マーベラスS

King Of Western-Swing!!
歌と食と酒、それに声のページ。

墨東向島あたりをひたひたと・・・

2019-02-21 18:20:37 | 東京

 

   京成曳舟という駅で降りて歩いてみた。

  縁もゆかりもない街だけに、右も左も・・・

  ただ、大阪西成にも曳舟という地名があって、

  祖父がそこで箱ずしの職人なんぞをしていたと聞いている。それだけの関係。


  駅から5分も歩いて京島という辺り、キラキラ橘商店街という通りに出た。

  いいではないか。



     



  この辺に下宿していたら、あちこちの商店に立ち寄っていただろう。

  そうして、ここらで静かに人生を送っていたかなぁ、などと思う。

  玉の井なんて、どの辺にあったのかなあ。


  で、昔、一度だけやってきたことがある、向島百花園。 

 

  



  野草、春&秋の七草などが自然に近い形で植わっている。

  なんせ文化文政の頃、粋人が旧旗本屋敷を買って庭にしたとか。

  詳しくなどないけど、俳諧の句があちこちにちりばめられている。



  



  池水回遊式庭園っつうのかな。

  天気よく、うららかな午後である。

  東京には空が無いというが・・・あるぢゃないか。



     




  歩いて隅田川をめざそう。



  



  この感じ、町場じゃもう見られなくなった。

  うまいかどうかは知る由もない。

  白髭橋を渡る。 



    



  東京だぜ、おっかさん・・・!

 

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立石のもつ焼きで梅割り、ク~ッ・・・

2019-02-16 18:26:30 | 東京

 

  茫日、日暮里から京成線で青砥で京成押上線に乗り換え、立石へ。

  京成線もほぼ初めてなら、立石も初めて。



   

 

   間違っても下町なんてもんぢゃないね。

  場末、在というとこだろう。千葉の手前の葛飾だもの。

  近年、ここが酒飲み天国となっているそうで。

  上方の飲み助としては、知らぬ訳にも行かず、無理してノコノコやってきた。



   


 
  ひゃあ~!土曜午前、11時になったとこなのに、もう行列が出来ていた・・・

  というか、行列があったから店が分かった。

  こんなくずし文字読めねぇやい。「宇ち多”」、小洒落たもんだ。



  



  30人ほどもいたか、相当待たされそうだが、ここまで来て諦める訳にゃいかない。

  けど絶望には及ばない。意外に回転が速そうなのだ。

  ネットではさまざまな掟があるように書かれ、ビビらされるけど、

  田舎者はすぐそんなこと言いたがる。バカバカしい。

  ふつうに酒場の常識さえ知っていて、混み合う店をシェアする気持ちさえあれば

  なんにも恐れることなどない。



    

 
   ビールから梅割りへ。

  宝焼酎を満たし、そこへ甘い梅エキスをチョロリと入れたもの。

   店員のおっさんたちは愛想は良くないが、分からない一見にだって差別しない。



    

  
  
  ナンコツ塩をクッと歯でしごきながら、梅割りをクイッ… こたえられんな、しかし。

  これだな、この男っぽいハードボイルドな酒場こそ、東京という街に似つかわしい。

  間違っても女性社会である関西にはない。 



    



  タン生(といえど茹でてある)、お酢多め。

  自分の歯茎を喰ってるような歯触り。 

  一人には少々持て余すサイズ感。 東京にあって安いのも人気の大要因。



    


  
  シロのよく焼き。 タレうまし!

   しっかりと食べでがある

  で、使い込まれた店内にうれしくなってくる。

  べらべらと喋っている客がいないが、みなにこやかである。



    


  
  さて、梅からブドウ割りに。

   煮込み。誰がいったか東京5大とか3大煮込みのひとつ。

   この汁気のない煮込みは初めてかもしれん。


    

 

  一皿にいろんな食感があって、楽しいことまちがいなし。

  常連の中には、白いの赤いのばかりという頼み方もするそうだが。 



    

 

  「宇ち多”」を出た連中が、向いの「栄寿司」の行列に並んでる。


  ここらの奴の胃袋はどうなってんだ。 一人客ではそうはいかない。

 

  



   駅前すぐから商店街が伸びていて、こんな対面の魚屋さんが健在。

  のんびりした在の風情があるんだよなぁ。 



    



   腹ごなしに歩かなけりゃなあ~。 

  再び、京成で荒川越えて。

  八広から歩いて、向島の方へ行ってみっかな。

  気が付いたら東京弁になってやがら・・・この大阪人めが!


    



  東京ぢゃないね、この景色は。

  いいや、こっちが東京の元々の姿なのかもしれないぞ。

 

  

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東京日暮里、駄そばもいいんだわ

2019-02-16 02:22:39 | 東京


 蕎麦好きだが、駄そばってのもあるでしょう。

 駄そばには駄そばの世界があって、デイリーに使える気安さ、手ごろ感がよろしいようで。

 お友だちに、連れてってもらったのは西日暮里の立ち食いそば。



  



 こっち側は荒川区になるんだ。

 午前中から次々に客がやってくる。



 


  
   天ぷらが得意なようで、買って行くお客もいるみたい。

  ねぎの箱がズラッと並んでいた。



     

 

 ジャンボいかゲソ天そば、ショーガ天¥100 をプラス。

 種ばっかりの唐辛子をひとすくい。

 

    


 
 友人はJKB 何の略かって…? 

 じゃんぼかきあげB   Aってあるのかな。



     



  天ぷらが熱いだしに煮崩れていくあたりが、妙味でありますね。 



    


 

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新開地、モナムール

2019-02-10 14:42:34 | 神戸


 
 茫日、新開地へ

 

        



  目的はアートビレッジでの写真展

  
KOBE HEARTSは今年で10回目



    


  
  これない年もあったが、初回から来ている

  今年でピリオドを打つ

  最終回は新開地がテーマ

    

   

 


  会場を出て、前の瓦せんべいの店へ寄る  

  久しぶりに、ここの野球カステラを買ってみたくなった


            
     



   すると、もうずいぶん前に野球カステラは止めたのだという

  無いとなると、たまらなく口にしたくなる (写真は10年前のもの)

  ひなびた味わいがあったのにな

  湊川市場の方に行けば一軒やってるらしいんだけどね

  

  



  写真展を出たところで、パトカーが来てなんだか騒がしい

  酔った?オバハンが警官に咬み付いていた、まだこういうの健在なんだ

  ボートピアという場外舟券場があるからなぁ 
 

 

             

   
  少し行ったところで知人にばったり

  KOBE HEARTSの主宰者の一人、ケンゾー氏


  魚が美味いらしいよと立ち飲みを教えてくれた
 

           

              

 

  ということで「ふみ」

  店前もごちゃごちゃ

  店内もごちゃごちゃ、冷蔵庫の品書きがスゴイ

  
 

             

 

  ナマコの酢の物をもらって 日本酒だい 

  

              

 
  張り紙を見て、カンパチ・ヒラメ・シマアジを少しずつ

  冷蔵庫から半身を取り出してびっくり、造りいいなぁ
 



             


  店先の発泡スチロールの生け簀で伊勢エビやアワビを活かす

  小ぶりだけどナガレコぢゃないよ・・・とアワビを発注 

  

             


  
  煮アワビもいいけども、たまにはこのコリコリ感


             

 

   赤かぶの酢漬け 

  酒のみは口が甘くなるので、こうした酢の物が最適ってワケ

 

             


 

  いいよ、「ふみ」。 まだまだ掘り甲斐のある街だな、新開地って



 

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美味そうな気配の方へ、敦賀の夜

2019-02-08 02:50:33 | 福井

 
 敦賀まで来たら日本海の魚が喰いたい。

 今なら蟹、写真のリアルタイム時はカニのシーズン直前。

 それでも「日本海さかな街」という場所へ行くとカニだらけで、一体どこのカニやら。

 売らんかな圧力が強すぎて、ああいう場所はほとほと疲れてしまう。



 さて夜の帳が下りると、ひとの姿がめっきりと減る。

 飲み屋街はこれから始まる時間帯といえど、まあ商店の閉まるのが早いこと。



 


  
 商店が早じまいするから客がいなくなるのか、客がいないから早じまいするのか。



    


 
 よさそうな店もあるも、店に入るだけの決め手に欠ける。



    


 70年代的ひびきのコンパにもそそられるが、

 元祖焼きそば…なんだろう?


 


 閑散とした中に真っ赤な提灯とテント、「赤天」は地元で有名な屋台ラーメン。


 さて本町を中心に歩き回った中、地元の2組が入っていったので、つられて入ることに。

 お食事処とフツーに書かれては、なかなか想像しにくい。



    


 
 入ると、びっくりするほど混み合っていた。

 地元のサラリーマンが多いように思えた。

 ビールから始めるかな・・・。


    


 
  刺身盛り合わせ


    


  ばい貝の煮付け

 

    


  タイのあら炊き 

 

    

 

   日本海つながりということで、富山産、白海老のかき揚げ。

 

    

  
  これを行っておかねば、焼きへしこ。 サバのぬか漬け。

  こうなると、日本酒。

 

    


 
  豆腐の辛鍋。



    



  観光客目当てではない良さがあります。

    

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