マーベラスS

King Of Western-Swing!!
歌と食と酒、それに声のページ。

この敵わない暑さにゃ、ウナギで精つけて

2015-08-10 17:21:04 | 大阪 谷四

こうも暑いと、
「どうだい、え?牛かおうなで精つけようぢゃねぇか」ってな話になろうと
いうもの。明治時代か!

関西の地焼きの老舗はほとんど壊滅状態といえるが、
関東風の蒸して、焼く名店もそれほど多くはない。

元来、鰻は高い。江戸時代でさえおいそれと庶民には口に入らぬ高級料理だった。

昨今の原材料の高騰と、職人の人件費、高齢化、いろんなもの重なり、
なかなか大変な時代を迎えているのだ。

そんな中、新鋭が谷四にあり「鰻にしはら」。








まずはビールでのどのヌルヌルをば浄化いたしまして…


かみしも盛りなる、おつなアテを







左から向こう骨、ヒレ巻き、そいつを取って置いて串に巻いて焼く。

かぶとは圧力鍋で柔らかく煮る。








うなぎ味噌  頭肉を丹念に味噌と混ぜ合わせれば、立派な酒肴となる。

チョイと舐めると、按配がいい。

ほんとに手間をいただく感じだ




   白焼き ¥2800



白焼きは酒をふりかけながら、何度も手返しに

これだけふっくらと見事に焼きあげてあるんだから、

もうちょっとイイ山葵を使ってよと、ついついお願いしてしまった。



 


紀州の黒牛、これぐらいうまみのあるお酒がよく合いますな


しかしね、もう蒲焼の匂いが立ち込めると、飲んでる場合ではなくなる。









大柄なスポーツマンタイプの主人。だが手付きは優しいのだ。

せっかく焼きあげた鰻、崩すわけにはまいりませぬ。

さぁ、体勢ととのえて、丼の到着を待つ。






うな丼(中) ¥3300



お見事!  どうですか、この見事な照り。 焼け焦げのなさ。

ご飯も熱い、一心不乱に掻き込むことが最も美味い食い方である。

くぅ~~もう、たまらない!


30分かけて、出てきた鰻丼。

5分でたいらげた。

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする