<NAXOS> 各1枚 \850
8.555848
ブラームス(1833-1897):<4手のピアノのためのピアノ作品全集第16集>
シューマン(ブラームス編、連弾版):ピアノ四重奏曲
ヨアヒム(ブラームス編、連弾版)ハムレット序曲
シューベルト(ブラームス編、連弾版):1
7のドイツ舞曲集D.366より/4つのレントラーD.814
演奏/ジルケ=トーラ・マティース&クリスティアン・ケーン(ピアノ)
他レーベルにはない膨大かつ貴重な資料となりつつあるこのシリーズですが、
今回は恩師シューマンの作品や、ブラームスの生涯に欠かせない友であるヨ
アヒムの作品、シューベルトのピアノ曲を二重奏に編曲したものを収録。曲
の珍しさにも注目したい一枚です。
8.557404
ライネッケ(1824-1910):
ハープ協奏曲/フルート協奏曲(独奏パート編曲:パトリック・ガロワ)
/バラード
演奏/
[ハープ協奏曲]
ファブリス・ピアース(ハープ)、
パトリック・ガロワ(指揮)スウェーデン室内管弦楽団
[フルート協奏曲、バラード]
パトリック・ガロワ(フルート)、
ファブリス・ピアーズ(指揮)スウェーデン室内管弦楽団
正統派のドイツ・ロマン派作曲家でもあるライネッケは、フルート・ソナタ
「水の精」がもっとも有名ですが、ドイツ音楽がお好きな方なら必ずこの3曲
は気に入っていただけるはず。ピアースとガロワがソロと指揮を分け合うと
いう、ユニークな演奏も注目です。
8.557574-75 2枚組
ヘンデル(1685-1759):オラトリオ「ソロモン」
歌・演奏/エウァ・ウォラク(メゾ・ソプラノ)、
エリーザベト・ショル(ソプラノ)、ニコラ・ウィミス(ソプラノ)、
クヌート・ショッホ(テノール)、マティアス・フィーヴェク(バス)、
ヨアヒム・カルロス・マルティニ(指揮)
フランクフルト・バロック管弦楽団(オリジナル楽器使用)、
ユンゲ・カントライ
英語リブレットはwebsiteでご覧いただけます。
すでにナクソスではいくつかのオペラやオラトリオを録音し、その手堅い演
奏に評価が高まっているマルティニ指揮のグループ。旧約聖書のエピソード
が題材であるこのオラトリオは晩年の傑作として有名ですが、この落ち着い
た演奏からは威厳が満ちあふれています。
8.557657
ハイドン(1732-1809):<交響曲全集第31集>
交響曲第18番/交響曲第19番/交響曲第20番/交響曲第21番
演奏/ケヴィン・マロン(指揮)トロント室内管弦楽団
カナダのトロントを拠点とするこのオーケストラは、ナクソスへの録音で名
を挙げましたが、バロック音楽の名残がある時代の作品集は十八番とも言え
るレパートリー。初期古典派の4曲を収録したこの1枚は、若きハイドンのエ
ッセンスを凝縮した作品集です。
8.557765
ヴィラ=ロボス(1887-1959):<室内楽曲集>
ジェット・ホイッスル(フルートとチェロのための)/器楽五重奏曲(フル
ート、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとハープのための)/黒鳥の歌
(ヴァイオリンとハープのための)/二重奏(ヴァイオリンとヴィオラのた
めの)/5つの歌(マックギー&ニコルスによるフルートとハープ用編曲)
演奏/モビウス
さまざまな楽器(音色)の組み合わせにより、民族音楽的な性格や古典的な
作風など、多彩な顔を見せてくれる室内楽作品集。民俗音楽をモティーフに
したメロディやリズムをベースに、多調風の不思議な響きを醸し出している
作品もあり、「ブラジル風バッハ」やギター曲などとの共通点も多数です。
8.557813
キラル(1932- ):
ボクロジカ(神の母)/ピアノ協奏曲/灰色の霧(バリトンと管弦楽のため
の)/交響詩「コスチェレツ山1909年」
演奏・歌/アントニ・ヴィト(指揮)
ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団・合唱団、
ヘンリク・ヴォイナロフスキ(合唱指揮)、
ヴァルデマル・マリツキ(ピアノ)、ヴィエスワフ・オフマン(バリトン)
ポーランド語歌詞、英語対訳はwebsiteでご覧いただけます。
8.554788と並ぶ、ポーランドの作曲家キラルによる作品集。幻想的・瞑想的
な美しさを持つピアノ協奏曲は1997年の作品。その他、1970年代の3曲は当
時の政治情勢を反映した作品であり、小太鼓の軍隊行進的なリズムが印象深
い「神の母」は平和への賛美歌です。
8.557821-22 2枚組
バルトーク(1881-1945):ミクロコスモス(全曲:第1巻-第6巻)
演奏・歌/イェネ・ヤンドー(ピアノ)、
タマラ・タカーチュ(メゾ・ソプラノ)、
バラーシュ・ショコライ(ピアノ)
子供の教育用音楽として有名ですが、独特のリズム感を持つ民族主義的な小
品集でもあり、ヤンドーの素朴な演奏には、その特徴が浮かび上がっていま
す。いくつかの曲では声楽付き、もしくは2台ピアノでの演奏をしているの
も特徴であり、民謡の香りを醸し出しています。
8.557846
リスト(1811-1886):<交響詩集第3集>
交響詩「祭典の響き」/同「山上にて聞きしこと」/同「フン族の戦争」
演奏/ミヒャエル・ハラース(指揮)ニュージーランド交響楽団
「山上にて聞きしこと」のモティーフとなったヴィクトル・ユゴーの詩「秋
の木の葉」(仏語詩、英語対訳)はwebsiteでご覧いただけます。
第1集(8.550487)、第2集(8.553355)に続く交響詩集3枚目。「山の交響
曲」と称される約30分の「山上にて聞きしこと」をはじめ、壮大なポロネー
ズ風の「祭典の響き」ほか、“オーケストラの使い手”としてのリストを再
評価したくなる作品集だと言えるでしょう。
8.557856
リスト(1811-1886):
<ピアノ作品全集第23集:ベートーヴェンの交響曲の編曲>
交響曲第7番/同第8番
演奏/コンスタンティン・シチェルバコフ(ピアノ)
両曲ともに“リズムの饗宴”と言えるこの一枚は、ピアノ演奏で大変な困難
が予想されますが、シチェルバコフの手にかかれば問題なし。原曲スコアの
中枢とも言えるリズムの構造が明快に聞こえ、ベートーヴェン・ファンにと
っては曲をあらためて知るチャンスでしょう。
8.557894
ヴェルディ(1813-1901):
歌劇「ドン・カルロ」(1886年モデナ版/1867年パリ版)(ハイライト)
※スウェーデン王立歌劇場のフリードリク・マイアー=エルテル、ステファ
ン・ユーハンソン、指揮者アルベルト・オルド=ガリードによる再構成ヴァ
ージョン
歌・演奏/ヤーコ・リュハネン(バス、バス=バリトン)、
ラーシュ・クレーヴェマン(テンール)、
ペーテル・マッティ(バリトン)、ベンクト・ルンドグレン(バス)、
ヒレヴィ・マッティンベルト(ソプラノ)、
イングリッド・トビアソン(メゾ・ソプラノ)、
イーヴァ・ソーレンソン(ソプラノ)、クラス・ヘドルンド(テノール)、
マルッティ・ヴァッレーン(バス)、ヒルダ・ライドランド(ソプラノ)、
アルベルト・オルド=ガリード(指揮)
スウェーデン王立歌劇場管弦楽団・合唱団
※伊語リブレット(全曲盤仕様)はwebsiteでご覧いただけます。
全曲盤(8.660096-98)からの名曲抜粋盤。若々しく叙情的とさえ言えるクレ
ーヴェマンのドン・カルロが印象的であり、威厳と深みのある歌のリュハネ
ン他も見事。グランド・オペラとしてのドラマティックな雰囲気は十分です。
8.557932-33 2枚組
L.フックス(1902-1995):<無伴奏ヴィオラ作品全集>
16の幻想的練習曲/無伴奏ヴィオラのための田園ソナタ/15の性格的な習作
/12の奇想曲
演奏/ジャンヌ・マロー(ヴィオラ)
高名なヴァイオリニストだったヨゼフ・フックスの妹であり、マルボロ、ア
スペン、コロラドなど有名音楽祭で教鞭をとったヴァイオリニスト/ヴィオ
リストが、練習曲も兼ねて作曲した作品集。プロアマを問わずヴィオラ演奏
家は必聴。作曲者の孫である奏者が演奏しています。
8.557984
<期待の新進演奏家リサイタル・シリーズ - シモーネ・ランスマ(ヴァイ
オリン)>
エルガー(1857-1934):
ヴァイオリン・ソナタ/ロマンス/ビザリエーリ/パストゥレル/気まぐれ
な女/ヴィルレー/3つの性格的小品-第1番:マズルカ/牧歌/2つの小品
第1番:朝の歌 /同 第2番:夕べの歌/愛の挨拶/捧げもの
演奏/シモーネ・ランスマ(ヴァイオリン……2004年ベンジャミン・ブリテ
ン国際ヴァイオリン・コンクール優勝)、三浦友理枝(ピアノ)
有名な「愛の挨拶」ほかエルガーのメロディアスな曲を集めた、オランダ出
身のヴァイオリニストによるリサイタル盤。爽やかな演奏が印象的ですが、
日本でも注目の若手ピアニスト三浦友理枝(ロンドン留学中)の伴奏もポイ
ントです。
8.559436
ダヴィッドソン(1929- ):
天使の歌声/……そしてダヴィデは主の前で踊った/バロック組曲(抜粋)
※ヘブライ語・英語による歌唱、英語対訳付き
演奏・歌/
[天使の歌声]
ニコラス・ウィルクス(指揮)
フィンチリー子供音楽隊 [……そしてダヴィデは主の前で踊った]
ブラッド・ラブマン(指揮)
ザ・バッファロー・ヴォーカル・アンサンブル、
エミー・ゴールドステイン(ソプラノ)、
ダグラス・ウェブスター(バリトン)、
レイモン・リッカー(テナー・サクソフォン、フルート)、
クリス・ヴァタラーロ(ヴィブラフォン)、
ヒューバート“テックス”アーノルド(ピアノ)、
ジェフ・キャンベル(ベース)、リック・トンプソン(ドラムス)
[バロック組曲]
ニコラス・ウィルクス(指揮)フィンチリー子供音楽隊室内合唱団、
ユダヤ伝統継承青少年合唱団
カントール(教会の音楽監督)として長いキャリアを持ち、宗教音楽の分野
で多くの作品が親しまれているダヴィッドソン。ユダヤの民謡などをモティ
ーフにした児童合唱曲、ヘブライの歌とライト・ジャズの融合作品など、驚
くほど親しみやすい作風であり、日本での人気上昇も期待できます。
8.570191
<期待の新進演奏家リサイタル・シリーズ -ミハリス・コンタサキス(ギ
ター)>
ポンセ:ギター・ソナタ第3番
クレルキ:春への前奏曲「タルレガを讃えて」(世界初録音)
マルタン:4つの小品
クジェネーク:組曲
タルレガ:
「椿姫」の主題による幻想曲/マリエタ!(マズルカ)
マリア(ガヴォット)
ハチャトゥリアン:ギターのための前奏曲
演奏/ミハリス・コンタサキス(ギター……2005年国際フランシスコ・タル
レガ・ギター・コンクール優勝)
由緒あるコンクールで優勝した、ギリシャの若手によるリサイタル盤。手堅
い演奏で音楽を切々と語り、さまざまなタイプの曲をじっくりと語り尽くす
ような一枚です。クレルキはデュッセルドルフでのコンタサキスの師であり、
エリオット・フィスク門下のギタリストでもあります。
<NAXOS OPERA>
8.660189-90 \2000
ロッシーニ(1792-1868):歌劇「トルヴァルドとドルリスカ」
歌・演奏/ヒュー・リース=エヴァンズ(テノール)、
パオラ・チーニャ(ソプラノ)、マウロ・ウツェーリ(バリトン)、
ミケーレ・ビアンキーニ(バス)、
ジョヴァンニ・ベッラヴィア(バス・バリトン)、
アンナ・リータ=ジェンマベッラ(メゾ・ソプラノ)、
アレッサンドロ・デ・マルキ(指揮、ハープシコード)
ブルノ・チェコ室内ソロイスツ、アルス・ブルネンシス室内合唱団
※伊語リブレットはwebsiteでご覧いただけます。
「イギリスの女王エリザベス」と「セビリャの理髪師」にはさまれ、まさに
筆が立っている時期に書かれたオペラ。ベートーヴェンの「フィデリオ」に
も似た救出劇を軸に、悲劇的な側面も持つ作品であり、知名度や上演頻度は
低いものの音楽は雄弁です。2003年にドイツで開催された「ヴィルトバート
のロッシーニ音楽祭」でのライヴ録音です。
***ナクソス・オペラ - 10月リリース予定***
シェーンベルク:歌劇「モーゼとアロン」 8.660158-59
ヴォルフガング・シェーネ(バス)/クリス・メルリット(テノール)
/ベルンハルト・シュナイダー(テノール)、他
シュトゥットガルト歌劇場合唱団/シュトゥットガルト州立管弦楽団
ポーランド放送合唱団(クラコフ)/ローラント・クルッティヒ指揮
<NAXOS HISTORICAL> 各1枚 \850
8.111094
<ロッテ・レーマンの歌曲録音集第2集 1937-1940>
シューマン:
12の詩Op.35 -第12番「古いリュート」/4つの二重唱曲Op.78-第2番「彼と
彼女」/同- 第3番「君を思う」/「恋の曙」よりの12の詩Op.37-第12番
「太陽の輝くように」/4つの二重唱曲Op.34-第3番「窓の下で」/同-第4番
「家族の絵」
ブラームス:
5つのリートOp.47-第1番 「便り」/5つのリートOp.107-第3番「おとめは語
る」/49のドイツ民謡集(ブラームス編曲)-第4集第25番「私の彼女はばら
色の唇をしている」
シェーベリ:トゥーネナ(音楽)(英語歌詞)
カルコット:あなたの眼差しだけで乾杯を(英語歌詞)
ヴォルフ:
メーリケ詩集-第2番「子供と蜜蜂」/同-第23番「古い絵に(古画に題す)」
/同-第24番「朝早く」/同-第28番「祈り」/同-第33番「ペレグリーナそ
の1」/ハイゼによるイタリア歌曲集第1部-第1番「小さいものでも」/同-
第8番「さあ仲直りしよう」/同-第17番「恋人の死を見たいなら」/ゲーテ
詩集-第28番「めぐりくる春」/アイヒェンドルフ詩集-第12番「郷愁」
シューベルト:
冬の旅Op.89-第5番「菩提樹」/同-第8番「かえりみて」/同-第13番「郵便
馬車」/同-第15番「からす」/同-第17番「村で」/同-第18番「嵐の朝」
/同-第19番「まぼろし」/同-第20番「道しるべ」/同-第21番「宿屋」/
同-第22番「勇気」/同-第23番「幻の太陽」
(録音:1937年-1940年)
※解説に歌詞は付いておりません 注釈以外は全て独語歌詞です
歌・演奏/ロッテ・レーマン(ソプラノ)、エルネ・バログ(ピアノ)、
パウル・ウラノフスキー、ラウリッツ・メルヒオール(テノール)、
ブルーノ・レイボウルド(指揮)管弦楽団、他
マーク・オバート=ソーン復刻。ウィーン国立歌劇場での仕事を一段落させ、
各国での活動が活発になった時期の記録であり、得意としたドイツ歌曲をじ
っくりと楽しめる一枚。1994年にRomophoneから復刻リリースされた音源であ
り、同じ復刻者がさらに美しい音を求めて再復刻しています。
8.111048
<ザ・コンポーザーズ・コンダクト>
ホルスト(1874-1934):
組曲「惑星」/2つの無言歌-第2番「行進の歌」
ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):
交響曲第4番(録音:1926年、1937年、ロンドン)
演奏/
[ホルスト]
グスタフ・ホルスト(指揮) ロンドン交響楽団
[ヴォーン・ウィリアムズ]
レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ(指揮) BBC交響楽団
マーク・オバート=ソーン復刻。どちらもすでに複数のレーベルから発売さ
れている音源ですが、この復刻は非常に聴きやすい音質であり、作曲者の解
釈を垣間見ることができるでしょう。なお「惑星」は2種類ある自作自演の
うち最初の録音です。
8.110773
<イタリア歌謡集第2集>
コットラウ:ナポリよ、さらば
トスティ:四月/魅惑/君なんかもう愛していない
アローナ:聖ジュストの鐘
ファルヴォ:君に告げよ
E.デ・クルティス:君を求めて/孤独
サデーロ:赤ちゃんおやすみ
カプア:口づけを許したまえ
ブッツィ=ペッチア:ロリータ
G.ダンツィ:愛の憂鬱
ロトーリ:私の花嫁は私の旗
P.M.コスタ:ナプリタナータ
タリアフェリ:起こさないで/気弱な漁師
ドナウディ:おお、いとしき愛の巣
ペンニーノ:なぜ
ガンバルデルラ:ソレントのセレナータ
マスカーニ:海のストルネッロ
ナルデッラ:兵士たち
デ・クレッシェンゾ:まことのタランテラ
イタリア民謡(メイ-ニューバッハ編曲):ティリトンバ
デンツァ:来たれ (録音:1926年-1953年)
歌/マリオ・デル・モナコ、ベニアミーノ・ジーリ、ティート・スキーパ、
ジュゼッペ・ディ・ステファノ、アレッサンドロ・ヴァレンテ、
アルマンド・トカチャン、アウレリアーノ・ペルティレ、
ヨーゼフ・シュミット、エンリコ・ディ・マッツェイ、他
ウォード・マーストン復刻。イタリアの心ともいうべきナポリ民謡をはじめ、
一流のオペラ歌手たちによるカンツォーネの魅力をたっぷりと味わっていた
だける一枚。各歌手の全盛期を記録したトラックも多く、オペラだけでは味
わえない彼らの真髄が伝わってきます。
8.111049-50 2枚組
ヴェルディ(1813-1901):レクィエム
(録音:1954年6月18日-22日、25日-27日 ミラノ)
ヴィクトル・デ・サバタ指揮によるヴェルディ、ヴォルフ=フェラーリ、
ロッシーニのイタリア・オペラからの管弦楽抜粋集
[ヴェルディ:歌劇「アイーダ」-第1幕への前奏曲(録音:1939年4月12日)
**/歌劇「椿姫(ラ・トラヴィアータ)」-第1幕への前奏曲+/同-第3幕:
前奏曲+(録音:1948年3月1日)/歌劇「シチリア島の夕べの祈り」-第1幕
への序曲+ (録音:1947年2月7日) ヴォルフ=フェラーリ:歌劇「4人の
田舎者」-第2幕:間奏曲+/歌劇「スザンナの秘密」-序曲+ ロッシーニ:
歌劇「ウィリアム・テル」-序曲+(録音:1948年2月27日) レスピーギ:
交響詩「ローマの噴水」+(録音:1947年1月23日-24日)
演奏・歌/
[レクイエム]
ヴィクトル・デ・サバタ(指揮)
ミラノ・スカラ座管弦楽団・合唱団
(ヴィットーレ・ヴェネツィアーニ合唱指揮)、
エリーザベト・シュヴァルツコップフ(ソプラノ)、
オラリア・ドミンゲス(メゾ・ソプラノ)、
ジュゼッペ・ディ・ステファノ(テノール)、
チェーザレ・シェピ(バス)
[管弦楽抜粋集]
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団**、ローマ・サンタ・チェチーリア音
楽院管弦楽団+
マーク・オバート=ソーン復刻。イタリア・オペラの巨匠として知られるサ
バータがColumbiaへ録音した「レクイエム」を、発売当時のLPより復刻。
シュヴァルツコップフほかの絶唱も捨てがたい魅力ですが、今回はサバータ
指揮のオーケストラ作品も収録。再評価をうながす2枚組だと言えるでしょう。
8.111052
<コルトーのSP録音集第3集-ショパン:練習曲(全曲) 他>
12の練習曲Op.10(録音:1933年7月4日-5日、ロンドン)
12の練習曲Op.25(録音:1934年6月18日、21日、ロンドン)
3つの新しい練習曲(録音:1949年11月4日、ロンドン)
舟歌(録音:1933年7月5日、ロンドン)
演奏/アルフレッド・コルトー(ピアノ)
マーク・オバート=ソーン復刻。有名なHMVへの録音であり、何度もいろい
ろなレーベルからリリースされている歴史的な名演。音の粒立ちやタッチが
明快にわかるこの復刻は、最良の状態を保っていたSPレコードをソースに制
作。すでにお持ちの方も、ぜひ音を聴き比べてみてください。
8.111121
<ウーマン・アット・ザ・ピアノ第2集:歴史的演奏のアンソロジー(1926-
1950)>
シューマン:幻想小曲集-第2番「飛躍 」(アニア・ドルフマン)
リスト:
パガニーニ大練習曲-第6曲「主題と変奏」(マリー=エメ・ヴァロット)
ガッレタ:サルダーナ(ブランシュ・セルヴァ)
ウェーバー:
ピアノ・ソナタ第1番-ロンド「無窮動」(ジネット・ドワイヤン)
ドホナーニ:4つの狂詩曲-第3番(ヨハネ・アマリー・シュトックマー)
レクオーナ:
スペイン組曲「アンダルシア」-第6番「マラゲーニャ」(オルガ・サマロフ)
イベール:
物語-第2番「白い小さなろば」(フランス・マルゲリーテ・エレゴー)
グーセンス:
カレイドスコープ-第3番「ハーディ=ガーディ・マン」(クローデッテ・ソ
レル)
ラフマニノフ:
サロン小品集-第3番「バルカロール」(マドリーヌ・ド・ヴァルマレーテ)
スクリャービン:12の練習曲-第10番(ミュリエル・カー)
ヴォグリッチ:スタッカート奇想曲(ヨランダ・メロ)
F.クープラン:
クラヴサン曲集第3巻第18組曲-第6番「ティック・トック・ショック、また
はオリーヴしぼり機(K.ロング編曲)」(キャスリーン・ロング)
フンメル:ロンド・ファヴォリ(リュブカ・コレッサ)
J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻-第12番(エルシー・ホール)
ヴェルディ-リスト:「リゴレット」パラフレーズ (ライエ・ダ・コスタ)
ワーグナー-リスト:
歌劇「さまよえるオランダ人」の紡ぎ歌 (ガリーナ・ヴェルシェンスカヤ)
ショパン:幻想即興曲(アイリーン・シャラー)
ヴィラ=ロボス:ショーロス第5番「ブラジルの魂」(エレン・バロン)
バルトーク:ルーマニア民族舞曲(リリ・クラウス)
M.グールド:ブギ・ウギ・エチュード(リア・エッフェンバック)
(録音:1926年-1950年)
演奏/各曲の後に( )表記
女性ピアニストたちの演奏を集めたシリーズの2枚目ですが、単に企画優先
のコンピレーションではありません。特に残された音源がCD1枚に達しない
ようなピアニストの発掘が、大きな意味を持っています。20世紀前半のピア
ニストを網羅する意味でも、ピアノ音楽ファンは必聴でしょう。
※第1集(8.111120)は日本ではリリースされていませんが、お取り寄せは
可能です
8.555848
ブラームス(1833-1897):<4手のピアノのためのピアノ作品全集第16集>
シューマン(ブラームス編、連弾版):ピアノ四重奏曲
ヨアヒム(ブラームス編、連弾版)ハムレット序曲
シューベルト(ブラームス編、連弾版):1
7のドイツ舞曲集D.366より/4つのレントラーD.814
演奏/ジルケ=トーラ・マティース&クリスティアン・ケーン(ピアノ)
他レーベルにはない膨大かつ貴重な資料となりつつあるこのシリーズですが、
今回は恩師シューマンの作品や、ブラームスの生涯に欠かせない友であるヨ
アヒムの作品、シューベルトのピアノ曲を二重奏に編曲したものを収録。曲
の珍しさにも注目したい一枚です。
8.557404
ライネッケ(1824-1910):
ハープ協奏曲/フルート協奏曲(独奏パート編曲:パトリック・ガロワ)
/バラード
演奏/
[ハープ協奏曲]
ファブリス・ピアース(ハープ)、
パトリック・ガロワ(指揮)スウェーデン室内管弦楽団
[フルート協奏曲、バラード]
パトリック・ガロワ(フルート)、
ファブリス・ピアーズ(指揮)スウェーデン室内管弦楽団
正統派のドイツ・ロマン派作曲家でもあるライネッケは、フルート・ソナタ
「水の精」がもっとも有名ですが、ドイツ音楽がお好きな方なら必ずこの3曲
は気に入っていただけるはず。ピアースとガロワがソロと指揮を分け合うと
いう、ユニークな演奏も注目です。
8.557574-75 2枚組
ヘンデル(1685-1759):オラトリオ「ソロモン」
歌・演奏/エウァ・ウォラク(メゾ・ソプラノ)、
エリーザベト・ショル(ソプラノ)、ニコラ・ウィミス(ソプラノ)、
クヌート・ショッホ(テノール)、マティアス・フィーヴェク(バス)、
ヨアヒム・カルロス・マルティニ(指揮)
フランクフルト・バロック管弦楽団(オリジナル楽器使用)、
ユンゲ・カントライ
英語リブレットはwebsiteでご覧いただけます。
すでにナクソスではいくつかのオペラやオラトリオを録音し、その手堅い演
奏に評価が高まっているマルティニ指揮のグループ。旧約聖書のエピソード
が題材であるこのオラトリオは晩年の傑作として有名ですが、この落ち着い
た演奏からは威厳が満ちあふれています。
8.557657
ハイドン(1732-1809):<交響曲全集第31集>
交響曲第18番/交響曲第19番/交響曲第20番/交響曲第21番
演奏/ケヴィン・マロン(指揮)トロント室内管弦楽団
カナダのトロントを拠点とするこのオーケストラは、ナクソスへの録音で名
を挙げましたが、バロック音楽の名残がある時代の作品集は十八番とも言え
るレパートリー。初期古典派の4曲を収録したこの1枚は、若きハイドンのエ
ッセンスを凝縮した作品集です。
8.557765
ヴィラ=ロボス(1887-1959):<室内楽曲集>
ジェット・ホイッスル(フルートとチェロのための)/器楽五重奏曲(フル
ート、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとハープのための)/黒鳥の歌
(ヴァイオリンとハープのための)/二重奏(ヴァイオリンとヴィオラのた
めの)/5つの歌(マックギー&ニコルスによるフルートとハープ用編曲)
演奏/モビウス
さまざまな楽器(音色)の組み合わせにより、民族音楽的な性格や古典的な
作風など、多彩な顔を見せてくれる室内楽作品集。民俗音楽をモティーフに
したメロディやリズムをベースに、多調風の不思議な響きを醸し出している
作品もあり、「ブラジル風バッハ」やギター曲などとの共通点も多数です。
8.557813
キラル(1932- ):
ボクロジカ(神の母)/ピアノ協奏曲/灰色の霧(バリトンと管弦楽のため
の)/交響詩「コスチェレツ山1909年」
演奏・歌/アントニ・ヴィト(指揮)
ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団・合唱団、
ヘンリク・ヴォイナロフスキ(合唱指揮)、
ヴァルデマル・マリツキ(ピアノ)、ヴィエスワフ・オフマン(バリトン)
ポーランド語歌詞、英語対訳はwebsiteでご覧いただけます。
8.554788と並ぶ、ポーランドの作曲家キラルによる作品集。幻想的・瞑想的
な美しさを持つピアノ協奏曲は1997年の作品。その他、1970年代の3曲は当
時の政治情勢を反映した作品であり、小太鼓の軍隊行進的なリズムが印象深
い「神の母」は平和への賛美歌です。
8.557821-22 2枚組
バルトーク(1881-1945):ミクロコスモス(全曲:第1巻-第6巻)
演奏・歌/イェネ・ヤンドー(ピアノ)、
タマラ・タカーチュ(メゾ・ソプラノ)、
バラーシュ・ショコライ(ピアノ)
子供の教育用音楽として有名ですが、独特のリズム感を持つ民族主義的な小
品集でもあり、ヤンドーの素朴な演奏には、その特徴が浮かび上がっていま
す。いくつかの曲では声楽付き、もしくは2台ピアノでの演奏をしているの
も特徴であり、民謡の香りを醸し出しています。
8.557846
リスト(1811-1886):<交響詩集第3集>
交響詩「祭典の響き」/同「山上にて聞きしこと」/同「フン族の戦争」
演奏/ミヒャエル・ハラース(指揮)ニュージーランド交響楽団
「山上にて聞きしこと」のモティーフとなったヴィクトル・ユゴーの詩「秋
の木の葉」(仏語詩、英語対訳)はwebsiteでご覧いただけます。
第1集(8.550487)、第2集(8.553355)に続く交響詩集3枚目。「山の交響
曲」と称される約30分の「山上にて聞きしこと」をはじめ、壮大なポロネー
ズ風の「祭典の響き」ほか、“オーケストラの使い手”としてのリストを再
評価したくなる作品集だと言えるでしょう。
8.557856
リスト(1811-1886):
<ピアノ作品全集第23集:ベートーヴェンの交響曲の編曲>
交響曲第7番/同第8番
演奏/コンスタンティン・シチェルバコフ(ピアノ)
両曲ともに“リズムの饗宴”と言えるこの一枚は、ピアノ演奏で大変な困難
が予想されますが、シチェルバコフの手にかかれば問題なし。原曲スコアの
中枢とも言えるリズムの構造が明快に聞こえ、ベートーヴェン・ファンにと
っては曲をあらためて知るチャンスでしょう。
8.557894
ヴェルディ(1813-1901):
歌劇「ドン・カルロ」(1886年モデナ版/1867年パリ版)(ハイライト)
※スウェーデン王立歌劇場のフリードリク・マイアー=エルテル、ステファ
ン・ユーハンソン、指揮者アルベルト・オルド=ガリードによる再構成ヴァ
ージョン
歌・演奏/ヤーコ・リュハネン(バス、バス=バリトン)、
ラーシュ・クレーヴェマン(テンール)、
ペーテル・マッティ(バリトン)、ベンクト・ルンドグレン(バス)、
ヒレヴィ・マッティンベルト(ソプラノ)、
イングリッド・トビアソン(メゾ・ソプラノ)、
イーヴァ・ソーレンソン(ソプラノ)、クラス・ヘドルンド(テノール)、
マルッティ・ヴァッレーン(バス)、ヒルダ・ライドランド(ソプラノ)、
アルベルト・オルド=ガリード(指揮)
スウェーデン王立歌劇場管弦楽団・合唱団
※伊語リブレット(全曲盤仕様)はwebsiteでご覧いただけます。
全曲盤(8.660096-98)からの名曲抜粋盤。若々しく叙情的とさえ言えるクレ
ーヴェマンのドン・カルロが印象的であり、威厳と深みのある歌のリュハネ
ン他も見事。グランド・オペラとしてのドラマティックな雰囲気は十分です。
8.557932-33 2枚組
L.フックス(1902-1995):<無伴奏ヴィオラ作品全集>
16の幻想的練習曲/無伴奏ヴィオラのための田園ソナタ/15の性格的な習作
/12の奇想曲
演奏/ジャンヌ・マロー(ヴィオラ)
高名なヴァイオリニストだったヨゼフ・フックスの妹であり、マルボロ、ア
スペン、コロラドなど有名音楽祭で教鞭をとったヴァイオリニスト/ヴィオ
リストが、練習曲も兼ねて作曲した作品集。プロアマを問わずヴィオラ演奏
家は必聴。作曲者の孫である奏者が演奏しています。
8.557984
<期待の新進演奏家リサイタル・シリーズ - シモーネ・ランスマ(ヴァイ
オリン)>
エルガー(1857-1934):
ヴァイオリン・ソナタ/ロマンス/ビザリエーリ/パストゥレル/気まぐれ
な女/ヴィルレー/3つの性格的小品-第1番:マズルカ/牧歌/2つの小品
第1番:朝の歌 /同 第2番:夕べの歌/愛の挨拶/捧げもの
演奏/シモーネ・ランスマ(ヴァイオリン……2004年ベンジャミン・ブリテ
ン国際ヴァイオリン・コンクール優勝)、三浦友理枝(ピアノ)
有名な「愛の挨拶」ほかエルガーのメロディアスな曲を集めた、オランダ出
身のヴァイオリニストによるリサイタル盤。爽やかな演奏が印象的ですが、
日本でも注目の若手ピアニスト三浦友理枝(ロンドン留学中)の伴奏もポイ
ントです。
8.559436
ダヴィッドソン(1929- ):
天使の歌声/……そしてダヴィデは主の前で踊った/バロック組曲(抜粋)
※ヘブライ語・英語による歌唱、英語対訳付き
演奏・歌/
[天使の歌声]
ニコラス・ウィルクス(指揮)
フィンチリー子供音楽隊 [……そしてダヴィデは主の前で踊った]
ブラッド・ラブマン(指揮)
ザ・バッファロー・ヴォーカル・アンサンブル、
エミー・ゴールドステイン(ソプラノ)、
ダグラス・ウェブスター(バリトン)、
レイモン・リッカー(テナー・サクソフォン、フルート)、
クリス・ヴァタラーロ(ヴィブラフォン)、
ヒューバート“テックス”アーノルド(ピアノ)、
ジェフ・キャンベル(ベース)、リック・トンプソン(ドラムス)
[バロック組曲]
ニコラス・ウィルクス(指揮)フィンチリー子供音楽隊室内合唱団、
ユダヤ伝統継承青少年合唱団
カントール(教会の音楽監督)として長いキャリアを持ち、宗教音楽の分野
で多くの作品が親しまれているダヴィッドソン。ユダヤの民謡などをモティ
ーフにした児童合唱曲、ヘブライの歌とライト・ジャズの融合作品など、驚
くほど親しみやすい作風であり、日本での人気上昇も期待できます。
8.570191
<期待の新進演奏家リサイタル・シリーズ -ミハリス・コンタサキス(ギ
ター)>
ポンセ:ギター・ソナタ第3番
クレルキ:春への前奏曲「タルレガを讃えて」(世界初録音)
マルタン:4つの小品
クジェネーク:組曲
タルレガ:
「椿姫」の主題による幻想曲/マリエタ!(マズルカ)
マリア(ガヴォット)
ハチャトゥリアン:ギターのための前奏曲
演奏/ミハリス・コンタサキス(ギター……2005年国際フランシスコ・タル
レガ・ギター・コンクール優勝)
由緒あるコンクールで優勝した、ギリシャの若手によるリサイタル盤。手堅
い演奏で音楽を切々と語り、さまざまなタイプの曲をじっくりと語り尽くす
ような一枚です。クレルキはデュッセルドルフでのコンタサキスの師であり、
エリオット・フィスク門下のギタリストでもあります。
<NAXOS OPERA>
8.660189-90 \2000
ロッシーニ(1792-1868):歌劇「トルヴァルドとドルリスカ」
歌・演奏/ヒュー・リース=エヴァンズ(テノール)、
パオラ・チーニャ(ソプラノ)、マウロ・ウツェーリ(バリトン)、
ミケーレ・ビアンキーニ(バス)、
ジョヴァンニ・ベッラヴィア(バス・バリトン)、
アンナ・リータ=ジェンマベッラ(メゾ・ソプラノ)、
アレッサンドロ・デ・マルキ(指揮、ハープシコード)
ブルノ・チェコ室内ソロイスツ、アルス・ブルネンシス室内合唱団
※伊語リブレットはwebsiteでご覧いただけます。
「イギリスの女王エリザベス」と「セビリャの理髪師」にはさまれ、まさに
筆が立っている時期に書かれたオペラ。ベートーヴェンの「フィデリオ」に
も似た救出劇を軸に、悲劇的な側面も持つ作品であり、知名度や上演頻度は
低いものの音楽は雄弁です。2003年にドイツで開催された「ヴィルトバート
のロッシーニ音楽祭」でのライヴ録音です。
***ナクソス・オペラ - 10月リリース予定***
シェーンベルク:歌劇「モーゼとアロン」 8.660158-59
ヴォルフガング・シェーネ(バス)/クリス・メルリット(テノール)
/ベルンハルト・シュナイダー(テノール)、他
シュトゥットガルト歌劇場合唱団/シュトゥットガルト州立管弦楽団
ポーランド放送合唱団(クラコフ)/ローラント・クルッティヒ指揮
<NAXOS HISTORICAL> 各1枚 \850
8.111094
<ロッテ・レーマンの歌曲録音集第2集 1937-1940>
シューマン:
12の詩Op.35 -第12番「古いリュート」/4つの二重唱曲Op.78-第2番「彼と
彼女」/同- 第3番「君を思う」/「恋の曙」よりの12の詩Op.37-第12番
「太陽の輝くように」/4つの二重唱曲Op.34-第3番「窓の下で」/同-第4番
「家族の絵」
ブラームス:
5つのリートOp.47-第1番 「便り」/5つのリートOp.107-第3番「おとめは語
る」/49のドイツ民謡集(ブラームス編曲)-第4集第25番「私の彼女はばら
色の唇をしている」
シェーベリ:トゥーネナ(音楽)(英語歌詞)
カルコット:あなたの眼差しだけで乾杯を(英語歌詞)
ヴォルフ:
メーリケ詩集-第2番「子供と蜜蜂」/同-第23番「古い絵に(古画に題す)」
/同-第24番「朝早く」/同-第28番「祈り」/同-第33番「ペレグリーナそ
の1」/ハイゼによるイタリア歌曲集第1部-第1番「小さいものでも」/同-
第8番「さあ仲直りしよう」/同-第17番「恋人の死を見たいなら」/ゲーテ
詩集-第28番「めぐりくる春」/アイヒェンドルフ詩集-第12番「郷愁」
シューベルト:
冬の旅Op.89-第5番「菩提樹」/同-第8番「かえりみて」/同-第13番「郵便
馬車」/同-第15番「からす」/同-第17番「村で」/同-第18番「嵐の朝」
/同-第19番「まぼろし」/同-第20番「道しるべ」/同-第21番「宿屋」/
同-第22番「勇気」/同-第23番「幻の太陽」
(録音:1937年-1940年)
※解説に歌詞は付いておりません 注釈以外は全て独語歌詞です
歌・演奏/ロッテ・レーマン(ソプラノ)、エルネ・バログ(ピアノ)、
パウル・ウラノフスキー、ラウリッツ・メルヒオール(テノール)、
ブルーノ・レイボウルド(指揮)管弦楽団、他
マーク・オバート=ソーン復刻。ウィーン国立歌劇場での仕事を一段落させ、
各国での活動が活発になった時期の記録であり、得意としたドイツ歌曲をじ
っくりと楽しめる一枚。1994年にRomophoneから復刻リリースされた音源であ
り、同じ復刻者がさらに美しい音を求めて再復刻しています。
8.111048
<ザ・コンポーザーズ・コンダクト>
ホルスト(1874-1934):
組曲「惑星」/2つの無言歌-第2番「行進の歌」
ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):
交響曲第4番(録音:1926年、1937年、ロンドン)
演奏/
[ホルスト]
グスタフ・ホルスト(指揮) ロンドン交響楽団
[ヴォーン・ウィリアムズ]
レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ(指揮) BBC交響楽団
マーク・オバート=ソーン復刻。どちらもすでに複数のレーベルから発売さ
れている音源ですが、この復刻は非常に聴きやすい音質であり、作曲者の解
釈を垣間見ることができるでしょう。なお「惑星」は2種類ある自作自演の
うち最初の録音です。
8.110773
<イタリア歌謡集第2集>
コットラウ:ナポリよ、さらば
トスティ:四月/魅惑/君なんかもう愛していない
アローナ:聖ジュストの鐘
ファルヴォ:君に告げよ
E.デ・クルティス:君を求めて/孤独
サデーロ:赤ちゃんおやすみ
カプア:口づけを許したまえ
ブッツィ=ペッチア:ロリータ
G.ダンツィ:愛の憂鬱
ロトーリ:私の花嫁は私の旗
P.M.コスタ:ナプリタナータ
タリアフェリ:起こさないで/気弱な漁師
ドナウディ:おお、いとしき愛の巣
ペンニーノ:なぜ
ガンバルデルラ:ソレントのセレナータ
マスカーニ:海のストルネッロ
ナルデッラ:兵士たち
デ・クレッシェンゾ:まことのタランテラ
イタリア民謡(メイ-ニューバッハ編曲):ティリトンバ
デンツァ:来たれ (録音:1926年-1953年)
歌/マリオ・デル・モナコ、ベニアミーノ・ジーリ、ティート・スキーパ、
ジュゼッペ・ディ・ステファノ、アレッサンドロ・ヴァレンテ、
アルマンド・トカチャン、アウレリアーノ・ペルティレ、
ヨーゼフ・シュミット、エンリコ・ディ・マッツェイ、他
ウォード・マーストン復刻。イタリアの心ともいうべきナポリ民謡をはじめ、
一流のオペラ歌手たちによるカンツォーネの魅力をたっぷりと味わっていた
だける一枚。各歌手の全盛期を記録したトラックも多く、オペラだけでは味
わえない彼らの真髄が伝わってきます。
8.111049-50 2枚組
ヴェルディ(1813-1901):レクィエム
(録音:1954年6月18日-22日、25日-27日 ミラノ)
ヴィクトル・デ・サバタ指揮によるヴェルディ、ヴォルフ=フェラーリ、
ロッシーニのイタリア・オペラからの管弦楽抜粋集
[ヴェルディ:歌劇「アイーダ」-第1幕への前奏曲(録音:1939年4月12日)
**/歌劇「椿姫(ラ・トラヴィアータ)」-第1幕への前奏曲+/同-第3幕:
前奏曲+(録音:1948年3月1日)/歌劇「シチリア島の夕べの祈り」-第1幕
への序曲+ (録音:1947年2月7日) ヴォルフ=フェラーリ:歌劇「4人の
田舎者」-第2幕:間奏曲+/歌劇「スザンナの秘密」-序曲+ ロッシーニ:
歌劇「ウィリアム・テル」-序曲+(録音:1948年2月27日) レスピーギ:
交響詩「ローマの噴水」+(録音:1947年1月23日-24日)
演奏・歌/
[レクイエム]
ヴィクトル・デ・サバタ(指揮)
ミラノ・スカラ座管弦楽団・合唱団
(ヴィットーレ・ヴェネツィアーニ合唱指揮)、
エリーザベト・シュヴァルツコップフ(ソプラノ)、
オラリア・ドミンゲス(メゾ・ソプラノ)、
ジュゼッペ・ディ・ステファノ(テノール)、
チェーザレ・シェピ(バス)
[管弦楽抜粋集]
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団**、ローマ・サンタ・チェチーリア音
楽院管弦楽団+
マーク・オバート=ソーン復刻。イタリア・オペラの巨匠として知られるサ
バータがColumbiaへ録音した「レクイエム」を、発売当時のLPより復刻。
シュヴァルツコップフほかの絶唱も捨てがたい魅力ですが、今回はサバータ
指揮のオーケストラ作品も収録。再評価をうながす2枚組だと言えるでしょう。
8.111052
<コルトーのSP録音集第3集-ショパン:練習曲(全曲) 他>
12の練習曲Op.10(録音:1933年7月4日-5日、ロンドン)
12の練習曲Op.25(録音:1934年6月18日、21日、ロンドン)
3つの新しい練習曲(録音:1949年11月4日、ロンドン)
舟歌(録音:1933年7月5日、ロンドン)
演奏/アルフレッド・コルトー(ピアノ)
マーク・オバート=ソーン復刻。有名なHMVへの録音であり、何度もいろい
ろなレーベルからリリースされている歴史的な名演。音の粒立ちやタッチが
明快にわかるこの復刻は、最良の状態を保っていたSPレコードをソースに制
作。すでにお持ちの方も、ぜひ音を聴き比べてみてください。
8.111121
<ウーマン・アット・ザ・ピアノ第2集:歴史的演奏のアンソロジー(1926-
1950)>
シューマン:幻想小曲集-第2番「飛躍 」(アニア・ドルフマン)
リスト:
パガニーニ大練習曲-第6曲「主題と変奏」(マリー=エメ・ヴァロット)
ガッレタ:サルダーナ(ブランシュ・セルヴァ)
ウェーバー:
ピアノ・ソナタ第1番-ロンド「無窮動」(ジネット・ドワイヤン)
ドホナーニ:4つの狂詩曲-第3番(ヨハネ・アマリー・シュトックマー)
レクオーナ:
スペイン組曲「アンダルシア」-第6番「マラゲーニャ」(オルガ・サマロフ)
イベール:
物語-第2番「白い小さなろば」(フランス・マルゲリーテ・エレゴー)
グーセンス:
カレイドスコープ-第3番「ハーディ=ガーディ・マン」(クローデッテ・ソ
レル)
ラフマニノフ:
サロン小品集-第3番「バルカロール」(マドリーヌ・ド・ヴァルマレーテ)
スクリャービン:12の練習曲-第10番(ミュリエル・カー)
ヴォグリッチ:スタッカート奇想曲(ヨランダ・メロ)
F.クープラン:
クラヴサン曲集第3巻第18組曲-第6番「ティック・トック・ショック、また
はオリーヴしぼり機(K.ロング編曲)」(キャスリーン・ロング)
フンメル:ロンド・ファヴォリ(リュブカ・コレッサ)
J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻-第12番(エルシー・ホール)
ヴェルディ-リスト:「リゴレット」パラフレーズ (ライエ・ダ・コスタ)
ワーグナー-リスト:
歌劇「さまよえるオランダ人」の紡ぎ歌 (ガリーナ・ヴェルシェンスカヤ)
ショパン:幻想即興曲(アイリーン・シャラー)
ヴィラ=ロボス:ショーロス第5番「ブラジルの魂」(エレン・バロン)
バルトーク:ルーマニア民族舞曲(リリ・クラウス)
M.グールド:ブギ・ウギ・エチュード(リア・エッフェンバック)
(録音:1926年-1950年)
演奏/各曲の後に( )表記
女性ピアニストたちの演奏を集めたシリーズの2枚目ですが、単に企画優先
のコンピレーションではありません。特に残された音源がCD1枚に達しない
ようなピアニストの発掘が、大きな意味を持っています。20世紀前半のピア
ニストを網羅する意味でも、ピアノ音楽ファンは必聴でしょう。
※第1集(8.111120)は日本ではリリースされていませんが、お取り寄せは
可能です