2022年も明けました
明けない夜はないのだ! 本年もどうかお願いします
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/36/7b389622a6bcf918a935a3e4516085fb.jpg)
この二年ほど、コロナでこてんこてんにやられて、
今年は大逆転の年になれるのだろうか
それはさておき、おせち料理である
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/de/79a29f9754a890c5376c06f721b183ec.jpg)
去年は大ふんぱつして、京都の懐石料理の名店のを買ってみたが、
そう感動するものでもなかったので、今年は地元の上等居酒屋のもの。一段だがほぼ二重になっていて60種類の酒肴がたのしめる。
食べた感想・・・はっきり、近所ので十分!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/50/6170cf38f8e28c7b07eeaf1c04dc9e05.jpg)
おぞうにや黒豆は手作り。お雑煮と漢字で書くと安っぽい。
わたしの実家はずっとすましだったが、家人が大阪なので
白味噌。白味噌ってのがうんと高いのである。
そして、これは味噌をケチっては美味しくならない。
煮立ててもいっぺんに味が損なわれる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/73/c1b2af84f86f6508510c87a9b700b929.jpg)
注目いただきたいのは、添えられたきな粉である。
安倍川もちにするあの砂糖きな粉だ。
家人の両親は奈良の出身なので、こういう食べ方をする。
白味噌ぞうにの中の餅を汁から取り出して、きな粉をつけて食す。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/7c/eefc2c5fc744aec85636ba4e1ef5f8e9.jpg)
つまり、こういうことなのだ。白味噌味+きな粉は非日常の味。
実にぜいたくな味の二重奏を楽しむわけだ。
真似して食べてみると、なるほど、クセになる旨さがあるのだ。
この味…京都今宮神社参道のあぶり餅にソックリなのだ。
あれは京都最古の菓子といわれていて千年の歴史がある。
すなわち、平安京以前の大和政権時代の遺物がそのまんま京都に伝わったと考えられないだろうか。あぶり餅=奈良発祥説。
だれもそんなこと唱えるヤツはいないが、奈良県民はこの食べ方が
妙に好きなのだ。
もう一つ、家人の実家に伝わる実にフシギな風習がある。
正月、家長は鏡餅の載った三宝を家族一人一人の頭に載せて、その時
「センマイ、センマイ、またセンマイ…」と唱えるのである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/01/8039db9a5295984ea239fbac6c96a4e1.jpg)
意味をきけば「わからない」と言う。理解せずやみくもにやっているというのがおかしいが、義父亡き後、長男である義弟の家で続いているのだ。大方、千年も万年も豊かに続きますようにということか。
義父は三輪山の麓、奈良県桜井市出雲の出身だが、その界隈の友人に尋ねると、センマイ…は『千枚』と書くのだそうで、郷土史の中に書かれているそうだ。まだその記事を目にしていないが、もし「センマイ…」やってる家の人がいたら、ぜひコチラまで教えてください。
島根県の出雲族とのかかわりも言われる地域だけに、かなりさかのぼることができる習俗(食文化?)なのではないだろうか。
明けない夜はないのだ! 本年もどうかお願いします
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この二年ほど、コロナでこてんこてんにやられて、
今年は大逆転の年になれるのだろうか
それはさておき、おせち料理である
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去年は大ふんぱつして、京都の懐石料理の名店のを買ってみたが、
そう感動するものでもなかったので、今年は地元の上等居酒屋のもの。一段だがほぼ二重になっていて60種類の酒肴がたのしめる。
食べた感想・・・はっきり、近所ので十分!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/50/6170cf38f8e28c7b07eeaf1c04dc9e05.jpg)
おぞうにや黒豆は手作り。お雑煮と漢字で書くと安っぽい。
わたしの実家はずっとすましだったが、家人が大阪なので
白味噌。白味噌ってのがうんと高いのである。
そして、これは味噌をケチっては美味しくならない。
煮立ててもいっぺんに味が損なわれる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/73/c1b2af84f86f6508510c87a9b700b929.jpg)
注目いただきたいのは、添えられたきな粉である。
安倍川もちにするあの砂糖きな粉だ。
家人の両親は奈良の出身なので、こういう食べ方をする。
白味噌ぞうにの中の餅を汁から取り出して、きな粉をつけて食す。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/7c/eefc2c5fc744aec85636ba4e1ef5f8e9.jpg)
つまり、こういうことなのだ。白味噌味+きな粉は非日常の味。
実にぜいたくな味の二重奏を楽しむわけだ。
真似して食べてみると、なるほど、クセになる旨さがあるのだ。
この味…京都今宮神社参道のあぶり餅にソックリなのだ。
あれは京都最古の菓子といわれていて千年の歴史がある。
すなわち、平安京以前の大和政権時代の遺物がそのまんま京都に伝わったと考えられないだろうか。あぶり餅=奈良発祥説。
だれもそんなこと唱えるヤツはいないが、奈良県民はこの食べ方が
妙に好きなのだ。
もう一つ、家人の実家に伝わる実にフシギな風習がある。
正月、家長は鏡餅の載った三宝を家族一人一人の頭に載せて、その時
「センマイ、センマイ、またセンマイ…」と唱えるのである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/01/8039db9a5295984ea239fbac6c96a4e1.jpg)
意味をきけば「わからない」と言う。理解せずやみくもにやっているというのがおかしいが、義父亡き後、長男である義弟の家で続いているのだ。大方、千年も万年も豊かに続きますようにということか。
義父は三輪山の麓、奈良県桜井市出雲の出身だが、その界隈の友人に尋ねると、センマイ…は『千枚』と書くのだそうで、郷土史の中に書かれているそうだ。まだその記事を目にしていないが、もし「センマイ…」やってる家の人がいたら、ぜひコチラまで教えてください。
島根県の出雲族とのかかわりも言われる地域だけに、かなりさかのぼることができる習俗(食文化?)なのではないだろうか。