マーベラスS

King Of Western-Swing!!
歌と食と酒、それに声のページ。

たまごスパ

2008-08-31 16:04:47 | 

熱狂の8月も今日でおしまい。
諸氏、ご無事でしたかへ?
でも気を許しちゃあいけません。今からぶり返しでもされたら、
どっと死人が出ます。わたしゃ、対抗できません。
9月、ぼちぼち行きましょう! では8月のシメは、これだぁ。

北浜、堺筋に面してある店。
トラットリアというから気楽なもんかというと、そうでもない。
店内はリストランテの風情。
店主小出哲也さんは、ポンテヴェッキオの出身。



ヨコワのカルパッチョ・スパークリングワインのジュレ
ペッパーベリーのマリネがのる。
ビネグレットソース。



カルボナーラ

マンマミ~ヤ!見たかカアチャン!

蘭玉を全卵1個と卵黄1個を使う。自家製パンチェッタで香りを出し、
茹で立てパスタを絡めるカラメル!

卵と油で見事に乳化させ、クリームは一切使わないのに、このコク!
スパゲッティにまとわりついたソースは決して皿に残らない。
これがシェフの理想。

パンチェッタと卵、粗挽きの黒胡椒。

シンプルイズベストのカルボナーラ。




子牛のカツレツ

薄切りの子牛のミラノ風。まずいわけがない!




モモのコンポート・ニワトコのソース

ニワトコ・・・はて? トサカがあって裏庭を走り回るヤツ?
それはニワトリ!





ソースに独特な花の香りと甘さがある。

こんなボトル。エルダーフラワーともいうらし。




オーストリア産。なるほど~勉強になった。




ここのカルボナーラ、たまらん美味いです。 ごっそさんでした!



     トラットリア・アルファロ  中央区伏見町2 堺筋沿い



洋式にかる~く一杯

2008-08-31 15:33:21 | 


京都、目指した店は休んでおった。
そこで大宮からひょこたんひょこたんと歩き、二条まで。

途中、こんな看板が。
森岩雄、藤本真澄プロデューサーで知られたあの映画会社。
無責任シリーズ、若大将シリーズ、ゴジラ、黒澤・・・




・・・ぬぁ~んちゃって・・・。

残暑に頭が膿んでます。


後院通りの突き当たりにバカでかいビルがあり、
何かと思うと、立命館大学と書いてるではないか。趣味わるっ!


そこを通り過ぎたJR二条の駅前にある、オサレな外観。



タベルナ・イルヴィアーレ  渡辺シェフの2軒目。


主目的はパスタ探しだったが、だが
これといって目をひくパスタメニューがなく、
小さいおかずで一杯やって出ようとした。




生ビールで左のグリッシーニをポリポリ・・・

ピクルスは小玉ネギ

ちょっとサービスが笑顔に欠けるかな、まだ硬いというか。

まだ混む時間ではないが、ちょいと動きも遅め。

でも1年以上たっているそうな。

オレが威圧感与えすぎた?まさかね・・・





ラタトュイユに似た、カポナータ。

グラスワインを赤白一杯ずつ。

駅前だしね、待ち合わせて一杯引っ掛けて他へ行くなんて使い方も

できたらいいのにね。それにするならもう少し値段は安めで。

ここで立ち呑みイタリアン居酒屋は、流行るだろうになぁ~



   タベルナ・イル・ヴィアーレ  中京区西ノ京千本通御池下ル




坦々麺、そしてパン

2008-08-31 14:36:16 | 


胡麻の栄養価は言うに及ばず。
胡・豆・昆を摂っていればまちがいない、といわれるように、
胡麻は頭脳によく、アンチエイジングにも
効果があるといわれる。



ひさびさ上新庄の炒麺処『可門』へ。
日ごろは広東風炒麺をいただくのだが、この日はもやし炒め、
四川風水餃子、焼餃子、それに坦々麺。
可門の坦々麺は胡麻がたっぷり。


店主TAIZO氏が5弦のエレクトリック・マンドリンを入手して
私の来訪を待っててくれた。
思ったより小ぶりで可愛いマンドリン。
電気系統は調子悪く、これについては治さなければならないが、
程度はすこぶるいい。
近いうちにここへアップする日が来るだらう。


TAIZO氏に教わったパン屋へ。
岸部にある『ル・シュクレクール』。
フランス修業時代、モンマルトルのサクレクール寺院を間違えて
シュクレクールと記憶し、大笑いされたとの噂。
数年前、サクレクールの階段下のパントマイマーと戯れて
写真を撮ったことがある。


いちじくのパンも良いが、バケットが美味い。
ディジョン産マスタードと2種のオリーブのパン
ピリ辛チョリソーのパン
ラタトュイユのパン
キュリー(カレー)パン・・・など。
フランス名で覚えにくいこと。




ドンクの藤井社長は若き日、神戸港に来航した仏軍艦の船員に試作のパンを運んでは反応を見たそう。船員たちは競うようにバケットに
ナイフを入れて中の身を海に捨て、サラミを挟んでかぶりついた・・・
(ビゴさんのフランスパン物語より)

これで分かるようにバケットは皮を味わうもの。その美味さは皮の
パリパリとした食感、香ばしさこそがポイント。


シュクレクールのバケット、幸せな皮とめぐり合えるはずだ。

     ル・シュクレクール  吹田氏岸部北5



博多場所 結びの一番

2008-08-30 14:46:51 | 

博多場所、結びの一番は駅からスグの居酒屋。



この感じ、既視感あり。
八重洲駅前とか、上野駅前とか、天王寺駅北口付近とか、
何処にでもあるターミナル駅前居酒屋の典型。
駅で別れる男女がここで涙の一杯を、或いは博多出張から帰る
タラリーマンが、ここで名残の一杯をするのだらう。
酢もつがあるのも、らしいな。



ほほー刺身なんぞもイケそうだ。




煮魚の煮汁で煮た、豆腐の煮付け。
よく味が染みている。
玉子も入れてね・・・という師匠の一言は忘れられた。



刺身だって好きなのだが、なぜかこの会では揚げ物になってしまう。
れんこん天ぷら  キシキシッという歯ざわり。



揚げ餃子  誰だい、こんなの頼んだの。



鶏のから揚げ

皆さんはビール、ボクは焼酎湯割りなり。

一泊二日で全部合わせると14軒にもなった。
さすがに食べ疲れ。咀嚼するのがめんどくさくなった・・・。




旅の感想を一言ずつ。

歩けばまだまだ、鶏皮みたいな関西にはない味にぶつかる。よって
街歩き・呑み歩きはやめられないねぇ・・・みたいなことを言ったような。

今回の博多場所の詳細は、「あまから手帖」10月号に掲載される。
続きはまた、そちらでということで。

ではまた来場所でお会いしませう。テンテンテテン、テテンテテン


     酒蔵・寿久ひさきゅう   博多区博多駅中央街5  



 


いざ博多、ラストスパートへ

2008-08-30 13:57:15 | 




汗みずくのオッサンたちは、喫茶店でクールダウンし、
隊伍を整えようということに。

そんな中でも2人は大盛りの宇治金時などをペロリ・・・
さすがにそういう気分にゃなれなんだ。

ここで「博多に来たんだからラーメン!」派と「うどん」派に別れ、
一軒、別行動をとることに。

次の店に行く前に、時間調整に餃子でビールでもと、入ったのが
渡辺通りの町場の中華『山ちゃん』。


餃子にソース焼きそば!
意外にいいんでないかい。





ソース焼きそば、モチモチで美味かった。



TVからは高校野球の中継。
昼下がりの中華屋のBGMにまことにふさわしい。



プレハブ建ての『博多だるま』。
なかなか若くて勢いのある店のようだ。



店内は色紙だらけ、暇つぶしにはいいが。




ふんふん・・・なるほど、なるほどな味




小っちぇ~!餃子。京都で舞妓が食べそうな。

タレと柚子胡椒で食べる。ほんのおやつ。

大助うどんへと行ってきたロッケン師匠も合流。

さぁ、ぼちぼち大団円へまいりますか。



    中華 「山ちゃん」 渡辺公園のまえ

    ラーメン「博多だるま」 中央区渡辺通り