最近、ここ一ヶ月余、ほぼ毎日(それまでは週に1、2度)朝目覚めた時に血圧を計っている。血圧は上150、下90を超える日もあるが、概ねは正常値の範囲(上は140前後と少々高めだが、下は80前後)にある。なのに、何故毎日計っているのかというと脈拍数が異常だったのだ、連日70台、稀に80を超えることもあった。
2001年2月に血圧計を買って、翌3月から2008年7月までの長い期間、血圧をほぼ毎日計っていた。2001年1月、『血圧安定化計画』と名付け、上が140台、下が90台と高かった血圧、及び、70キロ(身長170センチ)あった体重の、それぞれの数値を下げるという計画を立て、ほぼ毎日血圧と体重を計っていた。
血圧と体重の数値を下げるために何をしたかというと、運動。出勤して、仕事が現場(肉体労働)の時は休むが、内勤(パソコン作業)の時は家に帰って腕立て伏せなどの筋力トレーニングをした。体重はすぐに減っていったが、血圧はあまり変わらない。
粗食少食も始めた。これも体重には影響を与えたと思う。血圧に変化が見え始めたのは2年ほど経った2003年から。2003年2月には上が140前後、下が90前後となり、体重もその頃には60~62キロまで落ちている。その後、玄米食なども始めたが、それらの数値はそれから長い期間ほとんど変わらず、2008年8月、「もういいや」と思って血圧を計るのも体重計に乗るのも「たまに」となった。
血圧計は血圧を計ると同時に脈拍数も計ってくれる。脈拍数は計り始めた当初からだいたい65前後で、60前後が続くこともよくあり、2011年1月から2013年1月までは60前後が続いていた。それが、今年2月から65前後となり、4月中旬から70台となった。「何で?」と疑問に思い、以降毎朝血圧計を使っている。
「何で脈拍数が多いのだ」と考える。そう言えば、恋もしていないのに胸が苦しいということがここ二ヶ月の間に4度あった。「あっ、心筋梗塞だ、動脈硬化とか動脈瘤とか血栓とかいうやつだ、心臓が無理してるんだ」と判断した。
そういえば、ここ数ヶ月休肝日が少ない。ここ一ヶ月を見ると、4月12日に休肝日があって、その後はずっと飲み続け5月8日になってやっと休肝日。また、ここ数ヶ月、筋力トレーニングをやった日も少ない。散歩もほとんどやっていない。
散歩と筋力トレーニングは置いといて、とりあえず今月から休肝日を少なくとも週1日は設けるようにした。でも、脈拍数70台は5月14日まで続いた。
しかし翌15日、脈拍数は一気に62まで下がり、以降は60前後(58~64)で推移している。何故そうなったか?思い当たることが一つある。
15日の朝、目が覚めて、トイレに行き用を足し、ベッドに戻って、仰向けになって深呼吸を10分ほどやった後、さらに30分ほどやったものがある。去年までは時々やっていたことだが、ここ数ヶ月はすっかり忘れていたこと。・・・瞑想。
瞑想の際の呼吸は深呼吸では無く無意識、つまり自然の呼吸。自然の呼吸をしながら同じ姿勢(私の場合は仰向けに寝る姿勢)を長く続けるだけ。手先足先、体の表面がジンジンしてくる。気が回っている感じ。瞑想は体調を整える効果があると思う。
記:2013.5.24 島乃ガジ丸