マーベラスS

King Of Western-Swing!!
歌と食と酒、それに声のページ。

2軒目はホルモン串

2008-08-18 18:30:08 | 


猛烈な雷雨が小振りになった夕刻。再び街へ。



ここには、ホルモン串だけしかない。

そのいさぎよさ、シンプルさがたまらない。一芸名人的な雰囲気。

奥の座敷で、おかあさんが背を向けて串を刺していた。




壁には色紙が一枚。

「酒を飲む 友と飲む 天下を飲め」 同門の大先輩、

藤本義一氏の筆。




主人はなぜか、ウナギイヌのTシャツ。赤塚不二夫追悼か。




店内6,7人も座ったら満杯。

あるのは、この四角い鍋が2台。

土手焼き?と聞いたら、必ず違いますと言われる。

あっさりとした味噌汁ふうのだしでコトコト煮る。

このスープの美味いこと。追い足しで使われる。




ビールから始めたが、すぐに焼酎に。

戦後の闇市的な気分がしてくる。

芋焼酎を、沖縄のうっちん茶割りで飲む。




一本で、センマイ・アカセン・ゴンズ・小腸と味わえるようになっている。

噛み締める感じが、屈折したお父さんにはいいだろう。

1本190円。ネギ100円を足して、一味をかけてグイッグイッと

串をしごいて食べる。

最高69本食べた剛の者がいるといふ。



ここで、仕上げる店ではない。

かる~く5、6本にして、次にまいりますか。



     ホルモンみすみ  中央区春吉3



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ぶとり博多場所 洋食三昧で幕開き

2008-08-18 11:49:09 | 

博多のぶとり会は、中洲の「ちんや」でのランチから始まった。



いい年をしたオッサン5人がただ大メシを食らう、鯨飲馬食の会
ぶとり会。その第11回目は旅篇となった。 しかも取材班付き。
今回は2度目の博多場所である。

博多は余りに大都市でそっけない顔をしているが、
掘れば掘るほどなんか出てくる、興味深い土地。



まずは1杯目のビールで乾杯。

京都のカメラマンおっちゃん巨匠は極度の二日酔いで元気なし。
ソルマック服用の上、ビールもちょっと口を付けた程度。





前回、私だけ早帰りで食せなかったハヤシライス。630円は安い。

みんなでシェアする。




ほとんどの客がこれを注文していた。甘辛の焼き肉定食。

ここ「ちんや」は博多和牛を扱う精肉店兼、すき焼き屋。
(浅草のちんやとは関係ない由)

朝倉牛の断ち落としが150g(だったか)も使う奮発ぶり。
こりゃメシが思い切り食える。これで735円。混むわけだわ。





ビーフカツ 定食にして1050円はお値打ち。

ガルニチュールもきちんとしている。

我々、角山隊長ほか雁首揃えて揚げ物が大好きと来る。

あ、今日の巨匠以外。二日酔いで手が伸びない・・・。




ビーフカレーも630円。肉がゴロゴロ。

C&Bかカレー粉の風味が効いている、懐かしいタイプ。
カレー好きなので、ついご飯を食べ過ぎていけない。




特大のビーフステーキ。300gいや、500gはあったろうか。

脂っこくなくて、ペロリといけそう。



洋食とは白いご飯に合うのが絶対の条件だと思っている。

ここのビーフシチューは21日かけたドミグラスソースが自慢。ソースは

もちろん白いご飯にかけて、ああ、しょっぱなから走ってしまう…。



ミンチカツ ふむふむ・・・



サイコロステーキ  大根おろしポン酢

すぐに「柔らか~い」などと言うTVレポーターがいて、ムカッと来て、
それなら布団の綿でも食ってればと思うのだが、ほんまに柔らかい。




ガルニチュールは申し訳ないが残させてもらって、ほとんど平らげる。


博多で洋食というと、ここが真っ先に上がる。創業60年のよき店。
女将さんが男前、肝の据わった九州の吉本せいみたいなタイプ。


まだ一食目なのに、う~ん、天井を仰ぎ見てしまった・・・。

夜の部まで一旦ホテルへ。
ほどなく猛烈な雷雨となる。部屋でグズグズと五輪バドミントンを
観る。



       ちんや   博多区中洲3



 

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