3月1日は日本橋「き田たけうどん」オープン日。
難波千日前の「釜たけうどん」は関西さぬきうどんのキーパーソン、
木田武史さんの新しい店。
混むに決まってる日に並ぶのは本意ではないけれど、お祝いのご挨拶だけと向かう。
ボクらの直前でもう麺が無くなったとのこと。 ショック…
ま、いいのだ。お祝いが主目的、また日を改めて食べるとしよう。
左のポジションがうどんを打ち、茹でるタケちゃん。
右は天ぷらや、料理系担当の大原さん。
釜たけからの名コンビ。
麺がないなら、肉吸いでもええねんけど…とねばっていると、
なんとか、麺を出してもらえた。 あれはまかない用だったのかもしれない。
ずっとやりたかったという、なめこおろし。
今までの力強い釜たけの手打ち麺では合わなかったので出さなかったが、
今回はもちもちの延びのある細麺なので、実現した名物。
炙り牛肉うどん。 これもタケちゃんがずっとやりたいと思っていたもの。
肉吸いで有名な「千とせ」の近所だったので今まで遠慮していたという。
肉の質がまんま出てしまう怖さがあるが、大阪らしいパンチもある。
だしの上に浮かぶ脂まで炙るのがコツと明かす。
タケちゃん、あちこち飲んではFaceBookに上げたりしてたが、その成果ですね。
カウンターの冷蔵庫にはいい酒が揃っている。
まだ試作品のようだが、名古屋風煮込み。
ありゃ、飲まなきゃしょうがない…言い訳すな!
鶏フライはサックサク… タルタルソースには射手矢農園のキャベツが。
蕎麦屋で一杯を深く愛して来ただけに、これまでどうもうどん屋で一杯…には
ちょっと懐疑的であった。 特に関西の甘めのだしに酒は合わないと思ってるから。
ですがね、細麺のうどんならば食感が軽くて、お酒の仕上げに
ちゅるちゅるっと食べる、なんてことも可能に。
大根おろしに、おあげ、岩のり。
こういう何でもない、名もなきアテに、酒飲みはほろりとさせられる。
場所は、今までの釜たけうどんの筋を南下。
なんさん通りを南へ渡り一本目を東へ入る。
私なんぞ何を言おうが非力なもんですが、私からもどうかひとつ!
早々に細いうどんの味見をしに参ります
こないだ行ったら、日本橋のコスプレ祭りの人混みで動きが悪く、着いた時には麺が切れてたという情けないことでした。