大体、平賀源内だか誰かが言い出したんでしょ、土用に鰻ってのは。
そんな混むような時に行くのは愚の骨頂。 仕事が荒れるに決まってます。
そんな混むような時に行くのは愚の骨頂。 仕事が荒れるに決まってます。
コロナ禍、いつまでたっても大手を振って行けそうにないので、
そっと行ってまいりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/7c/96f9380f80f51c2ef604c8b2213b9d7e.jpg)
関西焼きの「魚伊」へ。 野江内代からふらふら向かうと、
鰻を焼く香りが漂ってくるのですよ。腹減らしてるとたまりません。
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小上がりあるのですがね、焼き立てを間髪入れずに食べたいから、
カウンターが一番。
ただ、この日は、淡水魚の生臭さがちょっと鼻をかすめました。
この匂いは食欲を阻害します。
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鰻の三種盛 くんせい・八幡巻き・やわらか煮 ¥1300
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たわむれに頼んだ、レンコンのはさみ揚げ。
あとで考えれば、これだけ余計でした。
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うざく ¥1120
きゅうりをもう少しいただきたい。バランスですから。
肝焼き ¥810 よろしゅござんすな。お酒が進みます。
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さて連れ合いがたのんだ、うな重上 ¥2950
鰻が一尾の3分の2。
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私はできるなら重箱は回避したいので、こちらの丼で出てくる特上。
この開ける手前が、実は一番のハイライト・・・・
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見事な焼き加減。 焦げなどあるのは願い下げです。
雑誌の企画で桂米團治、林家正蔵さんがここで対談。すぐに関西焼きと
お二人とも解りませんでした。それぐらい柔らかく仕上げる技です。
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これはもう、何がなんでも、雨槍降ろうが一心不乱に食べる!
奈良漬ではなく守口大根のような。ウナギに奈良漬付けたヤツは偉いね。
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肝吸い。これもさほど美味しくないも、無けりゃ無いで寂しいもの。
さっとタレ焼きにしたのを入れても旨いんぢゃないの。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/f7/8b7dbf021296b339bdf4dafa1e18161d.jpg)
もはや、何も付け加えることなどなし。 けっこうなお点前でした。
食べ終わって、一粒もないのが旨かった証拠。つゆだくなどくそくらえ。
食べ終わって、一粒もないのが旨かった証拠。つゆだくなどくそくらえ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/10/7cebeb461703620d9574d0d36272a1f2.jpg)
一度、こちらで半助(鰻の頭)をたくさん買って帰り、焼き豆腐や葱と
一緒に炊いたんだけど、あんまりあっても有難くないね。
最後はしつこくて気持ち悪くなった。 あれは少しあるのがいい。
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土用には行かないけど、 どうぞみなさんは行ってください。
夏場はこれで乗り切ろうという意見には大いに賛成いたします。