ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

時間の無駄国会

2019年02月22日 | 通信-政治・経済

 腰痛克服の一環として年明け1月中旬から趣味であった散歩を再開した。以前は週末散歩であったが、久々再開の散歩は天気が良ければ2日連続3日連続でもやっている。歩いて体を元気にする算段だが、森の風、海の風に吹かれることも元気の元になる。
 ところが、このところ天気が悪く、2月に入って昨日まで1時間以上の散歩ができたのは5日間しかない。先週木曜日(14日)に浦添大公園を1時間半ほど歩いて以降、昨日21日まで買い物で10~30分歩く以外は歩いていない。散歩せずほとんど家にいる。家にいてブログの記事書きやら薬草の勉強やら写真整理などをしている。特にこの1週間は写真整理を主にやっている。パソコンに溜まっている植物動物写真の取捨選択。
 散歩をしないと体の調子が良くない。それに加え、パソコン作業を長くやると体の調子が悪くなる。目が痛くなる、首・肩が痛くなる、頭痛もしてくる。
 などという、私の体の調子はこの頁の話にあまり関係ないので置いといて、
 家にいる時、私はほとんどラジオを点けっ放しにし、聞くとは無しに聞いている。それでも時には「おっ」と思い、しばしパソコンの手を休めラジオに耳を傾けることもある。最近(ここ数ヶ月)では「異才発掘プロジェクト」、「発達障害」、「伊是名夏子」などに興味を持った。・・・これもこの頁の話にはあまり関係ないので置いといて、

 さて、このところ国会中継もたまに聴いている。聴いて文句言っている。昨日は「大臣が3分遅刻したくらいで審議拒否すんなよ」と、よく遅刻するウチナーンチュの私はブツブツ呟いた。その前に、私はけして短気な方ではないと思うのだが、質問に対する大臣等の答えにイライラしていた。例えば、「これはAということですか?」と訊く野党の議員に、「そうですねぇ・・・、Bということではないですね」というような答え方をする。質問に答えていない。議会が紛糾する。話が前に進まない。無駄に時間を潰している。
     
 「これはAということですか?」
 「そういうことです。」
 「であれば、こういうところに不備があると思いますが、いかが?」
 「あー、そうかもしれません。事務方と相談し、後日報告します。」
などという議論を経て、1つの法案が国民にとってより良い法案となる。そのための国会であり、そのための議員なのだと私は思っていた。・・・と、ここで気付いた。
 「国民にとってより良い法案」というのが私の勘違いであった。国民のための政治を基本姿勢としている政党であれば「国民にとってより良い法案」を目指すであろうが、「国にとって良い法案」を目指す政府にとっては必ずしもそうとはならないみたいである。

 他所の国の国会審議はどうなんだろう、少なくとも日本の国会審議は、少なくとも私は聞いていてイライラする。話がなかなか前に進まないのでイライラするのだが、与党議員が質問者である場合も、時に私はムカッとしている。疑問を問う、不備を問うのでなければ、ヨイショ質問だけなら質問に立つな、時間の無駄、その時間を野党に譲れ、疑問に答え、不備を確認したら修正に応じ、国会議員全員で「国民にとってより良い社会」作りに努力してチョーダイと、数日間国会中継を聴いて得た私の感想。ウヌゲーサビラ。
     

 記:2019.2.21 島乃ガジ丸