大型クルーズ船ダイアモンド・プリンセスからコロナ感染が出たのが
2月のあたま。そこで徹底的に港湾と空港で水際作戦に出ればよかったのに、
政府の対応は鈍かった。
韓国にカナダ、米国、イタリアにと広がり、それでも日本はたかをくくっていた。
とにかく動き出しが遅いし、緊急事態宣言にしても経済が悪くなるからと、
先延ばしに先延ばしにしてのこのていたらくだ。
フランスやニューヨークのような強権をもって外出禁止にすることはできぬと
ぼやいていたって仕方がない。
アベノミクスといって経済的な好調を背景にやって来た安倍政権。
歴代最長在任期間で、任期の最後に東京五輪がやってくる。
その後、大阪万博という、いつか見た夢よもう一度・・・
そんな気持ちに浸ったのは幻影、またも出たかのバブルだったのだよ。
モリ・トモ・サクラ…公文書の改ざん、ウソの答弁、口裏合わせ…来るとこまで
来ていたところへ、この超巨大な核爆発以上のウィルス爆発。
すべてが吹っ飛んだ。
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これを書いている段階ではまだ不要不急の外出をしない要請であり要望。
要請という言葉は便利らしく、ズタズタになった国民生活に対する保証は
しなくていいんだと。 30万円を配るというのも即効性ないことに呆れる。
遅い遅い、遅すぎる。 ドイツではもうアーティストに一時金が払われている。
なんでこうも政治家はケチなのか。国民の税金預かっといて何の出し惜しみか。
もう一度この国をやり直すチャンスにしなければいけないのではないか。
神が与えたもうた最後の一回なのではないだろうか。
世界は覇権だの国境だ歴史だ宗教だと反目している場合ではない。
21世紀はウイルスとの戦いになるだろうと誰かが言ってたが、まさしく今、
世界は一丸となって目に見えない外敵と闘わなくてはならない時だ。
そのためにいがみ合っている場合ではないのは明白。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/6e/749074f28f7d396eb64aa8a9cd3d8e74.jpg)
ピンチをチャンス、怪我の功名いうならば、そこしかないのではないか。
ウソで固めて誘致した五輪を開いたところで、何が残るというのだ。
もう旧勢力にはおひきとりいただこう。
そしてもう一度、やり直そう。 震災から立ち上がろうとする神戸のように、
東北のように。 正直に、正しいものを正しいといえる優しい社会に。
でないと、旨いものも旨いといって喰えぬではないか。
日夜、享楽的な、旨いの不味いのと言っているようだが、今回は飲食店は
可哀相なほどの大打撃を被っている。 ここを応援しなくてどうする。
もう一度、笑顔の食卓をみんなで囲める日のために、
できることからやっていこうではないか。
まずはStay Home ! 家へいることだ、諸君。
ひとにうつさない。 医療現場を助けるためだ。
それが新型コロナウイルス終息への最善の近道なのだから。
大手を振ってうまいものを喰って笑える日も、そう遠くはないぞ、諸君。