クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

06-07 No.21-1

2006年07月23日 18時36分36秒 | Weblog
<NAXOS> 各1枚 \850
8.555848
ブラームス(1833-1897):<4手のピアノのためのピアノ作品全集第16集>
シューマン(ブラームス編、連弾版):ピアノ四重奏曲 
ヨアヒム(ブラームス編、連弾版)ハムレット序曲 
シューベルト(ブラームス編、連弾版):1
7のドイツ舞曲集D.366より/4つのレントラーD.814
演奏/ジルケ=トーラ・マティース&クリスティアン・ケーン(ピアノ)
他レーベルにはない膨大かつ貴重な資料となりつつあるこのシリーズですが、
今回は恩師シューマンの作品や、ブラームスの生涯に欠かせない友であるヨ
アヒムの作品、シューベルトのピアノ曲を二重奏に編曲したものを収録。曲
の珍しさにも注目したい一枚です。

8.557404
ライネッケ(1824-1910):
ハープ協奏曲/フルート協奏曲(独奏パート編曲:パトリック・ガロワ)
/バラード
演奏/
[ハープ協奏曲]
ファブリス・ピアース(ハープ)、
パトリック・ガロワ(指揮)スウェーデン室内管弦楽団 
[フルート協奏曲、バラード]
パトリック・ガロワ(フルート)、
ファブリス・ピアーズ(指揮)スウェーデン室内管弦楽団
正統派のドイツ・ロマン派作曲家でもあるライネッケは、フルート・ソナタ
「水の精」がもっとも有名ですが、ドイツ音楽がお好きな方なら必ずこの3曲
は気に入っていただけるはず。ピアースとガロワがソロと指揮を分け合うと
いう、ユニークな演奏も注目です。

8.557574-75 2枚組
ヘンデル(1685-1759):オラトリオ「ソロモン」
歌・演奏/エウァ・ウォラク(メゾ・ソプラノ)、
エリーザベト・ショル(ソプラノ)、ニコラ・ウィミス(ソプラノ)、
クヌート・ショッホ(テノール)、マティアス・フィーヴェク(バス)、
ヨアヒム・カルロス・マルティニ(指揮)
フランクフルト・バロック管弦楽団(オリジナル楽器使用)、
ユンゲ・カントライ
英語リブレットはwebsiteでご覧いただけます。
すでにナクソスではいくつかのオペラやオラトリオを録音し、その手堅い演
奏に評価が高まっているマルティニ指揮のグループ。旧約聖書のエピソード
が題材であるこのオラトリオは晩年の傑作として有名ですが、この落ち着い
た演奏からは威厳が満ちあふれています。

8.557657
ハイドン(1732-1809):<交響曲全集第31集>
交響曲第18番/交響曲第19番/交響曲第20番/交響曲第21番
演奏/ケヴィン・マロン(指揮)トロント室内管弦楽団
カナダのトロントを拠点とするこのオーケストラは、ナクソスへの録音で名
を挙げましたが、バロック音楽の名残がある時代の作品集は十八番とも言え
るレパートリー。初期古典派の4曲を収録したこの1枚は、若きハイドンのエ
ッセンスを凝縮した作品集です。

8.557765
ヴィラ=ロボス(1887-1959):<室内楽曲集>
ジェット・ホイッスル(フルートとチェロのための)/器楽五重奏曲(フル
ート、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとハープのための)/黒鳥の歌
(ヴァイオリンとハープのための)/二重奏(ヴァイオリンとヴィオラのた
めの)/5つの歌(マックギー&ニコルスによるフルートとハープ用編曲)
演奏/モビウス
さまざまな楽器(音色)の組み合わせにより、民族音楽的な性格や古典的な
作風など、多彩な顔を見せてくれる室内楽作品集。民俗音楽をモティーフに
したメロディやリズムをベースに、多調風の不思議な響きを醸し出している
作品もあり、「ブラジル風バッハ」やギター曲などとの共通点も多数です。

8.557813
キラル(1932- ):
ボクロジカ(神の母)/ピアノ協奏曲/灰色の霧(バリトンと管弦楽のため
の)/交響詩「コスチェレツ山1909年」
演奏・歌/アントニ・ヴィト(指揮)
ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団・合唱団、
ヘンリク・ヴォイナロフスキ(合唱指揮)、
ヴァルデマル・マリツキ(ピアノ)、ヴィエスワフ・オフマン(バリトン)
ポーランド語歌詞、英語対訳はwebsiteでご覧いただけます。
8.554788と並ぶ、ポーランドの作曲家キラルによる作品集。幻想的・瞑想的
な美しさを持つピアノ協奏曲は1997年の作品。その他、1970年代の3曲は当
時の政治情勢を反映した作品であり、小太鼓の軍隊行進的なリズムが印象深
い「神の母」は平和への賛美歌です。

8.557821-22 2枚組
バルトーク(1881-1945):ミクロコスモス(全曲:第1巻-第6巻)
演奏・歌/イェネ・ヤンドー(ピアノ)、
タマラ・タカーチュ(メゾ・ソプラノ)、
バラーシュ・ショコライ(ピアノ)
子供の教育用音楽として有名ですが、独特のリズム感を持つ民族主義的な小
品集でもあり、ヤンドーの素朴な演奏には、その特徴が浮かび上がっていま
す。いくつかの曲では声楽付き、もしくは2台ピアノでの演奏をしているの
も特徴であり、民謡の香りを醸し出しています。

8.557846
リスト(1811-1886):<交響詩集第3集>
交響詩「祭典の響き」/同「山上にて聞きしこと」/同「フン族の戦争」
演奏/ミヒャエル・ハラース(指揮)ニュージーランド交響楽団
「山上にて聞きしこと」のモティーフとなったヴィクトル・ユゴーの詩「秋
の木の葉」(仏語詩、英語対訳)はwebsiteでご覧いただけます。
第1集(8.550487)、第2集(8.553355)に続く交響詩集3枚目。「山の交響
曲」と称される約30分の「山上にて聞きしこと」をはじめ、壮大なポロネー
ズ風の「祭典の響き」ほか、“オーケストラの使い手”としてのリストを再
評価したくなる作品集だと言えるでしょう。

8.557856
リスト(1811-1886):
<ピアノ作品全集第23集:ベートーヴェンの交響曲の編曲>
交響曲第7番/同第8番
演奏/コンスタンティン・シチェルバコフ(ピアノ)
両曲ともに“リズムの饗宴”と言えるこの一枚は、ピアノ演奏で大変な困難
が予想されますが、シチェルバコフの手にかかれば問題なし。原曲スコアの
中枢とも言えるリズムの構造が明快に聞こえ、ベートーヴェン・ファンにと
っては曲をあらためて知るチャンスでしょう。

8.557894
ヴェルディ(1813-1901):
歌劇「ドン・カルロ」(1886年モデナ版/1867年パリ版)(ハイライト)
※スウェーデン王立歌劇場のフリードリク・マイアー=エルテル、ステファ
ン・ユーハンソン、指揮者アルベルト・オルド=ガリードによる再構成ヴァ
ージョン
歌・演奏/ヤーコ・リュハネン(バス、バス=バリトン)、
ラーシュ・クレーヴェマン(テンール)、
ペーテル・マッティ(バリトン)、ベンクト・ルンドグレン(バス)、
ヒレヴィ・マッティンベルト(ソプラノ)、
イングリッド・トビアソン(メゾ・ソプラノ)、
イーヴァ・ソーレンソン(ソプラノ)、クラス・ヘドルンド(テノール)、
マルッティ・ヴァッレーン(バス)、ヒルダ・ライドランド(ソプラノ)、
アルベルト・オルド=ガリード(指揮)
スウェーデン王立歌劇場管弦楽団・合唱団
※伊語リブレット(全曲盤仕様)はwebsiteでご覧いただけます。
全曲盤(8.660096-98)からの名曲抜粋盤。若々しく叙情的とさえ言えるクレ
ーヴェマンのドン・カルロが印象的であり、威厳と深みのある歌のリュハネ
ン他も見事。グランド・オペラとしてのドラマティックな雰囲気は十分です。

8.557932-33 2枚組
L.フックス(1902-1995):<無伴奏ヴィオラ作品全集>
16の幻想的練習曲/無伴奏ヴィオラのための田園ソナタ/15の性格的な習作
/12の奇想曲
演奏/ジャンヌ・マロー(ヴィオラ)
高名なヴァイオリニストだったヨゼフ・フックスの妹であり、マルボロ、ア
スペン、コロラドなど有名音楽祭で教鞭をとったヴァイオリニスト/ヴィオ
リストが、練習曲も兼ねて作曲した作品集。プロアマを問わずヴィオラ演奏
家は必聴。作曲者の孫である奏者が演奏しています。

8.557984
<期待の新進演奏家リサイタル・シリーズ - シモーネ・ランスマ(ヴァイ
オリン)>
エルガー(1857-1934):
ヴァイオリン・ソナタ/ロマンス/ビザリエーリ/パストゥレル/気まぐれ
な女/ヴィルレー/3つの性格的小品-第1番:マズルカ/牧歌/2つの小品
第1番:朝の歌 /同 第2番:夕べの歌/愛の挨拶/捧げもの
演奏/シモーネ・ランスマ(ヴァイオリン……2004年ベンジャミン・ブリテ
ン国際ヴァイオリン・コンクール優勝)、三浦友理枝(ピアノ)
有名な「愛の挨拶」ほかエルガーのメロディアスな曲を集めた、オランダ出
身のヴァイオリニストによるリサイタル盤。爽やかな演奏が印象的ですが、
日本でも注目の若手ピアニスト三浦友理枝(ロンドン留学中)の伴奏もポイ
ントです。

8.559436
ダヴィッドソン(1929- ):
天使の歌声/……そしてダヴィデは主の前で踊った/バロック組曲(抜粋)
※ヘブライ語・英語による歌唱、英語対訳付き
演奏・歌/
[天使の歌声]
ニコラス・ウィルクス(指揮)
フィンチリー子供音楽隊 [……そしてダヴィデは主の前で踊った]
ブラッド・ラブマン(指揮)
ザ・バッファロー・ヴォーカル・アンサンブル、
エミー・ゴールドステイン(ソプラノ)、
ダグラス・ウェブスター(バリトン)、
レイモン・リッカー(テナー・サクソフォン、フルート)、
クリス・ヴァタラーロ(ヴィブラフォン)、
ヒューバート“テックス”アーノルド(ピアノ)、
ジェフ・キャンベル(ベース)、リック・トンプソン(ドラムス) 
[バロック組曲]
ニコラス・ウィルクス(指揮)フィンチリー子供音楽隊室内合唱団、
ユダヤ伝統継承青少年合唱団 
カントール(教会の音楽監督)として長いキャリアを持ち、宗教音楽の分野
で多くの作品が親しまれているダヴィッドソン。ユダヤの民謡などをモティ
ーフにした児童合唱曲、ヘブライの歌とライト・ジャズの融合作品など、驚
くほど親しみやすい作風であり、日本での人気上昇も期待できます。

8.570191
<期待の新進演奏家リサイタル・シリーズ -ミハリス・コンタサキス(ギ
ター)>
ポンセ:ギター・ソナタ第3番 
クレルキ:春への前奏曲「タルレガを讃えて」(世界初録音) 
マルタン:4つの小品 
クジェネーク:組曲 
タルレガ:
「椿姫」の主題による幻想曲/マリエタ!(マズルカ)
マリア(ガヴォット) 
ハチャトゥリアン:ギターのための前奏曲
演奏/ミハリス・コンタサキス(ギター……2005年国際フランシスコ・タル
レガ・ギター・コンクール優勝) 
由緒あるコンクールで優勝した、ギリシャの若手によるリサイタル盤。手堅
い演奏で音楽を切々と語り、さまざまなタイプの曲をじっくりと語り尽くす
ような一枚です。クレルキはデュッセルドルフでのコンタサキスの師であり、
エリオット・フィスク門下のギタリストでもあります。



<NAXOS OPERA>
8.660189-90 \2000
ロッシーニ(1792-1868):歌劇「トルヴァルドとドルリスカ」
歌・演奏/ヒュー・リース=エヴァンズ(テノール)、
パオラ・チーニャ(ソプラノ)、マウロ・ウツェーリ(バリトン)、
ミケーレ・ビアンキーニ(バス)、
ジョヴァンニ・ベッラヴィア(バス・バリトン)、
アンナ・リータ=ジェンマベッラ(メゾ・ソプラノ)、
アレッサンドロ・デ・マルキ(指揮、ハープシコード)
ブルノ・チェコ室内ソロイスツ、アルス・ブルネンシス室内合唱団
※伊語リブレットはwebsiteでご覧いただけます。
「イギリスの女王エリザベス」と「セビリャの理髪師」にはさまれ、まさに
筆が立っている時期に書かれたオペラ。ベートーヴェンの「フィデリオ」に
も似た救出劇を軸に、悲劇的な側面も持つ作品であり、知名度や上演頻度は
低いものの音楽は雄弁です。2003年にドイツで開催された「ヴィルトバート
のロッシーニ音楽祭」でのライヴ録音です。

***ナクソス・オペラ - 10月リリース予定***
シェーンベルク:歌劇「モーゼとアロン」 8.660158-59
ヴォルフガング・シェーネ(バス)/クリス・メルリット(テノール)
/ベルンハルト・シュナイダー(テノール)、他
シュトゥットガルト歌劇場合唱団/シュトゥットガルト州立管弦楽団
ポーランド放送合唱団(クラコフ)/ローラント・クルッティヒ指揮



<NAXOS HISTORICAL> 各1枚 \850
8.111094
<ロッテ・レーマンの歌曲録音集第2集 1937-1940>
シューマン:
12の詩Op.35 -第12番「古いリュート」/4つの二重唱曲Op.78-第2番「彼と
彼女」/同- 第3番「君を思う」/「恋の曙」よりの12の詩Op.37-第12番
「太陽の輝くように」/4つの二重唱曲Op.34-第3番「窓の下で」/同-第4番
「家族の絵」 
ブラームス:
5つのリートOp.47-第1番 「便り」/5つのリートOp.107-第3番「おとめは語
る」/49のドイツ民謡集(ブラームス編曲)-第4集第25番「私の彼女はばら
色の唇をしている」 
シェーベリ:トゥーネナ(音楽)(英語歌詞) 
カルコット:あなたの眼差しだけで乾杯を(英語歌詞) 
ヴォルフ:
メーリケ詩集-第2番「子供と蜜蜂」/同-第23番「古い絵に(古画に題す)」
/同-第24番「朝早く」/同-第28番「祈り」/同-第33番「ペレグリーナそ
の1」/ハイゼによるイタリア歌曲集第1部-第1番「小さいものでも」/同-
第8番「さあ仲直りしよう」/同-第17番「恋人の死を見たいなら」/ゲーテ
詩集-第28番「めぐりくる春」/アイヒェンドルフ詩集-第12番「郷愁」 
シューベルト:
冬の旅Op.89-第5番「菩提樹」/同-第8番「かえりみて」/同-第13番「郵便
馬車」/同-第15番「からす」/同-第17番「村で」/同-第18番「嵐の朝」
/同-第19番「まぼろし」/同-第20番「道しるべ」/同-第21番「宿屋」/
同-第22番「勇気」/同-第23番「幻の太陽」 
(録音:1937年-1940年) 
※解説に歌詞は付いておりません 注釈以外は全て独語歌詞です
歌・演奏/ロッテ・レーマン(ソプラノ)、エルネ・バログ(ピアノ)、
パウル・ウラノフスキー、ラウリッツ・メルヒオール(テノール)、
ブルーノ・レイボウルド(指揮)管弦楽団、他
マーク・オバート=ソーン復刻。ウィーン国立歌劇場での仕事を一段落させ、
各国での活動が活発になった時期の記録であり、得意としたドイツ歌曲をじ
っくりと楽しめる一枚。1994年にRomophoneから復刻リリースされた音源であ
り、同じ復刻者がさらに美しい音を求めて再復刻しています。

8.111048
<ザ・コンポーザーズ・コンダクト>
ホルスト(1874-1934):
組曲「惑星」/2つの無言歌-第2番「行進の歌」 
ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):
交響曲第4番(録音:1926年、1937年、ロンドン)
演奏/
[ホルスト]
グスタフ・ホルスト(指揮) ロンドン交響楽団 
[ヴォーン・ウィリアムズ]
レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ(指揮) BBC交響楽団 
マーク・オバート=ソーン復刻。どちらもすでに複数のレーベルから発売さ
れている音源ですが、この復刻は非常に聴きやすい音質であり、作曲者の解
釈を垣間見ることができるでしょう。なお「惑星」は2種類ある自作自演の
うち最初の録音です。

8.110773
<イタリア歌謡集第2集>
コットラウ:ナポリよ、さらば 
トスティ:四月/魅惑/君なんかもう愛していない 
アローナ:聖ジュストの鐘 
ファルヴォ:君に告げよ 
E.デ・クルティス:君を求めて/孤独 
サデーロ:赤ちゃんおやすみ 
カプア:口づけを許したまえ 
ブッツィ=ペッチア:ロリータ 
G.ダンツィ:愛の憂鬱 
ロトーリ:私の花嫁は私の旗 
P.M.コスタ:ナプリタナータ 
タリアフェリ:起こさないで/気弱な漁師 
ドナウディ:おお、いとしき愛の巣 
ペンニーノ:なぜ 
ガンバルデルラ:ソレントのセレナータ 
マスカーニ:海のストルネッロ 
ナルデッラ:兵士たち 
デ・クレッシェンゾ:まことのタランテラ 
イタリア民謡(メイ-ニューバッハ編曲):ティリトンバ 
デンツァ:来たれ (録音:1926年-1953年)
歌/マリオ・デル・モナコ、ベニアミーノ・ジーリ、ティート・スキーパ、
ジュゼッペ・ディ・ステファノ、アレッサンドロ・ヴァレンテ、
アルマンド・トカチャン、アウレリアーノ・ペルティレ、
ヨーゼフ・シュミット、エンリコ・ディ・マッツェイ、他
ウォード・マーストン復刻。イタリアの心ともいうべきナポリ民謡をはじめ、
一流のオペラ歌手たちによるカンツォーネの魅力をたっぷりと味わっていた
だける一枚。各歌手の全盛期を記録したトラックも多く、オペラだけでは味
わえない彼らの真髄が伝わってきます。

8.111049-50 2枚組
ヴェルディ(1813-1901):レクィエム
(録音:1954年6月18日-22日、25日-27日 ミラノ)
ヴィクトル・デ・サバタ指揮によるヴェルディ、ヴォルフ=フェラーリ、
ロッシーニのイタリア・オペラからの管弦楽抜粋集
[ヴェルディ:歌劇「アイーダ」-第1幕への前奏曲(録音:1939年4月12日)
**/歌劇「椿姫(ラ・トラヴィアータ)」-第1幕への前奏曲+/同-第3幕:
前奏曲+(録音:1948年3月1日)/歌劇「シチリア島の夕べの祈り」-第1幕
への序曲+ (録音:1947年2月7日) ヴォルフ=フェラーリ:歌劇「4人の
田舎者」-第2幕:間奏曲+/歌劇「スザンナの秘密」-序曲+  ロッシーニ:
歌劇「ウィリアム・テル」-序曲+(録音:1948年2月27日) レスピーギ:
交響詩「ローマの噴水」+(録音:1947年1月23日-24日)
演奏・歌/
[レクイエム]
ヴィクトル・デ・サバタ(指揮)
ミラノ・スカラ座管弦楽団・合唱団
(ヴィットーレ・ヴェネツィアーニ合唱指揮)、
エリーザベト・シュヴァルツコップフ(ソプラノ)、
オラリア・ドミンゲス(メゾ・ソプラノ)、
ジュゼッペ・ディ・ステファノ(テノール)、
チェーザレ・シェピ(バス) 
[管弦楽抜粋集]
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団**、ローマ・サンタ・チェチーリア音
楽院管弦楽団+
マーク・オバート=ソーン復刻。イタリア・オペラの巨匠として知られるサ
バータがColumbiaへ録音した「レクイエム」を、発売当時のLPより復刻。
シュヴァルツコップフほかの絶唱も捨てがたい魅力ですが、今回はサバータ
指揮のオーケストラ作品も収録。再評価をうながす2枚組だと言えるでしょう。

8.111052
<コルトーのSP録音集第3集-ショパン:練習曲(全曲) 他>
12の練習曲Op.10(録音:1933年7月4日-5日、ロンドン)
12の練習曲Op.25(録音:1934年6月18日、21日、ロンドン)
3つの新しい練習曲(録音:1949年11月4日、ロンドン)
舟歌(録音:1933年7月5日、ロンドン)
演奏/アルフレッド・コルトー(ピアノ)
マーク・オバート=ソーン復刻。有名なHMVへの録音であり、何度もいろい
ろなレーベルからリリースされている歴史的な名演。音の粒立ちやタッチが
明快にわかるこの復刻は、最良の状態を保っていたSPレコードをソースに制
作。すでにお持ちの方も、ぜひ音を聴き比べてみてください。

8.111121
<ウーマン・アット・ザ・ピアノ第2集:歴史的演奏のアンソロジー(1926-
1950)>
シューマン:幻想小曲集-第2番「飛躍 」(アニア・ドルフマン) 
リスト:
パガニーニ大練習曲-第6曲「主題と変奏」(マリー=エメ・ヴァロット)
ガッレタ:サルダーナ(ブランシュ・セルヴァ) 
ウェーバー:
ピアノ・ソナタ第1番-ロンド「無窮動」(ジネット・ドワイヤン) 
ドホナーニ:4つの狂詩曲-第3番(ヨハネ・アマリー・シュトックマー)
レクオーナ:
スペイン組曲「アンダルシア」-第6番「マラゲーニャ」(オルガ・サマロフ)
イベール:
物語-第2番「白い小さなろば」(フランス・マルゲリーテ・エレゴー)
グーセンス:
カレイドスコープ-第3番「ハーディ=ガーディ・マン」(クローデッテ・ソ
レル) 
ラフマニノフ:
サロン小品集-第3番「バルカロール」(マドリーヌ・ド・ヴァルマレーテ)
スクリャービン:12の練習曲-第10番(ミュリエル・カー)
ヴォグリッチ:スタッカート奇想曲(ヨランダ・メロ)
F.クープラン:
クラヴサン曲集第3巻第18組曲-第6番「ティック・トック・ショック、また
はオリーヴしぼり機(K.ロング編曲)」(キャスリーン・ロング) 
フンメル:ロンド・ファヴォリ(リュブカ・コレッサ) 
J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻-第12番(エルシー・ホール)
ヴェルディ-リスト:「リゴレット」パラフレーズ (ライエ・ダ・コスタ)
ワーグナー-リスト:
歌劇「さまよえるオランダ人」の紡ぎ歌 (ガリーナ・ヴェルシェンスカヤ)
ショパン:幻想即興曲(アイリーン・シャラー)
ヴィラ=ロボス:ショーロス第5番「ブラジルの魂」(エレン・バロン)
バルトーク:ルーマニア民族舞曲(リリ・クラウス)
M.グールド:ブギ・ウギ・エチュード(リア・エッフェンバック) 
(録音:1926年-1950年)
演奏/各曲の後に( )表記
女性ピアニストたちの演奏を集めたシリーズの2枚目ですが、単に企画優先
のコンピレーションではありません。特に残された音源がCD1枚に達しない
ようなピアニストの発掘が、大きな意味を持っています。20世紀前半のピア
ニストを網羅する意味でも、ピアノ音楽ファンは必聴でしょう。
※第1集(8.111120)は日本ではリリースされていませんが、お取り寄せは
可能です

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

06-07 No.21-2

2006年07月23日 18時35分56秒 | Weblog
8.111232-34 3枚組
モーツァルト:
歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」
(録音:1954年7月13日-16日、19日-21日、11月6日、ロンドン)
ボーナス・トラック「エリーザベト・シュヴァルツコップフによるモーツァ
ルト・オペラ・アリア集」:歌劇「イドメネオ」-そよ吹く風/歌劇「フィガ
ロの結婚」-自分で自分がどうなっているかわからない/同-愛の神よ、慰め
を/同-恋とはどんなものかしら/同-楽しい思い出はどこへ/同-ようやく
時がきた…愛しい人、早く/歌劇「ドン・ジョヴァンニ」-ぶってよ、ぶっ
てよ、愛しいマゼット/同-もし、あんたがいい子にしていたら/同-ひどい
ですって…そんなことはおっしゃらないで下さい、愛しい人よ(録音:1952
年、ロンドン)
歌・演奏/
[コジ・ファン・トゥッテ]
エリーザベト・シュヴァルツコップフ(ソプラノ)、
ナン・メリマン(メゾ・ソプラノ)、リ-ザ・オットー(ソプラノ)、
レオポルド・シモノー(テノール)、ローランド・パネライ(バリトン)、
セスト・ブルスカンティーニ(バリトン)、
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団&合唱団、他 
[ボーナス・トラック]
エリーザベト・シュヴァルツコップフ(ソプラノ)、
ジョン・プリッチャード(指揮)フィルハーモニア管弦楽団 
マーク・オバート=ソーン復刻。ウォルター・レッグ・プロデュースによる
有名な録音を、状態のいいLPから復刻。初々しい4人の若者たち、巧者のド
ン・アルフォンソ、意味ありげなデスピーナと、それぞれの歌手が明確な
キャラクターづくりをしている名演であり、カラヤンの颯爽とした指揮ぶ
りも見事。グラインドボーン音楽祭の音楽監督も務めたプリッチャード指
揮によるアリア集は、シュヴァルツコップフの魅力全開です。



<DACAPO>
8.226036 \1980
A.コペル(1947- ):<サクソフォーンとオーケストラのための作品集>
サクソフォーン協奏曲第1番/同協奏曲第2番(アルト・サクソフォーンのた
めの)/白鳥の歌(アルト・サクソフォーン、ハープと弦楽器のための)
演奏/ベンジャミン・コペル(サクソフォーン)、
ニコラエ・モルドヴェアヌ(指揮)オーデンセ交響楽団
ジャズやロックのテイストも交えながら新しい音楽の方向性を追求してきた、
デンマークの作曲家による協奏曲集。息子であるベンジャミンをソロに据え
た録音集であり、ジャズが高く評価されているデンマークの最先端音楽とし
て、もっと知られていい作曲家です。



<CPO>
777066-2 \1450
マルクス(1882-1964):<弦楽四重奏曲全集>
古風な四重奏曲/古典様式の四重奏曲/半音階的四重奏曲
演奏/トーマス・クリスティアン・アンサンブル 
後期ロマン派の流れをダイレクトに受け継ぎ、20世紀オーストリアの作曲家
でもっとも叙情的とさえ言われる作風で、ファンを増やしているマルクス。
室内楽曲はそうした作風を共有しつつ、題名の通り古典的な構成の作品で幅
広い魅力をアピールしてくれます。

777158-2(SACD-Hybrid) \2550
グラウン(c.1703-1759):
ソリスト、合唱と管弦楽のためのテ・デウム
合唱と通奏低音のための3つのモテット
演奏・歌/フリッツ・ネフ(指揮)
ラルパ・フェスタンテ、バーゼル・マドリガリステン、
モニカ・マウフ(ソプラノ)、
エリーザベト・フォン・マグヌス(メゾ・ソプラノ)、
ベルンハルト・ゲルトナー(テノール)、
クラウス・メルテンス(バス)
チャンネル:マルチチャンネル・サラウンド・サウンド(5.0ch)、2ch 
ステレオ、CDスタンダード・ステレオ(全トラックを3つのチャンネルで収
録)  
18世紀中盤にデンマーク王のオペラ作曲家・指揮者として活躍したグラウン。
王室の華麗な雰囲気にふさわしい「テ・デウム」は、作曲家の実力をうかが
える作品。「3つのモテット」はJ.S.バッハの作風を彷彿とさせる作品です。

777161-2 \1450
オッフェンバック(1819-1880):<ピアノ作品集第2集>
ワルツ「夕刊」/学生ポルカ/ レントラー「雪玉」/ヴァルス「黄金の流
れ」/ギャロップ「馬車の御者」/ヴァルス組曲「ジャクリーヌ」/貧者の
ポルカ/大ヴァルス「ナヴァラの女王の物語」/ポルカ「ロンドンの思い出」
/ヘルミニェン・ワルツ/ポルカ=マズルカ「マドレーヌ」/祭のポルカ・
ダンス/美しいアメリカ人たち/バーレスク・ポルカ/ヴァルス「谷間の城
にて1845年8月9日作曲」/地獄のギャロップ(オッフェンバック=ソッリー
ニ)
演奏/マルコ・ソッリーニ(ピアノ) 
シリーズ第2弾は、1850年から1876年に作曲された作品集。シュトラウス一
家のパリ風といった雰囲気で楽しさは満点ですが、この時代のパリもまた舞
踏会などが人気を集めていたことがわかります。

777175-2 \1980
エルトマン(1896-1958):
交響曲第4番/管弦楽のための小セレナード「モノグラム」/小管弦楽団の
ためのセレナード
演奏/イスラエル・イーノン(指揮)
フランクフルト・ブランデンブルク州立管弦楽団 
交響曲第3番の録音(777068-2)が好評で迎えられ、20世紀音楽の中でもも
っとも叙情的な作品という評価まで与えられたエルトマン。交響曲ファンは
もちろん、北欧およびロシア音楽ファンに注目していただきたい作曲家であ
り、これからのリリースも楽しみなシリーズです。

777185-2 \1450
ヴェックマン(ca.1616-1674):<ハープシコードのための作品集>
トッカータと前奏曲 ニ調/トッカータ ホ調/同イ調 /12トゥオーノのトッ
カータ ハ調/カンツォン集/パルティータ集/おお、祝福されし光
演奏/ヤン・カシュチケ(リュート&リュート・ハープシコード) 
シュッツやヤコブ・プレトリウスらに師事し、北ドイツのオルガンおよび鍵
盤楽器文化を豊かにしたと言われるヴェックマン。その流れにはブクステフ
ーデやJ.S.バッハがあり、ドイツ・バロックのルーツ的な作曲家だと言える
でしょう。この作品集で、正統派の素晴らしさを知ってください。

999919-2 2枚組 \3960
<ウィーン1700年 ― オーストリアからのバロック音楽>
作者不詳:おお、愛しきオーグスティーン 
ケルル:バッターリア 
フックス:
テ=デウム/スターバト・マーテル/聖母マリアの連祷/マニフィカート/
アンティフォナ・サルヴェ・レジーナ(グレゴリアン聖歌)/アヴェ・マリ
ア(グレゴリアン聖歌)  
ビーバー:農民の教会行列/バッターリア 
シュメルツァー:あなたに挨拶する/ポーランドのバグパイプ
演奏/ ローレンツ・ドゥフトシュミット(指揮)
アルモニコ・トリブート・アウストリア 
イタリアやドイツに押され気味な、17世紀ウィーンにおける音楽シーンです
が、最近人気が出てきているビーバーやフックスをはじめ、多くの魅力的な
作曲家がいます。バロック音楽ファンは必聴ですが、ハイドンやモーツァル
トへと続くルーツ的な存在としても重要です。


<NAXOS DVD>
2.110515 \1750
<「音楽の旅」シリーズ - ノルウェー >
グリーグ:
組曲「十字軍の戦士シーグル」Op.56 - 第3番 凱旋行進曲/人びとの生活の
情景 - ピアノのためのユモレスク Op.19 - 通りゆく婚礼の行列/組曲
「十字軍の戦士シーグル」Op.56 - 第2番 間奏曲「ボルグヒルの夢」/抒情
小品集 第5集 Op.54 - 第3番 小人の行進曲/組曲「ホルベアの時代より」
Op.40 - アリア/抒情小品集 第9集 Op.68 - 第5番 ゆりかごの歌/同 -
第4番 山の夕べ/ピアノ協奏曲 イ短調 Op.16 - アレグロ/「ペール・ギュ
ント」第1組曲 Op.46 - 第2番 オーゼの死/シンディング: 6つの小品 Op.32
- 第3番 春のささやき/ハルヴォルセン: ノルウェー舞曲集 - 第1番/同
- 第2番
NTSC方式/画像構成比:4:3/音声方式:ドルビー・デジタル、DTS5.1サラ
ウンド/55分10秒/片面一層ディスク(DVD5)

2.110519 \1750
<「音楽の旅」シリーズ - スコットランド >
メンデルスゾーン: 序曲「フィンガルの洞窟」
(別名「ヘブリディーズ諸島」)Op.26/交響曲 第3番 イ短調「スコットラ
ンド」 Op.56 - ヴィヴァーチェ・ノン・トロッポ/序曲「海の静けさと幸あ
る航海」Op.27
ダウランド: ガイヤルド
エルガー:
セレナード ホ短調 Op.20 - ラルゲット/創作主題による変奏曲「エニグ
マ」Op.36 - 第4変奏 (W.M.B.)/同 - 第11変奏 (G.R.S.)
ヘンデル:
オラトリオ「メサイア」 - 見よ、くらきは地をおおい/合奏協奏曲 ハ長調
「アレクサンダーの饗宴 - 音楽の力」HWV.318 - アレグロ
バード: 5声のミサ曲 - キリエ
ドニゼッティ:
歌劇「ランメルモールのルチア」 - 香炉はくゆり(狂乱の場)
ベルリオーズ: 序曲「リア王」Op.4]
NTSC方式/画像構成比:4:3/音声方式:ドルビー・デジタル、DTS5.1サラ
ウンド/57分54秒/片面一層ディスク(DVD5)
見事にマッチした曲と映像からノルウェー、スコットランドの世界が目前に
広がります。演奏は全てナクソスの既発売音源によるものです



<DACAPO DVD>
2.110403-05 3枚組 \8100
C.ニルセン(1865-1931):<交響曲全集>
交響曲第1番/同第2番「4つの気質」/同第3番「ひろがり」
同第4番「不滅」/同第5番/同第6番「素朴な交響曲」
(収録:2000年11月2日、4日、デンマーク放送コンサート・ホール)
ボーナス・ ドキュメンタリー「光と影 - カール・ニルセンの生涯と音楽」
演奏/ミカエル・シェーンヴァント(指揮)
デンマーク国立放送交響楽団
NTSC方式、画像構成比16:9、音声方式:ドルビー・デジタル2.0, ドルビー・
デジタル5.1, DTS5.1(交響曲集)、ドルビー・デジタル2.0(ボーナス・ド
キュメンタリー)、 227分 (交響曲集)、59分 (ボーナス・ドキュメンタ
リー)、英・仏・独・デンマーク語字幕付き(ドキュメンタリーのみ)、
片面一層ディスク(DVD5)&片面二層ディスク(DVD9)
すでにCDがリリースされている交響曲全6曲ですが、これは別録音によるコン
サートのライヴ映像。ニールセンの交響曲、スペシャリストであるシェーン
ヴァントの指揮、デンマーク国立放送交響楽団の演奏と、すべてが珍しく北
欧音楽ファンは必聴。ボーナス・ディスクであるドキュメンタリーも、貴重
な映像が満載です。



<ARTHAUS MUSIK DVD>
*** 10月リリース予定***
ヴェルディ:歌劇「椿姫(ラ・トラヴィアータ)」  
101247 
エヴァ・メイ/トマス・ハンプソン/フランツ・ヴェルザー=メスト指揮
チューリヒ歌劇場管弦楽団&合唱団/ユルゲン・フリム演出 

*** 「ホセ・カレーラス・コレクション」 リリース予定***
カレーラス・ウィーン・カムバック・リサイタル<101401> 8月新譜
カレーラス・イン・ヴェローナ<101403> 9月新譜
ミサ・クリオージャ<101405> 10月新譜
ボリショイ・オペラ・ガラ<101409> 10月新譜
カレーラス・アット・ザルツブルク<101411> 11月新譜
カレーラス&カバリエ<101413> 11月新譜

101403 \2780
<ホセ・カレーラス・イン・ヴェローナ>
ロッシーニ:
歌劇「セビリャの理髪師」-私は町のなんでも屋/同-かげ口はそよ風のように 
ポンキエルリ:歌劇「ジョコンダ」-自殺! 
プッチーニ:
歌劇「マノン・レスコー」-なんと素晴らしい美人/同-ひとり寂しく捨てら
れ/歌劇「ラ・ボエーム」-私の名はミミ 
チレア:
歌劇「アドリアーナ・ルクヴルール」-心身ともにくたくたで/歌劇「アル
ルの女」-ありふれた話 
ヴェルディ:
歌劇「ドン・カルロ」-彼女は私を愛したことがない/歌劇「アイーダ」-
勝ちて帰れ/歌劇「アッティラ」-ローマの前で私の魂が/歌劇「運命の力」
-神よ、平和を与えたまえ/歌劇「オテロ」-無慈悲な神の命ずるままに/
歌劇「椿姫」-プロヴァンスの海と陸/歌劇「シモン・ボッカネグラ」-心に
炎が燃え上がる 
マスカーニ:
歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」-ママも知るとおり 
マスネ:歌劇「ル・シッド」-泣け、泣け、わが目 
ゲレーロ:歌劇「エル・セビリャーノのお客」-剣に寄せる歌 
ドニゼッティ:歌劇「愛の妙薬」-人知れぬ涙 
ベルリーニ:歌劇「ノルマ」-清らかな女神よ 
ワーグナー:歌劇「ローエングリン」-はるかな国に 
ドビュッシー:
歌劇「放蕩息子」-アザエル、アザエル、どうしてお前は私から離れていっ
たの? 
ララ:グラナダ(収録:1988年8月8日、ヴェローナ円形劇場)
歌・演奏/ホセ・カレーラス(テノール)、
プラシド・ドミンゴ(テノール)、レオ・ヌッチ(テノール)、
モンセラート・カバリエ(ソプラノ)、
エレーナ・オブラスツォワ(アルト)、
ペーテル・ドヴォルスキー(テノール)、
ゲーナ・ディミトローヴァ(ソプラノ)、ルネ・コロ(テノール)、
エヴァ・マルトン(ソプラノ)、ルッジェーロ・ライモンディ(バス)、
ヴィンチェンツォ・ラ・スコラ(テノール)、
サミュエル・レイミー(バリトン)、イレアナ・コトルバス(ソプラノ)、
ホセ・コラード(指揮)、カルロ・フランチ(指揮)
マドリード・ホセ・コラード管弦楽団、他
NTSC方式、画像構成比4:3、音声方式:PCMステレオ、116分、独・仏・英・
西語字幕付き、片面二層ディスク(DVD9)
カレーラス・カムバック直後のライヴ。(以前にフィリップスからリリース
されていたLDと同一映像)カレーラス自身はララの「グラナダ」しか歌って
おらず(しかしながら感動的!)、彼の復帰を祝って駆けつけたスター歌手
たちの競演。まるでオペラの紅白歌合戦といった雰囲気で盛り上がっていま
す。「ホセ・カレーラス・コレクション」シリーズの一枚です。
※なお収録曲および演奏者が若干変更になることもございます。ご了承くだ
さい。

101419(DVD2枚組+CD2枚組) \4980
J.S.バッハ(1685-1750):
6つの無伴奏チェロ組曲/スペシャル・フィーチャー :チェロ組曲全曲録音
を収めたディジパック仕様の2枚組CD付き(収録:ドイツ、キームガウ、聖
セルヴァティウス教会)
演奏/ウェン=シン・ヤン(チェロ)
NTSC方式、画像構成比16:9、音声方式:PCMステレオ,ドルビー・デジタル
5.1, DTS 5.1、175分、英・仏・西語字幕付き、片面二層ディスク(DVD9)
ヤン自身による曲のレクチャーも併せて、ロマネスク式教会の輝かしい音響
でJ.S.バッハの名作演奏をつぶさに観察できる映像であり、マゼールも大絶
賛する中堅チェリストの名を知らしめる完璧なセット。チェロ組曲の作曲と
同時期のチェロでの演奏もまた興味深いもの。ウェン=シン・ヤンはダヴィ
ド・ゲリンガスに師事し、バイエルン放送交響楽団の首席奏者も務めた名手。
スーパーワールドオーケストラのメンバーとしても活動しています。



<OPUS ARTE DVD>
OA0957D(DVD-Video) 2枚組 \4980
プロコフィエフ(1891-1953):
歌劇「3つのオレンジへの恋」(仏語歌詞)
エクストラ・フィーチャー:キャスト・ギャラリー、オペラ概要、主要な出
演者と制作チームのメンバーによるインタビューを含む作品紹介 
(ライヴ収録:2005年、オランダ、アムステルダム音楽劇場) 
※日本語解説書付き
歌・演奏/アラン・ヴェルヌ、マルティアル・デフォンテイン、
ナターシャ・ペトリンスキー、フランソワ・ル・ルー、セルゲイ・コモフ、
マルセル・ブーネ、サー・ウィラード・ホワイト、
アンナ・シャファジンスカヤ、シルヴィア・ケヴォルキアン、
マガリ・デ・プレーレ、サンドリーヌ・ピオー、
ステファヌ・ドゥネーヴ(指揮)
ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団、
ネーデルラント・オペラ合唱団(マルティン・ライト:合唱指揮)、
ローラン・ペリー(演出・衣装)、シャンタル・トーマス(装置)、
ローラ・スコッツィ(振付)
NTSC方式、画像構成比16:9Anamorphic、音声方式:DTSサラウンド、LPCMス
テレオ、 144分(本編:115分/エクストラ・フィーチャー:29分)、英・仏
・独・西・伊・蘭語字幕付き、片面一層ディスク(DVD5)&片面二層ディス
ク(DVD9)
カラフルでコメディ・タッチの舞台セットや衣裳が印象的な、オランダでの
上演ライヴ。名作とされながら日本ではなかなか上演機会がないため、映像
で観られるのはうれしい限り。ル・ルーやピオーほかの歌手陣も(演技も含
めて)見事であり、DVDとしてはスタンダードな存在となりそうな商品です。



<EUROARTS DVD>
2072068(DVD-Video) \2700
ハイドン(1732-1809):
チェロ協奏曲第1番/同第2番/チェンバロ(またはフォルテピアノ)協奏曲
(収録:[チェロ協奏曲]1975年11月17日-19日 ロンドン、ヘンリー・ウッ
ド・ホール、[チェンバロ(またはフォルテピアノ)協奏曲 ]1982年11月
23日-27日、バイロイト、辺境伯オペラハウス)
演奏/
[チェロ協奏曲]
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ, 指揮)
アカデミー室内管弦楽団 
[チェンバロ(またはフォルテピアノ)協奏曲 ]
オメロ・フランセシュ(ピアノ)、
ネヴィル・マリナー(指揮)アカデミー室内管弦楽団
NTSC方式、画像構成比4:3、音声方式:PCMステレオ、 ドルビー・デジタル
5.1、DTS5.1、73分([チェロ協奏曲]52分、[チェンバロ(またはフォル
テピアノ)協奏曲 ]21分)、片面二層ディスク(DVD9)
世界中で称賛されるロストロポーヴィチの突出した技術と情熱的な演奏を観
て、聴いて、十分味わえるプログラムです。70年代に映画出演で一躍有名に
なったフランセシュとマリナー指揮によるピアノ協奏曲もじっくり味わって
ください。(ユニテル原盤の映像)



<JUXTAPOSITION DVD>
DVD9DS16(DVD-Video) \1900
日本語字幕付き
クルターク(b.1926)、エトヴェシュ(b.1944):
フィルム「クルターク:マッチ棒男」
(妻であるマルタやベルリン・フィルを指揮するアバドとの演奏・リハーサ
ル風景、マスタークラスの様子、ピアニストのコチシュや作曲家のリゲティ
他のインタビューなどを収録)/
フィルム「エトヴェシュ:第7の扉」
(ブーレーズやシュトックハウゼンのインタビュー、エトヴェシュ自身に
る歌劇「三人姉妹」のリハーサル風景などを収録。)
エクストラ・フィーチャー[フィルム「練習」(子供の遊戯/ステーレ(墓
碑)/弦楽四重奏曲第2番「セルヴァンスキー追悼の短いオフィチウム」-
第1-4楽章/サイン/「ヤーテーコク(遊戯)」-ドメニコ・スカルラッティ
への賛辞を取り上げ、クルタークの音楽や作品について解明していくドキュ
メンタリー)] 
演奏/ユディット・ケーレ(監督)「マッチ棒男」
[ジェルジー・クルターク(ピアノ)、マルタ・クルターク(ピアノ)、
アドリアン・チェンゲリ、クラウディオ・アバド指揮、ベルリン・フィルハ
ーモニー管弦楽団、他]、第7の扉[ペーテル・エトヴェシュ(ピアノ)、
ケント・ナガノ&ペーテル・エトヴェシュ指揮、リヨン国立歌劇場管弦楽団、
ハンス・ツェンダー指揮、バーデン・バーデン南西放送交響楽団、他]、
練習[オルランド・カルテット、ミクローシュ・ペレーニ(チェロ)、マル
タ・クルターク(ピアノ)]
※ブックレットの翻訳(仏、独、西、ハンガリー、日本語)PDFファイル付き
NTSC方式、画像構成比:[フィルム1]16:9、[フィルム2]4:3、
音声方式:ドルビー・デジタル・ステレオ、137分(本編:113分/エクスト
ラ・フィーチャー:24分)、英・仏・独・西・ハンガリー・日本語字幕付き、
片面二層ディスク(DVD9)
独特な作風で幅広いジャンルの作品を発表してきた、2人の作曲家をフィー
チャー。周囲の音楽家や家族たちの証言で人間を追い、演奏シーンで作品を
追うという構成により、より深く作曲家の真髄に迫ります。2人のファンで
ある方はもちろん、作品は知っているが作曲家についてはあまり知識がない
という方にも、大いに参考になる内容でしょう。



<IDEALE AUDIENCE DVD>
DVD9DM20(DVD-Video) \2880
日本語字幕付き
フィルム「グレン・グールド(1932-1982):
ヒアアフター(時の向こう側へ)」(ブリューノ・モンサンジョンによる。
未公開映像を含み、グールド自身が語っているかのような、彼の生涯と作品
を振り返るフィルム。J.S.バッハ、ベートーヴェン、ブラームス、シューベ
ルト、ショパン、ウェーバー、プロコフィエフ、ヒンデミット他の音楽抜粋
を含む)(音楽抜粋:1946-1991年録音)
演奏/グレン・グールド(ピアノ)、
ポール・シャーマン(指揮)CBC交響楽団、
ラッセル・オバーリン(カウンターテノール)、
サー・アーネスト・マクミラン(指揮)トロント交響楽団、
ブリューノ・モンサンジョン、ジル・アパップ(ヴァイオリン)、
ジャン=マルク・アパップ、マルク・コッペイ、
ユーディ・メニューイン(ヴァイオリン)、
ブリューノ・モンサンジョン(監督) 
ブックレットの翻訳(独・西・日本語)PDFファイル付き
NTSC方式、画像構成比:16:9、音声方式:ドルビー・デジタル・ステレオ、
ドルビー・デジタル5.0、106分、英・仏・独・西・日本語字幕付き、
片面二層ディスク(DVD9)
新しい映像作品がリリースされるたびに話題となるグールド。ブリューノ・
モンサンジョンが撮影・構成したこのフィルムは、世界各地でグールドに
“啓示を受けた人々”が登場し、初出の映像も交えて、グールド自身のナレ
ーションや演奏映像などによって彼の本質が解き明かされていくという内容
になっています。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする