福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

不思議な日

2012-05-15 06:19:45 | 日記
福祉亭を運営していると、ふっと、不思議な日と出会うことがあります。
昨日も。

総会の準備もしなければ追いつかない・・
細かい箇所の手直しもある・・
幸い昨日は、厨房をお料理名人さんたちにおまかせできる日。
しかも、フロントで、うろうろしていても、空気が固まってしまって、周囲をはらはら、ひやひやさせることのない日。
あれもこれもの、別の仕事にとりかかるには、好い日。

総会前の事務的な仕事と、いくぶん、難渋している事案。
少しずつ、片づけていきました。
難渋している事案は、そうそう、良い答えが見つかるわけでもなく、頭からはずしました。
そうすると、反動のように、機嫌のよい空気が周囲に。
おもしろいものです。
空気のつくられかたは、おもしろいように、微妙です。
疲れている・・
気にかかることがある・・
一人の思いが、すぐ、みなに伝染してしまいがちです。
でも、何年かぶりの、久しぶりの友人の訪問があって、近況報告をしてくれたり、どこかお顔見知りの新しいかたの来店もあり・・で、いい感じの福祉亭でした。

ただ、胃は極度に最近の緊張で、薬を必要としていました。
だから、胃薬をもらいに出かけました
福祉亭をおまかせできる、のびやかな日です。

診療所は、午後の診察前ののんびり空気。
すぐ、お薬が出そうなので、待つことに。
待っていると、診察室に呼ばれました。
胃の具合と、薬を必要とする原因を尋ねてくださいました。
お気持ちが十分伝わる、思いがけない解決策になるかもしれない提案をしてくださいました。
ちょうど、川の支流がもう一度本流に戻るような提案でした。
もちろん、こちらの気持ちには気付かれず・・感じたままをお話ししてくださったのかとは、思いますが・・。

夜、数年ぶりに福祉亭立ち上げの頃の行政側の担当だったかたに電話をしてみました。
内科医先生の話もしてみました。
内科医先生の提案の見えない部分の話が出ました。
よく状況が見えました。
そして、福祉亭の悩みは、固有の悩みではないことがわかりました。
福祉亭が歩いてきたこの10年がどういう歩みだったのか・・を、一瞬にして、理解できるような話でした。
ハンドルの切り方と、アクセルの踏み方。
その評価はともかく、運営側のそれぞれが、様々な思いで、それぞれの道を辿ってきたことを思うことができました。
思いは、別々・・だったかもしれませんが、確実に歩んできたということだけは、揺るぎのないことです。
福祉亭の個性もかえって、素直に認識できました。

簡単にひとくくりしてみると、「市民の自立」の道筋だった・・ということになると思います。





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