マーベラスS

King Of Western-Swing!!
歌と食と酒、それに声のページ。

贅沢メシも早や佳境となり・・・

2016-05-01 00:15:14 | 神戸 元町


一世一代!とは言わないまでも、ここんとこないゼ~タク飯も

いよいよメインとなりにけり。

メートルが見せに来てくれたのがコレ! どど~~ん!!




 


ひ、ひぇ~~っ!!アップで見るとキツイなぁ…。

ブルターニュ産オマール。

爪の付け根が青い模様が入るのがブルターニュ産で、値段も持ち味も全く違うそうだが。

いかんせん、こちらは産地が判るほどオマール食べ付けていないと来る。







 
ひらひらと花弁が散らしてあるような美しい一皿に。

オマールの身を、味噌と卵のソースで。

花弁のようなのは人参とビーツをたいたもの。

その下に、オマールとチンゲン菜。




 


陶然となるようなソース。 プリリと歯を押し返すようなオマール。

う~ん、こいつぁいつまでも食っていたい…。

美味いというよりも快感がずっと続く感じ。


身はほんの少しなのでオマール恐ろしく歩留まりが悪いが、

美味い物は少しだからいいのだともいえる。

このくらいでよしとしないとイカンだろう。



さ~て、肉料理の登場!


丹波の高見牛のロース・ステーキ

ま、ほんの一切れだけどね。

前言取り消しみたいになるけど、

せめて倍はいただきたい。




 

 
牛テールを煮詰めた濃厚な牛うまみソース。

火入れ具合は言うことなどなし。 結構なもんです。

カボチャの実と皮のパウダー、菊芋のチップ 、カボチャの付け合わせ



 


洋梨のデザート クールダウンといったところだろうか。 

タイムの泡、カマンベールのムース。 

緑のイイ香りのソースは、ベルベーヌという仏産リキュール。

これがたまんないね。 貴婦人って感じで。


デザートは続いて・・・



 


アッシュのスペシャリテ、「砂漠のバラ」

形がそれっぽいね。

チョコレートサブレとチョコアイスクリーム。 下にはオレンジムース。

粉々にしてかき混ぜてどうぞと来た。


壊すのもちょっと快感ね。



 


相方の頼んだのは、イチジクの生とコンポートのサバイオン・ソース。




 


赤ワインのソルベ、ヘイゼルナッツとドングリ、ワインのソースとゼリー。

ちょっと大人の味。



 



小菓子とコーヒー


エルブリの革新的料理人、フェラン・アドリアが創作したモラキュラーキュイジーヌの影響は

受けない訳にはいかないのかもしれないが、科学する料理みたいなものは

感心はするけど、なかなか感動まで結びつかないところがあるな~。


世の中の流れを映して、山口シェフの料理がどう変化していくのか楽しみである。

追い続けたいけれど、そうそう行けるものでもなく、たまに、ホントにたまには

ホテルのメインダイニングを愉しめる、そういうゆとりがこの先もあるといいなぁ、

と思うばかり。 経済的というより、気持ち的な余裕ね。


帰りに北野界隈を歩いて三宮まで。

静かな夜の住宅街は、なかなか気分良かった。


 

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記念日なのでやってしまった贅沢メシ

2016-03-27 23:50:52 | 神戸 元町


世にいうグランメゾンなど、なかなか行く機会がない。

ホテルのレストランも同様、めったに行かないだけに、そこには自然体ではない

どうにもイキっている自分がいて、耳へんにココロなのである。

しかしながらこちとら、もう50も遠に越えてしまっている。

まして結婚20年記念の名目である、他人さまから見たら十分に熟年夫婦、

ホテルで食事してても、もう何の不思議があろう。意外性がなくてすいませんと言いたいぐらい。

ということで、茫日一夜、神戸北野ホテル「アッシュ」で地に足のつかない飯を食った。
 

 



総料理長、山口浩シェフは“水の料理”で一時代を成したベルナール・ロワゾーの弟子。


さて祝いは泡から。モエ・ド・シャンドンと、ノンアルコールのスパークリングで口開け。





向こうからチーズの香りのシュー、 稲穂とクリのサブレ、 サツマイモコロッケ

手前が豚肉を射込んである竹炭のシュー  ほんのひとつまみずつ
 

 

 

ジャガイモのエスプーマ、手前のグジュグジュしたのが梨のジュレ、向こう側にジャガイモチップと生ジャガ。

ジャガ皮のパウダー、全部中へ落し込んで一緒に。

 

 


煙のビーカーが出てきた。

それを開けるとくんせいされた自家製イクラ。

サーモンのクラッカー。

 

 

 

 

 

 
冷たい皿。 毛ガニ、カニみそ、リンゴ、豆苗

リンゴのソース、皿の余白に温かい豆乳と、リンゴ風味の液体窒素



 

紙のフタ付きで現われたのはスープ。

トマト、フォアグラなど入り、とろみがある。

途中でバジルの葉のフライとピュレを入れることで、トマトの酸味、バジルの爽やかさが際立ち、

イタリアンっぽくなった。

 

 

 いよいよ、メインに行くのだが、

見てる方はすでにお腹一杯かもしれない。

他人がイイもん食ってると言うのは、さほど心に響かないのは先刻承知。

まぁ、ザレ事に付きあってチョ~ダイな。

ということで、後半に!!

乞うご期待!って期待なんかしてないっつうの!

 

 

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