ[タルクィニオ・メールラ(1595-1665):アリア・ディ・チャコーナ]
コラール[アストル・ピアソラ(1912-1992):コラール]
アントニオズ・E=ムーズ
[アントニオ・ヴィヴァルディ:ソナタ第5番ホ短調 RV40]
セッション・イン・E♭
[J・S・バッハ:無伴奏チェロ組曲第4番変ホ長調 BWV1010]
ラ・ナンナ(子守歌)[メールラ:子守歌によるカンツォネッタ・スピリトゥアーレ]
タンゴバロック
ペール・アルネ・グルールヴィーゲン(バンドネオン)
トルムード・ダーレン(バロック・チェロ)
録音:2003年6月、2004年10月、パリ、聖エフレム教会
1980年代のあるとき、ペール・アルネ・グルールヴィーゲンとトルムード・ダーレン
はオスロのノルウェー国立音楽アカデミーの廊下で出会いましたが、以来、アコーディ
オンとチェロという楽器の違いもあって疎遠となっていました。しかし十年後、二人
は、タンゴと古楽の中心都市パリのはずれのカフェで偶然再会し、隣人どうしである
ことを知りました。そして間もなく「一緒にワインを飲む以上のことをやろうじゃな
いか」ということになり、バンドネオンとバロック・チェロという異色のデュオ、タ
ンゴバロックが誕生しました。
当アルバムには、二人が原曲[カッコ内に表示]にインスパイアされ即興的に展開し
た音楽が収められています。

NWC 411087(SACD-Hybrid) \2300
ハープ協奏曲集
アルベルト・ヒナステラ(1916-1983):ハープ協奏曲 Op.25(*)
シャビエ・モンサルバーチェ(1912-2002):コンチェルト・カプリッチョ(*)
[ボーナス・トラック]
アントニオ・ソレール(1729-1783):
ソナタ;第48番ハ短調/第19番ハ短調/第84番ニ長調
ゴドリーヴ・シュラマ(ハープ)
ジェラール・コルステン(指揮)
オランダ放送室内管弦楽団
録音:2004年11月、ヒルフェルスム、オランダ放送スタジオ3
アルゼンチンのヒナステラ、カタルーニャ(スペイン)のモンサルバーチェという20世
紀を代表するラテン系作曲家のハープ協奏曲をカプリング。おまけのソレールもカタ
ルーニャ生まれの作曲家です。

NWC 412152(SACD-Hybrid) \2300
マレイン・シモンス(1982-):シークレット・ノーツ
ヴァイオリン協奏曲第2番「シークレット・ノーツ」Op.19(*)
A Tí Te Toca(2台のピアノと管弦楽のための)Op.23(+)
交響曲第1番 Op.26(#)
マレイン・シモンス(ヴァイオリン(*))
ジェイムズ・マクミラン(指揮(*))
オランダ放送室内管弦楽団(*)
アンナ&イネス・ヴァラホフスキ(ピアノ(+))
マルクス・R・ボッシュ(指揮(+))
アーヘン交響楽団(+)
マルティン・ジークハルト(指揮(#))
アルンヘム・フィルハーモニー管弦楽団(#)
録音:2005年2月、オランダ、ユトレヒト、フレーデンブルフ音楽センター(*)
2004年12月、ドイツ、アーヘン、エウログレス(+)
2005年4月、オランダ、ネイメーヘン、デ・フェレーニヒング(#)
4歳で作曲を始め10歳で最初の弦楽四重奏曲を完成させた天才にして、ヴィルトゥオー
ゾ・ヴァイオリニストとしても知られるオランダのマレイン・シモンス。その二つの
才能を共同させた(*)は指揮者エサ・ペッカ・サロネンの委嘱により作曲され、2002年
にシモンスのソロ、サロネン指揮ロサンゼルス・フィルハーモニック・ミュー・ミュ
ージック・グループにより初演されました。(+)(#)は初演を収録したもの。(+)のタイ
トルはスペイン語で「今度は君が弾く番だよ」という意味だそうです。

NWC 611094(SACD-Hybrid) \2300
サウンドスケイプ
ザゴーテンバーグコンボ、2つのギターのための音楽を弾く
ザゴーテンバーグコンボ:エヴリシングズ・オールライト・フォーエヴァー(2006)
ペーテル・ハンセン:12=ストリング・ヌーン
(デュアン・オールマン・イン・メモリアム;2004)
アンドレアス・エクレーフ:フライデー(2005)
スティーヴ・ライヒ/デイヴィッド・タネンバウム編曲:
ナゴヤ・ギターズ(1994/1996,1998)(*)
スティーヴ・ライヒ:フェイズ(1967)
フレデリク・ベリストレーム:ザ・コンボ・ソング(2002)
ザゴーテンバーグコンボ
ダヴィド・ハンソン、トーマス・ハンシー(ギター)
録音:2006年11月、スウェーデン、ユーラ教会
2000年に結成されたスウェーデンのザゴーテンバーグコンボ(「イェーテボリのコンビ」
の意)は、インターネットで公開されている動画(例(*))が日本のギター・ファンの間で
も話題となるなど、今世界で最も注目を集めているギター・デュオのひとつです。

NWC 117196 \2180
友への別れ
シューベルト(1797-1828):
ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 D.960(1828)
3つのピアノ小品(即興曲)D.946(1828)
ジョス・ファン・インマゼール(フォルテピアノ)
使用楽器:1835年トレンドリン製
シューベルトが死の数か月前に書き上げたピアノ作品を、巨匠インマゼールの演奏で。
パソコンで関連資料を見ることができるCDプラス仕様。

NWC 121278 \2180
アルス・オルガヌム・エウロペア スヴェーリンクと同時代人たち
ヤン・ピーテルスゾーン・スヴェーリンク(1562頃-1621)、
ジョヴァンニ・ド・マック、ピーター・フィリップス、
ヨハン・カスパル・ケルル、アレッサンドロ・ポリェッティ、
アントニ・ファン・ノールト、マティアス・ヴェックマン、
ヨハン・ヤコプ・フローベルガー、ハインリヒ・シャイデマン、
作曲者不詳の作品
レオ・ファン・ドゥセラール(オルガン)
使用楽器:レイデン、ピーテル教会、1643年ハヘルベール製

NWC 168935 \2180
イミターティオ・ヴィオリスティカ
ヴァイオリンに触発されたバロック・オルガン作品集
ニコラス・ブルーンス(16765-1697):前奏曲 ホ短調
ゲオルク・ベーム(1661-1733):天にましますわれらの父よ
J・S・バッハ:
前奏曲とフーガ ニ短調 BWV539
トリオ ト長調(BWV1017&BWV1019より編曲)
トリオ ト長調(BWV1027&BWV1019より編曲)
ヴィヴァルディ/ギー・ボヴェ編曲:協奏曲 変ロ短調 Op.3 No.10 RV580
J・S・バッハ:
汝イエスよ、今天より降り来たもうや BWV650
(シュープラー・コラール集から)
トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
レオ・ファン・ドゥセラール(オルガン)
使用楽器:1733年レーンスのヒンス製
パソコンで関連資料を見ることができるCDプラス仕様。




<TEKNON>
TK 11-250 \1980
【数量限定特価】
18世紀フランスの音楽
マラン・マレ(1656-1728):パリの聖ジュヌヴィエーヴ・デュ・モン教会の鐘(*)
シャルル・デュパル(?-1740頃):組曲ヘ長調(+)
フランソワ・クープラン(1668-1733):
趣味の融合、あるいは新コンセール集 から 愛人の肖像(*)
ジャック・オトテール(1680頃-1761):組曲ホ短調(+)
マラン・マレ:マレ風ソナタ(+)
マレイケ・ミーセン(リコーダー)
アンナー・ビルスマ(ピッコロ・チェロ)(*)
ピーター・ウィスペルウェイ(チェロ)(+)
ボブ・ファン・アスペレン(チェンバロ)
録音:1989年9月、オランダ、ベネブルク、オランダ改革教会(リマスタリング:2001年)
どういうわけでこのようなレコーディングが残されていたのかは不明ですが、ビルスマ
とウィスペルウェイという異色の師弟が、ヴィオラ・ダ・ガンバで演奏されることの多
いパートを、それぞれピッコロ・チェロとチェロで弾いているのが注目どころです。
主役のミーセンはアムステルダムのスヴェーリンク音楽院を1977年に栄誉賞付きで卒業、
翌年から1993年まで同音楽院で教えるとともに、バーゼル・スコラ・カントールムの客
員教授も務めたリコーダーの名手。映画『めぐり逢う朝』で有名になったマレの「パリ
の聖ジュヌヴィエーヴ・デュ・モン教会の鐘」のリコーダー版がユニークです。

TK 11-251 \1980
【数量限定特価】
17世紀オランダとイタリアの音楽
ヤコブ・ファン・エイク(1590頃-1657):Praeludium ofte Voorspel(1649)
作曲者不詳(ネーデルラント、1580頃):Bruyns Medelyn
(アルマンドとリプライズ;スサンネ・ファン・ソルトの手写本から)
ヤコブ・ファン・エイク:Fantasia en Echo(1649)
ヤン・ピーテルスゾーン・スヴェーリンク(1562-1621):
大公のバレット(フィレンツェのアリア)
ヤコブ・ファン・エイク:Doen Daphne d'over schoone Maeght(1649)
コルネリウス・ティマンスゾーン・パドブルエ:パヴァーヌとガイヤルド(1641)
ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643):
「ラ・ボンヴィスタ」によるカンツォーナ第1番(1628)
ジョヴァンニ・バッティスタ・リッチョ:カンツォーナ(1620)
バルトロメオ・セルマ・イ・サラベルデ(1570頃-1638頃):
カンツォーナ第3番(1638)
不詳(イタリア;1600頃):
フィレンツェのアリア(ラヴェンナの手写本/Classense 545から)
チプリアーノ・デ・ローレ(1516-1565)/
ジョヴァンニ・バッティスタ・スパーディ・ダ・ファエンツァ:別れの時(1624)
ジョヴァンニ・バッティスタ・フォンターナ(?-1630):ソナタ第2番(1641)
ジローラモ・フレスコバルディ:
バッサ・フィアメンガ(アルマンド「Bruyns Medelyn」)によるカプリッチョ(1624)
ジョヴァンニ・マルティーノ・チェザーレ(1590頃-1667):ラ・フォッカリーナ(1621)
ダリオ・カステッロ:ソナタ第2番(1629)
ジョヴァンニ・マルティーノ・チェザーレ:ラ・ジョルジーナ(1621)
マレイケ・ミーセン(リコーダー)
グレン・ウィルソン(チェンバロ、オルガン)
録音:2000年5月、オランダ、フェーネンダール、シトゥディオ・ファン・スフッペン
旋律楽器をソロとした楽曲の生まれた17世紀イタリアと、その影響をただちに受けた
オランダの音楽を収めたアルバム。
ミーセンはアムステルダム音楽院で学び、同音楽院で教えるとともにバーゼル・スコラ
・カントールムの客員教授も務めたリコーダーの名手で、テクノン・レーベルのオーナ
ーでもあります。ウィルソンはジュリアード音楽学校とアムステルダム音楽院で学び、
オランダ室内管弦楽団員、ユトレヒト音楽院教師を務め、現在はヴュルツブルク音楽
大学鍵盤楽器科教授の任にあるチェンバロ&オルガン奏者で、テクデック・レーベル
にもソロ録音を行っています。

TK 12-252 2枚組 \2080
【数量限定特価】ヨハン・ゴットフリート・ミューテル(1728-1788):
「3つのソナタ、2つのアリオーソと12の変奏曲」(ニュルンベルク、1756)から
ソナタ第1番ヘ長調/ソナタ第2番ト長調/ソナタ第3番ハ長調
アリオーソ第1番ト長調/アリオーソ第2番ハ短調
12の変奏曲
ベンノ・ファン・デルフト(クラヴィコード)
使用楽器:1763年、ハンブルクにてJ・A・ハース製
(エジンバラのラッセル・コレクション所蔵)
ミューテルはドイツの作曲家・オルガニスト。1753年にリガ(当時ロシア帝国領、現
ラトヴィア)に移住し、宮廷と教会に職を得て活躍、生涯独身のまま当地に没しまし
た。自己の内面を音楽で表現しようと試みた彼は当時は特異な存在であり、そのた
め「シュトルム・ウント・ドラング(疾風怒濤時代)初期を代表する最も片意地な作曲
家と呼ばれていますが、鍵盤ソナタの中間楽章における大げさなまでの表現の追求
は、彼が手本としたC・P・E・バッハのそれをはるかにしのいでいるといわれていま
す。オランダの名奏者ベンノ・ファン・デルフトが、作曲当時に製作されたオリジ
ナルのクラヴィコードを弾いた注目すべき演奏です。

【数量限定特価】は代理店の在庫限りの特価です。先着で入手できない場合もござい
ますので、ご了承下さい。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする