澄み切った青い空。現在快晴で風が少し冷たく感じられます。一昔前の5月といった感じの当地です。明日からは急激に温度が上がって30℃近くまで上昇する地域もあるとか。 そんな気候の異常が原因なのか?小さな菜園ではダンゴムシの異常行動が
実はこの記事でも書いたのですが、
広さ的には、40㎝×60㎝程の場所なのですが、この中に少なくともダンゴムシが300匹以上発生。まる2日かけてダンゴムシを捕まえて、少し離れた雑草の生い茂る空地へと放ちました。
やれやれと思っていたら、生き残りが、プランターの小松菜を容赦なく食べてました。 ダンゴムシの幼虫(成長過程)が若い芽を食べる事は知ってはいましたが、どう見ても成虫と思われる黒いダンゴムシが食べているのをこの目で確認。数年前から、根切り虫か夜盗虫と思っていた、新芽を食い散らす犯人が、何と「ダンゴムシ」だったなんて・・・ショックが隠せません。ダンゴムシは2024年の現在、益虫ではありません。完全なる害虫指定です。
プランターの中は腐葉土ですから、ダンゴムシの餌となる落ち葉が沢山あるのに、そちらには見向きもせず、柔らかいやっと出て来た四つ葉目をダンゴムシが侵食。 よって、その小松菜は成長が出来ず弱って枯れてしまいます。 四つ葉目が無残にも切り落とされていた小松菜もありました。その時はまだ犯人は確定していなかったのですが、一昨日曇りだったので、ダンゴムシの活動も活発で、ふとプランターの中を見たら、成虫が・・・食べてましたw。
wiki間違ってますよ。もうダンゴムシは幼虫だろうが、成虫だろうが、若い柔らかくて美味しい葉を食べる害虫です。多分自然の森や林にいるダンゴムシは益虫の役割も担っているのでしょう。
そして、ダンゴムシがここまで増えた原因が・・・生ごみ処理だったとはね。とてもとても残念でなりません。少しでも生ごみを減らそうとした努力が、結局ダンゴムシを異常発生させて、さらには大切な菜園の野菜の若い芽を食い散らす害虫へと変化させてしまったようです。 生ごみをボカシなどの自然由来の方法で処理する場合は完全に外界と遮断できる容器で行わないと、一旦ダンゴムシが異常に増えた場合は手が付けられません。薬で処理するしか方法は無くなります。僕の場合は、まる2日かけて捕まえましたが、残りが繁殖したら、今度は最終手段の薬を使うつもりです。 些細な被害の内は目をつぶっていましたが、新しく種を蒔いた小松菜達(4月に蒔いた)は、被害の大小はありますが、殆ど被害を受けています。こんな感じ。
ダンゴムシも、枯葉を食べるよりも、若い小松菜の葉を食べた方が美味しくて直ぐにエネルギーになる事に気づいてしまったのでしょう。こうなるともうダメです。
少し成長した葉もお構いなく食べられる。
このサイズの小松菜で、次の成長点(若い葉)が食べられた個体は成長が止まって枯れてしまいます。ですから多分農家さんは薬剤を使わざるを得ないのでしょうね。 完全無農薬は家庭菜園でもかなり厳しいです。ミームオイルとか散布してますけど、ダンゴムシにとってはむしろ逆効果かも知れません。美味しい若い小松菜の葉がさらに美味しくなっているのかも知れません。実際にミームオイルを散布してから、被害が拡大しました。この辺りはもっと検証しないとなんとも言えませんが・・・。
そして菜園で最も強靭なのが・・・「シソ」です。ダンゴムシに見向きもされずにすくすくと成長していますw。
そんなわけで、生ごみ処理をされる際は十分な注意が必要です。臭いだけでは無かった・・・。やっぱり専用のコンポストでの処理が必要ですね。
ダンゴムシにはくれぐれもご注意を!
家庭菜園は大きな学びがありますね~今日に感謝。おおいなる自然の恵みに感謝。