マーベラスS

King Of Western-Swing!!
歌と食と酒、それに声のページ。

博多場所 二日目ひる!

2008-08-29 01:11:17 | 

通算で8軒目。
大橋の喫茶店「手音」から乗ったタクシーを降りたとたん、
ぶわ~っと漂ってました、ニンニク・唐辛子臭が。
これは二日酔いにはキツい!
巨匠の顔が歪んでいた。

ここは西鉄・高宮高架下。
鉄板焼き肉、ラーメンの『びっくり亭』。名前がベタ。
中へ入ると、ラーメンはなかった。




客層は工員さんとか学生、体を使う工事関係者って感じ。

額に汗して働く人たちの正しい昼飯である。

ほとんど全員が食べていたのが、焼き肉とだけ書いてあるもの。





まずはキムチをつまみながらビール。

なんだこりゃ?





拍子木のような枕木のような、グリシーニの太い奴のような。

箸おきにしたらでかい。



めしが来た。 正しいめしだ!





ほどなく・・・
来ました! ジュージュー言うとります!
これが1人前@750円!

焼き肉といえるほど肉は乗っていない。
焼キャベツ肉入り・・・みたいな感じ。





猛烈にニンニクがきかしてある!これがうま味成分の核をなす。

これに自家製コチュジャンを足して食べるとうまッ!濃い!

バカめしが食える!2人前、3人前いく客も見受けられた。

日本の未来はおまいたちのもんだィ!!

さて、くだんの拍子木であるが・・・

染み出してくる油を寄せるための道具。

鉄板の下にかませて傾斜をつける、びっくり棒といふ!


  な、こんなに油があった。





食えば食うほど汗が出てくる。頭から雨に濡れたようにびしょびしょ・・・

失礼して、ランニング一丁にならせてもらう。

近所の喫茶店に避難やぁ~


     「びっくり亭」  福岡市南区玉川町10




閑話休題 コーヒーなど

2008-08-28 11:38:26 | 

角山隊長の推しで、お茶をはさむことに。
西鉄に乗って、大橋まで。

店内には古いエアコンがまわっていた。





一見、ストイックな珈琲店に見える『手音(てのん)』。
バッハが流れていた。





手前はメニュー
できるものは、珈琲のみ。





ブレンドは「爽」と「薫」の2種。
「薫」をお願いする。





いっぺんに注文が来たので、ネルドリップはこんな有様に。





自家焙煎した豆は、ミルにかける前に、焙煎ムラを選別。

はねられた豆をミルにかけて、機械内に残った前の種類を
押し出してから、新たに挽く。





ネルでゆっくりと膨らませる。精神を集中して。

なんか、仕事に忙しい時こそ台所に逃げ出して、珈琲を淹れたくなる。

美味しく淹れるコツを問うと、豆に尽きるとのこと。





うちで淹れるのとちがい、香りが深い、味もふくよかである。

なかなか素人のペーパーフィルターではこうは行かない。





巨匠が注文したアイスコーヒー。

シェイカーに入れて、氷桶の氷の上でクルクル回転させる!





氷にはシェーカーが装着できるように溝が切ってあった。




アイスコーヒー。

苦味、甘み、いろんなものが交じり合った味わい。





一本裏通り、ほっとひと息できる、静かな店だった。



     珈琲 「手音(てのん)」  福岡市南区塩原4



 


博多場所千秋楽  6軒目

2008-08-25 13:49:19 | 

部屋から降りてこないロッケン師匠を残したまま、
朝めしのために、長浜市場を目指す。



朝めし前に歩く。途中にあった和風パブ。
なんにせよ、世界一と胸が張れるのは見上げたもんだ。

まあまあいいのは長浜市場の「おきよ食堂」であろうと、2人ほどから
の情報。ホテルから歩いてみたら、長浜は近かった。




おきよ食堂 建て替えたばかりとかで、きれいなもんだった。



トンカツ定食にも惹かれたが、そこは市場で体を使った人たちに譲り、
郷土料理系にしぼる。



寿司屋も併設されている。観光客らしいのが、巻き寿司食べていた。



地元カメラマンM氏がたのんだ、煮麺。
素麺で中華っぽいスープ。あっさり美味そうだ。



ごまだい定食 680円  
鯛の刺身が胡麻と醤油に漬け込んである。
東京のライターさんがたのんだのは、ごまやず。
やずとはブリの幼魚とか。ハマチみたいなもんか。
ちょっと濃い目の造り定食みたいなもの、メシが進む!



今日もまた二日酔いっぽいおっちゃん巨匠。
昨夜、もう2軒バーを巡ったチームだったので。
彼のハムエッグ定食。
なんで、博多まで来てハムエッグやねん!



隣り合うほんPさんがたのんだ、豚汁+野菜の煮物。
彼はぶとりの分際で、ダイエット中。

丼めし一杯。朝から満足ぢゃ。



    おきよ食堂  中央区長浜3 市場会館


 


博多場所 もうちょい…5軒目!

2008-08-24 16:51:48 | 


屋台を一軒入れておきたいということで、天ぷらを考えていたが、
夕方の降雨でけふは休み。

ならば・・・と都心からちょっと離れた筥崎宮へ。
ここは正月、玉せせりという神事が行われることで有名。




門前にある屋台「花山」。何軒もあったらしいが、今では一軒だけ。
屋台2棟と離れの和室がある。

ロッケン師匠がハマったシロ。豚の大腸ですな。
間に挟まった玉葱の辛味がいい仕事をする。




タンステーキ



スモークチーズ。プロセスチーズを裏で燻製にし、炙る。


数日前、たまたまだが、ウチの兄が来たらしい。



俳優寺島某に似た、九州男児の店主。接客に切れ味がある。

汲みに行った海水から塩を作ったり、なかなか研究熱心である。



トマト&チーズ  カプレーゼ風




自前の燻製機を見せてもらう。チェリーのチップを使う。

ああいい風が吹いてきた・・・とふっと見ると、業務用の扇風機が

何台も回っていた。

喧騒の中の中洲界隈とはまたちがう、屋台の魅力がある。




徐々に復調してきた、京都のおっちゃん巨匠。

ここからバー2軒ほど行くメンバーと、ホテルへ戻るメンバーに

分かれた。こっちは残った仕事があるのでホテルへ。


ま、明日がある。



       花山   東区筥崎宮 参道

 


博多場所 なんの4軒目へ

2008-08-23 23:43:56 | 




博多情報を調べていて琴線に触れたのは、
鳥皮料理専門店というカテゴリーだった。

かしわ嫌いはたいがい皮が苦手とするが、時間をかけて
フライパンで油を絞ってパリッと焼き上げた鳥皮は
美味いもんだ。
九州のライターハマちゃんに尋ねると、この店の名前が挙がった。

の中に“か”と書いて「かわ屋」。



まとめて50本たのむ。


こ、これは・・・う・・・うまいっ!!(漫画の美味しんぼのようだ)



鳥皮を固めに串に巻きつけてあり、これを6日間もかけて

炙っては休ませ、をくり返すらしい。

たまらん色している。


表面はパリッとするが、中はモチッとした食感。

しかも香ばしい!ビールにも焼酎にもよし。@90円

表面をバター状にすると店主は言ったが、具体策は分からず。


しかし・・・これ実にイケるのだ。


間にキャベツをつまみながら、かるく20本はイケる!




博多名物 すもつ

大阪でいうミノの湯引き、ポン酢風味・・・いわゆるミノぽんに近い。




笹身のしぎ焼き

中は半生で、たっぷりかかる辛子醤油が美味い。 




とん足  博多はホルモン関係がなかなか優れた街だ。

大したもんや。  


鳥のスープ 

濃厚な白湯、ポタージュのよう。

いつしか、胃もたれもぶっ飛んでいた。

ハートストリングスのモヒートが効いたのか?皮の驚きか?

あんまり皮が美味いと、

福岡近郊の鶏は赤裸で歩いてるというような噂が飛び交うことに

なるだろう。 こんな皮料理屋、大阪にはまだない。



      かわ屋    中央区白金1丁目