友人によると、大層いい居酒屋だそうで、以前から気にはなっていたのだが。
という訳で、すごく久しぶりでJR玉造下車。
「きくや」という大人気の関東煮屋があり、昔からそれなりの繁盛店だったが、
今みたいに並ばねば入れないなどということはない、普通に旨い店だった。
その脇を抜けて、居酒屋「やすきよ」へ。
カウンター6~7席か、トイレに行く時に、他の客に立ってもらわねば通れないぐらい狭い。
まずは小さなおかずをもらって、ビール。
なすのオランダ煮 ¥400 油を使ったものだから西洋っぽくオランダなのだろう。
みょうがのナムル ¥350 茗荷は珍しい。
仙鳳趾(せんぽうし)牡蠣のかき酢 ¥700
うん、濃厚な海のミルク! 年中あるカキなんてカキぢゃない。
冬場を待って食うからいいのだと確信するね。
煮豚 600円
キムチも両者とも本格派。さすがは歩いてもいける隣の駅、鶴橋が近いだけのことはある。
韓国朝鮮の連中は食肉の歴史ではかないっこない。向こうには500年の長がある。
それに小鍋のアツアツで出てきた、佐賀牛のすき焼き ¥900
セコ蟹があるではないか。
この時期だけのものとあっては跨いで通り過ぎる訳にはいかぬ。
セコ蟹の酢の物 ¥1300
バラして庖丁を入れるなど、手間がかかっている。 うまし!
オスのズワイガニもそりゃイイに決まっているが、この小さなサイズ感は嫌いではない。
オスのズワイ・松葉・越前・津居山・間人などは立派だがそれだけで腹いっぱいになってしまう。
真ダラの白子 醤油焼き ¥800
そうそう、以前より気になっていた屋号の「やすきよ」。
店主のお名前なんだそうな。 なんと!