マーベラスS

King Of Western-Swing!!
歌と食と酒、それに声のページ。

ときに猛烈に食べたくなる、京都クラシカルラーメン

2019-04-08 13:36:15 | 京都

 

   春まだきの鴨川を歩く

 

  

 

   盆地である京都の寒さはきびしい

   その気候があって、オーソドックスな京都のラーメンは生まれた

   

    

  

    北大路にある中華そば「いいちょ」

   ラーメンとやきめしだけという潔さ

    

     

 
 
    言っておくが、あたしゃラオタではない

   ラーメンばかり食い続ける根性もなければ、偏食でもない

   だが無性に食いたくなり、ラーメンでなければいけない時がある

   その場合、京都のいわゆる背油チャッチャ系を欲する

   だが、今やこの京都クラシカルラーメンは少数派である

 

     

      見よ、これがやきめし¥500 新福菜館の影響かかなり黒い。

         よく見ると白いめしも残り、どう見ても上手ではない。

     だが、これがラーメンのスープにどんぴしゃ!

 

       

 

       ノーマルな中華そば ¥700  やきめしと頼むとうれしい¥100引き

       このチャーシューの薄さがいいのだ。

       分厚い焼き豚やレアチャーシューなど、私は好まない。

             どれ一つとして前へ出すぎたらダメ。丼の中のアンサンブルである

 

     


        後半、卓上の酢を入れて味の変化をつける

                そこへ一味唐辛子。

       京都のこのスタイルのラーメンではごく当たり前

       10年一日のごとく変わらない、この中華そばがたまらない

       これぞ京風ラーメン。世にいう京風とはエライちがい




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いよっ!上野アメ横、大統領ッ…

2019-04-07 16:01:13 | 東京

 

   さて東京シリーズも大団円 

  ほんとに30年は来ていない上野へ

  不忍池は荒涼たる景色だった

 

  



   うへ~ ウィークエンドとはいえ、アメ横はえらい人

   人混みが苦手なので、いつもなら近付かないな



      

 

   一際人気なのがここ、居酒屋「大統領」

    中もいっぱい。でもこっちはオオバコなので回転は遅くない

 
 

      

 

    ホッピーと行くかな、下町らしく   

 


      

 

   今回の東上の狙いの一つ、煮込みを

    一味思い切りぶっかけて



      



   もう一つの名物、アカガイのひも

     久保田万太郎の句に 「竹馬や いろはにほへと ちりぢりに」

     小沢昭一の返句  「ちりぬるおはか 赤貝のひも」



      

 
   焼き鳥、行ってみよう~!

 

  



   これ、なんだっけ・・・な


      

 

    ねぎに、小いも



      


   塩ラッキョウ。 甘くないのが東京っぽい



      


 

   居酒屋ひとつでも男っぽい職人世界の歴史が生きている東京

    女性っぽい酒肴が多い上方

   こういう相違がたまらなくおもしろい 


 

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根津の晩 中華の宵

2019-04-04 18:24:39 | 東京

  

  谷中、根津、千駄木をあわせて谷根千

   戦前の東京の佇まいは今や偲ぶ術もないが、この谷根千という地区には

   なんとか残っている。 残っているからここへいろんな若い連中が集まる。

   こないだまで町家だったのが、ちょっと目を離すとカフェやら飲食店になっている。

   東京では無理もないことなのかもしれない。 



      


      



  

   

  ご厄介かけっぱなしなのは、谷中の友人夫婦宅。

  どこへ出るにも便利だし、そりゃ新宿・渋谷を中心にしてた若い頃とはちがうけど。

  一夜、連れて行ってもらったのがこの店。

  根津の住宅街にある、上海料理店「BIKA」。

   ここがまた、いい感じのご夫婦がやっておられる。 
 

  
  


   中国式きゅうりもみ、ピータン

   なんでもない前菜だが、気働きがあって気持ちがいい



  


   
   名物の焼売。世の中、餃子ばかりがもてはやされるが、

    日本に伝わったのは焼売の方がずっと古い


  



   春巻。一般的なこの春巻は広東発祥かもしれない

   関西でよく見かける、巻き揚げスタイルは山東・北京料理から来ていると聞く



  

 

  ここの麺がまた繊細

   ニラそばは見事な色彩 上品なスープ ストレートな細麺 



  

 

  これまたけっこう、ザーサイ豚肉細切りそば


  

   

 

 

   とろみのある五目そば

   ここの麺ならば、毎日でもすいすい食べられそう 



   

 

 

   この辺りの静かな佇まいは、やっぱりそっと置いといてほしいな。

 


        



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