福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

「一日一笑」の続き

2011-03-01 06:47:59 | 日記
みぞれまじりの昨日。
寒いさむい。
用事で外に出るたびに、「さむ~~い」と言っては、暖かい福祉亭に戻る。
ご利用はさすがに少ない。
おいしいと評判の若人塾のカレーの日なのに。
ちょっと、ざんねん。

なんだか、のんびり気分で、めったにはないご利用のみなさんとのおしゃべりタイム。
毎月、介護の経験談を「いきいき新聞」に寄せてくださり、介護の諸々、ご両親に対する愛情を力のある文章で、読むものを圧倒してくださるかた・・とも。
この3月号でおしまいと12月末に伝えられている。
いくら「一日一笑」の話をしても、どうも、表情が明るくならず、どこか、たけだけしい。
だいたい、いつも明るいファッションなのに、なんだか、黒っぽく、じみ~な洋服。

お帰りになった後、傍らにいたかたが、
「ちょっと前、ターミナルケアに入られ、つらい・・と言っていたよ」
「だから、もう、原稿書けなくなったんだって。ターミナルケアって、もうすぐということでしょう?」
うん・・と頷くしかない。

そうか、そういえば、ここ何日か、続けてみえていなかった。
病院に行っていたと話していらした・・
今日は、なんだか挑むような、深いまなざしだったなあ・・
お別れが迫っているんだ・・
あ~、そうじゃなくて、もしかして・・・・と、やっと、事の重大さに気づく。

みなで、気にかけていた9階のお部屋も、最近、明かりがつかなくなった。
病院にでも、入られたのかなあ・・
12月頃にお目にかかった時の、生気をなくされた姿が、なんだか、また、思い出される。

福祉亭は亡くなる人が多い・・と、誰かが、言ったと、誰かから聞いたことがある。
それは、しかたのないことですよね。
誰のせいでもないし、私たちの力不足って、ことでもないし。



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