マーベラスS

King Of Western-Swing!!
歌と食と酒、それに声のページ。

うるわしき寺町二条のおつな甘み

2021-04-23 14:44:49 | 京都
寺町二条辺りに来るとそわそわする。好きな街だから。

閉めたけど、秀逸な書店「三月書房」があり、豆の「船はし屋」があり、
バーでは「カルバドール」、「K6」も近い。茶の老舗「一保堂茶舗」もある。

明治期開店のここ、「村上開進堂」もいい感じの一軒。
冬場にしかない「好事福蘆」。こうずぶくろという。

    
  


 作家 池波正太郎の好物で、酔った後に買って帰って、宿屋の屋根の上で
 ひんやり冷やして喰ったらうめぇと書いてた。

 


ほぼ要予約だったが、久々に行くとウインドウにも収まってた。

量産するようになったのかな。


   


 オールドファッションな店内も愛でないともったいない。

 いかにもな、ロシアンケーキもあるよ。

 ケーキと言いながらドライフルーツのはまったクッキー。
 
 奥にカフェが出来ていたのには驚いた。


   


 好事福蘆、平たくいうとミカンゼリーである。

   
   


 本物の皮に入ってるから、果肉をいっぱい使ってる感じがする。


   

 
 洋菓子のゼリーなんだが、洗練されすぎていなくて、
 よござんすよ。


思い出すのは…未だこんなになる直前の晩さん

2021-04-23 03:11:56 | 大阪ミナミ
まさかね、こんなに長引くなんて誰も思っていなかった。

もうちょっと早くカタが付くはずだった。

だいたいだらしねぇったらないね。 どうしても五輪やるなら

世界のみなさん、ワクチン回してくださいな…ぐらいのこと

なりふり構わず、頭下げてもいいのではないか。

まあ、いいや。

ホントに、こんなになる直前に関東から帰阪した友人と

食卓を囲んだ晩めしを紹介し、備忘録としておくね。

場所はミナミ。長堀橋に近い「洋食Matsushita」。

    


         

  なにがうれしかったって…




 
 ひさびさの顔が揃ったことかな…





   


 比較的、まだ元気…
 そんなうちに顔を合わせて、めし食っておかなきゃね。


  


 すぐまた、揃って行けるなどと思ってたら、大間違いだった。

   


  そこらへんがパンデミックの感染症の恐ろしいところ…

  
  


  この日、何が嬉しかったって…




  食べながら、「旨い!」という前に、声挙げて笑う奴がいたこと。

  人間ホンマに美味いもんを喰ったら、笑うんだというのを知った。





  ね?よござんしょ。 コロナが終わったらきっと行ってやるんだ!