福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

ホ~~ホヶッキョ

2021-03-17 06:19:14 | 日記
入居50周年の写真展を見に出かけた。
中学校から北公園にさしかかっていたら、ホ~~ホヶッキョと小さな鳴き声。
うん?耳を澄ます。
ホ~~ホヶッキョと、やっぱり聞こえてくる。
立ち止まってどの方向か耳を澄ますと、どうも、中学校の法面の立木辺りから。
何度も、かわいらしく、ホ~~ホヶッキョ。
春だ~~~!そうだ、春が来たんだ~~!
考えてみれば、昨日の気温は上昇して、襟巻きを外して、コートのボタンも外すほど。
コロナコロナで、感染者数ばかりが気になって、季節の移り変わりに気がついていたような、いないようなでしたから。
桜の木を見上げると、つぼみが、ふっくらと膨らんで開花の日を待っていました。
もうすぐ。

50周年写真展は、当時と今を対比させていてジツに圧巻。
福祉亭のボラさんも家族写真を出しておられ、家族に流れた50年を見せてくださっている。
昭和46年3月26日は、NTにとって特別の日。
よく記録されていたものです。
対比の写真は、一度街で撮影中のかたとお話したことがあったので、撮影者のお名前を見たり。
福祉亭ができる、はるかムカシの商店のつくりが、あまりに昭和そのままなので、びっくりしたり、うれしくなったり。
止まる車の型の古さと、汚れ。思わず、うふッ。
造成した街の坂道を上る豆粒のような人の列。
お一人おひとり、どんな夢を描いてその先の坂の上に建つ団地と呼ばれる新しい建物群を目指されたのだろうかと、思いを馳せる。
街の一日一日は、この街に人の声を生み、響かせ、弾ませ、たくさんの人生をスタートさせた。
NTには、NTの歴史が、一歩一歩刻まれてきたのですよね。
それが、確認できる。
NT建設に関わられた多くの人たちの夢と汗も。
一本一本人の手で植樹された木々の姿。
それぞれの想いの上に、今の姿がある。
写真を食い入るように見てしまう。







コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 5人減 | トップ | 忙しい »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事