クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

06-07 No.19-1

2006年07月21日 18時22分06秒 | Weblog
<Etcetera>
KTC 1309 \2180
ロビン・デ・ラーフ(1968-):管弦楽作品集 ――
大管弦楽のための《ウニーソノ(Unisono)》/ピアノ協奏曲*/
管弦楽のための協奏曲
エド・スパニャールド(指揮)、ジョージ・ベンジャミン(指揮)、
ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団、
ラルフ・ファン・ラート(ピアノ)*、
ペーター・エトヴェシュ(指揮)*、ラジオ・チェンバー・オーケストラ*
帝王ヤンソンスのタクトによって破竹の快進撃を続けるロイヤル・コンセルト
へボウ管弦楽団の録音がエトセトラからリリース!アムステルダム音楽院を
優秀な成績で卒業し、ブーレーズにも一目置かれるロビン・デ・ラーフは、
新ウィーン楽派の音楽、中でもアルバン・ベルクの作品を特に好み、バルト
ークとストラヴィンスキーの作曲技法の研究を行い自らの作曲活動に取り込
むなど、斬新で意欲的な作品を世に送り出している現代オランダの作曲家で
ある。「大管弦楽のための《ウニーソノ(Unisono)》」はコンセルトへボウ
管の委嘱によって2004年に作曲、初演が行われた作品。一方「管弦楽のため
の協奏曲」はハーグ・レジデンティ管の委嘱により作曲が行われた作品で、
ファゴットによる冒頭部分がストラヴィンスキーの「春の祭典」へのオマー
ジュとなっており、タイトルはもちろんバルトークを意識して付けられたも
のである。デ・ラーフの作品はトロンボーンなどの低音楽器群や打楽器を効
果的に用いているのが特徴の1つであり、この部分もバルトークやストラヴィ
ンスキーの影響を受けている部分と言えるだろう。今回リリースとなる作品
集では、大作曲家の作品を演奏する際のコンセルトボウ管とは一味違った機
動力と、徹底したアプローチによる現代作品の解釈を体感することが出来る!

KTC 4016 \2180
R・シューマンへのオマージュ-
R・シューマン:
おとぎの絵本Op.113、3つのロマンス、管弦楽なしの協奏曲へ短調Op.14、
おとぎ話Op.132
ジェルジ・クルターク(1926-):R・シューマンへのオマージュ
ヤン・ミヒエルス(ピアノ)、
ベンジャミン・ディルティエンス(クラリネット)、
トニー・ニィス(ヴィオラ)
ロベルト・シューマンと現代ハンガリーの巨匠クルタークのコラボレーショ
ン・アルバム。ピアノを担当するのはEufodaへ多くの録音を行い、近現代の
作品を得意としているベルギーのアーティスト、ヤン・ミヒエルス。Eufoda
への録音でもハイドンの《十字架上のキリストの最後の7つの言葉》の楽章間
にクルタークの作品を散りばめるという仰天の試みを聴かせてくれるなど、
大胆な姿勢は健在。室内楽奏者としてエトヴェシュの下で演奏活動を続ける
など、特に20世紀からコンテンポラリー作品の演奏を得意とするクラリネッ
トのディルティエンス。フランクフルト放送響の客演ソロ・ヴィオラ奏者を
務めるトニー・ニィスとのトリオによるシューマンとクルタークの演奏。ま
さに対照的とも言える両者の音楽の対比は、興味を抱かずにはいられない不
思議な魅力を醸し出している。




<Globe>
GLO 5217 \2180
アン・マクデアーミへのトリビュート-ケルト地方のハープのための音楽
The Blackthorn Bush/The Banks of the Suir/Molly Bawn and the Green
/Mountain At the Seashore/Welsh melody/Women of the Glen/I am in
a cold cell/Sad am I/Drunk at night and dry in the morning/The
Fairhaired Lad/The Fairhaired Girl/The Land of the ever young/
Helen of Kirconnell/Three Scots Jigs/Dream Angus/Red House/John
McNeil/Spey in Spate/The Silver Moon my Mistress is/The Athole
Highlanders/Music of the Islands/Och I am sad
エドワルト・ウィッツェンブルフ(ハープ)、
クリス・ウィッツェンブルフ(ハープ)
アバディーンに生まれた国際的なハープ奏者であり、歌い手でもある女流音
楽家アン・マクデアーミがスコットランド、アイルランド、ウェールズの民
謡を2台のハープのために編曲を行った珠玉の15曲を収録したトリビュート・
アルバム。オランダのハープ奏者であるエドワルト&クリスのウィッツェン
ブルフ兄弟によるデュエットが、郷愁を誘う涼しく優しい旋律のケルト音楽
を届けてくれる。





<Musique En Wallonie>
MEW 0633 \2180
ピエール・ド・ラ・リュー(c.1452-1518) ――
ミサ《アヴェ・マリア》/晩祷
カピラ・フラメンカ、サルレンテス
フランドル楽派、ルネサンス音楽のスペシャリストとして活躍を見せている
カピラ・フラメンカによるド・ラリューの作品集第2弾。第1弾の「7つの苦し
みのミサ」(MEW 0207)は、ベルギー・セシリア賞、ディアパゾン・ドール、
レペルトワールR10などヨーロッパの音楽雑誌が選定する各賞を数多く受賞す
るなど絶賛を浴びている。ミサ《アヴェ・マリア》、晩祷の2作品でもカピラ
・フラメンカの5人の男声コーラスが真価を発揮。奥深く荘厳に響き渡り、聴
き手の心に届く歌声は前作をも凌ぐ格別の演奏である。

MEW 0526-0527 2枚組 \4360
C・グノー:歌劇《ファウスト》より
G・ビゼー:歌劇《真珠取り》より、歌劇《カルメン》より
A・トマ:歌劇《ミニョン》より
J・マスネ:歌劇《ラオールの王》より
L・ドリーブ:歌劇《ラクメ》より
R・ワーグナー:歌劇《タンホイザー》より、歌劇《ローエングリン》より
他 全41曲
ルイ・リシャール(バリトン)、様々なアーティスト
ベルギーの声楽家のヒストリカル・レコーディング・シリーズの最新盤。ベ
ルギーのバリトン奏者ルイ・リシャール(1889-1977)の1922年から1936年
にかけて行われた録音を収録。




<Avie>
AV 2101 \2080
J・S・バッハ:
フルートとチェンバロのためのソナタ ロ短調BWV.1030/同変ホ長調BWV.1031
/同イ長調BWV.1032/フルートと通奏低音のためのソナタ ホ短調BWV.1034
/同ホ長調BWV.1035
フィリッパ・デイヴィス(フルート)、マギー・コール(チェンバロ)、
アリソン・マクギリヴレイ(チェロ)
フィナンシャル・タイムズ誌からは「一流の巨匠」と評されるなど、イギリ
スで国際的に高い評価を受けているフルート奏者の1人である女流演奏家フィ
リッパ・デイヴィス。1977年にプロムス・デビューを果たした後、ジュリア
ン・ブリーム、パスカル・ロジェ、ヨー・ヨー・マ、スティーヴン・コヴァ
セヴィチらと定期的に共演を行っており、現在はギルドホール音楽院で後進
の指導にもあたっている。共演のマギー・コールとアリソン・マクギリヴレ
イも、その録音がグラモフォン・アウォードに輝き、グラミー賞にノミネー
トされるなど実績は十分なだけに演奏への期待が高まるディスクである。




<Quartz>
QTZ 2027 \2080
J・S・バッハ:
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調BWV.1001(ヴィオラ編曲版/ハ短調)
/無伴奏チェロ組曲第6番ニ長調BWV.1012(ヴィオラ編曲版/ト長調)/シャ
コンヌ(ヴィオラ編曲版/ト短調)
ロビン・アイルランド(ヴィオラ)
2005年7月に惜しまれつつも活動を停止したリンゼイズのメンバーとして、長
きに渡って世界中で活躍してきたイギリスのヴィオラ奏者ロビン・アイルラン
ド。大バッハのヴァイオリンとチェロのための無伴奏作品をヴィオラで奏で
たアルバムからは非常に味わい深く、豊かな音楽が流れ出してくる。中でも
名曲中の名曲である「シャコンヌ」の演奏は、経験によって培われた音楽性
が発揮された名演奏である。

QTZ 2042 \2080
J・ブラームス:
ホルン三重奏曲変ホ長調Op.40/ピアノ三重奏曲第3番ハ短調Op.101
クラリネット三重奏曲イ短調Op.114
デイヴィット・パイアット(ホルン)、
ロバート・プレーン(クラリネット)、
グールド・ピアノ・トリオ
ピアノ三重奏曲の第1番、第2番を収録したブラームスの三重奏曲集Vol.1
(QTZ 2011)に続くグールド・ピアノ・トリオによるブラームスの第2巻。
第2巻ではロンドン交響楽団の主席ホルン奏者であり、伝説の名手デニス・
ブレインの再来と評される天才奏者デイヴィット・パイアットが参加!アル
スター管、やチューリッヒ室内管などでの多彩な経験を持つクラリネット奏
者、ロバート・プレーンも負けじとハイレベルの演奏を披露してくれる。

QTZ 2041 \2080
ロイヤル・セレブレーションのための音楽 ――
W・ウォルトン:組曲《ヘンリーV世》
G・F・ヘンデル:《水上の音楽》より
G・フィンジ:ロマンス
P・M・デイヴィス:Farewell to Stromness
E・エルガー:セレナード
E・グリーグ:《2つの悲しき旋律》より 過ぎし春
T・アルビノーニ:オーボエ協奏曲ニ短調Op.9-2より Adagio
A・グレチャニノフ:クリード
J・S・バッハ:コラール《いざ来たれ、異教徒の救い主よ》
B・ブリテン編曲:イギリス国歌
A・ホディノット:祝典のためのファンファーレ
ゴードン・ハント(オーボエ)、
エカテリーナ・セメンチュク(メゾ・ソプラノ)、
クリストファー・ウォーレン=グリーン(指揮)、
フィルハーモニア管弦楽団、聖ジョージ・チャペル聖歌隊
全世界が注目する中、2005年4月9日にウィンザー城で行われたチャールズ皇
太子とカミラ夫人の結婚式。この様々な話題を集めた結婚式を記念して製作
が行われた記念盤がクォーツ(Quartz)より登場!祝祭に相応しい収録曲の
中でも、吹奏楽におけるヒットで日本でもお馴染みの「ヘンリーV世」や、
ブリテン編曲の「イギリス国歌」でのフィルハーモニア管の重厚なサウンド
によるパフォーマンスは見事!ちなみにこのアルバムは「The Prince's
Charities」の支援を得て製作が行われている。

QTZ 2033 \2080
シルエット ――
F・リスト:ため息、愛の夢、ハンガリー狂詩曲第2番嬰ハ短調
S・プロコフィエフ:
《ロメオとジュリエット》より モンタギュー家とキャピュレット家
F・ショパン:
ワルツ第5番変イ長調《大円舞曲》Op.42、子守歌変ニ長調Op.57
F・メンデルスゾーン:無言歌第1番ホ長調Op.19b-1《甘い思い出》
G・ガーシュウィン(アール・ワイルド編曲):
I Got Rhythmによるエチュード
F・クライスラー(ラフマニノフ編曲):愛の喜び
ヨーク・ボーウェン(1884-1961):ピアノ・ソナタ変ロ長調Op.160
ウォーレン・マイリー=スミス(ピアノ)
イギリスの若手世代期待のピアニストとして脚光を浴び、スタインウェイ・
アーティストにも選ばれたウォーレン・マイリー=スミス。ウィグモア・ホ
ールでのデビュー・コンサートが絶賛を博すなど今後の活動に大きな期待が
寄せられている。中でもイギリスのラフマニノフとの異名を持つボーウェン
のピアノ・ソナタは要チェックのプログラム。

QTZ 2029 \2080
Tracked ――
マイケル・ナイマン:In Re Don Giovanni
S・ラフマニノフ:ヴォカリーズ
M・アーノルド:スコットランド舞曲
J・ウィリアムス:シンドラーのリスト
A・ヴィヴァルディ:ファゴット協奏曲ト短調
アンジェラ・モーレイ:青のワルツ
S・バーバー:弦楽のためのアダージョ
G・ガブリエリ:ピアノとフォルテのソナタ
Luter:クレオール・ジャズ
A・R・ラフマン:ボンベイ・ドリーム
C・ドビュッシー:月の光
伝承歌:メリー・ブラックスミス&スリーピー・マギー
G・ガーシュウィン:前奏曲第2番
B・ヘルマン:サイコ
E・ネヴィン:ナルシッサス
M・フィンドン:セルパン・ダンス
V・モンティ:チャルダッシュ
アンディ・フィンドン(フルート&ピッコロ&クラリネット&サクソフォー
ン、その他様々な木管楽器)
1956年ロンドン出身のアンディ・フィンドンは王立音楽大学で学んだフルー
ト、クラリネットやサクソフォーンをフルに活用し、スタジオ・プレーヤー、
クラシックのアーティストとして多忙を極める演奏家である。今回のレコー
ディングではピッコロからコントラバスまでのフルート族、クラリネット、
アルトからバリトンのサクソフォーン、リコーダー、民族楽器など様々な木
管楽器を用いて驚異の多重録音を聴かせてくれる。凄まじいテクニックの数々
をご堪能あれ!

QTZ 2030 \2080
クラウディオ・サントロ(1919-1989):
ラヴ・ソングとポピュラー・ソング、プレリュード/ピアノのための《パウ
リスタナス》
ロサナ・ラモサ(ソプラノ)、マルセロ・ブラトケ(ピアノ)
クラウディオ・サントロはブラジルのアマゾナス州に生まれ、作曲家やピアニ
ストとしても活躍し母国ブラジルやドイツで教鞭を執った音楽家である。録
音に参加しているラモサとブラトケもブラジル出身のアーティスト。

QTZ 2028 \2080
ロベルト・フックス(1847-1927):
ピアノ三重奏曲第1番ハ長調Op.22/同第2番変ロ長調Op.72
グールド・ピアノ・トリオ
グールド・ピアノ・トリオはチャールズ・ヘンネン国際コンクール、メルボ
ルン国際室内楽コンクールなど優勝を果たすなど数々のコンクールでの入賞
歴を持つ実力派ピアノ・トリオ。新たにリリースとなるオーストリアの作曲
家フックスのピアノ三重奏曲集は貴重な録音である。

QTZ 2025 \2080
アンディ・スコット&デイヴ・ハッセル-サンド・ダンサー ――
オトリア・イントロ/ジェリー・ベイビー/カチャーオズ・グイロ/ジャン
ゴ・タンゴ/サンド・ダンサー/バングル/ザ・ライト・ザット・フォール
ズ/モーニン/トゥインクル/マイ・ワン・アンド・オンリー・ラヴ/フレ
ヴォ/オトリア/アズ・イット・ハップンド...パート1/パート2/パート3
/ティー・フォー・ツー
アンディ・スコット(サクソフォーン)、デイヴ・ハッセル(打楽器)
サックス奏者アンディ・スコットと様々なパーカッションを駆使した演奏で
バックを務めるデイヴ・ハッセルによるデュオのデビュー作品。ピアソラな
どのクラシカルな作品から自作、即興演奏までを広くカバーするなど、サッ
クスと打楽器群が魅惑のデュオを披露する。

QTZ 2023 2枚組 \4160
L・ヤナーチェク:ピアノ作品全集 ――
主題と変奏(ズデンカ変奏曲)/4つのピアノ小品《霧の中で》/ピアノ・ソ
ナタ《1905年10月1日》/3つのモラヴィア舞曲/組曲《草陰の小径にて》
マルティーノ・ティリモ(ピアノ)
キプロスの音楽一家に生まれ、ヴァイオリン奏者であり指揮者でもあった父
親からピアノとヴァイオリンの手解きを受けたマルティーノ・ティリモ。
1971年から1972年にかけてミュンヘンとジュネーヴの国際コンクールを制覇
するなど国際的なキャリアを確実に積んだ後は、バルビローリ、ボールト、
ザンデルリンク、マズアやラトルといった巨匠たちと共演を重ねるなど名ピ
アニストとしての地位を確固たるものとしている。





<Phono Suecia>
PSCD 164 \2180
ファゴット・コン・フォルツァ ――
ペール・モッテンソン(1967-):バスーン協奏曲
アンデシュ・エリーアソン(1947-):波
アンドレ・シーニ(1945-):翡翠色のスクーナー
ダニエル・ベルツ(1943-):
バスーンとウィンドアンサンブルのための協奏曲
クヌート・ソンステヴォルド(バスーン)、
アンドレアス・ハンソン(指揮)、
スウェーデン放送交響楽団、
トミー・アンデション(指揮)、
スウェーデン・ウィンドアンサンブル、他
ノルウェーで生まれ、作曲家の両親を持ったスウェーデンのファゴット奏者
クヌート・ソンステヴォルドは、デンマーク放送響、ストックホルム・フィ
ルやスウェーデン放送響で活躍し、現在はソリスト、指導者として活躍を続
けている同国を代表する名手である。

PSCD 167 \2180
レンナット・フレードリクソン(1952-):作品集 ――
ヴァイオリン協奏曲/トリオ・ソナタ/ソナタ・スクーラ/3つの夜の歌
ダン・アルムグレン(ヴァイオリン)、
マッツ・ロンディン(指揮)、
ヘルシングボリ交響楽団、
ストックホルム・アーツ・トリオ、
レーナ・グランルンド(メゾ・プラノ)、
グスタフ・シェークヴィスト(指揮)、
グスタフ・シェークヴィスト室内合唱団 
ノールショーピング響とヘルシングボリ響のコンサートマスター、指揮者、
音楽祭の音楽監督、そして作曲家と様々な姿を持つスウェーデンの音楽家フ
レードリクソン。ちなみに「ヴァイオリン協奏曲」はスウェーデン放送P2で
50年に1度の名作として紹介された作品。

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06-07 No.19-2

2006年07月21日 18時21分34秒 | Weblog
<Eufoda>
EUFODA 1104 \2180
ルネサンス時代フランドルにおけるポリフォニー音楽 ――
フィリップ・デ・モンテ(1521-1603):
E Morte o Vita、Deh S'io Potessi Haver
ジャケス・デ・ヴェルト(1535-1596):
Ascendente Jesu、Vox In Rama、Quiescat Vox Tua
オルランドゥス・ラッスス(1532-1594):
Ce Faux Amour、Saccio Na Cosa、
Tu sai Madonna Mia、Quis Mihi Det/他 全19曲
エリック・ファン・ネーヴェル(指揮)、クレンデ
ラッススを筆頭に、マドリガーレに定評のあるデ・モンテとデ・ヴェルトの
作品を集めた作品集。1986年の録音。

EUFODA 1111 \2180
F・シューベルト:
ゴンドラの舟人D.809/愛D.983a/小さな村D.598/セレナードD.920/若者の
歓喜D.983/墓と月D.893/父の聖名の祝日のためにD.80/愛の心D.747/16世
紀からの酒の歌D.847/夜の明るみD.892/輪舞にD.983b/春の歌D.740/夜鳴
きうぐいすD.724/現在の中の過去D.710/悲しみD.825/自然の喜びD.422/
夜D.983c/酒宴の歌D.75
マルフィ・シンガーズ、ヨハン・ヒューズ(ピアノ)、
ペーター・ピーテルス(ギター)
マルフィ・シンガーズは、フランドル地方出身の6人の歌い手によって1983年
に結成された男声ヴォーカル・アンサンブル。1987年の録音。

EUFODA 1112 \2180
女声のための作品集 ――
F・メンデルスゾーン:
歌の翼に、6つの二重唱曲Op.63、日曜日の朝Op.77-1、夕べの歌、
何で陽気でいられよう
R・シューマン:
タンバリンを鳴らしてOp.69-1、修道女Op.69-3、礼拝堂Op.69-6、
孤独な少女Op.91-4
F・シューベルト:
詩篇第23番Op.132、セレナードOp.135、女たちの挽歌、偉大なるハレルヤ
J・ブラームス:女性合唱のための民謡集
カレル・アーツ(指揮)、カペラ・コンシニテ
昨年2005年で結成40周年を迎えたベルギーの女声合唱団カペラ・コンシニテ
による名曲集。1986年の録音。

EUFODA 1122 \2180
金管五重奏のための作品集 ――
T・スザート:舞踏組曲
A・ホルボーン:組曲
C・ルジューヌ:Revecy venir du Printans
F・ショーグル:鱒による変奏曲
F・プーランク:シテール島への船出
E・グラナドス:スペイン舞曲第6番
B・バルトーク:ルーマニア民族舞曲
H・ファン・レインスホーテン:ロッシーニの誕生パーティー
S・マイヤーズ:カヴァティーナ
J・ヴァンデルロースト:プロヴァンス地方の民謡集
L・デ・メーステル:ギタネリアス
グレインジャー:羊飼いの歌
W・レンウィック:ダンス
F・デヴリース:Ui“James Ensors Beelden”
P・カブス:ロンドレット・ブルレスコ=グロテスコ
F・セリス:Hypocriete Treurmuziek
E・フェルシューレン:ブリュッセル組曲
テオ・メルテンス金管五重奏団
1955年のジュネーヴ国際音楽コンクールであのモーリス・アンドレに次いで
2位に輝いたベルギーのトランペット奏者、テオ・メルテンスが率いる実力派
金管五重奏団による作品集。1987年の録音。




<New World>
80648-2 \2080
アウグスタ・リード・トーマス(1964-):
ソプラノと管弦楽のための《ギャザリング・パラダイス》
ヤコブ・ドラックマン(1928-1996):サマー・ライトニング(夏の稲妻)
スティーヴン・ハルトケ(1952-):交響曲第3番
ハイディ・グラント・マーフィー(ソプラノ)、
デイヴィット・ジェームズ(カウンターテナー)、
ロジャース・コーヴィー=クランプ(テノール)、
スティーヴン・ハロルド(テノール)、
ゴードン・ジョーンズ(バリトン)、
ヒリアード・アンサンブル、
ロリン・マゼール(指揮)、ニューヨーク・フィルハーモニック
近現代アメリカ音楽の宝箱とも言うべき貴重な存在であるニュー・ワールド
(New World)。新ロマン主義に属するハルトケやドラックマン、リード・ト
ーマスら現代アメリカの作曲家たちの作品を収録し、全曲世界初録音となる
今回のリリースはとにかく演奏者が豪華!全米で最古の歴史を持ち、今年11
月には日本ツアーも予定されている言わずと知れた超強力コンビであるマゼ
ール&ニューヨーク・フィルに加えて、ハルトケの交響曲第3番ではヒリアー
ド・アンサンブルが演奏に加わるなど錚々たる面々が顔を揃えている。頻繁
に演奏が行われる名作だけでなく、ニューヨーク・フィルにとってのお国物
であるこれらの作品のチェックも粋ではなかろうか!2003年-2004年の録音。

80643-2 \2080
ルー・ハリソン(1917-2003):
室内楽のための作品とガムランのための作品 ――
スレンドロによる協奏曲/一緒に演奏しよう/カルロス・チャベスのための
挽歌/ベティ・フリーマンとフランコ・アセットのためのセレナーデ/弦楽
四重奏曲/打楽器のための組曲
ルー・ハリソン(スリン)、
クロノス・クヮルテット、
ポール・プライス(指揮)、マンハッタン打楽器アンサンブル、他
惜しくも2003年に亡くなったアメリカの偉大なる現代音楽作曲家ルー・ハリ
ソン。12音技法を用いた作品なども多数残しているハリソンだが、世界の民
族音楽への計り知れない探究心は有名である。収録曲にもバリ島の民族音楽
ガムランが取り入れられており、ワールド・ミュージックの要素を併せ持っ
たクロスオーヴァー的な作品を聴くことができる。CRIレーベルからの移行再
発売。

80636-2 \2080
ヘンリー・ブラント(1913-):フルートのための音楽 ――
ゴーストとガーゴイル/様々なフルートのための《グレゴリオ聖歌によるミ
サ曲》/天使と悪魔
ニューヨーク・フルート・クラブ
ヘンリー・ブラントはアメリカ人の両親のもと、モントリオールで生まれた
アメリカの大ベテラン。ニューヨーク・フルート・クラブは多くのフルート奏
者たちが集い、1920年に結成された大編成のフルート・アンサンブルである。

80630-2 \2080
イヴ・ベグラリアン(1958-):
へヴンとヘルの結婚/世界の創造/ロビン・レッドブリースト/ワンダー・
カウンセラー/ランドスケープ・フォー・プライバシー/フラミンゴ
イヴ・ベグラリアン(声&電子楽器)、
コリー・ダーゲル(声)、マーガレット・ランンカスター(ピッコロ)、
ポール・ドレシャー・アンサンブル、様々なアーティスト
リンカーン・センター・フェスティヴァルや中国の京劇など幅広いプロジェク
トを手がけるアメリカの女流作曲家、イヴ・ベグラリアンの作品集。




<De Haske>
DHR 24-002-3(日本語曲目表記輸入盤) \2730
DHR 04-019-3(通常輸入盤) \2180
アースクエイク-ヤン・デハーン:クラフトヴェルク
ヤン・ヴァンデルロースト:
北のラプソディー《ケベック》、タンツィ、管楽器のためのアダージョ
フィリップ・スパーク:平和を求めて、ヴァレリウス変奏曲
ヤコブ・デハーン:アースクエイク(地震)
ヤン・デハーン(指揮)、
ヤン・ヴァンデルロースト(指揮)、
竹内雅一(指揮)、名古屋芸術大学ウィンドオーケストラ
DHR 24-002-3は、インレイカード(裏ジャケット)に日本語による曲目が表
記されています。

DHR 12-007-3 \2180
シャタリング・スパークス-J・ホゼイ:ブラック・グラニテ“3”
J・ヴォスフェルト:Scadawerth
T・ドス:アルピナ・サーガ
K・ホーベン:コドン
J・ボコック編曲:Mr.インクレディブルからの音楽
S・シュワルギン編曲:オールディーズ・フォーエヴァー
J・ブランケン:メイヤーズ・ブルース
P・シャールズ:ダンス・パーティー
ティーメン・ボトマ(指揮)、
オランダ王立陸軍騎兵隊ファンファーレバンド




<COLUMNA MUSICA>
1CM 0142 \2180
ホセ・マリア・サンチェス=ベルドゥ(1968-):不在の建築
Ahmar-aswad(管弦楽のための;2000-2001)(*)
不在の構造(2群に分かれた8つのチェロのための;2002-2003)(+)
Qabriyyat(弦楽合奏のための;2000)(#)
マショー=アルキテクトゥール V(アンサンブルのための;2004)(**)
トリオ III「光と影の吐息が」
(ヴァイオリン、チェロとピアノのための;2000)(++)
沈黙の建築(アコーディオンのための;2004)(##)
快楽と過失の風景(管弦楽のための;2003)(***)
P・ロフェ(指揮(*))
フランクフルト放送交響楽団(*/***)
E・アリスクレン(指揮(+))
コンフント・イベリコ・チェロ八重奏団(+)
I・ヴォルコフ(指揮(#))
アンサンブル・オリオル・ベルリン(#)
タレル・ソノーロ(**)
トリオ・ダマール(++)
エステバン・アルゴーラ(アコーディオン(##))
P・ルンデル(指揮(***))
録音:2005年3月4日(*)、2002年3月15日(#)、2003年12月5日(***)、
ヘッセン放送、ライヴ(*/#)
2004年6月2日、セビーリャ、セントラル劇場、ライヴ(**)
2003年10月2日、マドリッド、ユーロソニック・スタジオ(++)
2005年3月12日、マドリッド王立高等音楽院、マヌエル・ホール(##)
サンチェス=ベルドゥはアンダルシア地方のアルヘシラスに生まれ、ガルシア
・アブリル、フランコ・ドナトーニ、ハンス・ツェンダーらに師事したスペ
インの作曲家。

1CM 0144 \2180
ワルツ・カフェ
リャードフ:音楽玉手箱
シュルツ/エヴラー編曲:
コンサート・アラベスク(ヨハン・シュトラウスのモチーフによる)
ブラームス:ワルツ Op.39 No.15
ヨハン・シュトラウス II/イグナツ・フリードマン編曲:春の声
シューベルト/リスト編曲:ウィーンの夜会 から 第7曲,第6曲
ドビュッシー:レントより遅く
ラヴェル:ラ・ヴルス
ミゲル・バセルガ(ピアノ)
録音:2005年7月25-27日、サラゴサ、アウディトリオ
ミゲル・バセルガは1966年ルクセンブルク生まれのスペイン・アラゴン系の
ピアニスト。

1CM 0151 \2180
ルイジ・ボッケリーニ(1743-1805):
ギターと弦楽のための五重奏曲集 Vol.3
第6番ト長調 G.450/第7番ホ短調 G.451
第9番ハ長調「マドリッドの帰営ラッパ」 G.453
アルモディス
ビエル・グラエリス、オレゲル・ベルトラン(ヴァイオリン)
アンドレア・マメリア(ヴィオラ) イニャキ・エチェパレ(チェロ)
ジョアン・カルレス・マルティネス(ギター) 
ルドビカ・モスカ(カスタネット)
録音:2005年8月、イェローナ、アルベルト・モラレーダ・スタジオ
モダーン楽器を使った演奏。

1CM 0070 \2180
【未案内旧譜】
遠き庭園
海(3曲)/酔った庭園(3曲)/遠き庭園の(4曲)/
失われた地の歌(4曲)
ホセプ・ピエラ(朗読、朗唱)
グレゴリオ・ヒメーネス(エレクトロアコースティック音楽)
グループ・ラ・ドローバ
アンドレウ・マルティ、ホセプ・ナバーロ(ギター)
レミジ・モラン(リコーダー)
録音:2000年9月19日、バレンシア、タバレット・スタジオ
11-13世紀アル=アンダルースの詩人たちの作品(カタラン語訳)の朗読と、
伝承音楽、エレクトロアコースティック音楽のコラボレーション。

1CM 0096 \2180
【未案内旧譜】
マヌエル・オルトラ(1922-):幻想曲とフーガ
性格的変奏曲(P・パラウの主題による、ピアノのための)
悲しい舞曲(チェロとピアノのための)(*)
幻想曲とフーガ(チェロとピアノの)(*)
[メゾソプラノとピアノのための9つの歌曲](+)
牧歌(1942)/意味など無い(1953)/ナザレのイエス(1954)
ペテネーラのグラフィック(1956);鐘,6本の弦,小道
子供(1956)/踊り(1959)/天使の毛羽(1962)
モンセラート・トルエーリャ(メゾソプラノ(+))
シラ・エルナンデス(ピアノ)
マヌエル・マルティネス・デル・フレスノ(チェロ(*))
録音:2002年12月14-15、21-22日、Jafre、ラウディトリウム
バレンシア生まれ、バルセロナ育ちの作曲家マヌエル・オルトラは、1968年
から1987年までバルセロナ市立高等音楽院教授を務めました。

1CM 0104 \2180
【未案内旧譜】
クラリネット五重奏名作集 II
ハインリヒ・ヨゼフ・ベールマン(1784-1847):
クラリネット五重奏曲変ホ長調 Op.23(*)
フランツ・クロンマー(1759-1831):
クラリネット五重奏曲変ロ長調 Op.95(+)
ウェーバー(1786-1836):
クラリネット五重奏曲変ロ長調 Op.34(*)
ジョセプ・フステル(クラリネット)
バルセロナ・グリンカ弦楽四重奏団
アーラ・ボロンコワ(ヴァイオリン) 
ゲラシム・ヴォロンコフ(ヴァイオリン(*)、ヴィオラ(+))
ベルナ・ボファルイ(ヴィオラ) ナビ・カベスタニー(チェロ)
録音:2002年10月日、バルセロナ、エスペランサ教会
フステルはスペイン、バレンシア県ビリャヌエバ・デ・カスティリョン生ま
れ。使用楽器はヤマハですが、さすがに南欧的な音色を出しています。




<ALMAVIVA>
DS 0141 \2180
ピアノラ・ロール
アルベニス:セビーリャ/スペイン組曲 から グラナダ(セレナータ)
トゥリーナ:絵画的組曲「セビーリャ」から オレンジの樹の下で
ファリャ:交響的印象「スペインの庭の夜」から 遠方の舞踏
ファリャ:4つのスペインの小品 から クバーナ
グラナドス:スペイン舞曲集 から アンダルーサ
ゲルボース:マラゲーニャ
チャピ:モーロ幻想曲(セレナータ)
ゴミス:鉄格子のそばに(セレナータ・アンダルーサ)
チュエカ・イ・バルベルデ:カディス(パソドブレ)
パティーニョ:フラメンコのため息(パソドブレ)
フアランス:ラ・ヒラルダ(マルチャ・アンダルーサ)
ロメロ:デ・ウエルバ(ファンタンギーリョ)
伝承曲:セビリャーナス(アンダルシアのポピュラーなバイレ)
ビバス:アルメリーアのファンダンギーリョ(クプレ)
オコーン:アンダルシアの思い出(ボレロ)
アロンソ:
サルスエラ「ラ・カレセーラ」から 酔っ払いと警官たちのパサカーリェ
アロンソ:セビーリャ万国博覧会讃歌
ピアノラ自動演奏
イスマエル・ラモス・ヒメーネス(演奏監修)
録音:2005年2月28日、ウエルバ県立博物館
使用楽器:1921年、ウェーバー製
自動演奏鍵盤楽器ピアノラ(ピアノ・ロールを仕組んで演奏するピアノ)に
よる、アンダルシア地方にまつわるスペイン音楽。アンダルシア音楽資料セ
ンターおよびマヌエル・デ・ファリャ・アーカイヴ所蔵のピアノ・ロールが
使用されています。

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