クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

08-06 No.25-1

2008年06月22日 18時46分43秒 | Weblog

<ARS HARMONICA>
AH 136 \2180
魅惑の森
伝承曲/ジュゼプ・アントニ・シック編曲:
失われたオアシス/アイルランドから遥か遠く(*)/舞踏への勧誘
ペルティエ、デュシェヌ、シャボ/ジュゼプ・アントニ・シック編曲:
ヒルデガルト・フォン・ビンゲン(*)
伝承曲/ジュゼプ・アントニ・シック編曲:スコットランドの歌
ジュゼプ・アントニ・シク:魅惑の森
森の精シルバン・デ・テーリャ,美しきメリラの嘆き,魅惑された者たち
伝承曲/ジュゼプ・アントニ・シック編曲:星の下に(*)/ケルトの夜
マリア・エウジェニア・ボシュ(ソプラノ)
ジュゼプ・アントニ・シック(指揮)
アンサンブル XXI
録音:2004年4月16日、スペイン、ウエスカ県モンソン、サンフランシスコ・ホール
アンサンブル XXIはギター奏者11人を含む総勢26人。

AH 137 \2180
リッカルド・マッサーリ・スピリティーニ(1966-):
夢と鎚-自動ピアノのための反英雄的冒険(全14曲)
自動ピアノ

AH 138 \2180
ジュゼプ・エンリケス ギター・リサイタル
イサーク・アルベニス(1860-1909):アストゥリアス/グラナダ
ジュゼプ・エンリケス(1951-):不穏[Inquietus]
アントニオ・ラウロ(1917-1986):ベネズエラの4つのワルツ
マーシャル・クラッチャー(1962-):エジプト
ユーハン・ヘルミク・ルーマン(1694-1758):アッサージョ第3番
ジュゼプ・エンリケス(ギター)

AH 139 \2180
チェロとエレクトロニクスのための音楽
カルロス・ルプリアン(1965-):鼓動[Latido](1995-1996)
アンドレス・レウィン=リクテル(1937-):セクエンシア X[Secuencia X](1991)
ロドリーゴ・シガル(1971-):忍耐[Tolerance](2000)
フリアン・サムエル(1971-):ジャコメッティ以後(2000)
アグスティン・シャルレス(1960-):凸面 II[Convex II](1990)
ジュアン・サンマルティ(1959-):抜け道[Passadís](2001)(*)
リト・イグレシアス(チェロ)
チェロ合奏団(*)
アンナ・カルネ、アルベルト・フェレス、アンナ・ギレン、ダミア・リエラ、
サラ・スビエラ

AH 140 \2180
モーツァルト(1756-1791):
幻想曲ハ短調 K.396/同ニ短調 K.397/同ハ短調 K.475
シューベルト(1797-1828):
幻想曲ハ短調 D.993/「さすらい人」幻想曲 D.760
ダニエル・ブランク(ピアノ)
録音:2004年6月、マドリード、フアン・マルク財団
ダニエル・ブランクは1974年バルセロナに生まれ、マリア・カナルス、マリア・ティポ、
ブリジット・アンジェレールらに師事したピアニスト。当レーベルからシューマンのピア
ノ作品集(AH 118)でCDデビューしました。

AH 141 \2180
ジュゼプ・マリア・メストレス・クアドレニ(1929-):ピアノ作品全集 Vol.1
Promptuari dels dirs(1996)
さいころの回転に[A tomb de dau」(1998)
アップルパイ[Cop de poma」(1961)
ガリレオをたたえる3つの歌(1965)
ジャン・ピエール・デュピュイ(ピアノ)
録音:2004年11月、スペイン、マヨルカ島、ブヘル、ソン・ビエリ、ACA財団

AH 142 \2180
ヒネス・デ・ボルーダ(1545頃-1604):教会音楽集
Qui habitat in adiutprio(詩篇90、第2旋法)/Jesu corona(讃歌)
Laudate Dominum(詩篇116、第7旋法)/Sanctorum meritis(讃歌)
Lauda Jerusalem(詩篇147、第8旋法)/Iste confessor(讃歌)
Missa de Feria; Kyrie, Sanctus, Agnus Dei
Lauda Jerusalem(詩篇147、第3旋法)/ Exultet caelum laudibus(讃歌)
Laudate pueri Dominum(詩篇112、第8旋法)/Deus tuorum militum(讃歌)
Laudate Dominum(詩篇116、第3旋法)
ペレ・ロス(指揮)
カピーリャ・アンティグア・デ・チンチーリャ
エステーリャ・エステベス、マリア・アンヘレス・コルテス(ソプラノ)
フアン・フランシスコ・サンス(カウンターテナー)
ホセ・フェレーロ(テノール) カルロス・ロペス・ガラルサ(バリトン)
マリア・アンヘレス・チャコーン、ペドロ・ヘスス・ゴメス(ビウエラ)
ホセ・ラモン・サエス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
アルフォンソ・サエス、グレゴリオ・ガルシーア(ポジティヴ・オルガン)
録音:2004年10月、スペイン、
アルバセテ県チンチーリャ・デ・モンテ・アラゴン、聖フリアン教会
ヒネス・デ・ホルーダはドレド大聖堂楽長を務めたスペインの作曲家。カピーリャ・アン
ティグア・デ・チンチーリャは2002年に創設されたアンサンブル。

AH 145 \2180
女声合唱のための20世紀の音楽
パウル・ヒンデミット:
子供のための合唱曲集(1930)から 模範少年の歌,三文小説を読む
ジュゼプ・ビラ・イ・カザーニャス編曲:
2つのカタルーニャ民謡;ヤマウズラの羽,桜
シャビエ・サンズ:子守歌
ピレネー民謡/シャビエ・プチ・オルティス編曲:ピレネー人
リカルド・ラモンテ・デ・グリグノン:遠景;夜明け,些細な記念,白い雲
シャビエ・パストラーナ:アヴェ・マリア
マリオナ・ビラ:サルヴェ・レジナ
アストル・ピアソラ/リリアナ・カンヒアーノ、アルベルト・グラウ編曲:天使の死
アルベルト・グラウ:君のように[Como tú]
ベンジャミン・ブリテン:ウィールデン・トリオ
エイノユハニ・ラウタヴァーラ:カレワラ序章[The First Runo]
ミクローシュ・コチャール:谷の歌/猫
ミレイア・バレーラ(指揮)
コル・アウラ[パラウ音楽学校女声合唱団]

AH 147 \2180
SAX 3+1 サクソフォン・クァルテットのための音楽
ジャン・フランセ(1912-1997):サクソフォンのための小四重奏曲(1935)
ロベール・プラネル(1908-1994):ブルレスク(1939)
イサーク・アルベニス(1860-1907):
スペイン組曲 Op.47(1886)より グラナダ,カディス
旅の思い出 Op.71(1886-1887)より 入り江のざわめき
レニー・ニーハウス(1929-):
パストラミ・オン・ライ/ゴスペル・トゥルース/ロコ・モーティヴ
フランク・コーデル(1918-1980):ジェスチャー(1972)
ジャン・マティティア(1952-):チャイニーズ・ラグ(1988)
アンドレイス・ヤンソンス(1938-):ラトヴィア古舞踊組曲(1976)
ペドロ・イトゥラルデ(1929-):ギリシャ組曲[Suite Helénica]
[マルチメディア・オーディオ/ビデオ・ファイル]
ゴルカ・エルモサ(1976-):ゲルニカ、26/04/1937(1994)(*)
SAX 3+1
ルベン・ドミンゴ、ジュアキン・スビラス、J・ミケル・シモン、
ジュアン・マルティ(サクソフォン)
ゴルカ・エルモーサ(アコーディオン(*))
録音:2003年6月8-9日、スペイン、タラゴナ県ヴェンドレイ、パウ・カザルス・ホール
ブックレット代わりのマルチメディア・トラック付きCDプラス仕様。

AH 148 \2180
e-moon ピアノとライヴ・エレクトロニクスのための音楽
ジュゼプ・マリア・グイシュ(1967-):反射面[Reflecting Surface](2004)
ニノ・ディアス(1963-):Selene(2004)
ジョルディ・ルシニョール(1956-):黄道[Eclíptic](2004)
ミゲル・ガルベス=タロンチェ(1974-):月の場面[Mondszene](2004)
ジェラルド・ロペス(1968-):月の顔[De Facies Luna](2004)
ラモン・ウメート(1968-):海と月[Mar i Lluna](2004)
シルビア・ビダル(ピアノ)
ラモン・フメート(ライヴ・エレクトロニクス)
録音:2004年11月4-11日、スペイン、ビラ・セカ、ジュゼプ・カレーラス・ホール

AH 149 \2180
CLAMAVI ルネサンス・モテット、讃歌、レスポンソリウム集
フランシスコ・ゲレーロ(1528-1599):Sancta ei Inmaculata(モテット、4声)
アントニオ・デ・カベソン(1510-1566):
Dic nobis Maria(Fabordon Glosado、オルガン独奏)
フランシスコ・ゲレーロ:Gabriel Archangelus(モテット、4声)
トマス・ルイス・デ・ビクトリア:Verbum caro(モテット、3声)
ジョスカン・デプレ(1450/1455頃-1521):
In flagelis(モテット、4声)/In pace(モテット、3声)
アドリアン・ヴィラールト(1490頃-1562):リチェルカーレ ニ調
フィリップ・ロジエ(1561頃-1596):Clamavi(モテット、4声)
クリストバル・デ・モラーレス(1500頃-1553):
O magnum mysterium(モテット、4声)
フランシスコ・ペラーサ(1564-1598):
Medio registro alto 第1旋法(オルガン独奏)
クリストバル・デ・モラーレス:Puer natus est(モテット、3声)
ディエゴ・オルティス(1510頃-1570):Te lucis ante terminum(讃歌、4声)
ジョヴァンニ・ピエルルイジ・ダ・パレストリーナ(1525-1594):
Jesu! Rex admirabilis(モテット、3声)
アンドレア・ガブリエーリ(1533頃-1586):リチェルカーレ(オルガン独奏)
ジョヴァンニ・ピエルルイジ・ダ・パレストリーナ:
Missa Veni Sponsa Christi から Pleni sunt coeli
アントニオ・デ・カベソン:Magnificat gregoriano con 7 versos 第4旋法
トマス・ルイス・デ・ビクトリア:
聖週間聖務曲集 から 4つのレスポンソリウム(4声)
Una Hora,Anicus meus,Tenebrae factae sunt,O vos omnes
カピーリャ・アンティグア・デ・チンチーリャ
マリア・アンヘレス・コルテス(ソプラノ) ホセ・ラミレス(ソプラニスタ)
ルイサ・マエッソ(メゾソプラノ) フアン・フランシスコ・サンス(カウンターテナー)
ホセ・フェレーロ(テノール) アルフォンソ・サンス(ソプラノ・リコーダー)
フランソワ・ブタン(アルト・リコーダー) ホセ・ラモン・サエス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
アルフォンソ・サエス(ポジティヴ・オルガン)
録音:2005年10月、スペイン、アルバセテ県リエトル、使徒サンティアゴ教区教会
ヒネス・デ・ホルーダはドレド大聖堂楽長を務めたスペインの作曲家。カピーリャ・アン
ティグア・デ・チンチーリャは2002年に創設されたアンサンブル。

AH 150 \2180
ガブリエル・ブレンチック(1942-):
バス・コンサート(バスサクソフォンのための;1992)(*)
クオドリベット IV(アコーディオンと
フィクスト・エレクトロアコースティック・パートのための;1969-1970)(+)
Des être(ヴィオラとコンピューターのための;1986)(#)
…ざわめきが頭を乱すことなく(バスリコーダーと
フィクスト・エレクトロアコースティック・パートのための;1994)(**)
アダージョ=スケルツォ(エレクトロアコースティックのための;1990)(++)
空(ヴィオラとシンセサイザーのための;1980-1981)(##)
ダニエル・キーンツィ(バスサクソフォン(*))
イニャキ・アルベルディ(アコーディオン(+))
ガブリエル・ブレンチック
(ヴィオラ(#/##)、エレクトロアコースティック制作(+/**/++))
ジュアン・イスキエルド(バスリコーダー(**))
録音:2004年(+)
ガブリエル・ブレンチックはチリに生まれ(姓は東欧系、読み方は自身のホームページに拠
る)、1974年スペインに移住、バルセロナを中心に活躍する作曲家。

AH 151 \2180
ジョルディ・ルシニョール(1956-):Lapsus 室内音楽
See you later !(2つのギターのための;2003)(*)
ただ一つの夢[Sólo sueño](テナーリコーダーのための;1998)(+)
黄道[Eclíptic](ピアノとライヴ・エレクトロニクスのための;2004)(#)
日記[Diario](フルート/G管フルート、イングリッシュホルン/オーボエ、
クラリネット/バスクラリネットのための;2003)(**)
君だった?[Eras tú ?](ギターのための;2000)(++)
空想庭園[Jardí imaginat](フルート・クァルテットのための;1999)(##)
ダンス・ハーモニー[Danses Harmonies]
(アルトリコーダーとギターのための;1993)(***)
影も形もない[De l'invisible immaterial](メゾソプラノのための;2001)(+++)
Lapsus(ソプラノリコーダー、
テナーリコーダーとエレクトロニクスのための;2002)(+)
ルジェ・ラベントス(ギター(*/***))
マルコス・サンチェス(ギター(*))
ジョアン・イスキエルド(リコーダー(+/***))
シルビア・ビダル(ピアノ(#))
ラモン・ウメート(ライヴ・エレクトロニクス(#))
トリオ・アゴラ(**)
ナンジャライ・ナシル(ギター(++))
フ=モン・フルート・クァルテット(##)
アンジェルス・ブスケス(メゾソプラノ(+++))

AH 152 \2180
ジュゼプ・マリア・メストレス・クアドレニ(1929-):ピアノ作品全集 Vol.2
低い山[Muntanuyí](1995)
山の小道[Viarany](1999)/ベヒトルト組曲(1994)
暗い底のソナード集[Sonades sobre fons negre](1982)
野外のソナード集[Sonades al descobert](2002)
ジャン・ピエール・デュピュイ(ピアノ)
録音:2005年7-9月、スペイン、マヨルカ島、ブヘル、ソン・ビエリ、ACA財団

AH 153 \2180
ジュゼプ・マリア・メストレス・クアドレニ(1929-):ピアノ作品全集 Vol.3
輪の印[Signe d'anells](2005)
白のソナード集[Sonades en blanc](2001)
手提げかばんの組曲[Suite del martí](2001)
腰掛けの組曲[Suite del tamboret](2001)
ジャン・ピエール・デュピュイ(ピアノ)
録音:2005年7-9月、スペイン、マヨルカ島、ブヘル、ソン・ビエリ、ACA財団

AH 154 \2180
ユーラシア・ギター・デュオ
マヌエル・デ・ファリャ(1876-1946):
オペラ「はかない人生」から スペイン舞曲第1番
バレエ「三角帽子」から 代官の踊り,粉屋の踊り
ミラン・テサル(1938-):組曲「回転木馬」/ユージェニーのための歌
フェルディナンド・カルッリ(1770-1841):二重奏曲ト長調
エンリケ・グラナドス(1867-1916):スペイン舞曲集 より
ロンデーリャ・アラゴネーサ,オリエンタル,ファンダンゴ
デルフィン・コロメ(1946-):凧
ユーラシア・ギター・デュオ
ジュゼプ・エンリケス、ハン・グエン(ギター)
録音:スペイン、バルセロナ県モントルネス、スタジオ a x b
バルセロナ生まれのジュゼプ・エンリケス(1951-)とベトナム、ハノイ生まれのハン・グエ
ン(1977-)により2003年に結成されたデュオ。

AH 155 \2180
シューベルト(1797-1828):
ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 D.960
即興曲 Op.90 Nos.3,2/同 Op.posth.142 Nos.3,4
ジュアン・アミルス(ピアノ)
録音:2005年1月27日、スペイン、カペリャーデス、音楽新聞ホール
ジュアン・アミルスは1933年スペイン、カタルーニャのリポイに生まれ、フランク・マー
シャル、アリシア・デ・ラローチャ他に師事したピアニスト。

AH 156 \2180
オルランドゥス・ラッスス(1532-1594):
モテット集第1巻(1556)(リコーダー・アンサンブルによる演奏)
Gustate et videte / Mirabile mysterium / Deliciae Phoebi
Peccavi, quid faciam tibi / Stet quicunque volet potens
Domine non est exaltatum cor meum / Heu mihi, Domine
Si ambulavero / Ad te, Domine, levavi animam meam
Te spectant, Reginalde, poli / Domine scit cogitationes hominium
Fremuit spiritus Jesu(a 6)/ Si qua tibi obtulerint(a 6)
Creator omnium, Deus(a 6)/ Da pacem, Domine(a 6)
ジュアン・イスキエルド(指揮)
スフォルツィンダ
ダビド・アイジョン、アンドレウ・ブルナート、ジュアン・エスコーダ、
アンナ・ジメーネス、
ジュアキン・エルナンデス、ジュアン・イスキエルド、アンナ・マルグレス、
サラ・パレス
録音:2005年4、5月、スペイン、メディオナ城
2000年に創設されたスフォルツィンダは、ほぼ声楽作品のみをリコーダーで演奏するという
ユニークなアンサンブル。歌は入っていませんがブックレットには原詩と英訳が記載されて
います。

AH 159 \2180
カタルーニャ合唱作品賞 2
フランセスク・シャビエ・コスタ(1958-)編曲:マレータ[Mareta]
シャビエ・プチ(1973-)編曲:カニグー山[Muntanyes de Canigó]
シャビエ・サンズ(1962-)編曲:通夜の夜[Nit de vetlla]
ジュアキン・オムス(1906-2003)編曲:
王の娘[La filla de rei]/歌の力[Poder del canto]
ジュゼプ・ビラ(1966-):窓の歌[Cançó de finestra] (*)
エリゼンダ・カラスコ(指揮)
バルセロナ・ボシャルバ合唱団
シャビエ・パジェース:第二の道[Cami de segons]
シャビエ・サンズ:
終わりのない詩[Poema sense acabar]/通夜、夜祭[Vetlla, Revetlla]
J・リュイス・グズマン(1954-):太陽、バラと子供[El sol, la rosa y el niño]
ジュゼプ・プレナフェータ(1936-):ここから遥か遠く[Moly lluny d'aqui]
ベルナート・ビバンコス(1973-):エスシッラ[Escil・la] (+)
シャビエ・プチ(指揮)
リェイダ・エンリク・グラナドス・ホール室内合唱団
シャビエ・パジェース(1971-):冬[Invierno]
マヌエル・オルトラ(1922-)編曲:恋する船乗り[Amor mariner]
パウ[パブロ]・カザルス(1876-1973)編曲:鳥の歌[El cant dels ocells]
クリストフェル・タルタブイ(1888-1964):三月 I[Març] (#)
モンセラート・リオス(指揮)
タラゴナ・ルビラ・イ・ビルジリ大学合唱団
ダニエル・アントゥリ(1975-):夢と露[El somni i la rosada]
フランセスク・シャビエ・コスタ編曲:マリオラ山脈[Serra de Mariola]
マヌエル・ブランカフォルト(1897-1987):神に向いて歓呼せよ[Jubilate Deo]
オスカー・エスプラ(1886-1976):戦いの歌[Canço de batre]
フランセスク・ビラ(1926-):聖ジョルディ様[Senyor Sant Jordi]
サルバド・ドゥナトゥ(1943-)/
ジュゼプ・ビアデル(1918-)編曲:沖へ[Mar endins]
ワルデマール・アーレーン(1842-1982):夏の歌[Cant d'estiu] (**)
シャビエ・セルベーラ、ダビド・エルナンデス(指揮)
ビラフランカ・ポリフォニー・グループ
録音:2005年11月19-20、26-27日、スペイン、
バルセロナ、望徳の聖母[Madre de Déu de l'Esperança]礼拝堂(*)
リェイダ、ラ・カシャ・ホール(+)
タラゴナ、キャンパス・センター演劇ホール(#)
ビラフランカ、聖フランセスク教会(++)

AH 160 \2180
甘口のマデイラ ギター音楽
バーデン・パウエル:ブラジルの肖像
サビーカス:アラブ・ダンス
ジョアン・ペルナンブーコ:鐘の響き
エイトール・ヴィラ=ロボス:ショーロ第1番
ワルター・ハインツェ:穏やかな船乗り
フランシスコ・ターレガ:涙
ホセ・フェリシアーノ:ペガン[Pegao]
リカルド・ガルシア・トマース:地中海風
フェデリコ・モレーノ・トローバ:トリーハ
ダン・フォーゲルバーグ:ロンガー
フランシスコ・ターレガ:アルハンブラの思い出
アントニオ・ヴィヴァルディ:協奏曲ニ長調
アンヘル・ビリョルド:エル・エスキナーソ(セレナード)
リカルド・ガルシア・トマース:甘口のマデイラ
リカルド・ガルシーア・トマース(ギター)

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08-06 No.25-2

2008年06月22日 18時40分35秒 | Weblog
AH 162 \2180
フランセスク・タベルナ=ベック(1932-):独奏作品集
隠れた道[Camins somorts](ピアノのための)(*)
地平線と3つの詩節[Horitzó i tres estrofes」(フルートのための)(+)
クロッキー[Croquis](ギターのための)(#)
4つの独白[Quatre Soliloquis](ヴァイオリンのための)(**)
鳥の歌[El cant dels ocells](民謡編曲;ピアノのための)(++)
不在[Absencies](チェロのための)(##)
ミケル・ファレ(ピアノ(*))
ピーター・バッカス(フルート(+))
ダビド・サンズ(ギター(#))
ブライ・ソレール(ヴァイオリン(**))
ジュアン・パドローザ(ピアノ(++))
スザナ・ステファノヴィチ(チェロ(##))

AH 163 \2180
テューバとエレクトロニクスのための作品集
クラウディオ・フェラーリ(1962-):Claro(2004)
エンリケ・マリーン:位相の推移[Transiciones de fase](2004)
エレアサル・ガルソーン(1948-):作用と反作用[Acciones y reacciones](2004)
エドソン・ザンプローニャ(1963-):風の吹く山での樹木の成長
[El crecimiento del árbol sobre la montaña con viento](2003)
ロドリーゴ・シガル(1971-):血の流れ[Blood Stream](2003)
アンドレス・レウィン=リクテル(1937-):
セクエンシア XIV[Secuencia XIV](2003)
ルイジ・ノーノ(1924-1990):後-前-奏曲第1番(ドナウのための)
[Post-Prae-Ludium No.1(per Donau)](1987)
ヘスス・ハラ(テューバ)
ヘスス・ハラはテューバ奏者であると同時にガブリエル・ブレンチックにエレクトロニクス
音楽を学んだ作曲家でもあります。

AH 164 \2180
アントニ・カイマーリ(1943-):鳥かご
鳥かご[Gàbies](ピアノとエレクトロニクスのための;1984)
不動汚染の旅[Viatge immòbil-contaminació]
(ピアノとエレクトロニクスのための;1983)
アントニ・カイマーリ(ピアノ)

AH 165 \2180
メルセ・カプデビーラ(1946-):Zas 垂直の音楽
… チリーダに[...a Chilida](エレクトロアコースティックと
リアルタイム変調されるバリトンサクソフォンのための;1997)(*)
呼吸する… どのように?[Respirar... com ?](トロンボーンのための;2006)(+)
シュシュミル[Xuxumil](エレクトロアコースティックと
リアルタイム変調される打楽器のための;1998)(#)
象牙の杖[Vares d'ivori](室内アンサンブルのための;1990)(**)
俳句[Haikús](歌とピアノのための;2005)(++)
詩篇[Salmos](エレクトロアコースティックとピアノのための;2000)(##)
Deshill-Holes-Eamus
(エレクトロアコースティック、チェンバロとアルトのための;1982)(***)
ジュゼプ・M・アパリシオ(バリトンサクソフォン(*))
ジョルディ・ジメーネス(トロンボーン(+))
ピラール・スビラ(打楽器(#))
グルポ・シルクロ(**)
アンジェルス・ミロ(ソプラノ(++))
M・テレーバ・リバス(ピアノ(++))
ジャン・ピエール・デュピュイ(ピアノ(##))
モンセ・モラル(チェンバロ(***))
モンセラート・マルトレイ(アルト(***))
メルセ・カプデビーラはバルセロナ生まれの女性作曲家。タイトルの「Zas」は「バン!」
「ぱっ!」「ぷっつり」等、突然何かが発せられたり消えたりする様を表す擬音・擬態語。

AH 166 2枚組 \4360
カタルーニャ自主作曲家集団 75周年記念
ロバート・ジェラード(1896-1970):ヴァイオリン、チェロとピアノのための三重奏曲
リカルド・ラモンテ・デ・グリグノン(1899-1962):ピアノ・ソナティナ
マヌエル・ブランカフォルト(1897-1987):
メリーゴーランドのオルガン[L'orgue dels cavallets](ピアノのための)
チャップリンへのオマージュ(ピアノのための)
バルタザ・サンペル(1888-1966):
農民の祭り[Ritual de pagesia」(ピアノのための)
フェデリク[フェデリコ]・モンポウ(1893-1987):
標高[Altitud](ヴァイオリンとピアノのための)
アグスティ・グラウ(1896-1970):
美しい夢[Bell son](ヴァイオリンとピアノのための)
エドゥアルド・トルドラ(1895-1962):
露のソネット[Soneti de la rosada](ヴァイオリンとピアノのための)
フェデリク・モンポウ:不確かな歌[Cançoneta incerta](歌とピアノのための)
ジュアン・ジベルト=カミンス(1890-1966):感慨[L'enyor](歌とピアノのための)
マヌエル・ブランカフォルト:王たち[Els reis](歌とピアノのための)
エドゥアルド・トルドラ:山へ[A muntanya](歌とピアノのための)
リカルド・ラモンテ・デ・グリグノン:カヤムの四つの農場(歌とピアノのための)
バルタザ・サンペル:酒場の歌(歌とピアノのための)
ロバート・ジェラード:
俳諧(歌、フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴットとピアノのための)
マルク・オリウ(ヴァイオリン)
ダニエル・オリウ(チェロ)
ミケル・ビリャルバ(ピアノ)
マルタ・ポロ(歌)
カルメ・アルファート(フルート) リディア・ミラーリェス(オーボエ)
エミリア・レカセンス(クラリネット) ジョルディ・ソラネーリャス(ファゴット)
録音:2006年7月、スペイン、カペリャーデス、音楽新聞ホール
8名の作曲家による「Compositors Independents de
Catalunya」(略称:C.I.C.、適切な邦訳がわかりません)の創設(1931年)から75周年を迎え
た2006年に制作されたアルバム。

AH 169 \2180
エクトル・パラ(1976-):襲われた夜明け 室内音楽
錆びた天[Ciel rouillé]
(ピッコロ、バリトンサクソフォン、ヴィブラフォンとピアノのための;2005)(*)
Time Fields III(フルートのための;2004)(+)
ピアノのための即興曲(2005)(#)
フルートとピアノのためのアンダンテ・ソスペーソ(2003)(**)
ピアノのための3つの小品「迫る光」[Lichtzwang](1999)(++)
線条の断章(サクソフォン・クァルテットのための;2004)(##)
足跡(2台のピアノと2組の打楽器のための;2005)(***)
襲われた夜明け(チェロとエレクトロニクスのための;2004-2005)(+++)
アンサンブル・プロシマ・センタウリ(*)
ラウラ・カプシ(フルート(+))
エクトル・パラ(ピアノ(#))
デュオ・ナタラーヤ(**)
インマ・サンタクレウ(++)
ユートピア・アンサンブル(##)
アケル四重奏団(***)
アマンディーヌ・ルフェーヴル(チェロ(+++))
録音:2006年、スイス、ショー=ド=フォン音楽院ファレ・ホール(*)
スペイン、マヨルカ島、ブヘル、ソン・ビエリ、ACA財団(+/#/**/++/##)
2005年、フランス、パリ、ロマンヴィユ祝祭ホール(***)
2005年3月、CNSMD de Lió、Sonvs(+++)

AH 170 \2180
ダビド・パドロース(1942-):序・破・急
コーヴァ[Khova](管弦楽のための;1974)(*)
戦い[Batalla](ピアノ、チェンバロと弦楽のための;1977)(+)
序・破・急[Jo-ja-kyu](管弦楽のための;1983)(#)
ラマに従う時[El temps segons Rama](管弦楽のための;1999)(**)
合流[Confluències](サンタ・マリア・デル・マルのための音楽、
金管八重奏、打楽器とエレクトロニクスのための;1985)(++)
マルク・アンドレ(指揮(*))
スイス・イタリア放送管弦楽団(*)
Ch・デルツ(ピアノ(+)) G・クニューゼル(チェンバロ(+))
ミシェル・タバシュニク(指揮(+))
ルツェルン祝祭弦楽合奏団(+)
ミシェル・ドゥクー(指揮(#))
バルセロナ市立交響楽団(#)
ジェイムズ・デプリースト(指揮(**))
バルセロナ交響楽団(**)
アキテーヌ金管アンサンブル(++)

AH 171 \2180
ジュゼプ・マリア・メストレス・クアドレニ(1929-):
偶然性の霊感(1973-1978)
ヴァイオリン協奏曲(*)
ギター協奏曲(+)
メカノグラフ協奏曲(#)
ピアノ協奏曲(**)
打楽器協奏曲(++)
合奏協奏曲(##)
イヴォナ・ブジンスカ(ヴァイオリン(*))
エンリケ・M・ロプ(ギター(+))
アルベルト・メストレス(メカノグラフ(#))
ジャン・ピエール・デュピュイ(ピアノ(**))
ラファ・マヤンス(打楽器(++))
バルセロナ交響楽団ソロイスツ(##)
ジュゼプ・ビセント(指揮)
バルセロナ交響楽団
録音:2006年10月4-14日、バルセロナ、パウ・カザルス・ホール&フォノセンター
(#)メカノグラフはタイプライターを指すようですが、聴いてみてもよくわからないのでそ
のままにしています。

AH 172 \2180
ジュゼプ・マリア・メストレス・クアドレニ(1929-):ピアノ作品全集 Vol.4
ピアノ・ソナタ(1957)
良き朝のソナード集[Sonades de bon matí](2004)
オムスのための即興曲[Impromptu per a Homs](2004)
長い夜[La llarga nit](2005)
バラライア[Balalaia](1998)
ジャン・ピエール・デュピュイ(ピアノ)
録音:2007年1月3-4日、、スペイン、マヨルカ島、ブヘル、ソン・ビエリ、ACA財団

AH 174 \2180
バルセロナ市設楽団の音楽
「鷲」の伴奏音楽、民俗舞曲と幕間劇の音楽(17-19世紀)
不詳/ガルドリク・サンターナ編曲:
シケス・デ・バリュスの舞曲(古)/鷲の踊り/宿屋の主人の踊り
鷲の踊り/船乗りの娘/マントゥアーナと歌(鷲の踊り)
イングランド舞曲(新)-イングランド舞曲(旧)/歌(舞曲)
痩せた人々の踊り/荘厳なる聖体拝領のメロディーとトッカータ
ドラゴン/臨終の聖体拝領のためのヴァース/巨人たちの踊り
ジローナの臨終の聖体拝領/ゼロシア/鷲の踊り
騎士の踊り-モーロ人とキリスト教徒/Contrapàs cerdà
ガルドリク・サンターナ(指揮)
ミニストレルス・デ・ラ・シウタート
ガルドリク・サンターナ(バグパイプ、ソプラノショーム、テナードゥルツィアン)
フェラン・ミケル(カラミーリョ、長太鼓、タンボリル、タンブリン、太鼓)
アドリア・グランディア(ソプラノショーム)
ラウレア・ビセード、パウ・バリュス(ナチュラルホルン)
シャビエ・バネガス(サックバット)
ポル・センテーリェス(テナードゥルツィアン、バスドゥルツィアン)
オリオル・メストレス(タンボール、他の打楽器)
ダニエル・ビラルービアス(ルネサンス・ヴィオラ)
録音:2005年6月20-21日、スペイン、ソルソナ、モンポル、聖ミケル教会
ミンストレルス・デ・シウタートは1998年にカタルーニャのトラッド音楽演奏グループから
メンバーを集めて創設された、古楽と民俗音楽の中間的性格を持つ団体。2007年に解散した
ようです。

AH 175 \2180
グロリア・ビリャヌエーバ:暦(全52曲)
ジョルディ・コディーナ(ギター)
録音:2006年11月24-25日、ラ・トレ・デ・コザー・スタジオ
12の月に4曲または5曲を配した歳時記的曲集。



<LA MA DE GUIDO>
LMG 2082 \2180
ブラジリアーナ フルートとギターのためのブラジル音楽
セルジオ・アサド(1952-):青いすみれ
シャヴィエル・コル(1960-):サラ(ボサノヴァ)
ラダメス・ニャタリ(1906-1988):2つの肖像画
ピシンギーニャ,シキーニャ・ゴンザーガ
ジョアン・ペルナンブーコ(1883-1947):鐘の響き
マルコス・オリーヴァ(1964-):
夢見る女(ワルツ)/ブラジレイロ(ショーロ・カンサオン)
ジョアン・アルベルト・アマルゴース(1950-):カタルーニャ風ショリーニョ
セルジオ・アサド:魔方陣
パウリッロ・バホーゾ(1894-1968):ブラジルの子守歌[Para ninhar]
セルジオ・アサド:ジョビニアーナ第2番
ジョアン・ペルナンブーコ:インテロガンド
マルロス・ノブリ(1939-):デザフィオ XXXIII
エイトール・ヴィラ=ロボス(1887-1959):モディーニャ
モンセラ・ガスコーン(フルート)
シャビエ・コイ(ギター)

LMG 2083 \2180
ジュアン・ルセイ(1730-1809):サルヴェ(二重唱のための)
フランシスコ・ハビエル・ガルシーア・ファヘール(1730-1809):
十字架上のキリストの七つの言葉
メルシオ・ジュンカ(1757-1824):幸いなる御母
キム・ヨンヒ(ソプラノ)
モンセラート・ピ(アルト)
ジュアン・パミエス(指揮)
カタルーニャ室内管弦楽団
スタニスラフ・ステパネク、イングリッド・バリオヌエーボ(ヴァイオリン)
フェラン・サロ(ヴィオラ) ジョルト・トッツェル(チェロ)
ラファエル・エステーベ(コントラバス)
ビビアナ・サリージ(ポジティヴ・オルガン、チェンバロ)
録音:2007年9月22、29日、スペイン、バルダローナ音楽院ホール
ルセイはタラゴナ大聖堂、マヨルカの王立アルムダイナ礼拝堂の楽長を務めた後、トレド
大聖堂で活躍した作曲家。ガルシーア・ファヘールはサラゴサ大聖堂楽長を務めた作曲家。
ジュンカはタラゴナ大聖堂楽長を務めた作曲家。

LMG 2084 \2180
フェリウ・ガスイ(1959-):目
モーロの城ムセル(ギターと打楽器のための;2004)
ギターのための8つのコンチェルタント練習曲(2005-2007)
マヌエル・デ・ファリャの2つの主題による幻想曲(フラメンコ歌唱、
メゾソプラノ、ギター・クァルテット、ティナハとカスタネットのための;2006)
子守歌(メゾソプラノとギター・クァルテットのための;1998)
グローサス(ヴァイオリンとギターのための;1984)
タベル山(ドラムス、打楽器とギター八重奏のための;2005)
フェリウ・ガスイ(ギター)
ビキ・ロメロ(フラメンコ歌唱)
マリサ・マルティンス(メゾソプラノ)
ルジェ・ブラビア(ドラムス、打楽器)
ジネット・ドキュイペル(ヴァイオリン)
バルセロナ生まれのギタリスト・作曲家ガスイの自作自演アルバム第2作(前作:LMG 2057)。
重奏曲は多重録音によります。

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08-06 No.24-1

2008年06月22日 16時51分23秒 | Weblog
<Chandos Opera In English>
CHAN 3148 4枚組 \5250
ワーグナー:楽劇《ニュルンベルクのマイスタージンガー》(全曲/英語版)
マーガレット・カーフィー(ソプラノ)、アン・ロブソン(メゾ・ソプラノ)、
アルバート・レメディオス(テノール)、グレゴリー・デンプシー(テノール)、
ノーマン・ベイリー(バス・バリトン)、ノエル・マンジン(バス)、
デレク・ハモンド・ストラウド(バス)、スタッフォード・ディーン(バス)、
レジナルド・グッドオール(指揮)、
サドラーズ・ウェルズ・オペラ管弦楽団&合唱団
幻のワーグナー指揮者レジナルド・グッドオールの名前を全世界に広める転機となった公演
であり、ワグネリアンやグッドオール支持者の間で語り継がれてきた「ニュルンベルクのマ
イスタージンガー」(1968年)のライヴ録音がいよいよシャンドスから登場!
不遇の時代を過ごしていたグッドオールの実力に着目したサドラーズ・ウェルズ・オペラ(現
イングリッシュ・ナショナル・オペラ)が「ニュルンベルクのマイスタージンガー」(英題で
は“マスターシンガーズ”)の公演のためにグッドオールを指揮者として招聘。
この「マイスタージンガー」が大成功を収めたことによってグッドオールのワーグナー指揮
者としての名声は一挙に高まり、後に実現する楽劇「ニーベルングの指輪」英語版全曲上演
へと繋がることになるのである。
今回ピーター・ムーア財団の協力を得てシャンドスからリリースされるのは、1968年2月10日
の公演をBBCが収録したもののお蔵入りとなっていた放送音源。ギルド・ヒストリカルの復刻
でお馴染みの名エンジニア、ピーター・レイノルズがリマスターに携わっており、音質面の
改善にも期待が懸かる。その存在が噂されながらも陽の目を見ることのなかったグッドオー
ルの「マイスタージンガー」。既にネット上などで話題を呼んでおり、リリースへの期待度
は非常に高い。
1968年2月10日、サドラーズ・ウェルズ劇場での録音。




<Natives>
CDNAT 09 2枚組 \4900
ヴィヴァルディ:チェロ・ソナタ全集 ――
CD-1:チェロ・ソナタ イ短調RV.44、イ長調、変ロ長調RV.47、ト短調RV.42、
変ホ長調RV.39
CD-2:ホ短調RV.40/イ短調RV.43/変ロ長調RV.45/ヘ長調RV.41/変ロ長調RV.46
フィリップ・フロン(チェロ・アッリングレーゼ)、ラクリメ・コンソート
ブリュッセル王立音楽院では重鎮ヴィーラント・クイケンの下で研鑽を積み、クイケン後の
世代を担う逸材として師からも大きな期待を寄せられているフィリップ・フロンのマラン・
マレの作品集に続く二作目は、ヴィヴァルディのチェロ・ソナタ集。
このヴィヴァルディのチェロ・ソナタ集、明らかに通常のチェロとは音色が異なるのは研究
に研究を重ねて再現にたどり着いた「チェロ・アッリングレーゼ」を用いているためなので
ある。
ここでの研究の結論として再現された楽器は、CD-1で聴くことの出来る5本のガット弦と7本
の金属製の共鳴弦を張った楽器、CD-2で聴くことの出来る5本のガット弦と12本の金属製の
共鳴弦を張った楽器の2種類。
ヴィヴァルディのチェロ協奏曲に指定がありながら、現在も謎のベールに包まれ様々な説が
存在する「チェロ・アッリングレーゼ」。1つの研究成果から生まれた音色に耳を傾けてみ
ていただきたい。




<Chandos>
CHAN 10479 \2180
ヨーゼフ・マルクス(1882-1964):ピアノ作品集 ――
ピアノのための《6つの小品》/秋の伝説/謝肉祭/カンツォーネ/天使の草原
トンヤ・レモー(ピアノ)
後期ロマン主義と印象主義の特徴を併せ持ったオーストリアの作曲家ヨーゼフ・マルクス。
作曲家、評論家、教育者としてオーストリア音楽の発展に寄与するだけでなく、トルコのア
ンカラ音楽院の創設にも大きな役割を果たしたことが知られている。
マルクスのピアノ作品は録音が少なく「6つの小品」以外の4作品は未出版となっているだけ
に、今回のリリースはマルクスのピアノ作品を知るという意味でも貴重なものとなるだろう。
このマルクスのピアノ作品集でシャンドス・デビューとなるオーストラリアの女流ピアニス
ト、トンヤ・レモーは、デンマーク、スウェーデンのコンクールで優秀な成績を収めるなど、
将来が嘱望されている期待のアーティスト。シャンドスでは珍しいアーティスト写真が全面
に打ち出されたジャケット・デザインからもその大きな期待が窺える。

CHAN 10480 \2180
メシアン:室内楽作品集 ――
主題と変奏/忘れられた捧げ物/世の終わりのための四重奏曲
ロバート・プレーン(クラリネット)、グールド・ピアノ・トリオ
イギリスのインディペンデント紙から「熟達した音楽家たち」と称賛された気鋭のアンサン
ブル、グールド・ピアノ・トリオ。
グールド・ピアノ・トリオは既にオランダ・チャールズ・ヘンネン国際コンクールやメルボ
ルン国際室内楽コンクールなどで優勝を果たしており、その勢いは本物。共演を重ねるホル
ンのデイヴィッド・パイアットといった一流アーティストたちからも厚い信頼を寄せられて
いる。
グールド・ピアノ・トリオが取り上げるのは、今年2008年が生誕200年という節目の年となっ
たメシアンの室内楽作品集。クラリネットのロバート・プレーンを迎えての「世の終わりの
ための四重奏曲」や、作曲者自身の編曲による「忘れられた捧げ物」のピアノ版などユニー
クなプログラムを聴かせてくれる。

CHAN 241-41 2枚組(1枚価格) \2180
アレクサンドル・イワーシキン・プレイズ・プロコフィエフ ――
チェロ協奏曲ホ短調Op.58/チェロ小協奏曲ト短調Op.132(ブローク補完版)/
交響協奏曲ホ短調(チェロ協奏曲第2番)Op.125/チェロ・ソナタ ハ長調Op.119/
無伴奏チェロ・ソナタ嬰ハ短調Op.134(ブローク補完版)
アレクサンドル・イワーシキン(チェロ)、タチアナ・ラザレワ(ピアノ)、
ワレーリー・ポリャンスキー(指揮)、ロシア国立交響楽団
シュニトケがチェロ作品を書いた3人のチェリストの1人(他の2人はロストロポーヴィチ、グ
ートマン)でもあり、ロシア作品のスペシャリストとしてシャンドスに多くの録音を行って
きたイワーシキン。
ブロークのアレンジ、シュニトケのカデンツァによる「チェロ小協奏曲」や「チェロ協奏曲」
の完全版など、イワーシキンのプロコフィエフ録音を1つに凝縮した新装盤。好評を博した
前作シュニトケ(CHAN 241-39)に続きロシア音楽ファン要チェック。

CHAN 10468X 4枚組 \6540
ジョン・フィールド(1782-1837):ピアノ協奏曲全集 ――
ピアノ協奏曲第1番変ホ長調/第2番変イ長調/第5番ハ長調《嵐の中の火事》/
第3番変ホ長調/第6番ハ長調/第4番変ホ長調/第7番ハ短調/
ディヴェルティスメント第1番ホ長調/ロンドー変イ長調/夜想曲第16番ヘ長調/
五重奏曲変イ長調/ディヴェルティスメント第2番イ長調
ミシェアル・オローク(ピアノ)、
マティアス・バーメルト(指揮)、
ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズ
「夜想曲(ノクターン)」を初めて書いた作曲家として、ショパンをはじめとしたロマン派の
大作曲家たちに大きな影響を与えたとされるダブリン出身の作曲家ジョン・フィールド。
シャンドスはオロークの演奏でフィールドのピアノ作品をほぼ網羅しており、このピアノ協
奏曲集もフィールドの作品を世に広める貴重な記録として長らく親しまれてきたもの。





<Lyrita>(Lyritaはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります)
SRCD.299 \2180
アーネスト・ジョン・モーラン(1894-1950):
チェロ協奏曲/チェロ・ソナタ イ短調/チェロとピアノのための前奏曲
ピアーズ・コートモア(チェロ)、エリック・パーキン(ピアノ)、
エイドリアン・ボールト(指揮)、ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団
2006年の復活以来、順調に復刻が進む元祖イギリス音楽の宝庫“リリタ(Lyrita)”。
LP時代からのファンの間にはその存在が知られ復刻CD化が待たれていたボールトの指揮、
コートモアのチェロによるモーランのチェロ作品集が遂に復刻!
ソロとして録音に参加しているチェロ奏者のピアーズ・コートモアは、何を隠そうモーラン
夫人。モーランにとってコートモアとの出会い、結婚が「チェロ協奏曲」や「チェロ・ソナ
タ」といった傑作の誕生に繋がる大きなきっかけとなったのである。
「チェロ協奏曲」でコートモアをサポートするのは、リリタの顔でもある巨匠ボールトとロ
ンドン・フィルの名コンビ。「チェロ・ソナタ」や「前奏曲」でのコートモアを引き立てる
パーキンの丁寧な演奏も素晴らしい。ジャケットに写っている男女はもちろんモーランとコ
ートモア。モーラン夫妻の共同作業とも言えるこの録音の復活を喜びたい。
1969年1月-2月の録音。

SRCD.335 \2180
ホルンとオーケストラのための作品集 ――
アルン・ホディノット(1929-2008):ホルン協奏曲Op.65
ハンフリー・サール(1915-1982):暁の歌Op.28*
ドン・バンクス(1923-1980):ホルン協奏曲*
ニコラス・モー(1935-):弦楽オーケストラと2本のホルンのためのソナタ**
バリー・タックウェル(ホルン)、
アンドルー・デイヴィス(指揮)、ロイヤル・フィルハーモニック管弦楽団、
ノーマン・デル・マー(指揮)*/**、ニュー・フィルハーモニア管弦楽団*、
アラン・シヴィル(ホルン)**、イアン・ハーパー(ホルン)**、イギリス室内管弦楽団**
リリタからはロンドン響の現首席奏者パイアットのホルン協奏曲集(SRCD.316)がリリースさ
れ注目を集めているが、今回新たに復刻となるのは、元ロンドン響の首席奏者でありホルン
界の大御所バリー・タックウェルのイギリス作品集というインパクト特大のプログラム!
このタックウェルのホルンによる作品集は、ブリティッシュ・カウンシルによって収録が行
われ、DeccaやArgoからLPでリリースされた音源が1つになってリリタから復刻されるという
もの。タックウェル全盛期の演奏を記録したこの復刻盤はホルン関係者必携である。ニコラ
ス・モーの作品でのシヴィル&ハーパーのコンビもお見事。1970年頃の録音。

SRCD.265 \2180
エリザベス・ラティエンス(1906-1983):
バリトン、ソプラノと管弦楽のための《クィンカンクス》Op.44、
テノールと室内楽のための《And Suddenly It's Evening》Op.66*
デイヴッド・ベドフォード(1937-):アルビオンの月光のための音楽**
ジョセフィーヌ・ネンディック(ソプラノ)、ジョン・シャーリー=クァーク(バリトン)、
ノーマン・デル・マー(指揮)、BBC交響楽団、
ハーバート・ハント(テノール)*、BBC交響楽団のメンバーたち*/**、
ジェーン・マニング(ソプラノ)**、ジョン・カールー(指揮)**
十二音技法で真っ先に思い浮かぶのはシェーンベルクだが、イギリスにおける十二音技法の
開拓者となったのがエリザベス・ラティエンス。対するデイヴッド・ベドフォードはイギリ
スの実験音楽の草分け的存在として、英国の前衛音楽の発展に力を注いでいる。
イギリスの伝統的なクラシック音楽だけでなく、コンテンポラリー音楽もカバーするという
守備範囲の広さもリリタの魅力。ちなみにジョン・カールーはサイモン・ラトルの師匠であ
る。1969年&1970年にArgoからLPでリリースされた音源の復刻盤。

SRCD.313 \2180
ゴードン・クロス(1937-):歌劇《煉獄》
ピーター・ボーデンハム(テノール)、グランヴィル・ハーグリーヴス(バリトン)、
マイケル・ランケスター(指揮)、
ロイヤル・ノーザン・カレッジ・ミュージック・オヴ・オーケストラ&合唱団
オックスフォード大学ではエゴン・ヴェレスの下で作曲を学んだ現代イギリスの作曲家ゴー
ドン・クロス。
1幕のオペラ「煉獄」は、ゴードン・クロスが29歳でイギリスのチェルトナム国際音楽祭の
ために作曲した野心作。鬼気迫る雰囲気を醸しだすジャケットのデザインと音楽がしっかり
とリンクしているところも面白い。1974年の録音。




<Nimbus>(Nimbusはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります)
NI 2500-4 5枚組 \4850
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲&弦楽のための協奏曲とシンフォニア集Vol.1 ――
ヴァイオリン協奏曲ニ長調RV.208/ハ長調RV.186/イ短調RV.356/ホ長調《恋人》RV.271
/ハ長調RV.171/ニ長調RV.230/ト長調RV.310/変ホ長調RV.254/ハ短調《疑い》RV.199
/ニ短調RV.249/ニ長調RV.232/ホ長調RV.265/弦楽のための協奏曲ハ長調RV.114/
ホ短調RV.134/ホ短調RV.133/ニ長調RV.121/ヘ長調RV.136/ニ短調RV.127/ハ短調RV.119
/変ロ長調RV.164/ト長調RV.150/イ長調RV.159/イ長調RV.160/
ヴァイオリン協奏曲変ホ長調RV.260/ニ短調RV.237/
協奏曲ニ長調《聖母被昇天のために》RV.582/ヴァイオリン協奏曲ニ長調RV.213/
ニ長調RV.228/イ長調RV.340/ト短調RV.328/ニ長調《ピゼンデル氏のために》RV.205
/ト短調RV.319/ハ長調RV.172/変ロ長調RV.370/ト長調RV.302
シュロモ・ミンツ(ヴァイオリン&指揮)、イスラエル室内管弦楽団
ニンバス(Nimbus)からミュージック・マスターズ(Music Masters)の復刻シリーズがスター
ト!1990年代に一世を風靡しながらも突如として市場から姿を消したミュージック・マスタ
ーズ。ニンバスから復刻が始まるミュージック・マスターズの豊富で質の高い音源の数々に
要注目!
復刻の第1弾であり最初のタイトルは、シュロモ・ミンツのヴィヴァルディ!生後まもなく
ロシアからイスラエルに移住したミンツにとって第2の故郷とも言えるイスラエルを代表す
る室内オーケストラ、イスラエル室内管弦楽団を引き連れてのヴィヴァルディではミンツが
ヴァイオリン・ソロに指揮者にと大車輪の如き活躍を展開。収録曲は5CDsで全35曲!ミンツ
の至芸を存分に堪能出来る充実のヴィヴァルディである。フランスのメッツ・アーセナルで
の録音。

NI 2507 \1780
J・S・バッハ:ゴルトベルク変奏曲ト長調BWV.988
ウラディーミル・フェルツマン(ピアノ)
長い沈黙の後に突如としてメキシコのウアテクスト(Urtext)からショパンの夜想曲集
(JBCC 048/049)を発表してファンの度肝を抜いた1952年モスクワ生まれの天才ピアニスト、
ウラディーミル・フェルツマン。フェルツマンはミュージック・マスターズ時代にバッハ、
ベートーヴェンの録音を行っているが現在は何れも入手困難状態。それだけに今回の復刻は、
不思議な魅力を持つフェルツマンの“バッハ”の全容を知る又と無いチャンスとなるだろう。
平均律やフーガの技法、協奏曲の復刻も楽しみ。1991年10月26日、モスクワ音楽院大ホール
での録音。

NI 2505 \1780
パガニーニ(フィスク編):24のカプリースOp.1
エリオット・フィスク(ギター)
このギター版「パガニーニ:24のカプリース」は、アンドレス・セゴビアの愛弟子であり現
代を代表するギタリスト、エリオット・フィスクがその超絶テクニックを徹底的に楽しませ
てくれるギター関係者必聴の大名盤。
エリオット・フィスク自身の手によってアレンジされた「24のカプリース」は、この作品を
知り尽くしている名ヴァイオリン奏者ルッジェーロ・リッチからも大絶賛のコメントが寄せ
られたほど。

NI 2506 \1780
コープランド:アパラチアの春/弦楽のための九重奏曲/弦楽四重奏のための2つの小品
デニス・ラッセル・デイヴィス(指揮)、セント・ルーク室内アンサンブル
アメリカのセント・ルーク室内管弦楽団を母体とするセント・ルーク室内アンサンブルのコ
ープランド・アルバム。メイン・プログラムの「アパラチアの春」では、大編成オーケスト
ラ版ではなくオリジナルの13楽器版が用いられており、小編成ならではのシンプルでストレ
ートな響きが心地よい。
タクトを振るうのがリンツ・ブルックナー管とのコンビで話題を集めているアメリカ人指揮
者、デニス・ラッセル・デイヴィスというところもポイント。1989年10月&11月の録音。

NI 2511 \1780
デューク・エリントン:4つのシンフォニック・ワークス ――
《ブラック、ブラウン、アンド・ベイジー》組曲/三人の王/ピアノとオーケストラのた
めの《ニュー・ワールド・ア・カミング》/ジャズ・バンドとオーケストラのための《ハー
レム》
モーリス・ペレス(指揮)、アメリカン・コンポーザーズ・オーケストラ
アメリカが生んだ20世紀最高のジャズ・ミュージシャン、デューク・エリントンのスタンダ
ード・ナンバーをオーケストラ・アレンジで楽しめるクロスオーヴァーなアルバム。
アメリカン・コンポーザーズ・オーケストラは、これまでに500人近くの作曲家の作品を取り
上げ、100曲を超える世界初演を行ってきたアメリカ音楽の伝道師。フランク・ウェスやジ
ミー・ヒースといったゲストも豪華!

NI 2508-10 3枚組 \3780
モーツァルト:弦楽四重奏曲全集Vol.1 ――
弦楽四重奏曲第16番変ホ長調K.428/第22番変ロ長調K.589《プロシャ王第2番》/
第4番ハ長調K.157/第15番ニ短調K.421/第14番ト長調K.387/第11番変ホ長調K.171/
第20番ニ長調K.499《ホフマイスター》/第6番変ロ長調K.159/
第21番ニ長調K.575《プロシャ王第1番》
アメリカ弦楽四重奏団
アメリカ弦楽四重奏団は、2005-2006シーズンで結成30周年を迎えた北米有数の弦楽四重奏
団。メンバー全員がストラディヴァリウスの楽器を使用しており、そのハーモニーを作品へ
最大限に反映させたモーツァルトはミュージック・マスターズに残した録音の代表作。今回
のリリースが世界的にも高い評価を獲得し続けてきたモーツァルト全集の復刻第1弾となる。

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08-06 No.24-2

2008年06月22日 16時50分54秒 | Weblog
NI 5818/20 3枚組 \4350
カルロス・グアスタビーノ(1912-2000):ピアノ作品全集 ――
ガト/バイレシート/すばらしい故郷/ソナチネ/ピアノ・ソナタ嬰ハ短調/3つのソナチネ
/エスティロ/ラ・シエスタ-3つの前奏曲/パンペアーノ/リンコンの午後/少女たち/
クージョのロマンス/10の前奏曲/10のアルゼンチン・カンティレーナ/3つの新しいロマ
ンス/私の小さな村/私の友だち/10の民謡
マーティン・ジョーンズ
知られざる秘曲から名曲集までを広くカバーしアムラン並み膨大なレパートリーを持つニン
バスの看板ピアニスト、マーティン・ジョーンズ。
最近では、コルンゴルトやモンポウ、ストラヴィンスキー、アール・ワイルドのアレンジに
よるガーシュウィンなどをリリースしてきたマーティン・ジョーンズが新たに着目したのは、
南米アルゼンチンの20世紀を代表する作曲家カルロス・グアスタビーノのピアノ作品。アル
ゼンチン北部の都市サンタ・フェで生まれ没したグアスタビーノの才能が特に発揮されてい
るのは、未出版を含むと500曲を超える歌曲や、ピアノ作品だろう。遠く離れた南米アルゼ
ンチンの風景や風の香り、人々の様子が見える、そんな抒情を感じさせてくれる美しい作品
が並ぶ。2005年12月&2006年4月の録音。

NI 5821 \2080
エゴン・ヴェレス(1885-1974):弦楽四重奏曲集 ――
弦楽四重奏曲第3番Op.25/第4番Op.28/第6番Op.64
ウィーン・アルティス弦楽四重奏団
ウェーベルンやチェムリンスキーなどの「新ウィーン楽派」、そこに関わるヴァイグルや
ミュラー=ヘルマンなど近代オーストリアの作品を積極的に取り上げているウィーン・アル
ティス弦楽四重奏団。
ニンバスからの5枚目となる録音は、「新ウィーン楽派」に属するユダヤ系の作曲家エゴン
・ヴェレスの弦楽四重奏曲集。シェーンベルクに師事しながらも十二音技法に傾倒しなかっ
たヴェレスの作風は幅広い。2005年12月11日-13日の録音。

NI 5822/3 2枚組 \3180
スカルラッティ:鍵盤楽器のためのソナタ全集からのハイライト ――
ソナタ イ長調K.24/ニ短調K.141/ト長調K.124/ロ短調K.27/ニ長調K.511/ハ長調K.513
/ハ長調K.515/ニ短調K.516/ニ短調K.517/ト長調K.523/ホ長調K.380/ロ短調K.87/
ト長調K.125/ト長調K.432/イ長調K.429/ニ長調K.430/変ロ長調K.441/嬰ヘ短調K.447
/ト長調K.314/変ホ長調K.370/ニ長調K.122/変ホ長調K.123/ハ短調K.126/ホ長調K.134
/ハ長調K.251/ニ長調K.137/ト長調K.455/ハ長調K.460/ハ長調K.461/ニ長調K.145/
ト長調K.146/ハ短調K.56/ニ短調K.9/ニ長調K.33/変ロ長調K.202/ニ短調K.434/
ト長調K.260/ホ長調K.206/ニ長調K.415/ヘ長調K.205/ニ長調K.333/ヘ短調K.239/
ト長調K.520/ニ長調K.490/ニ長調K.491/ニ長調K.492/変ロ長調K.57
リチャード・レスター(チェンバロ&フォルテピアノ)
2000年から2005年にかけて録音が行われ、全7巻総枚数37枚という規模で完結となったリチャ
ード・レスターのスカルラッティ全集から48曲のソナタを抜粋したハイライト版。有名どこ
ろをピックアップしたいリスナーにオススメ。

NI 5577 \2080
シューベルト:八重奏曲ヘ長調D.803
ベルリン・フィルハーモニー八重奏団
1928年12月1日に結成されベルリン・フィルのメンバーによるアンサンブルの中で最も長い
歴史を持つベルリン・フィルハーモニー八重奏団。往年の名手ゲルト・ザイフェルトがホル
ンに名を連ねているこのシューベルトは、1998年1月にアンサンブルの結成70周年を記念し
てベルリンのテルデック・スタジオで収録された名盤である。
ちなみにシューベルトの「八重奏曲」は、1928年にアンサンブル結成のきっかけになった重
要な作品でもある。ベルリン・フィルの中核をになっていた奏者たちのアンサンブル能力は
やはり別次元。1998年1月の録音。

NI 5576 \2080
モーツァルト-ヨハン・ヴェントによるフルートと弦楽三重奏のためのオペラ編曲集 ――
モーツァルト(ヴェント編):
歌劇《後宮からの逃走》より/歌劇《ドン・ジョヴァンニ》より/歌劇《魔笛》より
ウィーン・フォルクスオーパー・モーツァルト・アンサンブル
当時の神聖ローマ皇帝ヨーゼフII世が設立した宮廷合奏団のオーボエ奏者、ヨハン・ヴェン
トが室内楽用にアレンジを施したモーツァルトのオペラ集の第1巻。
アンサンブルのリーダーでもあるフルートのハンスゲオルク・シュマイザーは、ヴォルフガ
ング・シュルツの門下生で現在はウィーン・フォルクスオーパーの首席奏者として活躍する
ウィーンの名手。フルートが牽引する小編成のオペラが爽やかに響く。1997年9月の録音。

NI 5578 \2080
ウルジー枢機卿のための音楽 ――
リチャード・ピゴット(b.c.1485-1549):ミサ曲《来たれ、聖霊よ》
ジョン・マンソン(?-d.1548):おお、栄光の王
スティーヴン・ダーリントン(指揮)、
オックスフォード・クライスト・チャーチ大聖堂聖歌隊
ウルジー枢機卿によって創設され枢機卿の失脚後ヘンリーVIII世によって再度設立された
“クライスト・チャーチ”の聖歌隊が、ウルジー枢機卿の権力が頂点を極めていた時代に書
かれた2つの宗教作品を歌う。1994年3月の録音。

NI 5580/1 2枚組 \3180
オルガンのためのコンテンポラリー作品集 ――
タヴナー:マンデリオン(世界初録音)
ファニホウ:7つの星(世界初録音)
メラーズ:Opus Alchymicum
グラハム:オルガンのための3つの小品(世界初録音)
イリフ:オルガンのためのトリオ(世界初録音)
ゴワーズ:トッカータとフーガ
リド:最後の七つの言葉
ペルト:断続する平行
バレル:Arched Forms with Bells(世界初録音)
ケヴィン・ボウヤー(オルガン)
ニンバスから全17巻に及ぶJ・S・バッハのオルガン作品集を発表したイギリスのオルガン奏
者ケヴィン・ボウヤーの世界初録音となった音源を数多く含む「コンテンポラリー作品集」。
ペルトの「断続する平行」など重要作も収録。1998年6月の録音。

NI 5584 \2080
ニコラエ・ブレタン(1887-1968):宗教声楽作品集 ――
レイクエム/アヴェ・マリア/主の祈り/小さなクリスマスの歌/神は来られた/エピタフ
/他
ルドヴィク・コンヤ(バリトン)、フィリス・ブリン=ジュルソン(ソプラノ)、
ロナルド・スタルフォード(オルガン)、ドナルド・S・サザーランド(オルガン)、
フェルディナンド・ワイス(ピアノ)、マルティン・ベルコフスキー(ピアノ)
ニンバスが積極的にレコーディングを行っているニコラエ・ブレタンは、ハンガリーで生ま
れルーマニアで没した20世紀の作曲家。ブレタンの歌曲には欠かせないバリトンのコンヤ、
ピアノのベルコフスキーも参加。1973年-1976年の録音。



<Amon Ra>(Amon Raはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります)
CD-SAR 6 \2180
キーボード・コレクション ――
ファーナビー:おもちゃ/クロフト:アルマンド ト長調/J・S・バッハ:前奏曲ヘ長調/
アーン:ソナタ第7番イ長調より/スタンリー:ヴォランタリー第1番ハ長調より/
ハイドン:音楽時計より/モーツァルト:アダージョ/ベートーヴェン:
バガテル ハ長調op.119-2/J・C・バッハ:ソナタOp.5-5より/ドゥセック:
ソナタ変ロ長調Op.23より/シューベルト:ドイツ舞曲/クレメンティ:
ソナタ ニ長調Op.16/フィールド:夜想曲ホ短調/ショパン:ワルツ変イ長調Op.42
/メンデルスゾーン:ヴェネツィアの舟歌/モーツァルト:トルコ行進曲
リチャード・バーネット(ピアノ、チェンバロ、他)
イギリスのケントにある「フィンチコックス古楽器博物館コレクション」に所蔵されている
ヴァージナル、クラヴィコード、室内オルガン、スクエア・ピアノ、ヨハン・フリック製の
グランド・ピアノなど歴史的価値の高い楽器を使い分けた鍵盤作品集。特にピアノに仕掛け
られた小型のベルや太鼓が大活躍する「トルコ行進曲」はユーモアいっぱい!
1982年1月&2月の録音。

CD-SAR 2 \2180
ディーリアス:ヴァイオリン・ソナタ第2番/伝説/ヴァイオリン・ソナタ第3番
デイヴィッド・ストーン(ヴァイオリン)、アラン・シラー(ピアノ)
デイヴィッド・ストーンは、ブリストルの音楽一家に生まれ、イギリス青少年管弦楽団やエ
ジンバラ音楽祭で活躍したヴァイオリン奏者。いち早く18世紀の奏法を演奏に取り入れただ
けでなく、ジョセフ・ギッブスのヴァイオリン・ソナタの出版者としても知られている。





<Quartz>(Quartzはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります)
QTZ 2061 \2180
グリーグ:ピアノ作品集 ――
ホルベルグ組曲/詩的音画集Op.3/抒情小曲集より
カーチャ・アペキシェワ(ピアノ)
情感豊かなグリーグを奏でているカーチャ・アペキシェワは、グネーシン音楽院、エルサレ
ム・ルービンアカデミー、ロンドンの王立音楽院で研鑽を積んだモスクワ生まれの女流ピア
ニスト。
ソリストとしては、エルサレム響、ロンドン・フィル、モスクワ・フィルなどと共演を行い、
1996年のリーズ国際ピアノ・コンクールでは6位入賞を果たすなど確実なキャリアアップを
遂げている。2007年8月の録音。





<Prima Voce>(Prima Voceはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります)
NI 7951 \1780
イーゴル・ゴリン(1904-1982)-録音集Vol.2(録音:1939年-1955年) ――
ロッシーニ:歌劇《セヴィリアの理髪師》より さあ、町のなんでも屋のお通りだ
ヴェルディ:
歌劇《椿姫》より プロヴァンスの海と陸、歌劇《仮面舞踏会》より お前こそ心を汚すもの
ワーグナー:歌劇《タンホイザー》より おお汝優しい夕星よ
ムソルグスキー:歌曲集《子供部屋》、他
イーゴル・ゴリン(バリトン)、様々なアーティスト
78回転のSP盤の演奏をマイクロフォンで拾い、デジタル化を行う復刻シリーズ「プリマ・
ヴォーチェ」は往年の名歌手たちの歌声を堪能できる貴重な録音。
イーゴル・ゴリン(1904-1942)は、ウクライナに生まれたのち、1939年にアメリカへと移住
したバリトン奏者。「プリマ・ヴォーチェ」からの復刻リリースの第2集。

NI 7950 \1780
アレクサンドル・キプニス(1891-1978):録音集(録音:1945年-1946年) ――
ダルゴムイシスキー:歌劇《ルサルカ》より Miller's Aria
チャイコフスキー:歌劇《エフゲニー・オネーギン》より グレーミン王子のアリア
リムスキー=コルサコフ:歌劇《サトコ》より ヴァイキングの歌/
ムソルグスキー:歌劇《ボリス・ゴドノフ》より 序奏、戴冠式の場、他
アレクサンドル・キプニス(バス)、ニコライ・ベレゾフスキー(指揮)、他
アレクサンドル・キプニスは、アメリカのチェンバロ奏者イーゴリ・キプニス(1930-2002)の
父であり、メトロポリタン歌劇場で名演を生んだウクライナ生まれのバス奏者。オペラ・ア
リアと歌曲集(NI 7885/6)に続くリリース。

NI 7949 \1780
ローランド・パネライ(1924-):コロンビア録音集(録音:1953-1954年) ――
モーツァルト:
歌劇《コシ・ファン・トゥッテ》より そんなに澄ましていないで、ご婦人がたよ大勢の男に
ロッシーニ:歌劇《セヴィリアの理髪師》より さあ、町のなんでも屋のお通りだ
ヴェルディ:歌劇《トロヴァトーレ》より 君がほほえみ、他
ローランド・パネライ(バリトン)、
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)、フィルハーモニア管弦楽団、他
ローランド・パネライは、カラスやディ・ステファノとの「ラ・ボエーム」でもその美声を
響かせているイタリアのバリトン歌手。このプリマ・ヴォーチェ盤はコロンビアのLP枚から
復刻されたもの。

NI 7948 \1780
ジンカ・ミラノフ(1906-1989):イン・リサイタル(録音:1943年&1955年) ――
ジョルダーニ:カロ・ミオ・ベン
シューマン:君に捧ぐ、月の夜/
ブラームス:日曜日の朝、子守歌
R・シュトラウス:献身、したしき幻影、万霊節
ルーヨ・ゴラニン編曲:ユーゴスラヴィア(クロアチア)の歌、他
ジンカ・ミラノフ(ソプラノ)、ボジダル・クンツ(ピアノ)、他
METのプリマドンナでもあったクロアチア生まれのソプラノ歌手ジンカ・ミラノフのリサイタ
ル・アルバム。超定番の「カロ・ミオ・ベン」から祖国クロアチアの歌曲のアレンジまで多
彩なプログラムを歌っている。

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クラシック/輸入盤/CD/新譜情報 08-06 No.23

2008年06月22日 16時49分12秒 | Weblog
<GRAND SLAM>
GS 2029 \2250
レスピーギ:
(1)交響詩「ローマの松」
(2)交響詩「ローマの噴水」
(3)交響詩「ローマの祭り」
アルトゥーロ・トスカニーニ(指)NBC交響楽団
録音:(1)1953年3月17日(2)1951年11月17日
(3)1949年12月12日ニューヨーク、カーネギー・ホール
使用ソース:RCA(U.S.A.)(1)(2)LM 1768,(3)LM 1973
制作:平林 直哉
* おことわり:LPからの復刻ですので、LP特有のノイズが混入します。
■制作者より
トスカニーニの最高傑作と言われているレスピーギの「ローマ3部作」は、これまでにもRCA
所蔵のオリジナル・マスターからリマスタリングされたCDが何種類か登場しています。しか
し、初期LPの音はCDとはひと味もふた味も違った鮮烈さを持っていますが、今回はその音を
忠実に再現しました。言い換えれば、「トスカニーニ自身が聴いてOKを出した音」と言うべ
きものです。この3部作は45回転盤が初出のレコードのようですが、その45回転は枚数が多く
面の切れ目が多いために復刻には不向きです。そのため、当CDでは最初期のLPを素材として
使用しています。また、「ローマの祭」は先に出た25センチのLP(LM-55)ではなく後に発売さ
れ、音質も良くて切れ目のない30センチLP(LM-1973)を使用し、万全を期しています。
(平林 直哉)
■解説書の内容
トスカニーニの知られざる逸話や、珍しい写真を複数掲載します。




<audite>
AU 95586 \2280
R.シュトラウス:
(1)交響詩「英雄の生涯」Op.40
(2)交響詩「死と変容」Op.24
(1)フリッツ・ゲルラッハ(Vn)
カール・べーム(指)RIAS交響楽団
録音:(1)1951年4月23-24日(2)1950年3月25日
ベルリン・ダーレム、イエス・キリスト教会(スタジオ)
ベルリンRIAS収録、ドイチュラントラジオ・クルトゥーアの正規音源より復刻。巨匠ベーム
にとって、R.シュトラウスはフリッツ・ブッシュの後任としてドレスデン国立歌劇場総監督
時代(1934-1942)に親交を結んで以来、つねにキャリアとともにあった作曲家。モーツァルト
とならんで巨匠の代名詞ともいうべき演目だけに録音も多く、「死と変容」がRCO(1955年頃)、
シュターツカペレ・ドレスデン(1972年ライヴ)につづいて3種目、また、「英雄の生涯」は
シュターツカペレ・ドレスデン(1957年)、バイエルン放送響(1973年ライヴ)、ウィーン・
フィル(1976年)に続いて4種目となります。なかでも、RIAS響との録音はいずれもこれまで
でもっとも時期が古く、フリッチャイのもとで鍛え抜かれたアンサンブルに加えて、シュト
ラウスの歿後まもなく、連合軍による演奏活動禁止が明けてすぐという時期も影響してのこ
とでしょうか、マッシヴなアプローチと全曲にみなぎる覇気も聴きどころといえるでしょう。
モノラルながらたいへん鮮明な音質です。




<世界文化社>
SBKI 2(2DVD+解説BOOK) \4800
DVD決定盤 オペラ名作鑑賞シリーズ2 ヴェルディ:椿姫
[Disc 1]パルマ王立歌劇場「椿姫」 (131分) 
[Disc 2]グラインドボーン音楽祭「椿姫」 (135分)
[解説書]オペラの知識を深めるの鑑賞マニュアル。(64ページ) 
[Disc 1]
ヴィオレッタ:ダリーナ・タコーヴァ、
アルフレード:ジュゼッペ・サッバティーニ
ジェルモン:ヴィットーリオ・ヴィテッリ
カルロ・リッツィ(指)
ヴェルディ没後100周年記念管弦楽団&合唱団
2001年パルマ王立歌劇場
演出:ジュゼッペ・ベルトルッチ
[Disc 2]
ヴィオレッタ:マリー・マクローリン、アルフレード:ワルター・マクニール
ジェルモン:ブレント・エリス
ベルナルト・ハイティンク(指)
ロンドンフィルハーモニー管弦楽団、グラインドボーン合唱団
1988年 グラインドボーン音楽祭
演出:ピーター・ホール
[解説書]永竹由幸 監修・著
1853年スコアで演奏されたDISC1のパルマ盤はオペラ愛好家必見。ヴェルディ没後100年記念
公演のライブ映像ですが、1853年ヴェネツィア初演版で演じられています。ヴェルディの初
演版スコアでの上演はかなり珍しいもの。ポスト三大テノールのサッバティーニがアルフレ
ード役。実は彼がオペラで一番多く演じているのが「椿姫」のアルフレードですが、DVD化
されるのはこれが初とのこと(解説ブックに彼のインタビューも!)。ヴィオレッタ役はタコ
ーヴァ。イタリア本国でも絶賛のライブ映像を世界初のDVDとして本シリーズに収めました。
DISC2は英国の夏のオペラ祭で有名なグラインドボーン音楽祭の映像です。観客を入れずに
特別劇場収録したもので、普通では観客から見えないディテールまで目で追えます。一瞬、
映画仕立て?と思うほどですが、正真正銘のライブ盤!指揮はハイティンク。
これもまた実に魅力的な舞台で、伝統的で華麗な「椿姫」の世界を堪能できるDVDです。こ
のふたつのDVDを観くらべることで、ヴェルディの代表作「椿姫」の真髄に触れることがで
きます。




<harmonia mundi>
HMC 902012 \2450
ドビュッシー:
(1)チェロ・ソナタ第1番 ニ短調
(2)レントよりも遅く
プーランク:
(3)チェロ・ソナタ
(4)バガテル ニ短調(原曲:Vn&Pf)   
(5)セレナード-「陽気な歌」より第8曲(原曲:歌とピアノ)
(6)フランス組曲(全7曲/Vc&Pf版)
ドビュッシー:
(7)スケルツォ
(8)インテルメッツォ
ジャン=ギアン・ケラス(チェロ) アレクサンドル・タロー(ピアノ)
2007年のバッハ:無伴奏チェロ組曲の衝撃的名演奏のリリースの記憶も生々しいケラス。そ
して、2007年秋に来日し、強烈な個性と集中した演奏で事実上の日本デビューを果たしたタ
ロー。2人の共演による夢のリリースは、フランスの室内楽です。異様に研ぎ澄まされたタ
ローのピアノの音色に、ケラスの颯爽としたチェロがからまる様は、まさにフランスのエス
プリそのもの。「レントより遅く」でのたゆたうような雰囲気に酔い、プーランクの「フラ
ンス組曲」の終曲カリヨンでの音色の鮮やかさに圧倒されます。今もっとも注目の二人によ
る、堂々の1枚です。




<HOMA DREAM>
HR 1154 \2730
平野 勇-詩的ワルツ集
グラナドス:詩的ワルツ集[平野勇編],ゴヤの美女
メンデルスゾーン:カンツォネッタ[平野勇編]
ソル:魔笛の主題による変奏曲op.9
バッハ:フーガBWV1000[平野勇編]
ヘンデル:サラバンド[平野勇編]
バリオス:郷愁のショーロ
タレガ:アランブラの想い出
ポンセ:3 つのメキシコ民謡
ポンセ:エストレリータ
平野 勇(Gt)
ゲームソフト ハドソン「ロードランナー」の作曲者で北海道を代表するギタリスト、平野
勇の第2弾。「今回のアルバムでは「歌」を感じさせる作品を積極的に取り上げました。ギタ
ーで効果的に表現することができる「美しい旋律」をもつ作品ばかりです。一度聴き終えて
もまた聴きたくなる、そんな一枚となるよう一音一音を大切に演奏しました。ギターが奏で
る「歌」をどうぞお楽しみください」。(演奏者の言葉より)

KCCW 4002 \2500
エキゾティック
ドゥミヤック:中世風小組曲
リムスキー=コルサコフ:インドの歌
レバイ:野ばらの主題による変奏曲
パラディス:シシリエンヌ
シャミナード:スペイン風セレナーデ
バルトーク:ルーマニア民族舞曲
コレッリ:ソナタ第7番 ニ短調
硲 美穂子(Vn)竹内永和(Gt)
中世から近代まで、ヴァイオリンとギターによる異国情緒溢れる音楽の旅。オーストリアの
作曲家レバイ(1880-1953)によるシューベルトの有名な「野ばら」の主題によるチャーミン
グな変奏曲が収録されているのが貴重。

MMM 1001 \2520
イマージュ
ボザ:子守歌とセレナード、3つの小品、映像op.38
ドビュッシー:シランクス(Flソロ)
ラヴェル:ハバネラ形式による小品
プーランク:サラバンドop.179(Gソロ)
フランセ:ソナタ
サティ:3つのジムノペディ
マーティン・フォーゲル(Gt)アン・エルキェー(Fl)
スウェーデン直輸入盤 ブックレット英語、スウェーデン語、日本語
スウェーデンの若手ギタリスト、フルーティストによるフランス音楽。

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