マーベラスS

King Of Western-Swing!!
歌と食と酒、それに声のページ。

歴代マスクの皆々様よ。

2020-05-12 23:34:44 | 大阪
例年遅まきの花粉症なので今頃までマスクの世話になる。
5月のゴールデンウイークあたりで暑くて手放すのが常。

ところが今年は特別である。買い置きが少しはあったが、
それもそのうちなくなるだろうから…とヨメが手作りを始めたのが、
3月のアタマ。
手作りマスクなんて、戦時中の防空頭巾じゃないんだからと思ってた。

最初はペーパータオルを流用。
硬くて付け心地はイマイチ。




でもまぁ、自宅用としては贅沢は言ってられない。
次にミシンを引っ張り出して来て出来たのが、




戦場でも使えそうな迷彩マスクと、
職業を主張する(競馬の予想屋ぢゃないよ)
ペンの柄。 こいつを裏返すってぇと・・・




粋筋の襦袢のように、ちょっと凝ってみた。
そんな見せたりする余裕もすぐになくなるのであるが。
これは料理屋さんでひざ掛けなどに出される布巾。
さらに、かみさん、火が付いた…!




下はオダサク祭りの際に作った手ぬぐい。
堺にじうらの注染による。堺の実家のほん近所。
つけると、こんな感じ。



手ぬぐいのもう一方は、こんな感じ。



手ぬぐいったって濡れたものを拭くだけぢゃない。
ピリッと割いて紐にしたり、傷の手当したり、鼻緒の代わりになったり。
元よりヘビーデューティーなもの。よってマスク転用も大いにあり。




量産体制に入ったおっかあ作。
といっても売りもんぢゃなく、自家消費用だけどね。
中にガーゼのパッドを張り付けて使い、これだけを
こまめに洗濯するってぇ案配。




ワン公柄のこんなのも。 
布製に慣れると、ことさら紙製のマスク必要に思わない。
これでも会議の席だけ白いマスクに着替え、
帰りにまた布製をして帰ったりしてたんだけどね。

しかしね、もうこの陽気ではいかにも熱苦しい。
鼻の下に汗をかく。マスク内がすぐに湿気を帯びる。 
そこで・・・





コーヒーのペーパーフィルターを半分に切って中に貼り込む。
すると、割とサラサラ。
真ん中をしっかり折り込むことがコツ。
でないと鼻や口にくっついて窒息しそうになっても知らん。

最新作は夏用のハンカチを流用したこれだ。




涼しいからといって、紗や絽のマスクという訳にもいくまい。

ま、ことほどさように、庶民は知恵を使い、
マスク不足を乗り越えようとしておる。
 
しておるのに、今だ来ませんけど、アベノマスク。

ほんとに何させても遅い。早かった試しなどない。
検事の定年延長はさっさと決めるつもりのようだが(爆)
もう遅かったと分かれば謝って軌道修正すれば?
ほんとに謝らないね、ありがとうも言わないね、この人たちゃ。

関西の配布が始まったとかなんとかだが、残念ながらもう
あっちこっちに不織布マスクが出回って値崩れまで起こしてるんだ。

待てど暮らせど…待ってないけど、マスクで466億円だったか。
途中でやめて、いくらかでも回収したほうがよかねえか?え?

誰かが言ってたが、大山鳴動してマスク二枚。
そのマスクさえ届かぬ。 5月12日現在。
現金10万円はいつになることやら。

飲食店のみなさん、ほんとに死んぢゃうよ。首くくるよ。

安倍の「スピード感が必要なんだろうと、こう思うところでございます」
もういいよ。
ことばとはこんなに軽いものだったのか。

コメント
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